| 薬師丸ひろ子 やくしまる ひろこ / Hiroko Yakushimaru | |
|---|---|
| 本名 | 薬師丸博子(読みは同じ) |
| 誕生日 | 1964年6月9日 |
| 年齢 | 62歳 |
| 出身地 | 東京都 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 玉川大学 |
| ジャンル | 映画、テレビドラマ、歌手 |
| 活動期間 | 1978年 - |
| デビューアルバム | 1978年 映画『野性の証明』(女優)、1981年 シングル「セーラー服と機関銃」(歌手) |
| 身長 / 体重 | 154.5 cm / ― kg |
| 血液型 | A |
| 事務所 | オフィス・メル(1985年 - )、角川春樹事務所(1978年 - 1985年) |
| 代表作 | 『セーラー服と機関銃』、『探偵物語』、『Wの悲劇』、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『あまちゃん』、『エール』 |
| 関連活動 | 歌手(ビクターエンタテインメント所属) |
| その他 | ブルーリボン賞主演女優賞(『Wの悲劇』)、毎日映画コンクール田中絹代賞(2024年) |
| リンク | 薬師丸ひろ子 SPECIAL SITE(ビクター) |
概要[編集]
薬師丸ひろ子(やくしまる ひろこ、1964年6月9日 - )とは、東京都出身の女優・歌手である。13歳で角川映画『野性の証明』に抜擢され、『セーラー服と機関銃』の「カ・イ・カ・ン」で1980年代の角川映画ブームの顔になった。主題歌も次々ヒットさせ、近年は『ALWAYS 三丁目の夕日』や『あまちゃん』などで「日本の母」役の第一人者に。2026年に歌手活動45周年を迎えた。
詳細[編集]
13歳、高倉健の相手役に[編集]
芸能界入りのきっかけは、1977年末から始まった角川映画『野性の証明』のヒロイン・長井頼子役のオーディション。本人の知らないところで応募されていたとされ、当時13歳の中学生だった。役の設定よりも年上だったが、審査員を務めた角川春樹が強く推したことで合格。1978年、高倉健の相手役として銀幕デビューを果たした。
「お父さん、怖いよ。何か来るよ。大勢でお父さんを殺しに来るよ」という頼子のセリフは当時のCMで繰り返し流れ、無名の少女はいきなり全国区になった。薬師丸は角川春樹事務所が初めて専属契約を結んだ俳優でもある。同作には若き日の舘ひろしも出演している。
「カ・イ・カ・ン」で社会現象に[編集]
1980年、相米慎二監督の『翔んだカップル』で映画初主演。そして1981年12月公開の『セーラー服と機関銃』が決定打になった。亡くなった父の跡を継いで弱小ヤクザ組織の組長になってしまった女子高生・星泉が、機関銃を乱射した直後につぶやく「カ・イ・カ・ン」は、流行語どころか日本映画史に残る名場面になっている。
この場面の撮影では、火薬で割れたガラスの破片が左頬を切り、出血しながらも演技を続けたという逸話が有名である。「アドリブだったのでは」とよく言われるが、本人は台本どおりのセリフだったと明言している。公開当時の人気はすさまじく、大阪で予定されていた舞台挨拶はファンが殺到して中止になったほどだった。
映画と主題歌が一緒に売れた時代[編集]
『セーラー服と機関銃』では主題歌も自ら歌い、これがオリコン1位の大ヒット。以降、主演映画の主題歌を本人が歌い、映画もレコードも同時に売れるという角川映画ならではの「メディアミックス」の象徴になった。1983年の『探偵物語』(松田優作共演)は配給収入28億円を記録し、主題歌「探偵物語」も1位を獲得している。
人気絶頂の1982年には、大学受験を理由に休業を宣言して世間を驚かせた。当時のトップアイドルとしては異例の判断で、休業は約1年半に及んだ。復帰後に玉川大学へ進学し、学業と仕事を両立させながら『Wの悲劇』(1984年)で女優としての評価を決定的なものにした。
「日本のお母さん」への転身[編集]
1985年に角川春樹事務所から独立してからは、出演本数を絞りながらも着実にキャリアを重ねた。40代に入った2000年代からは、宮藤官九郎脚本の『木更津キャッツアイ』の先生役、ドラマ『1リットルの涙』の母親役、そして山崎貴監督の『ALWAYS 三丁目の夕日』の鈴木トモエ役と、温かくてどこか可笑しみのある大人の女性役で再ブレイクした。
2013年の連続テレビ小説『あまちゃん』では、かつて一世を風靡した大女優・鈴鹿ひろ美を演じた。「アイドル映画で売れた往年のスター」という、本人の経歴と重なる役どころがメタ的に話題になり、劇中歌「潮騒のメモリー」も大きな反響を呼んだ。以降、『アンナチュラル』『エール』『最愛』など、主人公の母親役で作品を引き締める存在として欠かせない女優になっている。
経歴[編集]
1978年 - 1981年:デビューと角川映画のヒロイン[編集]
1978年、『野性の証明』で映画デビュー。翌1979年には高校受験のため一時活動を休み、同年TBS系のドラマ『装いの街』に出演した。角川映画『戦国自衛隊』(1979年)にはカメオ出演している。
1980年に相米慎二監督の『翔んだカップル』で映画初主演。1981年には大林宣彦監督の『ねらわれた学園』に主演し、同年12月に再び相米監督と組んだ『セーラー服と機関銃』が公開された。相米監督は「どこが悪いのか」と聞かれても「おまえが考えろ」と突き放す厳しい演出で知られ、極寒の採石場での撮影は相当過酷だったとされるが、薬師丸本人は監督を深く慕っていた。
1982年 - 1985年:休業、『探偵物語』『Wの悲劇』、独立[編集]
1982年、大学受験のための休業を発表。約1年半のブランクを経て、1983年7月公開の『探偵物語』(根岸吉太郎監督、赤川次郎原作)で復帰した。同作は薬師丸主演の角川映画で最大のヒットとなり、興行収入は51億円にのぼったとされる。同年には深作欣二監督の大作『里見八犬伝』で静姫を演じた。
1984年は森田芳光監督の『メイン・テーマ』、そして澤井信一郎監督の『Wの悲劇』に主演。劇団の研究生が、大女優のスキャンダルの身代わりを引き受けてのし上がっていく物語で、薬師丸は「女優を演じる女優」として高い評価を得た。この作品でブルーリボン賞主演女優賞を受賞。授賞式では「芸域を広げたい」と語り、のちに『Wの悲劇』で「燃えつきた」ために一度は引退も考えたと明かしている。
1985年3月26日、角川春樹事務所から独立。同月に個人事務所「オフィス・メル」を設立し、以後は完全フリーの立場で活動している。各事務所の争奪戦が起きたとも報じられたが、本人は個人事務所を選んだ。角川春樹は独立に際し「わかった。でも、もったいないぞ」「やりたくなったら、またいつでも始めろよ」と送り出したという。
1986年 - 1990年代:大人の女優へ[編集]
独立後は『野蛮人のように』(1985年)、『紳士同盟』(1986年)、『ダウンタウン・ヒーローズ』(1988年)、『レディ! レディ READY! LADY』(1989年)、『病院へ行こう』(1990年)、『タスマニア物語』(1990年)などに出演。『きらきらひかる』(1992年)では高崎映画祭の最優秀主演女優賞を受けた。歌手としても1980年代後半からオリジナルアルバムを毎年のように発表し、全国ツアーを行っている。
私生活では1991年1月、安全地帯のボーカル・玉置浩二との結婚を発表したが、1998年に離婚を発表した。1997年にはフジテレビ系『ミセスシンデレラ』で18年ぶりに連続ドラマへ出演し、ザテレビジョンドラマアカデミー賞の主演女優賞を受賞。同年、NHKのドラマ『熱の島で〜ヒートアイランド東京〜』にも出演した。
2000年代:脇役で再ブレイク[編集]
2002年、TBSテレビ系の『木更津キャッツアイ』に出演し、宮藤官九郎作品との縁が始まる。2005年にはフジテレビ系『1リットルの涙』で難病と闘う娘(沢尻エリカ)を支える母を演じ、同年の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』では東京の下町で自動車修理工場を営む一家の母・トモエを好演。キネマ旬報ベスト・テンの助演女優賞などを受賞し、「母親役の薬師丸」のイメージが定着した。
『ALWAYS』シリーズは『続・三丁目の夕日』(2007年)、『三丁目の夕日'64』(2012年)と続いた。2009年にはドラマ『戦場のメロディ』で歌手・渡辺はま子を演じ、劇中歌も担当している。2010年の映画『今度は愛妻家』では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。
2010年代:あまちゃん、紅白初出場、大河[編集]
2013年、『あまちゃん』で初めて朝ドラに出演。演じた鈴鹿ひろ美は「実は音痴」という設定で、往年のファンほど複雑な気持ちで見守ることになったが、最終週に本来の歌声を披露すると大きな反響が起きた。役作りにあたって東日本大震災の被災地を訪れた薬師丸は、「潮騒のメモリー」を犠牲者への追悼の賛美歌のように歌いたいと考え、メロディーとテンポを変えて歌うことを自ら提案したという。
この年の大みそかは『あまちゃん』の特別編で鈴鹿ひろ美として「潮騒のメモリー」を歌い、翌2014年の第65回NHK紅白歌合戦に歌手として正式に初出場した。歌手デビューから33年目のことで、松任谷由実が作曲した「Woman "Wの悲劇"より」を歌唱。2016年には『富士ファミリー』で小泉今日子と主演を務め、2017年には映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』に出演。2018年の『アンナチュラル』では石原さとみ演じる主人公・三澄ミコトの母を演じた。
2019年には宮藤官九郎脚本の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に出演し、デビュー41年目にして初の大河出演となった。前年の映画『コーヒーが冷めないうちに』(2018年)では、記憶を失っていく女性・高竹佳代を演じている。
2020年代:エール、最愛、田中絹代賞[編集]
2020年、2度目の朝ドラ『エール』でヒロインの母・関内光子を演じ、劇中で讃美歌も歌った。同年10月には、角川春樹が「最後の監督作」とした映画『みをつくし料理帖』に出演し、デビュー時の恩人との仕事が話題になった。2021年はTBS系『最愛』で吉高由里子演じる主人公の運命に関わる企業経営者・真田梓を演じた。同年の第72回NHK紅白歌合戦には2度目の出場を果たし、再び「Woman "Wの悲劇"より」を歌っている。
2022年は阿部寛主演の映画『とんび』、ドラマ『拾われた男 LOST MAN FOUND』に出演。2023年の第74回NHK紅白歌合戦では「テレビ放送70年 特別企画」に登場し、「セーラー服と機関銃」を歌唱した。2024年2月には第78回毎日映画コンクールで田中絹代賞を受賞。同年夏は映画『ブルーピリオド』で主人公を美術の道へ導く美術教師・佐伯昌子を、満島ひかり主演の『ラストマイル』では『アンナチュラル』と同じ三澄夏代役を演じ、シリーズファンを喜ばせた。
2025年 - 2026年:歌手45周年[編集]
歌手としては2022年の40周年ツアー以降、毎年全国ツアーを開催。2024年は1月に6年ぶりのオリジナルアルバム『Tree』を発売し、3つのツアーで計26公演を行った。2025年は「Concert Tour 2025 〜はるか〜」で20公演を回り、11月29日の東京国際フォーラム ホールA公演は映像・音源作品『薬師丸ひろ子 2025コンサート』として2026年9月2日に発売された。
2026年は歌手活動45周年。9月4日の千葉・市川公演から11月29日の東京国際フォーラム ホールAまで、18都市21公演の「Concert Tour 2026 〜明日が来る〜」を開催中で、1ツアーの公演数としては1987年の「星紀行」ツアーに並ぶ最多タイとなる。11月21日には、代表曲10曲をフルオーケストラで新録した初のオーケストラベスト『ORCHESTRAL JEWELS』を発売予定。
女優としては、12月25日公開の映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(瀬々敬久監督)に出演。名曲「上を向いて歩こう」誕生の裏側を描く作品で、薬師丸は仲野太賀演じる坂本九の母・大島いくを演じる。共演には阿部寛、大森元貴、幾田りららが名を連ねる。10月23日には日本テレビ系『金曜ロードショー』で『ALWAYS 三丁目の夕日』が放送され、ゴジラ-1.0の山崎貴監督の原点として改めて注目を集めた。
角川三人娘[編集]
1980年代の角川映画を象徴する言葉が「角川三人娘」。薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子の3人を指す。角川映画が開いた大型新人オーディションで、渡辺典子がグランプリ、原田知世が特別賞を受賞したことをきっかけに、先輩格の薬師丸と合わせてこう呼ばれるようになった。
3人に共通するのは、主演映画の主題歌を本人が歌い、映画とレコードを同時にヒットさせるという角川流の売り出し方である。原田知世は『時をかける少女』、渡辺典子は『晴れ、ときどき殺人』などで主演と主題歌を担当した。中でも薬師丸は『セーラー服と機関銃』『探偵物語』『メイン・テーマ』『Wの悲劇』と4作連続で映画・主題歌ともに大ヒットさせており、三人娘の筆頭格とされる。
角川映画は、出版社の角川書店(現・KADOKAWA)が「読んでから見るか、見てから読むか」のキャッチコピーで原作本と映画を同時に売り込んだメディアミックス戦略で知られる。薬師丸の作品も『セーラー服と機関銃』(赤川次郎)、『探偵物語』(同)、『Wの悲劇』(夏樹静子)とすべて原作小説があり、本・映画・レコードがセットで売れる黄金時代をつくった。同時期に人気を競った松田聖子との関係について、本人は「対抗意識はありません」と語っている。
歌手活動[編集]
透明な歌声と名作家陣[編集]
薬師丸の歌は、ささやくような柔らかい高音が特徴。1980年代のアイドル歌謡としては珍しく、20歳前後の女性が歌うにはかなり大人びたミディアムテンポの曲が中心で、作家陣も来生えつこ・来生たかお、松本隆、大瀧詠一、南佳孝、松任谷由実(呉田軽穂名義)、筒美京平と豪華だった。アルバム『古今集』(1984年)には竹内まりやが書き下ろした「元気を出して」が収められ、のちに竹内本人もセルフカバーしている。中島みゆきの「時代」のカバーも知られる。
シングル総売上は約396万枚、アルバムを合わせると約585万枚とされる。当時の曲を今も原曲キーに近い形で無理なく歌えるのは、彼女の声の特徴に合わせて作られた曲が多いからだ、という評もある。1998年の『-恋文-LOVE LETTER』のあと長い空白期間もあったが、2013年のカバーアルバム『時の扉』を機に歌手活動を本格的に再開。2018年に20年ぶりのオリジナルアルバム『エトワール』、2024年に『Tree』を発表し、『Tree』では自ら作詞した「時の道標」も収録した。
主なシングル[編集]
| 発売年 | タイトル | 備考 |
|---|---|---|
| 1981年 | セーラー服と機関銃 | デビュー曲。作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお。オリコン1位 |
| 1983年 | 探偵物語 | 作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一。オリコン1位 |
| 1984年 | メイン・テーマ | 作詞:松本隆、作曲:南佳孝。オリコン2位 |
| 1984年 | Woman "Wの悲劇"より | 作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(松任谷由実)。オリコン1位、紅白で2度歌唱 |
| 1985年 | あなたを・もっと・知りたくて | 作詞:松本隆、作曲:筒美京平。電話会社のCMソング |
| 1986年 | 紳士同盟 | 同名主演映画の主題歌 |
| 1989年 | 語りつぐ愛に | |
| 1990年 | 手をつないでいて | |
| 1991年 | 風に乗って | |
| 1997年 | 交叉点 〜そう それがそう〜 | |
| 2000年 | Love holic | |
| 2011年 | 僕の宝物 | |
| 2018年 | ここからの夜明け | アルバム『エトワール』収録曲 |
| 2023年 | 時の道標 | 配信先行。本人作詞 |
主なアルバム[編集]
- 古今集(1984年) - 約47万枚を売り上げた代表作
- 夢十話(1985年)
- 花図鑑(1986年)
- 星紀行(1987年)
- Sincerely Yours(1988年)
- LOVER'S CONCERTO(1989年)
- Heart's Delivery(1990年)
- PRIMAVERA(1991年)
- -恋文-LOVE LETTER(1998年)
- 時の扉(2013年) - カバーアルバム
- Cinema Songs(2016年) - 映画音楽のカバーアルバム
- Best Songs 1981-2017(2017年) - ライブアルバム
- エトワール(2018年) - 20年ぶりのオリジナルアルバム
- Tree(2024年) - 6年ぶりのオリジナルアルバム
- ORCHESTRAL JEWELS(2026年) - 歌手45周年記念のオーケストラベスト
紅白歌合戦[編集]
| 年 | 回 | 歌唱曲 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2013年 | 第64回 | 潮騒のメモリー | 『あまちゃん』特別編で鈴鹿ひろ美として歌唱(出場歌手としての扱いではない) |
| 2014年 | 第65回 | Woman "Wの悲劇"より | 正式に初出場。ピアノ伴奏は松谷卓 |
| 2021年 | 第72回 | Woman "Wの悲劇"より | 2回目の出場 |
| 2023年 | 第74回 | セーラー服と機関銃 | テレビ放送70年 特別企画 |
主な出演作[編集]
映画[編集]
| 公開年 | 作品 | 役 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1978年 | 野性の証明 | 長井頼子 | 映画デビュー、高倉健と共演 |
| 1980年 | 翔んだカップル | 山葉圭 | 映画初主演、相米慎二監督 |
| 1981年 | ねらわれた学園 | 三田村由香 | 大林宣彦監督 |
| 1981年 | セーラー服と機関銃 | 星泉 | 主演・主題歌 |
| 1983年 | 探偵物語 | 新井直美 | 松田優作と共演 |
| 1983年 | 里見八犬伝 | 静姫 | 深作欣二監督 |
| 1984年 | メイン・テーマ | 小笠原しぶき | 森田芳光監督 |
| 1984年 | Wの悲劇 | 三田静香 | ブルーリボン賞主演女優賞 |
| 1986年 | 紳士同盟 | 主演・主題歌 | |
| 1990年 | タスマニア物語 | ||
| 1992年 | きらきらひかる | 高崎映画祭最優秀主演女優賞 | |
| 2005年 | ALWAYS 三丁目の夕日 | 鈴木トモエ | 以降シリーズ計3作 |
| 2010年 | 今度は愛妻家 | 北見さくら | 日本アカデミー賞優秀主演女優賞 |
| 2017年 | DESTINY 鎌倉ものがたり | 堺雅人主演、山崎貴監督 | |
| 2017年 | 8年越しの花嫁 奇跡の実話 | 佐藤健・土屋太鳳主演。日本アカデミー賞優秀助演女優賞 | |
| 2018年 | コーヒーが冷めないうちに | 高竹佳代 | 有村架純主演 |
| 2020年 | みをつくし料理帖 | 芳 | 角川春樹監督 |
| 2022年 | とんび | 阿部寛主演 | |
| 2022年 | 川っぺりムコリッタ | 声の出演 | |
| 2024年 | ブルーピリオド | 佐伯昌子 | 美術教師役 |
| 2024年 | ラストマイル | 三澄夏代 | 満島ひかり主演 |
| 2026年 | SUKIYAKI 上を向いて歩こう | 大島いく | 12月25日公開予定、瀬々敬久監督 |
テレビドラマ[編集]
- 装いの街(1979年、TBS)
- ミセスシンデレラ(1997年、フジテレビ) - 主演
- 熱の島で〜ヒートアイランド東京〜(1997年、NHK)
- 木更津キャッツアイ(2002年、TBSテレビ)
- 1リットルの涙(2005年、フジテレビ) - 主人公の母
- 戦場のメロディ(2009年) - 渡辺はま子
- Q10(2010年、日本テレビ)
- あまちゃん(2013年、NHK連続テレビ小説) - 鈴鹿ひろ美
- 富士ファミリー(2016年・2017年、NHK) - 小国鷹子
- 百合子さんの絵本 〜陸軍武官・小野寺夫婦の戦争〜(2016年、NHK) - 小野寺百合子
- アンナチュラル(2018年、TBS) - 三澄夏代
- いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年、NHK大河ドラマ)
- エール(2020年、NHK連続テレビ小説) - 関内光子
- 最愛(2021年、TBS) - 真田梓
- 拾われた男 LOST MAN FOUND(2022年) - 山村ひろ子
- キッチン革命(2023年) - 香美綾子(壮年期)
ナレーション[編集]
- 赤めだか(2015年、TBS) - 放送文化基金賞テレビドラマ部門最優秀賞を受賞した作品
受賞歴[編集]
- ブルーリボン賞 主演女優賞(『Wの悲劇』)
- 日本アカデミー賞 話題賞 俳優部門
- 高崎映画祭 最優秀主演女優賞(『きらきらひかる』)
- ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(『ミセスシンデレラ』、1997年)
- 放送文化基金賞 女優演技賞(1997年)
- キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(2005年、『ALWAYS 三丁目の夕日』ほか)
- 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『今度は愛妻家』)
- 放送ウーマン賞2013
- 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(『8年越しの花嫁 奇跡の実話』)
- 毎日映画コンクール 田中絹代賞(2024年)
人物[編集]
- 挨拶は「こんばんは」:デビュー当時、業界では夜でも「おはようございます」と挨拶するのが慣習だったが、薬師丸は夜は「こんばんは」、仕事終わりは「さようなら」と普通の挨拶を通していたという。業界の慣習を教えられても、日常で覚えた挨拶を続けると答えたとされる。
- 裏方志向:10代の頃から「女優より裏方がやりたい」「お弁当運びをやってみたい」と語っていたというエピソードがある。人気絶頂で大学受験のために休業した決断も、こうした「普通の生活」志向の表れとして語られることが多い。
- 相米慎二への思い:デビュー初期に2本の主演作を撮った相米監督の演出は厳しかったが、本人は監督を慕い続けた。ロケで何時間も待たされた際に、冗談交じりに監督への悪態を叫んだという伝説も残っている。
- 角川春樹との縁:独立の際も、春樹から「もったいないぞ」と言われ続けていたという。それでも20歳ごろ、「続けないのがもったいない」とは思わなくなったと語っている。独立から35年後の2020年、春樹の最後の監督作『みをつくし料理帖』に出演した。
- 高倉健との思い出:デビュー作で相手役を務めた高倉健について、2016年には健さんとの思い出を語る音楽番組の特集に出演している。
余談[編集]
- 『セーラー服と機関銃』のラストシーンで新宿の送風口の上でスカートがふわりと舞う場面は、マリリン・モンローの『七年目の浮気』を意識した演出とされる。
- 『あまちゃん』放送当時、劇中歌「潮騒のメモリー」の歌詞やタイトルが『セーラー服と機関銃』とリンクしているのでは、とテレビで指摘され、ネット上で盛り上がった。
- 1986年には『里見八犬伝』の宣伝で台湾を訪れ、現地の取材に英語で応じたという。
- 1989年にはサハリンを縦断するテレビ番組に出演したこともある。
- 2026年のツアーの21公演は、1987年の「星紀行」ツアーと並んで、1ツアーとしては自身最多タイの公演数となる。
- 2024年に高倉健主演の『野性の証明』がUHD化された際も、デビュー作として改めて注目された。