| 仲野太賀 Taiga Nakano | |
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第37回東京国際映画祭レッドカーペット(2024年)(出典:Wikimedia Commons「Nakano Taiga from "11 Rebels" at Red Carpet of the Tokyo International Film Festival 2024 (54577682191).jpg」・CC BY 2.0) | |
| 本名 | 中野太賀(なかの たいが) |
| 誕生日 | 1993年2月7日 |
| 年齢 | 33歳 |
| 出身地 | 東京都杉並区 |
| 国籍 | 日本 |
| ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 |
| 活動期間 | 2006年 - |
| 家族 | 中野英雄(父)、兄 |
| 身長 / 体重 | 168cm cm / ― kg |
| 血液型 | A型 |
| 事務所 | スターダストプロモーション |
| 代表作 | 『ゆとりですがなにか』『すばらしき世界』『十一人の賊軍』『虎に翼』『豊臣兄弟!』 |
| 関連活動 | 『仲野太賀のPodcast』、MIDNIGHT PIZZA CLUB |
| その他 | 旧芸名:太賀(2019年6月まで) |
概要[編集]
仲野太賀(なかの たいが、1993年2月7日 - )とは、日本の俳優である。東京都出身、スターダストプロモーション所属。父は俳優の中野英雄。2019年6月までは「太賀」の芸名で活動していた。個性派の脇役として長く評価を積み上げ、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主演を務めている。
詳細[編集]
13歳だった2006年に芸能界入りし、同年12月22日放送のドラマ『新宿の母物語』で俳優デビュー。10代から映画・ドラマ・舞台に途切れなく出演し、主演よりも「主人公の隣にいる印象的な人物」を演じる機会が多かったことから、長く「名バイプレーヤー」として知られてきた。2016年の『ゆとりですがなにか』で演じた"ゆとりモンスター"山岸ひろむ役で広く顔が知られるようになり、2021年の映画『すばらしき世界』で映画賞の助演男優賞を相次いで受賞。2024年は映画『十一人の賊軍』でダブル主演、連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインの夫・佐田優三を演じ、2026年にはついに大河ドラマの主役に立った。
年齢・身長は?[編集]
1993年2月7日生まれで、2026年9月時点で33歳。所属事務所の公表プロフィールによる身長は168cm、血液型はA型。
改名の理由[編集]
2019年6月24日、芸名を「太賀」から「仲野太賀」に改めた。本名の「中野」を基にしつつ、「仲間との出会いが俳優人生の財産」という実感から「仲」の字を選んだとされる。
経歴[編集]
デビューまで[編集]
小学生の頃にドラマ『WATER BOYS』を見て感動し、主演の山田孝之に憧れたことが俳優を志すきっかけだった。2007年公開の映画『バッテリー』に出演した際、共演した林遣都が山田と同じ事務所だったことから、関係者に直談判してスターダストプロモーションと契約したというエピソードが知られている。2007年には大河ドラマ『風林火山』に上杉龍若丸役で初出演。2008年10月公開の映画『那須少年記』でオーディションを経て初主演を果たした。
10代〜20代前半[編集]
2009年『天地人』、2011年『江〜姫たちの戦国〜』(豊臣秀頼役)、2013年『八重の桜』と大河ドラマに継続して出演。映画では2012年の『桐島、部活やめるってよ』で小泉風助役を演じ、同世代の若手俳優の中で注目される存在になった。2014年には第6回TAMA映画賞で菅田将暉とともに最優秀新進男優賞を受賞している。
2016年は転機の年となった。宮藤官九郎脚本のドラマ『ゆとりですがなにか』の山岸ひろむ役が大反響を呼び、同年の日曜劇場『仰げば尊し』でも個性的な生徒役を好演。さらに深田晃司監督の映画『淵に立つ』(第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞作)で第38回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した。深田監督は仲野の演技を「受容性がある」と評し、同作の役はあて書きだったとされる。
主演作の増加[編集]
2017年にはNHKのドラマ『1942年のプレイボール』で主演。2020年はテレビ東京『あのコの夢を見たんです。』で民放連続ドラマ初主演を務め、映画でも『生きちゃった』『泣く子はいねぇが』と主演作が続いた。2021年は西川美和監督・役所広司主演の『すばらしき世界』で主人公に寄り添うテレビディレクター・津乃田龍太郎を演じ、各映画賞の助演男優賞を受賞。同年はドラマ『コントが始まる』『#家族募集します』にも出演した。
2022年には坂元裕二脚本の『初恋の悪魔』で林遣都とダブル主演。2024年は宮藤官九郎脚本の『新宿野戦病院』で小池栄子とダブル主演し、映画『十一人の賊軍』では憧れの山田孝之とダブル主演を務めた。同作で第46回ヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞している。
大河ドラマ主演[編集]
2024年3月12日、2026年の大河ドラマ第65作『豊臣兄弟!』の主演に決定したことが発表された。演じるのは豊臣秀吉の弟・豊臣秀長で、秀吉役は池松壮亮。本人は主演決定を『十一人の賊軍』のロケ帰りの車中で知らされたといい、撮影の途中から「熱量が上がった」と語っている。
主な出演作[編集]
映画[編集]
- 2007年『バッテリー』(東谷啓太役)
- 2008年『那須少年記』(主演)
- 2009年『感染列島』(本橋研一役)
- 2012年『桐島、部活やめるってよ』(小泉風助役)
- 2014年『MONSTERZ モンスターズ』、『私の男』
- 2015年『あん』(陽平役)
- 2016年『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(主演・漣役)
- 2016年『淵に立つ』(山上孝司役)
- 2018年『50回目のファーストキス』(藤島慎太郎役)、『来る』(高梨重明役)
- 2020年『今日から俺は!!劇場版』(今井勝俊役)
- 2020年『生きちゃった』(主演・山田厚久役)、『泣く子はいねぇが』(主演・後藤たすく役)
- 2021年『すばらしき世界』(津乃田龍太郎役)
- 2021年『ONODA 一万夜を越えて』(鈴木紀夫役)
- 2022年『ある男』
- 2023年『ゆとりですがなにか インターナショナル』(山岸ひろむ役)、『愛にイナズマ』(落合役)
- 2024年『笑いのカイブツ』、『四月になれば彼女は』、『本心』、『十一人の賊軍』(主演・鷲尾兵士郎役)、『聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団』(十一面観音役)
- 2026年『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』、『開戦前夜』(樺島茂雄役)、『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(坂本九役、12月25日公開予定)
テレビドラマ[編集]
- 2007年『風林火山』(上杉龍若丸役)
- 2011年『江〜姫たちの戦国〜』(豊臣秀頼役)
- 2015年『恋仲』(金沢公平役)
- 2016年『ゆとりですがなにか』(山岸ひろむ役)
- 2016年『仰げば尊し』(高杢金也役)
- 2017年『1942年のプレイボール』(主演・野口二郎役)
- 2018年『今日から俺は!!』(今井勝俊役)
- 2019年『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(小松勝役)
- 2020年『あのコの夢を見たんです。』(主演・山里亮太役)
- 2021年『コントが始まる』(美濃輪潤平役)
- 2022年『初恋の悪魔』(主演・馬淵悠日役)
- 2024年『虎に翼』(佐田優三役)
- 2024年『新宿野戦病院』(主演・高峰享役)
- 2026年『豊臣兄弟!』(主演・小一郎/豊臣秀長役)
舞台[編集]
- 2019年『二度目の夏』
- 2021年『いのち知らず』(勝地涼とダブル主演)
- 2024年『峠の我が家』(主演)
受賞[編集]
- 2014年 第6回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞
- 2017年 第38回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『淵に立つ』)
- 2022年 第76回毎日映画コンクール 男優助演賞(『すばらしき世界』)
- 2022年 第45回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞(『すばらしき世界』)
- 2022年 第64回ブルーリボン賞 助演男優賞(『すばらしき世界』『ONODA 一万夜を越えて』『あの頃。』)
- 2022年 エランドール賞 新人賞
- 第30回橋田賞(『コントが始まる』『#家族募集します』)
- 2023年 第4回JAPAN PODCAST AWARDS ベストパーソナリティ賞(『仲野太賀のPodcast』)
- 2024年 GQ MEN OF THE YEAR 2024 ブレイクスルー・アクター賞
- 2025年 第46回ヨコハマ映画祭 主演男優賞(『十一人の賊軍』)
人物像[編集]
写真好き[編集]
幼少期からコンパクトデジタルカメラに親しみ、フィルムカメラも愛用する写真好き。2016年から2017年にかけては写真家の川島小鳥とコラボ連載を行い、2017年には雑誌『CUT』でカメラマンデビューを果たした。私家版写真集『道』の写真展も開いている。
ポッドキャストと旅[編集]
2022年11月から、ニッポン放送企画・制作の『仲野太賀のPodcast』をAudibleで配信しており、同番組で第4回JAPAN PODCAST AWARDSのベストパーソナリティ賞を受賞した。また、テレビディレクターの上出遼平、写真家の阿部裕介と旅のプロジェクト「MIDNIGHT PIZZA CLUB」を結成し、2024年12月には最初の旅をまとめた書籍『MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY』を講談社から刊行した。
交友関係[編集]
尊敬する俳優に山田孝之を挙げ、デビュー後に『MONSTERZ モンスターズ』『50回目のファーストキス』『十一人の賊軍』で共演を重ねている。菅田将暉、染谷将太、林遣都、間宮祥太朗らと親しいことでも知られる。
父・中野英雄との関係[編集]
父との関係は良好とされるが、演技が似てしまうことを避けるため、父の出演作はほとんど見ないと語っている。2005年には親子で旅番組『いい旅・夢気分』に出演し、2007年には父が監督・脚本を手がけた短編ドラマにも出演した。
私生活[編集]
2026年9月時点で、結婚について本人・事務所からの公式な発表はされていない。
海外の反応[編集]
主演・出演作のうち、『淵に立つ』はカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞し、2021年の『ONODA 一万夜を越えて』はフランスのアルチュール・アラリ監督による国際共同製作作品で、同映画祭「ある視点」部門のオープニング作品として上映された。仲野の出演作は海外の映画祭でも継続的に上映されてきた。
主演作『豊臣兄弟!』は英語タイトル「BROTHERS IN ARMS」として海外向けに配信・放送されており、英語版ウィキペディアでも父が「いつか大河ドラマで主演するように」と名付けたエピソードが紹介されている。ただしアジアドラマのレビューサイトなどでの反響はまだ限定的で、海外での知名度は日本映画・日本史ファンを中心とした範囲にとどまっている。
余談[編集]
- 名前の「太賀」は、父・中野英雄が「大河ドラマに出られるように」と願い、字を変えて付けたもの。中野は1994年放送の『徹子の部屋』でこの由来を明かしており、2024年11月5日の同番組でその映像を見た仲野は「ちょっと震えました」と語った。
- その父は『豊臣兄弟!』第21回に竹田城主・太田垣輝延役で出演し、親子共演が実現した。中野は出演を迷ったものの、息子に「やってよ」と言われて決めたという。
- 2011年の大河『江』では豊臣秀頼を演じており、15年後の主演作では秀頼の叔父にあたる秀長を演じている。
- 『豊臣兄弟!』のキービジュアルを撮影したのは、かつてコラボ連載を組んだ写真家・川島小鳥だった。
- 『虎に翼』で佐田優三を演じていた2024年5月、父・中野英雄がSNSに劇中の寅子と優三の"結婚写真"を投稿し、「可愛いお嫁さん」とファンから祝福の声が寄せられた。
- 映画『海を駆ける』の撮影前には2か月間インドネシア語を学び、現地の撮影現場では「太賀マンジャ」というあだ名でマスコット的な存在になっていたとされる。
- 『50回目のファーストキス』の撮影では、福田雄一監督が仲野のアドリブを気に入り台本を書き換えたというエピソードがある。