| 原田知世 はらだ ともよ / Tomoyo Harada | |
|---|---|
| 本名 | 原田知世 |
| 誕生日 | 1967年11月28日 |
| 年齢 | 58歳 |
| 出身地 | 長崎県長崎市 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 日出女子学園高等学校(現・目黒日本大学高等学校) |
| ジャンル | 映画、テレビドラマ、ポップス、ボサノヴァ、CM |
| 活動期間 | 1982年 - |
| デビューアルバム | 1982年 ドラマ『セーラー服と機関銃』(フジテレビ)、同年 シングル「悲しいくらいほんとの話」(歌手)、1983年 映画『時をかける少女』(映画初主演) |
| 家族 | 姉:原田貴和子(女優) |
| 血液型 | A型 |
| 事務所 | ショーンハラダ |
| 代表作 | 『時をかける少女』、『天国にいちばん近い島』、『早春物語』、『私をスキーに連れてって』、『紙屋悦子の青春』、『紙の月』(NHKドラマ)、『あなたの番です』、『スナック キズツキ』、『35年目のラブレター』 |
| 関連活動 | 歌手(バンド「pupa」ボーカル)、作詞(透影月奈名義を含む)、ナレーション |
| あだ名 | 知世ちゃん |
| その他 | 「角川三人娘」の一人。第7回日本アカデミー賞新人俳優賞・第26回ブルーリボン賞新人賞(いずれも『時をかける少女』) |
概要[編集]
原田知世(はらだ ともよ、1967年11月28日 - )とは、長崎県長崎市出身の女優・歌手である。1982年に角川映画の新人オーディションから芸能界入りし、翌1983年の映画『時をかける少女』で一躍トップアイドルに。薬師丸ひろ子・渡辺典子とともに「角川三人娘」と呼ばれた。90年代以降は鈴木慶一やトーレ・ヨハンソンらと組んだ良質なポップスで歌手としても独自の地位を築き、2019年の『あなたの番です』で新しい世代にも知られた。
詳細[編集]
「真田広之に会いたい」から始まったキャリア[編集]
芸能界入りのきっかけは、かなりミーハーな動機だった。中学生だった1982年、ファンだった真田広之に会いたい一心で、角川春樹事務所が開いた「角川映画大型新人女優募集」に応募。九州地区予選で角川春樹本人の目に留まり、本選の18人に残った。グランプリは渡辺典子に譲ったものの、審査員の強い推しで特別賞を受賞し、そのまま角川春樹事務所の専属となった。
同じ1982年7月には、薬師丸ひろ子主演で前年に大ヒットした映画のドラマ版『セーラー服と機関銃』(フジテレビ)で主演デビュー。主題歌「悲しいくらいほんとの話」で歌手デビューも同時に果たした。後番組の『ねらわれた学園』でも主演を務め、デビュー半年で「角川の次の看板」というポジションが固まっていった。
『時をかける少女』と角川三人娘[編集]
1983年、筒井康隆の小説を大林宣彦監督が映画化した『時をかける少女』で映画初主演。撮影時15歳で、舞台は広島県尾道市。大林の「尾道三部作」の2作目にあたり、角川春樹が前作『転校生』を見て、原田の初主演作を尾道で撮ってほしいと大林に依頼したことから生まれた企画とされる。
松任谷由実が書いた主題歌「時をかける少女」も大ヒットし、オリコン最高2位。エンドロールで劇中の場面に重ねて原田が主題歌を歌う演出も印象的だった。ブルーリボン賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞など新人賞を総なめにし、先輩の薬師丸ひろ子、オーディション同期の渡辺典子と並ぶ「角川三人娘」の末っ娘として、80年代アイドル映画の象徴的存在になった。
アイドルから「自分の音楽」を持つ歌手へ[編集]
1986年に角川春樹事務所から独立し、1987年には姉の原田貴和子と個人事務所「ショーンハラダ」を設立。同年の『私をスキーに連れてって』はスキーブームの火付け役となり、アイドル映画とは違うトレンディな大人の役で新境地を開いた。
一方で、本人が一番大きな転機に挙げるのが音楽である。1990年のシングル「Silby」から作詞とセルフプロデュースを始め、92年からは鈴木慶一(ムーンライダーズ)のプロデュースで3枚のアルバムを制作。「自分の考えを音楽で表現する方法を学んだ」と後に語っている。1997年にはカーディガンズを手がけたスウェーデンのプロデューサー、トーレ・ヨハンソンと組み、新しいファン層を獲得した。
50代で再ブレイクした「年を取らない人」[編集]
2000年代以降は映画・ドラマに出演しながら、ギタリストの伊藤ゴローと二人三脚で音楽活動を続けるマイペースな時期が続いた。そんな中で大きな話題になったのが、2019年の日本テレビ『あなたの番です』。51歳で、16歳下の田中圭と「年の差新婚夫婦」を演じ、ドラマは考察ブームとともに社会現象に。デビュー当時と印象が変わらない透明感が改めて注目され、「年を取らない」「奇跡の50代」といった声がネット上で相次いだ。
デビュー40周年の2022年を経て、2025年には笑福亭鶴瓶と夫婦役で共演した映画『35年目のラブレター』(東映)が公開。2026年には自身初のオーケストラ共演ステージを含むクラシックホールツアーを行い、2027年公開の木村大作監督作『腹をくくって』への出演も発表されている。
経歴[編集]
生い立ち[編集]
1967年11月28日、長崎県長崎市に生まれる。姉はのちに女優となる原田貴和子。2歳ごろから姉と一緒にバレエを習っていた。本人は、デビュー後に母と姉が長崎から上京して東京での生活を支えてくれたことを「活動を続ける大きな力になった」と振り返っている。家族そろって松任谷由実のファンで、デビュー当時に松任谷から楽曲提供を受けたときは家族全員で大騒ぎしたという。
1982年 - 1985年:角川映画の顔に[編集]
1982年、角川映画のオーディションで特別賞を受賞し、同年7月にドラマ『セーラー服と機関銃』で女優・歌手デビュー。1983年に日出女子学園高等学校へ入学し、学業と並行して主演映画の撮影をこなした。
1983年は『時をかける少女』の公開に加え、角川のアニメ映画『幻魔大戦』でタオ役の声を担当して声優にも初挑戦。ミュージカル『あしながおじさん』で舞台デビューも果たした。1984年は『愛情物語』『天国にいちばん近い島』と主演作が続き、映画と同名の主題歌「天国にいちばん近い島」で初のオリコン1位を獲得。1985年の『早春物語』では主題歌も歌い、同年末の第36回NHK紅白歌合戦に初出場した。
この時期、原田の映画は角川映画らしい「メディアミックス」の中心にあった。原作小説、主演映画、主題歌のレコードを同時に売り出す手法は、現在のKADOKAWAにつながる角川グループの成長期を支えたビジネスモデルでもある。
1986年 - 1989年:独立と『私スキ』[編集]
1986年に角川春樹事務所から独立し、1987年に姉と事務所「ショーンハラダ」を設立。同年、ホイチョイ・プロダクションズ原作・馬場康夫監督の『私をスキーに連れてって』で主演し、作中で流れた松任谷由実の楽曲とともにスキーブームを巻き起こした。同年の『黒いドレスの女』とあわせて高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞している。1989年には同じホイチョイ作品の『彼女が水着にきがえたら』に主演し、織田裕二と共演した。
1990年代:歌手・原田知世の確立[編集]
1990年、シングル「Silby」で透影月奈(とうえい るな)名義の作詞を始める。1992年の『GARDEN』、1994年のカバー集『カコ』、1995年の『Egg Shell』は鈴木慶一プロデュースの三部作で、ムーンライダーズ周辺のミュージシャンが参加した。
1997年、トーレ・ヨハンソンをプロデューサーに迎えたアルバム『I could be free』を発表。スウェーデン人ミュージシャンだけでバンドを組んだ国内ツアーも行い、新しいファン層をつかんだ。1998年の『Blue Orange』もトーレの全面プロデュースで、録音はスウェーデン・マルメのタンバリン・スタジオ。全曲を原田自身が作詞し、タイトルはマルメに実在する店の名前から取られたとされる。
女優としては1993年の大河ドラマ『琉球の風』(NHK)や、1998年の『落下する夕方』などに出演。『落下する夕方』では2度目となる高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞した。
2000年代:pupaと伊藤ゴロー[編集]
2000年代に入ると、ギタリスト・作曲家の伊藤ゴローとのコラボレーションが本格化し、ボサノヴァやアコースティックを基調にした落ち着いたサウンドが原田の音楽の軸になっていく。2026年時点で伊藤は「20年以上音楽面のパートナーを務める」存在と紹介されている。
2006年には黒木和雄監督の遺作となった『紙屋悦子の青春』に主演。2007年には高橋幸宏の誘いでバンド「pupa」に参加し、2008年に『floating pupa』、2010年に『dreaming pupa』を発表した。2009年にはアイスランドで録音したソロアルバム『eyja』を発売している。私生活では2005年にイラストレーターのエドツワキと結婚した。
2010年代:母親役と『あなたの番です』[編集]
2011年の連続テレビ小説『おひさま』、2018年の『半分、青い。』(ヒロインは永野芽郁)とNHK朝ドラで続けて母親役を演じた。2012年の映画『しあわせのパン』では北海道・洞爺湖畔でパンカフェを営む妻を演じ、原田らしい穏やかな役柄で人気を集めた。
2013年12月にエドツワキとの離婚を発表。2014年にはNHKドラマ『紙の月』に主演し、銀行の契約社員が横領に手を染めていく役で、清純派のイメージを裏切る演技を見せた。音楽面では2015年に洋楽の名曲をカバーした『恋愛小説』を発表し、以後シリーズ化。2017年にはデビュー35周年記念アルバム『音楽と私』を出し、1997年の名曲「ロマンス」を20年ぶりにセルフリメイクした。
2019年4月から9月まで、日本テレビ系日曜ドラマ『あなたの番です』に田中圭とダブル主演。秋元康企画・原案で、日テレの連続ドラマとしては『静かなるドン』以来25年ぶりの2クール放送だった。原田が演じた手塚菜奈は、年下夫・翔太(田中)を持つ「心優しく可愛らしい姉さん女房」。
2020年代:40周年と新世代とのコラボ[編集]
2021年は、テレビ東京のドラマ『スナック キズツキ』で主演し、12月には『あなたの番です 劇場版』(東宝配給)が公開。劇場版は「菜奈ではなく翔太が住民会に出ていたら」というパラレルワールドの物語で、横浜流星、西野七瀬らドラマ版キャストも再集結した。公開時には興行ランキング初登場1位を記録している。
デビュー40周年の2022年3月には、約3年半ぶりのオリジナルアルバム『fruitful days』を発売。先行シングル「ヴァイオレット」は川谷絵音(indigo la End、ゲスの極み乙女)の作詞・作曲・プロデュースで、高橋幸宏と鈴木慶一のユニットTHE BEATNIKS、高野寛、網守将平らも参加した。同年6月にはBunkamuraオーチャードホールで40周年ツアーを行っている。
2023年にはカバーアルバム『恋愛小説4』を発表。2024年11月には冬がテーマのミニアルバム『カリン』、2025年7月には夏がテーマの『アネモネ』を対になる形でリリースし、土岐麻子、能町みね子、原田郁子(クラムボン)ら新たな作家とも組んだ。2024年にはテレビ東京のドラマ『生きとし生けるもの』に出演している。
2025年以降の最新活動[編集]
2025年3月7日、笑福亭鶴瓶と夫婦役で初共演した映画『35年目のラブレター』(塚本連平監督、東映)が公開。読み書きができないまま大人になった夫が、妻へのラブレターを書くために夜間中学に通う実話がもとで、原田は妻・西畑皎子を演じた。関西弁の芝居には不安もあったが、「大人になってからでも何かを始めて、達成することができるのだと希望が持てるお話」と語っている。同年4月には、お笑いコンビ・バッテリィズと初共演したサントリー「オールフリー」の新CMが放送され、キャンプ場で昼寝中にエースから額に落書きされるという茶目っ気のある内容が話題になった。
2025年11月には大阪・東京で『カリン』『アネモネ』のリリースツアー、12月には恵比寿ザ・ガーデンホールで「恋愛小説Night」「Original Night」の2夜公演を開催。2026年2月公開のドキュメンタリー映画『カルテットという名の青春』ではナレーションを担当した。
2026年7月から8月にかけては「原田知世 Acoustic Ensemble Tour 2026」を全国5か所のクラシックホールで開催。伊藤ゴローが新旧の曲を電子楽器なしのアコースティック編成用に再アレンジし、ファイナルの8月31日・サントリーホール公演ではグランドフィルハーモニック東京と共演して、キャリア初のオーケストラ編成ステージを実現した。
2026年10月には、木村大作監督・山﨑賢人主演の時代劇映画『腹をくくって』(東映配給、2027年11月19日公開予定)への出演が発表された。山本周五郎の短編から着想を得た作品で、仲村トオル、柄本明らと並ぶ第2弾キャストとしての発表で、木村作品への出演はこれが初めてとなる。
主な出演作[編集]
映画[編集]
| 公開年 | 作品名 | 役名・備考 |
|---|---|---|
| 1983年 | 時をかける少女 | 芳山和子(映画初主演) |
| 1983年 | 幻魔大戦 | タオ(声) |
| 1984年 | 愛情物語 | 仲道美帆(主演) |
| 1984年 | 天国にいちばん近い島 | 桂木万里(主演) |
| 1985年 | 早春物語 | 沖野瞳(主演) |
| 1987年 | 黒いドレスの女 | 朝吹冽子 |
| 1987年 | 私をスキーに連れてって | 池上優(主演) |
| 1989年 | 彼女が水着にきがえたら | 田中真理子(主演) |
| 1991年 | 満月 MR.MOONLIGHT | 野平まり(主演) |
| 1998年 | 落下する夕方 | 坪田リカ(主演) |
| 2005年 | 姑獲鳥の夏 | |
| 2006年 | 紙屋悦子の青春 | 紙屋悦子(主演) |
| 2012年 | しあわせのパン | りえ(主演) |
| 2013年 | ペコロスの母に会いに行く | |
| 2020年 | 星の子 | 主人公の母 |
| 2021年 | あなたの番です 劇場版 | 手塚菜奈(主演) |
| 2025年 | 35年目のラブレター | 西畑皎子 |
| 2026年 | カルテットという名の青春 | ナレーション |
| 2027年(予定) | 腹をくくって |
テレビドラマ[編集]
- 1982年 - 『セーラー服と機関銃』(フジテレビ、主演)
- 1982年 - 『ねらわれた学園』(フジテレビ、主演)
- 1990年 - 『びいどろで候』(NHK、主演)
- 1993年 - 大河ドラマ『琉球の風』(NHK)
- 2011年 - 連続テレビ小説『おひさま』(NHK)
- 2014年 - 『紙の月』(NHK、主演)
- 2016年 - 『運命に、似た恋』(NHK、主演)
- 2018年 - 連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)
- 2019年 - 『あなたの番です』(日本テレビ、田中圭とダブル主演)
- 2021年 - 『スナック キズツキ』(テレビ東京、主演)
- 2021年 - 『真犯人フラグ』第8話(日本テレビ、ゲスト)
- 2024年 - 『生きとし生けるもの』(テレビ東京)
主なCM[編集]
- AGF「ブレンディ」(1995年 - 。自身が歌うCMソングでも知られる)
- JR東日本「JR SKISKI」(2017年 - 2018年)
- サントリー「オールフリー」(2025年、バッテリィズと共演)
音楽活動[編集]
主なシングル[編集]
- 「悲しいくらいほんとの話」(1982年) - デビュー曲
- 「時をかける少女」(1983年) - 作詞・作曲:松任谷由実、オリコン最高2位
- 「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」(1983年) - 松任谷由実作品
- 「天国にいちばん近い島」(1984年) - 初のオリコン1位
- 「早春物語」(1985年) - 第36回紅白歌合戦で歌唱
- 「ロマンス」(1997年/2017年セルフリメイク)
- 「ヴァイオレット」(2021年) - 川谷絵音プロデュース
主なアルバム[編集]
| 発売年 | タイトル | 備考 |
|---|---|---|
| 1992年 | GARDEN | 鈴木慶一プロデュース三部作の1作目 |
| 1994年 | カコ | 鈴木慶一プロデュースのカバー集 |
| 1995年 | Egg Shell | 鈴木慶一プロデュース |
| 1997年 | I could be free | トーレ・ヨハンソンプロデュース |
| 1998年 | Blue Orange | トーレ・ヨハンソンプロデュース、スウェーデン録音 |
| 2008年 | floating pupa | バンド「pupa」名義 |
| 2009年 | eyja | アイスランド録音 |
| 2014年 | noon moon | 伊藤ゴロープロデュース |
| 2015年 | 恋愛小説 | 洋楽カバー、以後シリーズ化 |
| 2017年 | 音楽と私 | デビュー35周年記念 |
| 2022年 | fruitful days | デビュー40周年記念 |
| 2023年 | 恋愛小説4 | カバーシリーズ第4弾 |
| 2024年 | カリン | 冬がテーマのミニアルバム |
| 2025年 | アネモネ | 夏がテーマのミニアルバム |
音楽性とコラボレーター[編集]
- 松任谷由実:デビュー期の代表曲「時をかける少女」「ダンデライオン」を提供。2021年には「守ってあげたい」を伊藤ゴローのアレンジで新たにカバーし、「ヴァイオレット」のカップリングと『fruitful days』に収録した。
- 鈴木慶一:90年代の三部作をプロデュース。2022年にはTHE BEATNIKSとして『fruitful days』に「アップデートされた走馬灯」を提供した。
- トーレ・ヨハンソン:スウェーデンの名プロデューサー。『I could be free』『Blue Orange』でスウェディッシュ・ポップの軽やかな音を持ち込んだ。
- 高橋幸宏:pupaのリーダー格として原田をバンドに誘った。
- 伊藤ゴロー:2000年代以降の音楽面のパートナー。ほぼすべての近作をプロデュースしている。
- 川谷絵音:「ヴァイオレット」以降、『カリン』の「カトレア」、『アネモネ』の「阿修羅のように」と3曲でタッグを組んでいる。
人物[編集]
性格・スタンス[編集]
本人はデビュー当時を振り返り、「10代の頃は周囲が敷いたレールを走るしかなかった」と語る一方、家族や高校時代の友人が自分の正直な気持ちを忘れさせなかったという。また、芸能界の最前線から少し距離を置いたことで「自分にとって心地よい場所を見つけられた」とも話しており、仕事を絞ってマイペースに活動を続けるスタイルは本人の意識的な選択でもある。
演技と音楽については「性質が異なるからこそ、両方やることで飽きずに続けられた」と話している。2020年の時点で発表したアルバムは26枚にのぼり、女優と歌手の両輪で40年以上走り続けている。
趣味[編集]
- ゴルフ:50歳の年に友人との旅行をきっかけに始め、姉の原田貴和子と一緒に熱中している。2025年の『35年目のラブレター』のイベントでは、挑戦したいことに「ゴルフの上達」を挙げ、「おばあちゃんになるまでやってみたい」と語った。
- 旅:小さなことで元気をもらえるものを探し、旅で心をリフレッシュしているという。アイスランド録音の『eyja』やスウェーデン録音の作品など、旅と音楽が結びつくことも多い。
年齢についての考え方[編集]
2020年に出演したTBS系『サワコの朝』では、40代を終えたときは「ああ50代か」と思ったものの、「意外とそこからが楽しい」と発言。ゴルフを通じて、年齢による衰えよりも「できることが増えていく」ことが自信になっていると話した。「年を取らない」と言われがちだが、本人の発言からは、若さを保つことより年齢を楽しむことに軸足があるように見える。
受賞歴[編集]
- 1983年 - 第8回報知映画賞 新人賞(『時をかける少女』)
- 1983年度 - 第26回ブルーリボン賞 新人賞(『時をかける少女』)
- 1983年 - 第5回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『時をかける少女』)
- 1984年 - 第7回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『時をかける少女』)
- 1985年 - 第7回ヨコハマ映画祭 主演女優賞(『早春物語』)
- 1988年 - 第11回日本アカデミー賞 話題賞(『私をスキーに連れてって』)
- 1988年 - 第2回高崎映画祭 最優秀主演女優賞(『黒いドレスの女』『私をスキーに連れてって』)
- 1999年 - 第13回高崎映画祭 最優秀主演女優賞(『落下する夕方』)
余談[編集]
- オーディションに応募した理由は「真田広之に会いたかったから」。角川映画のスターに会いたくて応募した少女が、角川映画の看板女優になった。
- 1983年の映画の主題歌「時をかける少女」は、松任谷由実が書いた曲。原田家は家族ぐるみのユーミンファンで、楽曲提供が決まったときは家中で大騒ぎになったという。
- 2017年の「ロマンス」のMVで自転車で駆け下りる鎌倉の坂道は、1985年の主演作『早春物語』でも使われた場所。鎌倉は10代の映画撮影の思い出の地だと本人がコメントしている。
- 『Blue Orange』のタイトルは、スウェーデン・マルメに実在する店名が由来とされる。
- 2026年には角川映画50周年記念プロジェクトとして『時をかける少女』の舞台化(2027年)が発表され、芳山和子役は乃木坂46の小川彩が務める。原田が演じた役が40年以上の時を経て舞台で引き継がれる形になる。
- 『あなたの番です』では「年の差夫婦」として田中圭と共演。2021年の劇場版公開時には、横浜流星と初共演した原田に田中が「ユニークなアドバイス」を送ったと報じられるなど、座組の仲の良さも話題になった。