| 阿部寛 Hiroshi Abe | |
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![]() 第30回東京国際映画祭オープニングセレモニーでの阿部寛(2017年)(出典:Wikimedia Commons「Abe Hiroshi from "Legend of the Demon Cat" at Opening Ceremony of the Tokyo International Film Festival 2017 (40203798571).jpg」・CC BY 2.0) | |
| 誕生日 | 1964年6月22日 |
| 年齢 | 62歳 |
| 出身地 | 神奈川県横浜市 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 中央大学理工学部電気工学科卒業 |
| ジャンル | 映画、テレビドラマ |
| 活動期間 | 1985年 - |
| 家族 | 妻(一般女性) |
| 身長 / 体重 | 189cm cm / ― kg |
| 血液型 | A型 |
| 事務所 | オフィスA |
| 代表作 | 『TRICK』『結婚できない男』『ドラゴン桜』『テルマエ・ロマエ』『下町ロケット』『VIVANT』 |
| 関連活動 | 元『メンズノンノ』専属モデル |
| その他 | 公式サイト「阿部寛のホームページ」は表示が非常に軽いことで有名 |
| リンク | https://abehiroshi.la.coocan.jp/ |
概要[編集]
阿部寛(あべ ひろし)とは、日本の俳優である。元『メンズノンノ』モデルから俳優に転身し、『TRICK』『結婚できない男』『ドラゴン桜』『下町ロケット』『VIVANT』など数々のヒット作に出演。映画『テルマエ・ロマエ』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。
詳細[編集]
1964年6月22日生まれ、神奈川県横浜市出身。身長189cm、血液型A型。中央大学理工学部電気工学科卒業という理系出身の俳優でもある。
20代でトップモデルとして人気を得たものの、俳優業では「二枚目役しか来ない」時期と仕事の激減を経験。2000年の『TRICK』で徹底した三枚目を演じたことで再ブレイクし、以後はコメディからシリアス、時代劇、古代ローマ人まで演じ分ける国民的俳優となった。特にTBS「日曜劇場」の主演常連として知られ、『新参者』『下町ロケット』『ドラゴン桜』シリーズ、『DCU』『キャスター』などで看板を背負ってきた。
2026年は『VIVANT』続編で公安警察・野崎守役を続投し、映画も公開・公開予定作が続くなど、60代に入ってなお第一線で活躍している。
経歴[編集]
メンズノンノモデル時代[編集]
中央大学在学中の1985年、「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、『メンズノンノ』の専属モデルとして活躍。雑誌の表紙を何度も飾るなど、当時の若者のカリスマ的存在となった。
1987年、南野陽子主演の映画『はいからさんが通る』の伊集院忍役で俳優デビュー。しかし、長身と整った容姿ゆえに「ありきたりな二枚目の役」しか与えられず、その後3年ほどは仕事に恵まれない低迷期を過ごしたとされる。
『TRICK』での再ブレイク[編集]
1990年代にはつかこうへい作品の舞台や時代劇への出演で演技の幅を広げ、2000年、テレビ朝日のドラマ『TRICK』で仲間由紀恵とダブル主演。自信過剰でビビりな物理学者・上田次郎を「徹底して三枚目」として演じたことが大当たりし、シリーズは連続ドラマ・スペシャル・劇場版へと拡大した。上田の決めゼリフや著書「なぜベストを尽くさないのか」はネタとして長く愛されている。
2000年代〜2010年代の快進撃[編集]
2001年にはフジテレビ『HERO』に検事・芝山貢役で出演。2005年のTBS『ドラゴン桜』では、落ちこぼれ高校生を東大合格へ導く元暴走族の弁護士・桜木建二を演じ、「バカとブスこそ東大へ行け」などのセリフが流行した。
2006年のフジテレビ『結婚できない男』では、偏屈で独身貴族の建築家・桑野信介を好演し、2019年には続編『まだ結婚できない男』も放送された。2010年のTBS『新参者』では東野圭吾原作の刑事・加賀恭一郎を演じ、映画『麒麟の翼』(2012年)、『祈りの幕が下りる時』(2018年)へ続くシリーズとなった。
2012年の映画『テルマエ・ロマエ』では、古代ローマの浴場設計技師ルシウスを演じ、日本人キャストがローマ人を演じるという設定がヒット。第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。2015年と2018年にはTBS日曜劇場『下町ロケット』で町工場の社長・佃航平を演じ、熱い経営者像で幅広い世代の支持を集めた。
2020年代[編集]
2021年、『ドラゴン桜』の16年ぶりの続編(通称『ドラゴン桜2』)で桜木建二を再演。2022年にはTBS日曜劇場『DCU』で水中捜査官を演じ、同年、ニューヨーク・アジアン映画祭でスター・アジア賞を日本人として初めて受賞した。
2023年は、TBS日曜劇場『VIVANT』で公安警察の野崎守を演じ、主演の堺雅人と並ぶ存在感を発揮。同年の大河ドラマ『どうする家康』では武田信玄を演じた。同年、デビュー以来在籍した茂田オフィスが閉鎖され、新たに設立されたオフィスAがマネジメントを引き継いだ。
2025年は主演作が相次いだ。2月に映画『ショウタイムセブン』でニュースキャスター・折本眞之輔を演じ、4月〜6月にはTBS日曜劇場『キャスター』で報道番組のメインキャスター・進藤壮一を主演。同作の最終回(6月15日)は世帯視聴率12.0%と二桁で締めくくった。7月には日台共同製作映画『キャンドルスティック』でAIを騙す天才ハッカー役、9月26日には主演映画『俺ではない炎上』でSNSで殺人犯に仕立て上げられる男・山縣泰介を演じた。11月13日配信のNetflixシリーズ『イクサガミ』では、岡田准一主演作の最恐の剣豪・岡部幻刀斎として参戦した。
人物・エピソード[編集]
- 公式サイト「阿部寛のホームページ」は、ほぼテキストと小さな画像だけで構成され、表示が極端に軽いことで知られる。ネット回線の速度を確かめる際の「基準」としてネタにされることもある。
- 2007年11月に一般女性との結婚を発表し、2008年に入籍した。
- 理工学部電気工学科の出身で、理系キャラの上田次郎(物理学者)を演じたこととも絡めて話題になることがある。
主な出演作[編集]
テレビドラマ[編集]
- 『TRICK』シリーズ(2000年 - 、テレビ朝日)- 上田次郎 役
- 『HERO』(2001年、フジテレビ)- 芝山貢 役
- 『ドラゴン桜』(2005年・2021年、TBS)- 桜木建二 役(主演)
- 『結婚できない男』(2006年、フジテレビ)- 桑野信介 役(主演)
- 『新参者』(2010年、TBS)- 加賀恭一郎 役(主演)
- 『下町ロケット』(2015年・2018年、TBS)- 佃航平 役(主演)
- 『まだ結婚できない男』(2019年、関西テレビ・フジテレビ)- 桑野信介 役(主演)
- 『DCU』(2022年、TBS)- 主演
- 『VIVANT』(2023年・2026年、TBS)- 野崎守 役
- 『どうする家康』(2023年、NHK大河ドラマ)- 武田信玄 役
- 『キャスター』(2025年、TBS)- 進藤壮一 役(主演)
- 『イクサガミ』(2025年、Netflix)- 岡部幻刀斎 役
映画[編集]
- 『はいからさんが通る』(1987年)- 伊集院忍 役(デビュー作)
- 『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』(2012年)- 加賀恭一郎 役
- 『テルマエ・ロマエ』(2012年)、『テルマエ・ロマエII』(2014年)- ルシウス 役
- 『祈りの幕が下りる時』(2018年)- 加賀恭一郎 役
- 『護られなかった者たちへ』(2021年)- 笘篠誠一郎 役
- 『とんび』(2022年)- 市川安男 役
- 『異動辞令は音楽隊!』(2022年)- 成瀬司 役
- 『ショウタイムセブン』(2025年)- 折本眞之輔 役
- 『キャンドルスティック』(2025年)- 野原賢太郎 役
- 『俺ではない炎上』(2025年)- 山縣泰介 役
- 『見上げてごらん』(2026年10月30日公開予定)- 馬場明 役
- 『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(2026年12月25日公開予定)- 鍋山プロデューサー 役
- 『ハッピーリスト』(2027年2月5日公開予定)- 江川太郎 役(主演)
2026年の動向[編集]
『VIVANT』続編で野崎守が帰ってきた[編集]
2023年に社会現象となった『VIVANT』の続編が、2026年7月26日からTBS日曜劇場で放送開始。日曜劇場としては異例の2クール連続放送で、阿部は前作に続き公安警察・野崎守を演じている。二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李ら前作キャストも再集結し、アゼルバイジャンでの2か月を超える大規模ロケも行われた。初回の世帯視聴率は18.8%で、2026年のドラマの初回として断トツのトップと報じられた。
秋〜冬の映画ラッシュ[編集]
2026年10月30日公開予定の『見上げてごらん』では、森田剛主演作に馬場明役で出演。12月25日公開予定の『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は、坂本九の世界的ヒット曲「上を向いて歩こう」誕生の裏側を描く瀬々敬久監督作で、主演は岡田准一(作曲家・中村八大役)。阿部は、ジャズの世界にいた中村を歌謡曲の作曲へと導いたプロデューサー・鍋山を演じる。
2027年の主演映画も発表[編集]
2026年9月17日、主演映画『ハッピーリスト』が2027年2月5日に公開されることが発表された。King & Princeの永瀬廉との初共演作で、40年ぶりに社会へ出た“人生の新人”と、夢を持てずにいる若者の友情を、「やりたいことリスト」を軸に描く作品とされる。
炎上とバズ[編集]
- 「阿部寛のホームページ」は、あまりの軽さゆえに「回線が遅いときは阿部寛のHPで確認する」というネットミームが定着しており、定期的にSNSでバズる。
- 『VIVANT』前作では、野崎の正体や別班をめぐる考察がSNSで大盛り上がりし、最終回は世帯視聴率19.6%を記録した。続編でも初回から考察合戦が再燃している。
- 『キャスター』は中盤に視聴率が一桁台となった回があり、週刊誌などで「期待外れ」とする論調も出たが、最終回で12.0%に回復した。
余談[編集]
- 「阿部寛のホームページ」は、長年ほとんどデザインが変わっていないとされ、その“変わらなさ”自体が一種の名物になっている。
- ニューヨーク・アジアン映画祭のスター・アジア賞は、日本人として初の受賞とされる。
- 『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』と『イクサガミ』で、いずれも岡田准一の主演作に出演している。
