ZETA DIVISION
ZETA DIVISION
略称 ZETA、ZTD
国家 日本
種類 プロeスポーツチーム
業種 eスポーツ
本社所在地 東京都
設立日 2018年1月10日
年齢 8周年
代表者 西原大輔(GANYMEDE代表)
所有者 株式会社GANYMEDE
主要部門 VALORANT部門、STREET FIGHTER部門、CREATOR部門ほか
リンク https://zetadivision.com/


概要[編集]

ZETA DIVISION(ゼータ ディビジョン、略称ZETA)とは、GANYMEDE株式会社が運営する日本のプロeスポーツチーム/ゲーミングライフスタイルブランドである。2018年1月10日に「JUPITER」(ジュピター)として発足し、2021年7月8日に現在の名称へリブランディングした。VALORANT部門が2022年の国際大会で世界3位に入り、日本のゲーム実況・配信文化を巻き込む形で大きな注目を集めたことで知られる。ほかにもブロスタ(Brawl Stars)部門の世界大会3連覇、ストリートファイター6部門のストリートファイターリーグ参戦、k4sen・SHAKAら人気配信者を抱えるCREATOR部門などで知られ、「ゼータ」「ゼータディビジョン」の呼び名でも検索される。[1]

詳細[編集]

競技部門だけでなく、ストリーマーやクリエイターを抱える部門を併設しているのが特徴である。大会の成績で名前を売る一方、所属配信者の日常的な配信がチームのブランドと収益を支える構造になっており、国内eスポーツチームの標準的なビジネスモデルのひとつを作った存在といえる。

チームカラーは黒と金を基調としており、アパレル展開やコラボレーション企画にも積極的である。前身の「JUPITER」は、2018年1月に「GeForceCUP PUBG #02 SQUAD」の優勝メンバーが立ち上げたゲーミングチームで、同年にオーバーウォッチ部門やストリーマー部門を設けて規模を広げた。2021年7月8日に「ZETA DIVISION」へ名称を変え、ストリーマー部門も「CREATOR」部門に改称した。

2022年の世界3位[編集]

ZETA DIVISIONの名前を一般層にまで広げたのは、2022年4月にアイスランドのレイキャビクで開催されたVALORANTの国際大会での躍進である。日本代表として出場したチームは、敗者側から勝ち上がる形で世界3位という当時の日本勢最高成績を残した。

この大会の配信は日本国内で爆発的に視聴され、TwitchとYouTubeを合わせた同時接続数は40万人を超えたと報じられた。深夜帯にもかかわらずSNSのトレンドを席巻し、eスポーツをふだん見ない層にまで「ZETA」の名が届いた点で、国内eスポーツ史における転換点として語られることが多い。

部門と所属[編集]

中核はVALORANT部門で、2023年からはRiot Gamesが選んだパートナーチームとして、国際リーグ「VCT Pacific」に参戦している。2023年は「Last Chance Qualifier Pacific」で優勝して2年連続で世界大会「VALORANT Champions」に進んだが、2024年以降はリーグで下位に沈むシーズンが続いている。2026年も国内のライバルであるDetonatioN FocusMeやVARRELと同じリーグで戦い、Stage 1はグループ9〜10位、Stage 2はプレイイン7〜8位に終わった。[2]育成組織にあたるアカデミーチームも運営しており、国内大会を通じて選手を発掘する体制をとっている。

ストリーマー/クリエイター部門には日本を代表する配信者が所属している。2021年のリブランディングと同時にStylishNoob、同年9月にk4senが加わったのを皮切りに、2025年7月8日には、長年にわたり第一線で活動してきた配信者のSHAKAが約4年ぶりのチーム所属として同部門に加入したと発表され、大きな話題となった。この発表と同時にトヨタグループのマーケティング会社トヨタ・コニック・プロとのパートナー契約も結ばれている。[3]VALORANT部門を退いた選手・コーチがCREATOR部門に移って配信を続ける例も多く、競技チームでありながら配信文化との距離が近い点が同チームの色になっている。

STREET FIGHTER部門[編集]

2025年2月11日、格闘ゲーム界の古参チーム「忍ism Gaming」の事業を引き継ぐ形で「STREET FIGHTER」部門を設立し、ストリートファイターリーグ(SFL)Pro-JP 2025への参入を発表した。同年4月1日には、忍ism Gamingを率いてきたももちとチョコブランカ(クリエイターとして所属)、2025年3月のCAPCOM CUP 11で優勝したばかりの翔、ひぐちらの加入が発表された。[4]翔は2025年10月に競技からの引退を発表し、同年末でチームとの契約を終えている。

所属するひぐちは2026年の愛知・名古屋アジア大会で対戦格闘団体戦の日本代表(ストリートファイター6担当)に選ばれ、ノビ、SCOREとともに銀メダルを獲得した。

その他の部門[編集]

スマートフォン対戦ゲーム「ブロスタ」(Brawl Stars)部門は、2021年から2023年にかけて世界大会「Brawl Stars World Finals」を3年連続で制した(2022年は所属2チームで優勝・準優勝を独占)。2024年にオーバーウォッチ部門を韓国拠点で再始動させたほか、Identity V 第五人格、ポケモンユナイト、鉄拳、ギルティギアなどの部門も運営している。ポケモンユナイト部門は2025年の国内リーグ決勝で世界王者のFENNELを2-1で破り優勝した。

脚注[編集]

  1. ↑ “ZETA DIVISION”. ウィキペディア. 2026年9月30日閲覧。
  2. ↑ “ZETA DIVISION: Valorant Team Profile”. VLR.gg. 2026年9月30日閲覧。
  3. ↑ ““ZETA DIVISION”にSHAKAが加入。トヨタ・コニック・プロとのパートナー契約も発表”. ファミ通.com (2025年7月8日). 2026年9月30日閲覧。
  4. ↑ “ZETA DIVISIONに翔選手やももち選手など「スト6」の6選手が加入”. GAME Watch (2025年4月1日). 2026年9月30日閲覧。

余談[編集]

  • チーム名の由来はギリシャ文字のゼータで、運営会社名のGANYMEDE(ガニメデ)は木星の衛星の名前にちなむ。前身チーム名も木星に由来していた。
  • 2022年の世界大会では、敗退が決まった後も現地の観客が「ZETA」コールを続けたことが日本のファンの間で語り草になっている。
  • VALORANTだけでなくApex Legendsなど複数タイトルで部門を持った時期があり、体制はたびたび再編されている。

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