| チョコブランカ ChocoBlanka | |
|---|---|
| ID | @chocoblanka |
| 誕生日 | 1986年7月28日 |
| 年齢 | 40歳 |
| 出身地 | 兵庫県 |
| 国籍 | 日本 |
| 家族 | 夫:ももち(プロゲーマー) |
| 職業 | プロゲーマー、ストリーマー、株式会社忍ism取締役 |
| プラットフォーム | YouTube、Twitch、X |
| 活動期間 | 2011年 - |
| ジャンル | 格闘ゲーム(ストリートファイターシリーズ) |
| 事務所 | ZETA DIVISION(STREET FIGHTER部門・クリエイター) |
| 関連活動 | 忍ism Gaming共同オーナー(〜2025年) |
| あだ名 | ゆっちょ |
| その他 | 使用キャラクター:ブランカ |
| リンク | https://x.com/chocoblanka |
概要[編集]
チョコブランカ(ChocoBlanka)とは、日本の格闘ゲームプロゲーマーである。2011年にアメリカのEvil Geniusesと契約し、「日本人初の女性プロゲーマー」と呼ばれる存在だ。持ちキャラは一貫して緑の野生児ブランカで、2025年4月からはZETA DIVISIONのSTREET FIGHTER部門にクリエイターとして所属している。
詳細[編集]
兵庫県出身の1986年生まれ。夫はEVO王者・CAPCOM CUP王者として知られるレジェンドももちで、夫婦そろって格ゲー界の第一線を歩んできた。
プロゲーマーでありながら、キャリアの多くを「裏方」としても過ごしてきたのが最大の特徴。2015年にももちと株式会社忍ismを設立し、若手育成の「弟子企画」、コミュニティ大会「Tokyo Offline Party(TOP)」の運営、プロチーム忍ism Gamingの運営、女性ゲーマー応援チーム「P2G」の運営などを手がけた。その弟子企画からはひぐちやヤマグチなど、のちにストリートファイターリーグで活躍する選手が巣立っている。
2025年2月に忍ism Gamingが活動を終えると、同チームのストリートファイター事業はZETA DIVISIONへ継承され、チョコブランカもももちらとともにZETAへ加入。「これからはプレイヤーのチョコブランカとして挑戦したい」と語り、ストリートファイター6で再び大型大会に挑み続けている。
経歴[編集]
ゲーセンとの出会い〜会社員時代[編集]
子どもの頃からファミコンで遊んでいたゲーム好きだったが、格ゲーにハマったのは大学時代。友人に連れられて行った名古屋のゲームセンターで『ストリートファイター』シリーズに出会い、「100円を入れたら知らない人と対戦できる」刺激にのめり込んだ。ストリートファイターIVを始めた当初は昇龍拳のコマンドすら出せなかったという。
新卒では車好きが高じてカーディーラーの営業職に就職。しかし土日休みがなく大会に出られないことから「私、仕事してる場合じゃない!」と思い立ち、入社1年目の秋に退職してアルバイト生活に切り替えた。周囲からは「プロゲーマーなんて絶対うまくいかない」と言われ、親にも怒られたと本人が振り返っている。
Evil Geniuses加入、日本初の女性プロへ[編集]
転機は『ストリートファイターIV』の対戦で、当時トップクラスの実力者だったマゴのサガットを倒したこと。「最強のサガットを倒した女性」としてネットで話題になり、2011年7月12日、ももち・fLoEとともにEvil Geniusesとの契約が発表された。同チームは発表時、彼女を「世界トップの女性ストリートファイタープレイヤー」と紹介している。
Evil Geniusesには2017年初頭まで在籍し、その後は2017年1月から2018年10月まで北米チームEcho Foxに所属した。
忍ism時代:育てる側のプロ[編集]
2015年10月、ももちと株式会社忍ismを設立し取締役に就任。同年12月にはももちとの婚約が海外メディアでも報じられた。2016年頃からはスタジオを借りて若手を無償で指導する育成活動を本格化させ、2017年には米Kotakuが「日本の次世代ストリートファイター王者を育てる女性」として特集。ももちがゲームプレイを教え、チョコブランカがロジスティクスや経営面を担う分担だったと紹介されている。この記事では、弟子の一人が梅原大吾を大会で破ったエピソードにも触れられている。
2018年には忍ismとしてストリートファイターのプロチームと『スプラトゥーン2』の女性チーム設立を発表。2019年には3チームを統合する形で忍ism Gamingが発足し、以後約5年にわたり格ゲー・スマブラの選手を抱えるチームとして活動した。
ZETA DIVISION加入(2025年〜)[編集]
2025年2月28日で忍ism Gamingは活動を終了。ZETA DIVISIONが新設したストリートファイター部門に事業が継承され、同年4月1日、ももち、翔、ひぐち、ひかる、ヤマグチとともに「選ばれし6人」の一人として加入が発表された。加入時のコメントは「新たな挑戦の機会をいただけとても嬉しく思います」。株式会社忍ism自体は大会・イベント運営事業を続けている。
ZETA公式プロフィールでの肩書は「CREATOR」で、キャッチコピーは「First Lady」。部門のプレイスタイル紹介では「野性的本能スタイル」とされている。
戦績[編集]
チョコブランカは優勝トロフィーを量産するタイプではなく、パイオニアとして大型大会に出続けることに価値を置く選手である。確認できる主な記録は以下のとおり。
- 2010年頃:女性部門の大会で優勝し、マゴのサガットを撃破したとされる(プロ入りのきっかけ)
- 2016年:コミュニティ大会「Tokyo Offline Party 2」ベスト8とされる。EVO 2016 649位
- 2017年:EVO 2017 257位
- 2025年:EVO Japan 2025 1537位、EVO 2025 513位
- 2026年:EVO Japan 2026 513位、EVO 2026 257位
2026年の動向[編集]
2026年5月のEVO Japan 2026(ストリートファイター6部門)では、予選プールのWinners側で2連勝したあとWinners FinalでZackに0-2で敗れ、Losers側でも2勝を挙げたが513位で終えた。
2026年6月にラスベガスで行われたEVO 2026では、Winners QuarterでLosersに落ちてから粘りに粘り、Losers側で5勝を積み上げて257位。ZETA公式は「前大会から大幅に順位を上げた」と報告しており、EVO Japan 2025の1537位から1年ほどで着実に順位を上げてきている。
大会以外では、2026年2月からストリーマー中心のGTA RPサーバー「NEWTOWN」(『グランド・セフト・オートV』)に参加し、メカニック職のキャラクターとしてロールプレイ配信を行ったとされる。同じ2月にはZETA DIVISIONのクリエイターらと「ITキャリアフェス」にも出演した。
プレイスタイル・人物[編集]
使用キャラは一貫してブランカ。見た目が好きで選んだと語っており、トリッキーな動きで相手を翻弄するスタイルで知られる。2016年発売の『ストリートファイターV』では発売当初ブランカが未参戦だったため、苦しい時期を過ごしたとされる。
大の車好きでマニュアル車派。2020年7月7日の「セブンの日」にマツダ・RX-7(FD3S)の納車を報告し、「FDオーナー」になった。納車報告と同時に愛車紹介動画も公開しており、車ネタは配信・SNSの定番となっている。
ももちとは同い年で、名古屋のゲームセンターが出会いの場。夫婦共著の『ゲームがつなぐ夫婦のはなし』(白夜書房)も出版しており、「高め合える夫婦」として格ゲーファンからの支持も厚い。
メディア出演[編集]
- 2018年3月3日公開のドキュメンタリー映画『リビング ザ ゲーム』に出演。ももちら日本の格闘ゲーマーの姿を追った作品である。
- 2018年7月29日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ)にももちと出演。
- 2018年10月には『マツコ会議』(日本テレビ)のeスポーツ特集に出演したとされる。
炎上とバズ[編集]
プロ入りのきっかけ自体がバズだった。『ストリートファイターIV』で当時最強クラスだったマゴのサガットを倒したことで「最強サガットを倒した女性」としてネット上で一気に話題となり、海外チームのスカウトにつながった。
余談[編集]
- 愛称は「ゆっちょ」。
- 元々は名古屋を拠点に活動していたが、現在は東京に拠点を移している。
- 忍ismが長年開催してきた「Tokyo Offline Party」は『ストリートファイターIV』時代から続くコミュニティ大会で、オンライン含め3000人以上が参加する規模になったとされる。
- RX-7の納車日を7月7日の「セブンの日」に合わせたあたりに、筋金入りの車好きっぷりがうかがえる。