| 翔 Kakeru | |
|---|---|
| ID | @Kakeru_FGC(X) |
| 誕生日 | 1997年9月5日 |
| 年齢 | 29歳 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 国籍 | 日本 |
| 家族 | 既婚 |
| 職業 | 元プロゲーマー、配信者 |
| プラットフォーム | Twitch、YouTube |
| 活動期間 | 2021年 - 2025年(プロゲーマーとして) |
| ジャンル | 格闘ゲーム |
| 関連活動 | CAPCOM CUP 11優勝、Gamers8 2023優勝 |
| 別名 | うずら(旧名義) |
| その他 | 読みは「かける」。コントローラーはレバーレス。元FUKUSHIMA IBUSHIGIN、元ZETA DIVISION |
概要[編集]
翔(かける、Kakeru)とは、日本の元プロゲーマーである。『ストリートファイター6』でJPを駆り、2023年の「Gamers8」、2025年の「CAPCOM CUP 11」を制した世界王者。2025年10月に体調不良を理由に競技引退を発表し、2026年現在は配信などを散発的に行っている。
詳細[編集]
1997年9月5日生まれ、愛知県出身。表記は漢字一文字の「翔」で、読みは「かける」。英語表記はKakeru。「ショウ」「Shoto」などではない点に注意。2022年8月までは「うずら」という名義で活動していた。
中学生のころ、父親がPS3と『スーパーストリートファイターIV』を買ってきたのをきっかけに格闘ゲームを始めた。いろいろな格ゲーに触れたが、人口が多くいつでも対戦相手が見つかるという理由でストリートファイターシリーズ一本に絞ったという。
2020年12月に福島県を拠点とするeスポーツチーム「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」(のちのIBUSHIGIN)に加入。2021年7月、公式大会での優勝により日本eスポーツ連合(JeSU)のプロライセンスを取得した。
『ストリートファイター6』の稼働後は一気にトップ戦線に躍り出て、2023年にサウジアラビアの「Gamers8」で優勝し賞金40万ドルを獲得。2025年3月には東京・両国国技館で開催されたCAPCOM CUP 11を制し、優勝賞金100万ドル(約1億5000万円)を手にした。通算獲得賞金は2億円を超えるとされる。
しかし同年夏以降は体調を崩し、2025年10月23日に競技活動からの引退を発表。所属していたZETA DIVISIONとは同年12月31日付で契約を終了した。
経歴[編集]
うずら時代・IBUSHIGIN加入[編集]
『ストリートファイターV』の時代は「うずら」名義で活動し、主にリュウを使用していた。本人は「自分で使うならスタンダードなリュウが良い」と語る一方、他人のプレイを見るぶんにはファンやダルシムのような変わったキャラが好きだという。それ以前のバージョンではジュリを使っていたこともある。
2020年12月にFUKUSHIMA IBUSHIGINに加入。2021年7月にプロライセンスを取得したが、当初は兼業のプロゲーマーだった。2022年8月中旬に名義を「翔」へと改めている。
Gamers8 2023優勝[編集]
『ストリートファイター6』ではJPをメインに据え、発売初年度から頭角を現す。2023年8月13日(現地時間)、サウジアラビアで開催された国際大会「Gamers8」のスト6部門で優勝した。決勝ではEVO 2023王者のAngryBird(ケン)を3-0で下し、決勝だけで32回ものジャストパリィを決めたことが話題となった。賞金は40万ドル(約5800万円)で、MVP賞やベストカムバック賞も獲得している。
優勝後には、直前に亡くなった実況者の「なないさん」に向けて「なないさん、優勝したよ」とメッセージを送っている。
SFL初参戦[編集]
2024年、IBUSHIGINの一員としてストリートファイターリーグに初参戦し、Division Sで戦った。開幕前は「初参加初優勝」を目標に掲げていたが、シーズン後には「試合内容としては全体的に満足いかなかった」と振り返っている。それでもチームはプレーオフに進出した。
CAPCOM CUP 11優勝[編集]
2025年3月、日本で初めて開催されたカプコン公式世界大会「CAPCOM CUP 11」(両国国技館)に出場。グループステージではときどと同じグループに入った。決勝トーナメントではウィナーズ側から勝ち上がり、グランドファイナルでチリのBlaz(リュウ)と対戦。3-1で勝利し、世界王者の座と優勝賞金100万ドルを手にした。
大会前に練習していた不知火舞を投入せず、最後までJP一本で戦い抜いたことも本人が明かしている。優勝直後には「感無量です。もうそのぐらいしか言葉が出てこないです」と語った。この優勝でCAPCOM CUP 12の出場権も獲得した。
ZETA DIVISION移籍[編集]
2025年4月1日、ZETA DIVISIONがストリートファイター部門を立ち上げ、翔はももち、ひぐち、ひかる、ヤマグチ、チョコブランカとともに加入した。IBUSHIGIN側は「ストリートファイター部門の設立から、SFリーグへの参戦、二度の世界制覇」と功績を讃えて送り出している。ZETA加入時のメッセージは「世界最強、世界最高峰のチームで」。
同年8月のEVO 2025ではスト6部門で準優勝。グランドファイナルではEVO Japan 2025王者のMenaRDに2度続けて3-0で敗れ、あと一歩で世界最大の格ゲー大会のタイトルを逃した。
体調不良と引退[編集]
2025年8月、体調不良によりEsports World Cup 2025を途中棄権。その後も神経機能の不調が約2か月にわたって続き、選手活動の継続は困難と判断して、10月23日に競技引退を発表した。ZETA DIVISIONはSFL Pro-JP 2025のロスターを変更し、ヤマグチが代わりに登録された。
引退発表から数日後、翔はXで励ましのメッセージへの感謝を述べ、落ち着いたら配信を再開する意向を示した。12月31日をもってZETA DIVISIONとの契約を終了し、退団した。
2026年の動向[編集]
2026年1月11日、今後の活動方針を発表。ゲーム関連の仕事や専業ストリーマーとしての活動は行わず、配信は落ち着いたら行うものの収入源とはしない方針を示した。今後はゲーム以外の話題の投稿も増えていくとし、プロ時代のYouTube動画は権利関係が複雑なため非公開のままとしている。
2026年5月28日には、久しぶりの配信を告知。『ストリートファイター6』の新キャラクター・イングリッドで「最速レジェンドチャレンジ」に挑む内容で、TwitchとYouTubeで配信した(アーカイブはYouTubeのみ)。コメントの管理は通常より厳しめにすると事前に断っていた。
2026年9月時点で競技シーンへの復帰は発表されておらず、大会出場の記録もない。
プレイスタイル[編集]
代名詞はJPによる遠距離からの制圧と、異常な精度のジャストパリィ。Gamers8決勝の「32回」は象徴的なエピソードとして語り継がれている。ZETA DIVISION加入時のプロフィールでは「水の如き柔軟さ、炎の如き激しさ、風の如き速さ」で相手を翻弄する対応力の高さが持ち味として紹介された。
SFL 2024のプロフィールではゴウキ、ベガもメインキャラとして登録しており、ランクマッチでは舞も使っていた。コントローラーはレバーレス。本人は自身を「負けず嫌い」「個人主義」と表現している。
人物[編集]
- SFLのプロフィールでは自己アピールとして「ご飯をたくさん食べる」と書いている。
- CAPCOM CUP 11の優勝賞金の使い道について、結婚指輪の購入などを挙げていた。
- 妻が食事や体調管理を支えており、結婚によって「競技にだけ専念できる環境」になったと語っている。ちなみに夫婦喧嘩の理由は「(CC11で)舞を出すかどうか」だったという。
- 将来の目標として「格ゲーシーンを盛り上げたい」と語っていた。
炎上とバズ[編集]
- CAPCOM CUP 11の優勝前後、SNSでは翔の好調ぶりが「結婚バフ」と呼ばれて話題となった。本人はのちのインタビューで、結婚によって競技に専念できる環境が整ったことが大きかったと明かしている。
- 同大会の決勝では、対戦相手Blazのリュウ使いぶりがX(旧Twitter)のトレンド1位に入るなど、試合そのものが大きな盛り上がりを見せた。
- 2025年10月の引退発表は、世界王者のわずか7か月後の引退という衝撃から大きく報じられ、SNSには回復を願うメッセージがあふれた。
余談[編集]
- CAPCOM CUP 11の優勝を記念して、JPの限定カラーが制作されたとされる。
- 引退発表時、翔の獲得賞金総額は2億円を超えるとされ、日本の格闘ゲームプレイヤーの中でも屈指の額となっている。