ファン・ジョンミン

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ファン・ジョンミン
황정민 / 黄晸珉 / Hwang Jung-min
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2026年7月、ソウル・COEXで行われた映画『HOPE』試写イベントでのファン・ジョンミン(出典:Wikimedia Commons、作者:Republic of Korea(文化体育観光部 公式写真)、CC BY-SA 4.0)
本名 黄晸珉(황정민)
誕生日 1970年9月1日
年齢 56歳
出身地 大韓民国 慶尚南道馬山市(現・昌原市)
国籍 大韓民国
学歴 桂園芸術高等学校、ソウル芸術専門大学(現・ソウル芸術大学)演劇科
ジャンル 映画・ドラマ・ミュージカル・演劇
活動期間 1990年 -
家族 妻:キム・ミヘ(ミュージカル俳優・プロデューサー、2004年結婚)
弟:ファン・サンジュン(映画音楽監督)
身長 / 体重 180cm(182cmとする資料もある) cm / ― kg
血液型 O型
事務所 샘컴퍼니(SEM COMPANY)
代表作 『ユア・マイ・サンシャイン』『新しき世界』『国際市場で逢いましょう』『ベテラン』『哭声/コクソン』『ただ悪より救いたまえ』『ソウルの春』
あだ名 믿보황(信じて観るファン・ジョンミン)
その他 主演作の累計観客数1億人超
リンク SEM COMPANY 公式サイト


概要[編集]

ファン・ジョンミン(황정민、1970年9月1日 - )とは、韓国の俳優である。『国際市場で逢いましょう』『ベテラン』『ソウルの春』と3本の観客1000万人突破作で主演を務め、出演作の累計観客数が1億人を超える、韓国映画屈指の興行俳優である。

詳細[編集]

「顔が映画向きじゃない」と言われたミュージカル出身者[編集]

慶尚南道馬山(現・昌原市)出身。桂園芸術高等学校の演劇映画科を経てソウル芸術専門大学の演劇科に進んだ。映画デビューは1990年、イム・グォンテク監督の『将軍の息子』の端役である。その後は兵役を経て、1995年にロック・ミュージカル『地下鉄1号線』で本格的に舞台デビュー。大学路(テハンノ)の劇場で『ジーザス・クライスト・スーパースター』『キャッツ』などに出演し、舞台ではすでに実力派として知られていた。ところが映画界への転身はすんなりとはいかず、「映画に向いた顔ではない」とまで言われた時期があったという。

『ワイキキ・ブラザーズ』で掘り当てられた「原石」[編集]

転機は2001年のイム・スルレ監督作『ワイキキ・ブラザーズ』。売れないバンドのドラマー役を演じるため、本当にドラムを習得して撮影に臨んだ。監督は彼を「まだ磨かれていない原石」と評している。翌2002年の『ロードムービー』では青龍映画賞の新人男優賞を受賞し、映画俳優としての地位を固め始めた。2005年はキム・ジウン監督の『甘い人生』でイ・ビョンホンと対立する組織のボス、ペク・テシクを演じ、大鐘賞の助演男優賞を獲得。同じ年に主演したのが、あの伝説のスピーチを生む『ユア・マイ・サンシャイン』である。

「1000万俳優」を3度達成した興行王[編集]

2014年12月公開の『国際市場で逢いましょう』(約1426万人)、2015年8月公開の『ベテラン』(約1341万人)、2023年11月公開の『ソウルの春』(約1312万人)と、主演作で観客1000万人を3回突破している。特に2014年12月から2016年5月までの約1年半は、『国際市場で逢いましょう』『ベテラン』『ヒマラヤ』『検事外伝』『哭声/コクソン』の5本で合計約5087万人を動員するという異常な勢いだった。2026年春時点の報道では、出演27作品の累計観客数は約1億2642万人とされ、韓国映画史上でもトップクラスの数字を誇る。

伝説の「밥상(ご飯の膳)」スピーチ[編集]

2005年青龍映画賞の主演男優賞[編集]

『ユア・マイ・サンシャイン』で、チョン・ドヨン演じる女性に一途な愛を捧げる純朴な農村の青年キム・ソクチュンを演じ、2005年の青龍映画賞主演男優賞を受賞した。このとき壇上で語ったのが「スタッフや俳優たちが素敵なご飯の膳を用意してくれて、僕はそれをおいしく食べただけなのに、スポットライトは僕が全部浴びている」という趣旨の言葉で、韓国ではいまも「밥상 소감(ご飯の膳スピーチ)」として語り継がれている。

授賞式スピーチのお手本に[編集]

このスピーチ以降、韓国の授賞式で受賞者がスタッフへの感謝を述べる際に「ファン・ジョンミンの言葉を借りれば」と引用されることが定番化した。後輩俳優が受賞コメントでこのフレーズをオマージュする例も多く、「歴代最高の受賞スピーチ」ランキングの常連である。本人にとっても、俳優はチームの一部に過ぎないという信条を象徴する言葉になっている。

弟が明かした裏話[編集]

2024年、映画音楽監督として活躍する実弟ファン・サンジュンがtvNのトーク番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演し、このスピーチの裏話を披露した。弟いわく、テレビで兄のスピーチを見たときは「ちょっと鳥肌が立った(照れくさかった)」とのこと。一方で、兄は普段からスタッフの役割を忘れるなと口にしている人物だとも語っており、あの言葉が場当たり的な美辞麗句ではなかったことがうかがえる。

代表作でたどるファン・ジョンミン[編集]

『新しき世界』(2013年)[編集]

パク・フンジョン監督のノワール。警察の潜入捜査官(イ・ジョンジェ)と、彼を兄弟のように慕う犯罪組織の幹部チョン・チョンを演じた。陽気で人懐っこいのに容赦がない、というチョン・チョンのキャラクターは韓国ノワール史に残る名キャラとされ、「드루와(入ってこい)」などの台詞はネットミームとして今も使われている。この作品で2度目の青龍映画賞主演男優賞を受賞した。

『国際市場で逢いましょう』(2014年)[編集]

ユン・ジェギュン監督作。朝鮮戦争の興南撤収で父と生き別れた少年ドクスが、家族を養うため西ドイツの炭鉱、ベトナム戦争へと身を投じていく一代記で、青年期から老年期までを一人で演じ切った。韓国の現代史を一人の父親の人生に重ねた物語は世代を超えて観客を集め、約1426万人を動員。大鐘賞の主演男優賞を受賞している。

『ベテラン』(2015年)[編集]

『生き残るための3つの取引』に続くリュ・スンワン監督とのタッグで、型破りな広域捜査隊の刑事ソ・ドチョルを演じた。財閥3世の傍若無人な御曹司を追い詰める痛快アクションで、「俺たちは金はなくてもカオ(プライド)はある」という台詞は流行語になった。2024年には9年ぶりの続編『ベテラン2』(英題:I, the Executioner)が公開され、チョン・ヘインが新人刑事役で加わっている。

『哭声/コクソン』(2016年)[編集]

哭声/コクソンでは、得体の知れない事件に揺れる村に呼ばれる祈祷師イルグァンを演じた。ナ・ホンジン監督が移動中の宿で偶然テレビの『新しき世界』を見て起用を決めたという逸話や、15分を超える祈祷シーンをワンテイクで撮り切ったという話は、作品記事に詳しい。共演はチョン・ウヒ、國村隼、クァク・ドウォンら。

『ただ悪より救いたまえ』(2020年)[編集]

ホン・ウォンチャン監督のアクション。最後の仕事を終えて引退しようとする暗殺者インナムを演じ、彼を執拗に追う殺し屋レイ役のイ・ジョンジェと『新しき世界』以来7年ぶりに共演した。タイで撮影された銃撃戦と肉弾戦の連続で、コロナ禍の2020年夏という厳しい状況にもかかわらず400万人を超える観客を動員した。同じ事務所の後輩パク・ジョンミンが重要な役で出演していることでも話題になった。

『ソウルの春』(2023年)[編集]

キム・ソンス監督が1979年の「12・12軍事反乱」を描いた作品で、反乱を主導する保安司令官チョン・ドゥグァンを演じた。モデルが実在の全斗煥であることは明らかで、薄くなった頭髪まで再現した特殊メイクと、権力欲をむき出しにした怪演は「憎たらしすぎる」と観客の怒りを買うほどだった。結果として2023年の韓国映画最大のヒットとなり、2024年の百想芸術大賞映画部門最優秀演技賞と、3度目となる青龍映画賞主演男優賞を手にした。キム・ソンス監督とは『アシュラ』(2016年)以来のタッグである。

その他の主な出演作[編集]

映画[編集]

  • 1990年『将軍の息子』 - 映画デビュー(端役)
  • 2001年『ワイキキ・ブラザーズ』
  • 2002年『ロードムービー』
  • 2005年『甘い人生』 - ペク・テシク役
  • 2005年『ユア・マイ・サンシャイン』 - キム・ソクチュン役
  • 2007年『黒い家』(原題:검은 집) - 保険会社の調査員役(貴志祐介の小説『黒い家』の韓国映画化)
  • 2007年『ハピネス』(原題:행복)
  • 2010年『生き残るための3つの取引』
  • 2010年『구르믈 버서난 달처럼』(英題:Blades of Blood) - 盲目の剣士役。役作りのため盲学校で動きを観察したとされる
  • 2012年『ダンシング・クイーン』
  • 2015年『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』 - 登山家オム・ホンギル役
  • 2016年『検事外伝』 - カン・ドンウォンと共演
  • 2016年『アシュラ』 - 悪徳市長パク・ソンベ役(チュ・ジフンらと共演)
  • 2017年『軍艦島』 - 楽団長イ・ガンオク役(ソン・ジュンギらと共演)
  • 2018年『工作 黒金星と呼ばれた男』 - スパイ「黒金星」パク・ソギョン役
  • 2021年『人質』(原題:인질) - 「俳優ファン・ジョンミン」本人役
  • 2023年『交渉』(原題:교섭)
  • 2024年『ベテラン2』 - ソ・ドチョル役
  • 2026年『HOPE』 - 警察署長役

ドラマ・配信[編集]

  • 2009年『그저 바라보다가』(英題:The Accidental Couple、KBS2) - 初のテレビドラマ出演。平凡な郵便局員がトップ女優と偽装結婚する役
  • 2012年『韓半島』(TV朝鮮)
  • 2020年『HUSH』(原題:허쉬、JTBC) - 記者ハン・ジュニョク役
  • 2022年『ナルコの神』(Netflix) - 麻薬王チョン・ヨファン役
  • 2024年『クロス』(Netflix映画) - ヨム・ジョンアと夫婦役

舞台人ファン・ジョンミン[編集]

ミュージカル俳優としての顔[編集]

映画で売れっ子になってからも、舞台を手放さないのがこの人の流儀である。2008年にはミュージカル『NINE』に主演し、制作側はアントニオ・バンデラスのブロードウェイ版に負けない俳優を探して、3年がかりで彼をキャスティングしたと伝えられる。その後も『ウェディング・シンガー』(2009〜2010年)、『ラ・マンチャの男』(2012年)などに出演。2012年にはスティーヴン・ソンドハイムの『アサシンズ』で演出家デビューも果たしている。

シェイクスピアと古典劇[編集]

2018年には演劇『リチャード三世』で主演し、2021〜2022年に再演。2019年にはギリシャ悲劇『オイディプス』で地方公演まで回り、2024年には『マクベス』にも出演した。1000万映画の主演俳優が、毎年のように数か月単位で舞台に立ち続けるのは韓国でも珍しく、本人は「演技をしているときだけ息ができる」と語っている。

『ミセス・ダウトファイア』で女装コメディ[編集]

2025年には、ロビン・ウィリアムズ主演映画で知られる『ミセス・ダウトファイア』のミュージカル版に出演。離婚で子どもとの時間を奪われかけた父ダニエルが、家政婦の老婦人に変装して元妻の家に潜り込むという役で、約10年ぶりのミュージカル出演として注目された。韓国版では彼の代表作の名台詞をパロディとして台本に仕込む遊び心もあり、歌・ダンス・ラップまでこなす姿が話題に。2026年12月3日から2027年2月21日までの再演にも出演が予定されている。

演技スタイルと素顔[編集]

「カメラは嘘をつかない」[編集]

作品選びでは自分の役の大きさよりも、物語全体が観客の心に届くかを優先するとされる。インタビューでは「カメラは嘘をつかない。観客は絶対にだませない。頭ではなく心で演じなければならない」と語っており、トラブルが起きた現場では脚本の原点に立ち返ることを大事にしているという。年に3〜4本の映画に出ることもある多作ぶりについては、「自分に合った作品を探し続けるのが俳優の責任」という考えだと説明している。

楽器も役作りの一環[編集]

役作りの徹底ぶりも有名。『ワイキキ・ブラザーズ』ではドラムを習得し、『軍艦島』ではクラリネットの演奏シーンをこなした。ドラマ『HUSH』のサウンドトラックでもクラリネットを披露している。チェロも弾けるというから、ちょっとした楽団が組めそうである。『人質』では、自分自身を演じるという難しい設定で、椅子に縛られたまま上半身だけで緊迫感を作り出し、監督から「上半身だけで多様な演技ができる俳優が必要だった」と起用理由を語られた。

「믿보황(信じて観るファン・ジョンミン)」[編集]

韓国では「この人が出ていれば観る価値がある」という意味で「믿고 보는 배우(信じて観る俳優)」という言い回しがあり、彼は略して「믿보황」とも呼ばれる。2016年当時の調査では「信じて観る主演俳優」部門で40.1%の支持を集めて圧倒的1位となり、同年の韓国ギャラップ「今年の映画俳優」でも1位に選ばれた。ソン・ガンホ(『パラサイト 半地下の家族』)、チェ・ミンシクらと並ぶ「忠武路(チュンムロ)の顔」の一人である。

家族と事務所[編集]

妻キム・ミヘとSEM COMPANY[編集]

2004年にミュージカル俳優のキム・ミヘと結婚。キム・ミヘは1991年に舞台『ナンセンス』でデビューした俳優で、現在は公演プロデューサーとしても活動している。夫婦は2010年に芸能事務所兼公演制作会社「샘컴퍼니(SEM COMPANY)」を設立し、キム・ミヘが代表を務める。俳優のマネジメントだけでなく、ミュージカルや演劇の制作も手がけているのが特徴である。

後輩俳優たちの「家」[編集]

SEM COMPANYの公式Instagramのプロフィールには、ファン・ジョンミンを筆頭にパク・ジョンミン、ペク・チュヒ、イム・ソンジェ、ホン・サビンらの名前が並んでおり、所属俳優の出演作の告知が中心に発信されている。かつてはカン・ハヌルも所属していた。なおファン・ジョンミン本人の個人SNSアカウントは確認されておらず、近況は事務所の発信や作品の公式アカウント、メディアのインタビューで知るのが基本である。

音楽監督の弟[編集]

弟のファン・サンジュンは映画音楽の監督として活動しており、兄弟そろって映画界で働いている。弟によれば、IMF危機後の苦しい時代にそれぞれが自分の分野で必死に踏ん張っていたといい、兄が無名だった頃は弟が兄の舞台を周囲に宣伝していたというエピソードもある。

『HOPE』と2020年代の挑戦[編集]

ナ・ホンジンとの10年ぶりの再会[編集]

2026年には、『哭声/コクソン』以来10年ぶりとなるナ・ホンジン監督の新作『HOPE』に主演した。山火事で通信が途絶した非武装地帯(DMZ)近くの小さな港町「ホープ港」を舞台に、正体不明の存在から村を守ろうとする警察署長コ・ボムソクを演じる。共演はチョ・インソン、チョン・ホヨンに加え、アリシア・ヴィキャンデル、マイケル・ファスベンダーら海外勢という異色の布陣で、製作費は韓国映画として過去最大級と報じられた。

カンヌ・コンペ部門に出品[編集]

『HOPE』は2026年5月17日、第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でワールドプレミア上映された。韓国では7月15日に公開され、初週末に約150万人を動員している。ただしラストの解釈をめぐっては賛否が大きく分かれ、旧作『哭声/コクソン』がディズニープラス(韓国)の配信ランキングで「逆走」する現象まで起きた。7月にはソウルのCOEXで試写イベントが開かれ、本記事のinfobox写真はそのときのものである。

配信時代の大黒柱[編集]

2020年代は映画に加えて韓国ドラマや配信作品にも積極的だ。2022年のNetflixシリーズ『ナルコの神』では、南米スリナムを拠点に牧師の顔を持つ麻薬王チョン・ヨファンを怪演し、世界の視聴者に「韓国にはこんな怖いおじさん俳優がいるのか」と知らしめた。2024年のNetflix映画『クロス』では一転して、元エージェントの専業主夫というコミカルな役どころに挑んでいる。

主な受賞歴[編集]

  • 2002年 青龍映画賞 新人男優賞(『ロードムービー』)
  • 2005年 大鐘賞 助演男優賞(『甘い人生』)
  • 2005年 青龍映画賞 主演男優賞(『ユア・マイ・サンシャイン』)
  • 2013年 青龍映画賞 主演男優賞(『新しき世界』)
  • 2015年 大鐘賞 主演男優賞(『国際市場で逢いましょう』)
  • 2016年 韓国ギャラップ「今年の映画俳優」1位
  • 2018年 大鐘賞 主演男優賞(『工作 黒金星と呼ばれた男』)
  • 2023年 韓国大衆文化芸術賞 大統領表彰
  • 2024年 百想芸術大賞 映画部門 最優秀演技賞(『ソウルの春』)
  • 2024年 青龍映画賞 主演男優賞(『ソウルの春』)

炎上とバズ[編集]

『ソウルの春』心拍数チャレンジ[編集]

2023年11月の『ソウルの春』公開直後、観客がApple Watchなどで測った鑑賞中の心拍数をSNSに投稿する「심박수 챌린지(心拍数チャレンジ)」が大流行した。結末は歴史の教科書どおりで「歴史がネタバレ」なのに、ファン・ジョンミン演じるチョン・ドゥグァンの振る舞いに腹が立ちすぎて、エンディングでは170〜178bpmに達したという投稿まで登場。医師が「極度の怒りには注意を」とコメントする記事まで出るほどの社会現象となり、作品の口コミ拡散と1000万人突破を後押しした。悪役を演じて国民を本気で怒らせたという意味で、俳優冥利に尽きるバズである。

『ベテラン』の名台詞ミーム化[編集]

『ベテラン』のソ・ドチョルが放つ「俺たちは金はなくてもカオ(プライド)はある」は、公開から10年近く経った今もバラエティ番組やネットで引用され続けている。2024年の続編公開時にも、このフレーズが宣伝やパロディで大量に使われた。

余談[編集]

  • 『哭声/コクソン』の起用は、ナ・ホンジン監督が宿のテレビで『新しき世界』を偶然見たことがきっかけ。『HOPE』での再タッグにつながったと考えると、人生何が起きるかわからない。
  • 『新しき世界』のチョン・チョン、『ベテラン』のソ・ドチョル、『ソウルの春』のチョン・ドゥグァンと、善人も悪人も「台詞がミームになる」キャラクターが異常に多い。
  • 『人質』では「俳優ファン・ジョンミン」本人役として誘拐される。授賞式帰りに拉致されるという設定は、2004年に中国で起きた俳優誘拐事件をもとにしている。
  • 『ソウルの春』のキム・ソンス監督とは『アシュラ』、ナ・ホンジン監督とは『哭声/コクソン』『HOPE』、リュ・スンワン監督とは『生き残るための3つの取引』『ベテラン』『軍艦島』『ベテラン2』と、同じ監督から何度も呼ばれるタイプである。
  • 1995年のデビュー作『地下鉄1号線』は、ソル・ギョングら後の映画スターを多数輩出した大学路の伝説的ミュージカル。
  • 『甘い人生』ではイ・ビョンホンと対立する役だった。2000年代の韓国ノワールの名作として、オールド・ボーイと並べて語られることも多い。

外部リンク[編集]

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