Wanna One
워너원(Wanna One)
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2017年のINKコンサートでパフォーマンスするWanna One(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 3.0)
略称 ワナワン、워너원
国家 韓国
ジャンル K-POP、ダンスポップ、バラード
デビュー 2017年8月7日
デビューアルバム 1×1=1(TO BE ONE)
解散 2019年1月27日
活動期間 1周年(数え年3)
ラストアルバム 1¹¹=1(POWER OF DESTINY)
レーベル Stone Music Entertainment(CJ ENM)
事務所 YMCエンターテインメント(2017年 - 2018年5月)→ Swing Entertainment(2018年6月 - 2018年12月)
関連活動 『PRODUCE 101 シーズン2』、『Wanna One Go』シリーズ、2021 MAMAでの再結成ステージ、デジタルシングル「Beautiful(Part.III)」(2022年)、リアリティ『WANNA ONE GO: Back to Base』(2026年)
ファンクラブ Wannable(ワナブル、워너블)
リーダー ユン・ジソン
メンバー
カン・ダニエル、パク・ジフン、イ・デフィ、キム・ジェファン、オン・ソンウ、パク・ウジン、ライ・グァンリン、ユン・ジソン、ファン・ミンヒョン、ペ・ジニョン、ハ・ソンウン
リンク https://x.com/WannaOne_twt

概要[編集]

Wanna One(워너원、ワナワン)とは、Mnetのサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 シーズン2』の視聴者投票で選ばれた11人で結成された、韓国の期間限定ボーイズグループである。2017年8月にデビューし、2018年12月31日の契約満了をもって活動を終了した。約1年半の活動期間でデビューアルバムのミリオンセラーや新人賞の総なめを果たし、2017〜2018年のK-POPシーンを象徴する存在となった。

詳細[編集]

「国民プロデューサー」が選んだ11人[編集]

Wanna Oneの母体となった『PRODUCE 101 シーズン2』は、2017年4月7日から6月16日までMnetで放送された。100人近い練習生が各芸能事務所から参加し、視聴者=「国民プロデューサー」の投票によって順位が決まり、最終的に上位11人がデビューできるという仕組みである。

6月16日の生放送最終回で選ばれたのは、1位カン・ダニエル、2位パク・ジフン、3位イ・デフィ、4位キム・ジェファン、5位オン・ソンウ、6位パク・ウジン、7位ライ・グァンリン、8位ユン・ジソン、9位ファン・ミンヒョン、10位ペ・ジニョン、11位ハ・ソンウンの11人。グループ名「Wanna One」もこの最終回で発表された。番組の主題歌「その少年(Pick Me)」と「NEVER」は放送中から大ヒットしており、デビュー前から人気は異例の過熱ぶりを見せていた。

所属事務所の垣根を越えた「プロジェクトグループ」[編集]

メンバーの原所属事務所はバラバラで、カン・ダニエルとユン・ジソンはMMOエンターテインメント、ファン・ミンヒョンはNU'ESTのメンバーとしてPledisエンターテインメント、ハ・ソンウンはHOTSHOTのメンバーとして番組に参加していた。パク・ウジンとイ・デフィはBrand New Music、ライ・グァンリンはCUBEエンターテインメント、オン・ソンウはファンタジオ、ペ・ジニョンはC9エンターテインメント、パク・ジフンはMAROO企画所属で、キム・ジェファンは事務所に所属しない「個人練習生」として出場していた。

活動期間はあらかじめ約1年半(2018年12月31日まで)と決められており、マネジメントはMnetの親会社CJ E&M(現・CJ ENM)系列と提携したYMCエンターテインメントが担当した。2018年6月からは、Wanna Oneのマネジメントのために設立されたSwing Entertainment(スウィング・エンターテインメント)に業務が移っている。

「エクバンウォン」時代[編集]

2017年から2018年にかけてのK-POP界は、EXO、BTS、そしてWanna Oneの3組が人気を三分する状況にあり、韓国のファンやメディアの間では3組の頭文字を取って「엑방원(エクバンウォン)」と呼ばれた。デビュー1年目にして、すでにトップグループと並び称されたわけである。

人気はCM業界にも直結し、2017年だけで16本の広告に起用されたとされる。2018年には『Forbes Korea』の「パワーセレブリティ40」で2位に入り、韓国企業評判研究所のボーイグループブランド評判ランキングでも1位を連続で獲得している。

わずか1年半の「約束された別れ」[編集]

期間限定グループである以上、終わりは最初から決まっていた。2018年11月にリリースした初の正規アルバム『1¹¹=1(POWER OF DESTINY)』が実質的なラストアルバムとなり、2018年12月31日に契約が満了。2019年1月24日から27日まで、デビューショーケースと同じ高尺スカイドームで最終コンサート「Therefore」を4日間開催し、1月27日の公演をもってグループとしての活動に幕を下ろした。

デビューと記録[編集]

高尺スカイドームでのデビュー[編集]

2017年8月7日、ソウルの高尺スカイドームでデビューショーケース兼コンサート「Wanna One Premier Show-Con」を開催。新人グループがデビュー当日にドーム会場を埋めるのは極めて異例で、それだけでも話題になった。デビューミニアルバム『1×1=1(TO BE ONE)』は翌8日に音源が公開された。

タイトル曲「Energetic(에너제틱)」はMelon、Genie、Bugs、Mnet、NAVER、Soribadaの主要6音源サイトのリアルタイムチャートで1位を独占する「オールキル」を達成。音楽番組では計15冠を獲得し、ソテジワアイドゥル以来、K-POPのデビュー曲としては最多の1位記録とされた(この記録は2022年5月まで破られなかった)。

デビュー作でミリオンセラー[編集]

『1×1=1(TO BE ONE)』は予約注文だけで60万枚に達し、初動(発売1週目)は約41万枚を記録。リパッケージ盤『1-1=0(NOTHING WITHOUT YOU)』と合わせた販売枚数は100万枚を超え、ソテジワアイドゥル以来、デビュー作でミリオンセラーを達成した数少ない韓国グループの一つとなった。2000年以降にデビューしたK-POPグループとしては初の快挙とされる。

その後も勢いは衰えず、ミニアルバム『0+1=1(I PROMISE YOU)』(2018年3月)、スペシャルアルバム『1÷x=1(UNDIVIDED)』(2018年6月)、正規アルバム『1¹¹=1(POWER OF DESTINY)』(2018年11月)と、発表したアルバムはすべて韓国Gaonアルバムチャートで1位を獲得。ラストアルバムの初動は自己最高を更新した。

新人賞「総なめ」[編集]

デビュー年の年末授賞式シーズンは、まさにWanna Oneの独壇場だった。2017年のMnet Asian Music Awards(MAMA)で男性新人賞とBest of Next賞、Melon Music Awardsで新人賞、Asia Artist Awardsでも新人賞にあたる賞を受賞。翌2018年初頭にはゴールデンディスクアワード、Gaon Chart Music Awards、ソウル歌謡大賞でも新人賞を獲得し、韓国の主要授賞式の新人賞を一通り制覇した。米Billboardも2017年の「ベスト新人K-POPアクト」に選んでいる。

2年目の2018年には、MBC Plus X Genie Music Awardsで「Beautiful」が今年の歌(大賞)、Melon Music Awardsで今年のレコード賞(大賞)を受賞し、新人から一気に大賞アーティストへと駆け上がった。

メンバー[編集]

メンバー一覧[編集]

名前 ハングル 生年月日 出身 番組最終順位 原所属
ユン・ジソン(リーダー) 윤지성 1991年3月8日 江原道 8位 MMOエンターテインメント
ハ・ソンウン 하성운 1994年3月22日 京畿道 11位 Star Crew Entertainment(HOTSHOT)
ファン・ミンヒョン 황민현 1995年8月9日 釜山 9位 Pledisエンターテインメント(NU'EST)
オン・ソンウ 옹성우 1995年8月25日 仁川 5位 ファンタジオ
キム・ジェファン 김재환 1996年5月27日 京畿道 4位 個人練習生
カン・ダニエル 강다니엘 1996年12月10日 釜山 1位 MMOエンターテインメント
パク・ジフン 박지훈 1999年5月29日 慶尚南道 2位 MAROO企画
パク・ウジン 박우진 1999年11月2日 釜山 6位 Brand New Music
ペ・ジニョン 배진영 2000年5月10日 ソウル 10位 C9エンターテインメント
イ・デフィ 이대휘 2001年1月29日 ソウル 3位 Brand New Music
ライ・グァンリン 賴冠霖(라이관린) 2001年9月23日 台湾 7位 CUBEエンターテインメント

カン・ダニエル[編集]

番組で1位を獲得し、事実上の「センター」としてグループの顔を務めた。活動終了直後にInstagramを開設すると、11時間36分でフォロワー100万人に到達し、ギネス世界記録に認定されて話題を呼んだ。2019年に自身の事務所KONNECT Entertainmentを設立し、同年7月に「Color on Me」でソロデビュー。2022年にはDisney+のドラマ『キミと僕の警察学校』で主演し、俳優業にも進出した。のちに事務所をARA(에이라)へ移し、2026年2月9日に陸軍現役として入隊している。

パク・ジフン[編集]

番組初回で見せた「ウインク」で「ウインク男」「私の心の中に保存」の流行語を生み、最終2位でデビュー。ソロデビュー後は俳優として頭角を現し、ドラマ『弱いヒーロー Class 1』などで高い評価を得た。2026年2月公開の映画『王と生きる男』(原題:왕과 사는 남자、ユ・ヘジン共演)では流刑地の寧越で暮らす廃位された若き王・端宗を演じ、同作は公開31日で観客1,000万人を突破、3月22日時点で累計約1,444万人と韓国映画の歴代興行3位に入る大ヒットとなった。

イ・デフィ、パク・ウジン[編集]

同じBrand New Music出身の2人は、活動終了後に同事務所の仲間とともにボーイズグループAB6IXを結成し、2019年5月にデビューした。イ・デフィは作詞・作曲もこなすプロデューサー型アイドルで、Wanna One時代からユン・ジソンのソロ曲を書くなど才能を発揮していた。パク・ウジンはダンスとラップを得意とし、パフォーマンス面の中心を担った。

キム・ジェファン、ハ・ソンウン、ユン・ジソン[編集]

メインボーカルのキム・ジェファンは「個人練習生」出身ながら番組4位でデビューし、活動終了後はWanna Oneのマネジメントを担ったSwing Entertainmentに残って2019年5月にソロデビュー。ハ・ソンウンは2019年2月28日にソロアルバム『My Moment』をリリースし、ソロ歌手として活動を継続している。リーダーのユン・ジソンは活動終了直後にバラードのソロアルバムを発表、ミュージカルにも出演したのち、2019年に入隊した。

オン・ソンウ、ファン・ミンヒョン[編集]

オン・ソンウは活動終了後すぐにJTBCドラマ『十八の瞬間』(2019年)で主演を務め、俳優として本格始動。2023年4月に陸軍に入隊し、2024年10月16日に除隊した。ファン・ミンヒョンは古巣のNU'ESTに復帰し、NU'ESTの活動が2022年3月に終了した後は、tvN『還魂』シリーズなどで俳優としても人気を確立。2023年にはソロアルバム『Truth or Lie』を発表し、2024年から社会服務要員として兵役に就いた。

ペ・ジニョン、ライ・グァンリン[編集]

ペ・ジニョンは2019年にソロデビューしたのち、同年7月にC9エンターテインメントのボーイズグループCIXのメンバーとして再デビュー。2024年8月、専属契約満了に伴いCIXを離れた。最年少のライ・グァンリンは台湾出身で、活動終了後は中国と韓国での活動を計画していたが、2019年に所属事務所との専属契約をめぐる法的紛争が表面化。2024年6月には芸能界引退をSNSで表明し、現在は中国で映画監督としての道を歩んでいる。

作品[編集]

韓国でのアルバム[編集]

発売日 タイトル 形態 主なタイトル曲
2017年8月7日 1×1=1(TO BE ONE) ミニアルバム(デビュー作) Energetic
2017年11月13日 1-1=0(NOTHING WITHOUT YOU) リパッケージ Beautiful
2018年3月19日 0+1=1(I PROMISE YOU) ミニアルバム Boomerang、I.P.U.
2018年6月4日 1÷x=1(UNDIVIDED) スペシャルアルバム(ユニット曲集) Light
2018年11月19日 1¹¹=1(POWER OF DESTINY) 正規1集 Spring Breeze(봄바람)
2022年1月27日 Beautiful(Part.III) デジタルシングル Beautiful(Part.III)

アルバムのタイトルがすべて「数式」になっているのがWanna Oneの大きな特徴である。デビュー作の「1×1=1」は「11人が掛け合わさって1つになる」、リパッケージの「1-1=0」は「11人から1人でも欠ければ何もない(NOTHING WITHOUT YOU)」という意味で、ラストアルバムの「1¹¹=1」は「11人の運命は1つ」と読める。シリーズ全体が、最初から決まっていた別れに向かう物語として構成されていたと語られることも多い。

ユニットアルバム『1÷x=1(UNDIVIDED)』[編集]

2018年6月のスペシャルアルバムでは、メンバーが5つのユニットに分かれてそれぞれ新曲を発表した。Triple Positionの「Kangaroo」、The Healの「Hourglass」などが収録され、11人という大人数グループならではの「組み合わせの妙」を楽しめる作品になっている。リード曲「Light」はグループ全員で歌唱した。

「Beautiful」三部作[編集]

2017年の「Beautiful」はミュージックビデオがドラマ仕立てになっており、続く2018年の『1¹¹=1』にPart.IIが、そして活動終了から3年後の2022年1月27日にPart.IIIがリリースされた。Part.IIIの発売日は、最終コンサートの最終日からちょうど3年後にあたる。

日本での活動[編集]

日本盤のリリース[編集]

日本では2017年9月27日にデビュー作『1X1=1(TO BE ONE)』の日本仕様盤、12月13日に『1-1=0(NOTHING WITHOUT YOU)』の日本仕様盤が発売された。いずれも韓国盤ベースの作品だが、オリコンチャートでも上位に入り、その後の『0+1=1』『1÷x=1』『1¹¹=1』を含めたアルバムはオリコンで2〜8位、正規アルバムは3位を記録している。日本語オリジナル曲での本格的な「日本デビュー」は行わなかったが、韓国盤の輸入・日本仕様盤だけでこの数字を残した点に、当時の日本での人気の高さがうかがえる。

幕張メッセでの単独公演[編集]

2018年6月から9月にかけて行われた初のワールドツアー「ONE: THE WORLD」は、ソウル・高尺スカイドームを皮切りに、アメリカ、アジア、オーストラリアの計13都市を回った。日本公演は2018年7月10日・11日の2日間、千葉の幕張メッセで開催され、2日間で約3万8,000人を動員。これがWanna Oneにとって日本で初めての単独コンサートとなった。

日本では韓国国内ほどテレビ露出は多くなかったが、ワールドツアーの日本公演はアジアの中でも最大級の動員となり、日本のK-POPファンの間でもWanna Oneの存在感は大きかった。

活動終了後と再結成[編集]

2021年MAMAでの「一夜限り」の再集結[編集]

2021年12月11日、京畿道坡州のCJ ENMコンテンツワールドで開催された「2021 Mnet Asian Music Awards(MAMA)」に、Wanna Oneが約2年10か月ぶりに登場した。中国にいたライ・グァンリンを除く10人が参加し、「1=1¹¹(I Miss You)」をテーマに「Spring Breeze」「Energetic」「Burn It Up」、そして新曲「Beautiful(Part.III)」を披露。AR技術を使った春の演出も話題を集めた。

このステージは「一夜限り」の特別公演とされ、ファン・ミンヒョンとオン・ソンウはMAMAのステージにのみ参加した。翌2022年1月27日には、MAMAに不参加だったライ・グァンリンもレコーディングに加わったメンバー全員の「Beautiful(Part.III)」がデジタルシングルとして配信された。

2026年、7年ぶりの本格再結成[編集]

2026年1月、Mnetは公式YouTubeに「2026 Coming Soon, Let's Meet Again」と題したティーザーを公開し、CJ ENMもWanna Oneのリアリティ番組を準備中であると認めた。メンバー同士が「ファンに会う方法」を話し合った結果、ファンが最も愛したコンテンツであるリアリティ番組を作ることで意見が一致したという。

4月6日には、2017年のデビュー時にファンと初めて会った場所でもあるソウル・上岩洞のDMC文化公園で、オープニングセレモニーを兼ねたサプライズのファンミーティングを開催。大雨の中、兵役中のカン・ダニエルと海外にいたライ・グァンリンを除く9人が『PRODUCE 101』時代を思わせる制服姿で登場し、「その少年(Pick Me)」の2026年版を披露した。不在の2人は等身大パネルで「参加」させる演出がとられ、イ・デフィは「Wanna Oneはこれから始まり」と語っている。

リアリティ番組『WANNA ONE GO: Back to Base』は2026年4月28日にMnet Plusで先行公開、同日Mnetで放送された。タイトルは活動当時のリアリティ番組『Wanna One Go』シリーズを引き継いだもので、カン・ダニエルとライ・グァンリンも短い形で登場している。

KCON LA 2026でのグループステージ[編集]

2026年8月14日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された「KCON LA 2026」(8月14日〜16日・LAコンベンションセンター/クリプトドットコム・アリーナ)の初日にWanna Oneがスペシャルパフォーマーとして出演した。参加したのはパク・ジフン、イ・デフィ、キム・ジェファン、オン・ソンウ、パク・ウジン、ユン・ジソン、ファン・ミンヒョン、ペ・ジニョン、ハ・ソンウンの9人で、KCONの舞台に立つのは9年ぶり、グループとしてのステージも約4年ぶりとなった。

その舞台裏は続編『WANNA ONE GO in LA』としてMnet Plusで公開され、2026年9月8日に最終回を迎えた。全員そろってのリハーサルはわずか2日間だったという。シリーズは公式SNSでの累計再生回数が2,000万回を超え、100以上の地域で視聴された。2027年にはデビュー10周年を迎えることから、ファンの間ではさらなる再結成への期待が高まっている。

投票操作事件の影響[編集]

事件の概要[編集]

2019年、『PRODUCE X 101』の最終順位をめぐる疑惑をきっかけに、Mnetのオーディション番組の視聴者投票操作が発覚した。捜査の結果、『PRODUCE 101』シリーズ全4シーズンで操作が行われていたことが明らかになり、デビューしたX1とIZ*ONEは活動に大きな影響を受けた(X1は2020年1月に解散)。

2019年12月に検察が国会に提出した公訴状では、シーズン2についても、総括プロデューサーが生放送最終回の得票数を操作し、本来なら上位11人に入るはずだった練習生Aが圏外に押し出され、代わりに練習生Bがデビュー圏内に入ったとされた。

裁判とその後[編集]

2020年11月18日、ソウル高等法院は『PRODUCE』シリーズの演出担当プロデューサーに懲役2年、総括プロデューサーに懲役1年8か月を言い渡した。裁判を通じて認定された被害練習生は全シーズンで計12人で、シーズン2ではソン・ヒョヌ(1次投票)とカン・ドンホ(最終の4次投票)の2人が挙げられている。

裁判所や関係者は、被害者を明らかにする目的は「実力不足ではなく操作によって脱落したこと」を示すためであり、デビューしたメンバーを責めるためではないとしている。Wanna Oneはこの時点ですでに活動を終えていたため、グループの活動そのものへの直接的な影響はなかったが、「Bは誰なのか」をめぐる憶測がネット上で過熱するなど、メンバーとファンにとって複雑な影を落とした。MnetとCJ ENMは公式に謝罪し、被害者への補償を進めると表明している。

炎上とバズ[編集]

「エクバンウォン」と社会現象[編集]

デビュー当時のWanna Oneは、新人でありながら広告、バラエティ、授賞式のあらゆる場面に顔を出し、韓国では「Wanna Oneを見ない日はない」と言われるほどの露出量だった。『Wanna One Go』シリーズなどのリアリティ番組も人気を集め、メンバー同士の関係性(いわゆる「ケミ」)がSNSで常に話題になった。

再結成ティーザーでSNSがお祭り状態に[編集]

2026年1月の再結成ティーザー公開時には、EXOのアルバム発売やBTSの完全体カムバックと時期が重なったことから、韓国メディアは「2026年に『エクバンウォン』時代が再び開くか」と報じた。4月の上岩洞ファンミーティングでは、Xで「Wanna One」がトレンド入りし、「あの時代が戻ってきたみたいで涙が出る」「Wanna OneはやっぱりWanna One」といった投稿があふれた。

余談[編集]

  • アルバム名がすべて数式になっているのは、「11人=1つ」というグループのコンセプトを表すため。ファンの間では「次は何算か」がカムバックのたびに予想の的になった。
  • 2026年4月の上岩洞ファンミーティングは月曜日の午前に開かれた。大雨にもかかわらず前夜から並ぶファンが多く、開始は約20分遅れた。ユン・ジソンは「『약속해요(I.P.U.)』の歌詞のように、桜の散る日にまた会えた気がする」と語っている。
  • 同ファンミーティングでは、当時大ヒット中だったパク・ジフン主演映画『王と生きる男』のパロディも披露され、会場を沸かせた。
  • カン・ダニエルが活動終了後に開設したInstagramは、フォロワー100万人到達の最短記録(11時間36分)としてギネス世界記録に認定された。
  • 2018年のワールドツアーは、ソウル・高尺スカイドーム3日間で計6万人を動員した。デビューショーケースも最終コンサートも高尺スカイドームで、「始まりと終わりが同じ場所」になっている。
  • オン・ソンウは兵役中、陸軍の軍楽隊で服務し、国防部制作の精神教育番組の進行役も務めた。
  • 2026年のKCON LA出演時、全員そろってのリハーサルは2日間しかなかったという。LA滞在中にはオン・ソンウの誕生日を迎え、メンバーがサプライズで朝食を用意する様子がリアリティで公開された。

外部リンク[編集]

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