| 密会 (韓国ドラマ) 밀회(ミルフェ)/Secret Love Affair(Secret Affair) | |
|---|---|
![]() 日本の衛星劇場による番組予告「韓国ドラマシリーズ『密会』10月スタート」のサムネイル(出典:衛星劇場公式YouTube) | |
| ジャンル | ロマンス、メロドラマ、音楽ドラマ、社会風刺 |
| 放送期間 | 2014年3月17日 - 2014年5月13日 |
| 放送時間 | 毎週月・火曜 21:50(韓国時間) |
| 話数 | 全16話 |
| 放送国家 | 韓国 |
| 言語 | 韓国語 |
| 放送局 | JTBC |
| 配信 | U-NEXT(日本)ほか |
| 平均視聴率 | 3〜4%台(ニールセン・コリア有料放送世帯基準)、最高5.372%(最終回) |
| 制作 | |
| 演出 | アン・パンソク |
| 制作 | ドラマハウス、フューチャーワン |
| 脚本 | チョン・ソンジュ |
| 音楽 | イ・ナミョン |
| 出演者 | キム・ヒエ、ユ・アイン、パク・ヒョックォン、シム・ヘジン、キム・ヘウン、キム・ヨンゴン、キョン・スジン、キム・チャンワン ほか |
| その他 | |
| 原作 | なし(江國香織の小説『東京タワー』をモチーフとしたオリジナル脚本) |
概要[編集]
密会(みっかい、原題:밀회〈ミルフェ〉、英題:Secret Love Affair)とは、2014年3月17日から5月13日まで韓国のJTBCで放送された全16話の韓国ドラマである。40歳の芸術財団企画室長オ・ヘウォン(キム・ヒエ)と、20歳の天才ピアニストの青年イ・ソンジェ(ユ・アイン)の「20歳差の禁じられた恋」を、クラシック音楽と上流社会への風刺を絡めて描く。演出はアン・パンソク、脚本はチョン・ソンジュ。
詳細[編集]
どんな作品?[編集]
ひとことで言えば「ピアノで恋に落ちる大人の不倫メロ」。ただし中身は単なる年の差ロマンスではない。財閥系の芸術財団と音楽大学を舞台に、裏金づくり、音大入試の不正、上流階級の見栄と偽善が次々とあぶり出され、恋愛劇の顔をした社会風刺劇という側面がかなり強い。namu.wikiでもジャンルが「ロマンス、メロ、音楽、社会告発物」と書かれているほどである。
主人公ヘウォンは、財閥の裏仕事を一手に引き受けながら上流社会の“使用人”として生きてきた女性。そこへ、貧しいバイク便の配達員でありながら独学で驚異的なピアノの腕を持つソンジェが現れ、彼の純粋さがヘウォンの人生を根こそぎ揺さぶっていく。
『東京タワー』がモチーフ[編集]
制作のきっかけは、日本の作家・江國香織の小説『東京タワー』(年上の既婚女性と大学生の恋を描いた作品)だったとされる。ユ・アインは日本のインタビューで、同作が原案ではあるが長い企画期間の中で何度も改変され、原作とは明確に異なる作品になったと語っている。namu.wikiでも「モチーフだけを借りた事実上の別作品」とされ、2013年ごろ制作会社の提案を受けたチョン・ソンジュ作家がほぼ白紙から書き上げたという。
結果的に、恋愛そのものより「その恋が暴いてしまう世界の汚さ」を描くドラマになっており、日本の原作小説を知っている人ほど別物ぶりに驚く作品である。
アン・パンソク×チョン・ソンジュの再タッグ[編集]
演出のアン・パンソクは『白い巨塔』(2007年、MBC)で知られる名匠で、脚本のチョン・ソンジュとは同じJTBCの『妻の資格』(2012年)でも組んでいる。キム・ヒエ、パク・ヒョックォンも『妻の資格』からの続投組で、同作でもパク・ヒョックォンは頼りない夫を演じていた。
アン・パンソクはのちに『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(2018年)、『ある春の夜に』(2019年)でも年上女性の恋を描き、「大人のメロといえばアン・パンソク」というブランドを確立する。その出発点のひとつが本作だといえる。
総合編成チャンネルのドラマとしては異例の成功[編集]
JTBCは2011年に開局した総合編成チャンネル(ケーブル系)で、当時はまだ地上波に比べてドラマの存在感が小さかった。そんな中で本作は第1話から有料放送世帯基準2.574%を記録し、JTBC月火ドラマの初回最高記録を更新。同時間帯のケーブル・総合編成チャンネルで1位となった。
その後も3〜4%台で推移し、最終回で自己最高の5.372%(ニールセン・コリア有料放送世帯基準)に到達。2017年の『力の強い女ト・ボンスン』に抜かれるまで、JTBCドラマとしては『無子息上八字』に次ぐ歴代2位の数字だった。のちの『SKYキャッスル』や『夫婦の世界』へとつながる「JTBCドラマはすごい」という評判の土台を作った一本とされる。
あらすじ[編集]
基本のあらすじ(ネタバレなし)[編集]
オ・ヘウォンは、財閥グループ「ソハン」が運営するソハン芸術財団の企画室長。上品で有能なキャリアウーマンとして知られるが、実態は財閥一家の後始末や裏工作を引き受ける“影の実務者”であり、夫のカン・ジュニョン(ソハン音楽大学のピアノ科教授)とは世間体を保つための仮面夫婦に近い。
ある日、財団主催の音楽祭の準備に追われる会場に、ジュニョンの依頼で荷物を届けに来たバイク便の青年イ・ソンジェが現れる。彼は舞台のピアノを衝動的に弾き、その演奏がジュニョンの耳に留まる。ヘウォンの前で改めて演奏したソンジェは、正式な教育を受けたことがないにもかかわらず、一度聴いた曲を弾きこなす天才だった。ヘウォンは彼の才能に心を奪われ、ソンジェもまたヘウォンに惹かれていく。
序盤 ※ネタバレ注意[編集]
ソンジェはジュニョンの推薦でソハン音大の入試を受けることになるが、受験当日に母ミョンファが事故で亡くなり、夢を断たれて夫妻のもとを去る。しかし、ヘウォンから贈られた本をきっかけにピアノへの思いを取り戻し、再び彼女のもとへ戻ってくる。
第2話では、ヘウォンとソンジェがシューベルト「4手のための幻想曲 ヘ短調」を連弾する。2人の呼吸が重なっていくこの場面は放送直後から大きな話題となり、韓国メディアでは「ベッドシーン以上の結合」と評された。演奏後、ヘウォンがソンジェの頬をつまんで言う「これは特級の褒め言葉よ(이건 특급 칭찬이야)」は、放送2回目にして流行語となった。
中盤 ※ネタバレ注意[編集]
ソハン音大に入学したソンジェは、ヘウォンへの想いを抑えきれなくなり、2人は秘密の関係に踏み込んでいく。一方で、ヘウォンの周囲には、財団理事長ハン・ソンスクと音大学長ミン・ヨンギによる裏金づくり、財閥の娘ソ・ヨンウの嫉妬と暴力、教授たちの入試・楽器販売をめぐる不正など、上流社会の腐敗がうずまいている。ヘウォンはその間を立ち回る「三重スパイ」のような立場に置かれていた。
第10話では、財団の英才支援音楽会を前に、ソンジェがジュニョンの目の前でヘウォンと連弾する場面が描かれ、3人の張り詰めた三角関係が浮き彫りになる。やがて2人の関係は周囲に知られ始め、ヘウォンとソンジェの「密会」は、財閥の権力争いの道具として利用されていく。
終盤・結末 ※ネタバレ注意[編集]
最終盤、ヘウォンは裏金の帳簿をめぐって弁護士キム・インギョムらと駆け引きを繰り広げ、なお人々を動かせるカードを手にしていた。しかし彼女は、それを使って生き延びる道ではなく「すべての責任を負う」道を選ぶ。
法廷でヘウォンは、上流社会に上がるために違法行為に手を染め、ソンジェの真心さえ成功の道具として見ていたと最終陳述で告白し、刑務所に入る。面会に来たソンジェに、ヘウォンは「自分のことは忘れていい」と告げるが、ソンジェは「戻ってきたら一緒に暮らそう」と応じる。ラストシーンでは、ソンジェが毎日モーツァルトのロンドを弾き、塀の中のヘウォンが青空と草花を見上げながら穏やかな表情を浮かべる。
韓国メディアは、すべてを手放したことでヘウォンの心が自由になり、数年後に2人がつつましく暮らす姿を想像させる「幸せな余韻を残す結末」と評した。一方で、ハッピーエンドとも悲恋とも取れる余白のある終わり方だという受け止め方も多い。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- オ・ヘウォン(演:キム・ヒエ)
- 40歳。ソハン芸術財団の企画室長で、のちにソハン・アートセンターの運営にも関わる。財閥一家の裏の仕事を引き受けてきた有能な実務家。ソンジェとの出会いで、自分が積み上げてきた人生の虚しさに気づいていく。
- イ・ソンジェ(演:ユ・アイン)
- 20歳。バイク便の配達で生計を立てる青年で、独学でピアノを身につけた天才。ユ・アインは役について「天使のようにピュアで汚れのない、とても純粋な感受性を持っている人物」と語っている。
- カン・ジュニョン(演:パク・ヒョックォン)
- ヘウォンの夫。ソハン音大ピアノ科教授。ソンジェの才能を最初に見出すが、出世欲が強く頼りない人物として描かれる。
ソハン家・財団[編集]
- ハン・ソンスク(演:シム・ヘジン)
- ソハン芸術財団理事長で、ソ会長の妻。学長ミン・ヨンギと関係を続けながら裏金づくりを進める。
- ソ・ヨンウ(演:キム・ヘウン)
- ソ会長の娘。愛情に飢えており、ヘウォンに手を上げるなどして優位を誇示する。演じるキム・ヘウンは声楽科出身。
- ソ・ピルウォン(演:キム・ヨンゴン)
- ソハングループのソ会長。
- キム・インギョム(演:チャン・ヒョンソン)
- ヨンウの夫で法律事務所の弁護士。第10話以降に特別出演。
- ワン・ジョンヒ(演:ペク・ジウォン)
- ヘウォンの友人で、ハン・ソンスクの秘書。盗聴や尾行まで使ってヘウォンを追い落とそうとする。
- アン・セジン(演:チャン・ソヨン)
- ヘウォンの部下。
ソハン音楽大学[編集]
- ミン・ヨンギ(演:キム・チャンワン)
- ソハン音大学長。ハン・ソンスクのかつての恋人で、入試不正にも関わる。キム・チャンワンはアン・パンソクの『白い巨塔』にも出演している。
- チョ・インソ(演:パク・ジョンフン)
- ピアノ科教授。実力・人柄ともに優れ、後半ソンジェの師となる。演じるパク・ジョンフンは本物のピアニストで、音大教授でもある。
- チ・ミヌ(演:シン・ジホ)
- ピアノ専攻の学生。ヘウォンが見出した英才で、チョ・インソの弟子。
- チョン・ユラ(演:チン・ボラ)
- 占い師の母のコネで入学した学生。実力も出席も足りない。
- キム・インジュ(演:ヤン・ミニョン)
- 器楽科教授で、インギョムの妹。学生に粗悪な楽器を売りつけて手数料を取っている。
- チャン・シウン(演:キム・シンジェ)
- 器楽科1年のチェロ専攻。演じるキム・シンジェも実際の音楽家。
ソンジェの周辺[編集]
- パク・ダミ(演:キョン・スジン)
- ソンジェの高校の同級生で美容師見習い。ソンジェを本気で心配する友人。
- ソン・ジャンホ(演:チェ・テファン)
- ソンジェの友人。チョン・ユラに金持ちの大学生だと偽って付き合う。
- ミョンファ(演:イ・カニ)
- ソンジェの母。食堂を営む。
その他[編集]
- ユン・ジス(演:ユン・ボギン):ヘウォンの友人で、チョ・インソの妻。
- 白先生(演:キル・ヘヨン):チョン・ユラの母で占い師。
- シン・ウソン(演:キム・グォン):ヨンウの愛人。
- イム・ジョンス(演:ホ・ジョンド):ジュニョンの助手。
音楽[編集]
クラシックが主役のドラマ[編集]
本作は「クラシック音楽を前面に押し出した」ことでも知られ、ピアノの旋律が登場人物の言葉にならない感情を代弁する重要な装置として使われている。放送開始時の報道では、劇中で使われる主な曲として次のものが挙げられた。
- シューベルト「4手のための幻想曲 ヘ短調」:作品のメインテーマ。ヘウォンとソンジェの連弾、チョ・インソとチ・ミヌの連弾などで繰り返し登場する。
- ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第23番『熱情』」第3楽章:ヨンウがヘウォンの家に押しかける場面でソンジェが激しく弾く。
- バッハ「平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲第1番 ハ長調」
- チャイコフスキー「四季」より「4月(松雪草)」
- リスト「パガニーニによる大練習曲」第4番
- モーツァルト「ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310」
最終回ではモーツァルトのロンドがラストを彩り、第12話ではビリー・ジョエルの「Piano Man」が1曲まるごと使われるという大胆な演出もあった。
主演2人のピアノ[編集]
キム・ヒエとユ・アインは本作のために実際にピアノを習った。第2話の連弾シーンは、テスト撮影に丸1日、本番にも丸1日をかけたという。キム・ヒエによると、指導役のピアニストは夜や撮影後にまで2人を呼び出して演奏を細かくチェックするほど徹底していた。ユ・アインは「技術的に正確に弾くことより、音楽を体で感じて表情に出すこと」を重視したと語っている。
OST[編集]
OSTは2014年8月20日に発売。音楽監督イ・ナミョンのオリジナル曲に加え、劇中のクラシック曲を収録しており、バッハ、チャイコフスキー、シューベルト、ベートーヴェン、モーツァルト、ラフマニノフの作品が並ぶ。クラシック7曲はピアニストのキム・ソヒョンとソン・ヨンミンが録音した。なおイ・ナミョンは、のちにアン・パンソクが演出した『卒業』でも音楽を担当している。
評価・受賞[編集]
「メロの新しい地平を開いた」[編集]
放送終了時、韓国の主要紙は「痴情や不倫のその先へ、メロドラマの新たな地平を開いた」との評価が支配的だと報じた。大衆文化評論家チョン・ドッキョンは、洗練された演出と繊細な脚本、それを消化する俳優がそろわなければ成立しない作品で、メロ以上のメッセージを込めることに成功したと評価している。
忠南大学のユン・ソクジン教授は、本作が「幸せとは何か」を問う作品であり、仮面夫婦と年上女性・年下男性のカップルを対比させることで上流社会の偽善と俗物性を暴いたと分析。評論家ペ・グクナムは、女性が主導する恋愛関係が変化した時代の女性の欲求を映し出し、女性視聴者の共感を得たと述べた。
誰が見ていたのか[編集]
評論家ハン・サンドクは、本放送をきちんと見ていた中心層は40代以上だったと分析している。財閥、中産階級、貧しい天才青年という3つの階層が音大入試不正を軸に絡み合う構図と、クラシック音楽という「高級文化」の要素が、中高年層の知的好奇心を満たしたという見立てである。
一方で、40代の既婚女性と20歳の青年という設定は放送前から賛否を呼び、「不倫ドラマ」というレッテルを貼られることも少なくなかった。それでも、恋愛をあくまで人間の再生の物語として描いた点が、作品の評価を押し上げた。
受賞[編集]
- 第50回百想芸術大賞(2014年5月27日)
- 第9回ソウルドラマアワード2014(2014年9月4日)
- 女性演技者賞:キム・ヒエ
キム・ヒエはソウルドラマアワードの受賞スピーチで、アン・パンソク監督とチョン・ソンジュ作家への感謝を述べ、共演したキム・ヨンゴン、シム・ヘジン、パク・ヒョックォン、ユ・アインにもあいさつを送っている。
日本での放送・配信[編集]
テレビ放送[編集]
日本ではCS放送の衛星劇場で放送され、同局は公式YouTubeで「韓国ドラマシリーズ『密会』10月スタート」という予告を公開している。2015年9月28日からはホームドラマチャンネルで、ベーシックチャンネル初放送としてノーカット・日本語字幕版が毎週月曜に放送された。同局ではユ・アインの紀行番組『ユ・アインのLaunch My Life in London』もあわせて放送されている。
地上波ではテレビ大阪が平日朝(月〜金曜 8時55分〜9時55分)の韓流ドラマ枠で放送しており、公式サイトに相関図も掲載された。このほかBSフジでも放送されたとされる。
配信・ソフト[編集]
2026年時点ではU-NEXTで配信されている(見放題・レンタルの別は時期により異なる)。日本語字幕付きのDVDも発売されている。
炎上とバズ[編集]
「特級の褒め言葉」パロディ祭り[編集]
第2話放送後、「これは特級の褒め言葉よ」の場面を、ほかの番組や映画の映像に当てはめたパロディ動画がネット上で大量に作られた。お笑い番組などでも繰り返しパロディの対象になり、本作の知名度を一気に押し上げた。
セウォル号事故による休止[編集]
2014年4月21日・22日の放送分は、セウォル号沈没事故を受けて休止となった。この休止で日程が1週後ろにずれ、最終回は5月13日の放送となった。
2016年、「予言ドラマ」として再注目[編集]
2016年に朴槿恵大統領とチェ・スンシル氏をめぐる国政介入事件が明るみに出ると、本作は「予言ドラマ」としてSNSで再び話題になった。劇中のチョン・ユラは占い師の母のコネで名門音大に入り、成績まで操作される人物で、チェ・スンシル氏の娘と同姓同名。さらに出席を取る場面では「125番チョン・ユラ、126番チェ・テミン」と、チェ・スンシル氏の父の名前まで登場する。ホストバー出身の男性を愛人にし、ファッション事業のパートナーに据えるソ・ヨンウの筋書きも、事件の関係者を連想させると言われた。
脚本のチョン・ソンジュが梨花女子大学出身だったこともあって「事件を知っていて書いたのでは」という憶測まで飛んだが、本人は「偶然の一致にすぎない」と否定している。
主演ユ・アインの薬物事件[編集]
主演のユ・アインは2023年に麻薬類管理法違反の疑いで捜査を受け、プロポフォールの常習投薬、大麻使用、他人名義での睡眠薬の不正処方などの罪で起訴された。2024年9月の一審では懲役1年の実刑判決を受けて法廷で拘束されたが、2025年2月の控訴審で懲役1年・執行猶予2年に減刑されて釈放。同年7月に大法院(最高裁)が上告を棄却し、執行猶予付き判決と罰金200万ウォンが確定した。
2026年8月18日には、配給会社NEWがチャン・ジェヒョン監督の新作映画『ヴァンピル(뱀피르)』へのユ・アインの出演を公式発表した(公開は2028年予定)。執行猶予期間中の復帰については、韓国のネット上で賛否が分かれていると報じられている。
余談[編集]
- 監督版DVDの制作も検討されたが、「編集で削った映像がほとんどない」という理由で実現しなかったという話がある。それだけ撮った素材を無駄なく使ったということでもある。
- ユ・アインによると、本作の撮影現場では韓国ドラマにしては珍しく徹夜撮影がなかった。監督の明確な構想と責任感のおかげだったと語っている。
- ユ・アインはキム・ヒエについて、綿密にリハーサルをする人で、長回しが多いため自分も入念に準備したと振り返っている。
- 劇中ではピアニストのソン・ヨルムの名前がたびたび登場する。
- 中国でも反響が大きく、ユ・アインは中国の動画サイト捜狐(ソーフー)の招待で現地を訪れた。
- 演出のアン・パンソクは2026年8月12日、脳出血のため64歳で死去。キム・ヒエは2作品を共にしたことへの感謝とともに「心から感謝し、尊敬しています」と追悼した。最後の作品は『恋愛の博士課程』となった。
- キム・ヒエはその後もJTBCで『夫婦の世界』(2020年)に主演し、「JTBCドラマの顔」と呼ばれる存在になっている。
- ユ・アインは本作の翌年、観客動員1000万人を超えた映画『ベテラン』(2015年)で財閥3世の悪役を演じた。その後も『バーニング 劇場版』やNetflixの『地獄が呼んでいる』などで国際的な評価を得ている。
