株式会社カプコン
CAPCOM CO., LTD.
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カプコンの本社(大阪市)(Wikimedia Commons・CC0)
略称 カプコン
国家 日本
種類 株式会社
市場情報 東証プライム 9697
業種 情報・通信業
本社所在地 大阪府大阪市中央区内平野町
設立日 1983年6月11日
年齢 43周年
設立者 辻本憲三
資本金 約332億円
上場 東証プライム
年間売上 1953億6500万円(2026年3月期)
主要部門 デジタルコンテンツ事業/アミューズメント事業
代表作品 ストリートファイター/バイオハザード/モンスターハンター
別名 CAPCOM
リンク https://www.capcom.co.jp/


概要[編集]

カプコンとは、大阪に本社を置く日本のゲームメーカーである。1983年6月11日設立。ストリートファイター、バイオハザード、モンスターハンターという性格の異なる三つのシリーズを長期にわたって並行させ、いずれも世界市場で通用させている点に特徴がある。

詳細[編集]

創業は1979年で、当初は業務用ゲーム機の製造・販売を手がけていた。社名は子会社名に使われていた「カプセルコンピュータ」の略とされる。同じ時期にセガやコナミも業務用機器から家庭用へ広がっており、1980年代のアーケードゲームはこれらの会社が競う場だった。カプコンもここで頭角を現し、1991年のストリートファイターIIが対戦格闘というジャンルそのものをゲームセンターの主役に押し上げた。

カプコンを他社と分けているのは、自社の看板作品を、期間を空けて何度も作り直してきたという点である。多くのメーカーが新規タイトルで当てようとするのに対し、カプコンは既存シリーズの新作とリメイクを継続的に出す方針をとってきた。この方針が成り立つのは、シリーズごとに遊びの核(格闘の駆け引き/資源が足りない緊張/狩りの反復)が明確で、時代が変わっても核を残したまま外側を作り替えられるからである。

主要シリーズの構造[編集]

ストリートファイターは対人戦が核であり、相手の行動を読み合う部分がそのまま商品価値になる。この性質は後年のEスポーツと相性がよく、競技シーンが作品の寿命を延ばす循環を生んだ。

バイオハザードは1996年の第1作でサバイバルホラーというジャンル名を定着させた。弾薬や回復手段が意図的に不足するよう設計されており、「戦うか逃げるか」の判断を常に迫られることが恐怖の源になっている。作品ごとに視点や操作を大きく変えてきたため、シリーズ内で作風の振れ幅が非常に大きい。

モンスターハンターは一頭の敵を複数人で長時間かけて倒す形式で、失敗と再挑戦を前提にしている。日本では携帯機との組み合わせで爆発的に広がり、後年になって海外でも大きく売れるようになった。国内で先に定着し、後から世界市場に届いた例として語られることが多い。

海外の反応[編集]

英語圏では、日本のメーカーの中でも「海外市場を意識した作り方に早くから移行した会社」という評価が定着している。一方で、追加要素を有料で販売する形式や、シリーズの新作とリメイクを高い頻度で出す方針については、供給の安定を歓迎する声と、同じ題材を繰り返しているという批判が並んでおり、評価は分かれたままである。

余談[編集]

  • 本社が大阪にあるゲームメーカーとしては最大手にあたる。東京に開発拠点を集中させない体制を長く続けてきた点は、業界内でも珍しい部類に入る。
  • ストリートファイターIIの流行は、ゲームセンターの筐体配置そのものを変えた。向かい合わせの対戦台という形式は、この作品以降に一般化したものである。
  • バイオハザードは海外では Resident Evil という別題で展開されている。日本語題をそのまま英語圏で使えなかった事情によるもので、同じ作品が地域ごとに別の名前で記憶されている珍しい例である。

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