熱いさよなら
뜨거운 안녕
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日本配信決定時のキービジュアル(U-NEXTプレスリリース/PR TIMES、2026年10月28日)
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主演のカン・フン(2024年、Wikimedia Commons)
ジャンル 青春 / ヒューマン / ロマンス / コメディ
放送期間 2026年11月11日 -
放送時間 毎週水・木曜 22:50(韓国時間)
話数 全12話(予定)
放送国家 韓国
言語 韓国語
放送局 tvN
配信 U-NEXT(日本・独占見放題、毎週水・木曜 24:30更新)
制作
企画 スタジオドラゴン
演出 チョン・ジヒョン、ホ・ソクウォン
制作 スタジオドラゴン
脚本 アン・アルム(クリエイター:ヤン・ヒスン)
出演者 カン・フン、チョ・ヒョンチョル、キム・ジョンジン、イ・イダム、ムンヒ、ユン・ガイ
その他
原作 『コントが始まる』(2021年、日本テレビ、脚本:金子茂樹)

概要[編集]

熱いさよなら(あついさよなら/原題:뜨거운 안녕、トゥゴウン・アンニョン)とは、2026年11月11日から韓国のtvNで放送される水木ドラマである。2021年に日本テレビ系で放送された菅田将暉主演の連続ドラマ『コントが始まる』を韓国でリメイクした青春群像劇で、結成10年目でも売れないお笑いトリオ「アスラ」の3人が、解散を決めた直後に現れた謎の女性をきっかけに「次の一歩」を探していく。日本ではU-NEXTが韓国放送と同日に独占見放題で配信する。

詳細[編集]

どんなドラマ?[編集]

ひとことで言えば「夢をあきらめる話」ではなく「夢を終わらせたあと、どう生きるか」を描くドラマである。主人公たちは10年間ずっと無名のまま舞台に立ち続けてきたお笑い芸人で、ある日テレビ局の都合で収録が一方的に中止されたことをきっかけに、リーダーが解散を口にする。物語はそこから始まる。韓国の制作発表では、登場人物たちが「あきらめ」ではなく「次」を選ぶ物語だと繰り返し説明されており、出演者のチョ・ヒョンチョルは「私たちもみんな、失敗の途中にいるのではないか」と作品のテーマを語った。笑いと涙を行き来するトーンで、30歳前後の若者6人の夢・恋・友情を同時進行で見せる群像劇になっている。

日本ドラマ『コントが始まる』のリメイク[編集]

原作は、2021年4月期に日本テレビ系の土曜ドラマ枠(毎週土曜22時)で放送された『コントが始まる』である。脚本は金子茂樹によるオリジナルで、売れないお笑いトリオ「マクベス」を菅田将暉(高岩春斗役)、神木隆之介(朝吹瞬太役)、仲野太賀(美濃輪潤平役)が演じ、彼らのファンになるファミレス店員の中浜里穂子を有村架純、その妹を古川琴音が演じた。全10話で、毎話の冒頭にマクベスのコントが置かれ、そのネタが本編の伏線として回収される構成が話題になった。韓国版では、トリオ名が「マクベス」から「アスラ」に、舞台が韓国に置き換えられている。

タイトル「熱いさよなら」の意味[編集]

制作段階の仮タイトルは、トリオ名にちなんだ『아수라발발타』(アスラバルバルタ)だったとされる。演出のチョン・ジヒョン監督によると、最終的に『熱いさよなら(뜨거운 안녕)』に改めたのは、トリオだけでなく登場人物全員がそれぞれ何かに別れを告げ、新しく始めていく物語だからだという。韓国語の「안녕(アンニョン)」は「こんにちは」と「さようなら」の両方に使われる言葉で、終わりと始まりを一語で表せる点がこのタイトルのミソになっている。ポスターには「今の私たちに必要なのは、たった一つの逆転」というコピーが添えられた。

tvN水木ドラマ枠の再始動作[編集]

韓国メディアは本作を「8か月ぶりに再稼働するtvN水木ドラマ」として紹介した。放送は毎週水・木曜の22時50分(韓国時間)で、全12話の予定。企画・制作はCJ ENM系列のスタジオドラゴンが担う。2026年11月4日時点では韓国での初回放送前であり、視聴率や物語の結末はまだ明らかになっていない。

あらすじ[編集]

結成10年目を迎えたお笑いトリオ「アスラ」。リーダーのカン・テグ、トリオきっての芸達者でムードメーカーのキム・ナミル、トリオの財布を預かる倹約家ハン・ジュンソの3人は、いつか売れる日を信じて舞台に立ち続けてきたが、いまだに芽が出ない。

そんなある日、出演予定だったテレビ番組の収録が局側の都合で一方的に中止になる。積み重なった現実に耐えきれなくなったテグは、ついにトリオの解散を宣言。戸惑うナミルとジュンソの前に、正体不明の謎の女性が現れる。彼女の正体は、長い間ひきこもるように暮らしてきたアスラの熱烈なファン、コ・ウニョンだった。テグに「近づかない」という条件を突きつけられても、ウニョンはめげずに距離を縮めていく。

一方、ナミルは10年付き合ってきた恋人イ・ナヨンとの将来と、自分の夢との間で揺れる。ジュンソの前には、ウニョンの妹で自由奔放なコ・ジヨンが積極的に現れる。解散までの限られた時間の中で、6人はそれぞれの「さよなら」と「次の一歩」に向き合っていく。

登場人物とキャスト[編集]

日本語の役名表記はU-NEXTの公式発表に準拠する。

お笑いトリオ「アスラ」[編集]

カン・テグ(演:カン・フン)
アスラのリーダー。お笑い以外に興味がない一方で、家族を支え、メンバー2人の人生にも責任を感じている。10年間の無名生活の末、解散という決断を下す。韓国のティーザーでは、ウニョンを抱き上げる場面も公開された。
キム・ナミル(演:チョ・ヒョンチョル)
トリオきっての芸達者で、チームのムードメーカー。10年交際している恋人ナヨンとの関係を抱え、夢と愛のどちらを選ぶかという岐路に立たされる。原作で長年の恋人がいた美濃輪潤平(仲野太賀)と重なるポジションである。
ハン・ジュンソ(演:キム・ジョンジン)
トリオの会計担当の倹約家。仲間には優しいが、外の人間にはなかなか心を開かない。制作発表では、医学部を中退してお笑いの道に進んだという設定も紹介された。恋愛には興味がなさそうな態度をとる。

アスラを取り巻く人々[編集]

コ・ウニョン(演:イ・イダム)
アスラの熱狂的なファン。長くひきこもるように暮らしてきた内気な女性だが、突然アスラの前に現れ、彼らの日常に変化を起こす。イ・イダムは「アスラにとっては招かれざる客かもしれないが、誰よりもアスラを応援する人物」と説明している。原作で有村架純が演じた中浜里穂子にあたる役回りとみられる。
イ・ナヨン(演:ムンヒ)
ナミルと10年交際している恋人。献身的にナミルを支えてきたが、周囲の声に揺れながら気持ちが変化していく。
コ・ジヨン(演:ユン・ガイ)
ウニョンの妹。華やかで自由奔放な性格で、内気な姉とは対照的。姉を支える存在であり、ジュンソに積極的にアプローチする。原作の古川琴音が演じた妹のポジションに近い。

制作[編集]

スタッフ[編集]

演出は、チョン・ジヒョンとホ・ソクウォン。チョン・ジヒョン監督はキム・テリとナム・ジュヒョク主演の『二十五、二十一』(2022年)を手がけたことで知られ、韓国メディアでは『マダンのある家』『私のヘリへ』なども代表作として紹介されている。監督は本作を選んだ理由について、当時オファーを受けていた作品の中で唯一の青春ドラマだったと明かし、夢を追う過程を「現実的で悲しいけれど、無謀で輝かしい」と表現した。

脚本はKBS2の週末ドラマ『한 번 다녀왔습니다(一度行ってきました)』を書いたアン・アルム。アン・アルムは「結果がどうであれ、一度は熱くぶつかってみてもいいのではないか」という応援を込めたと語っている。クリエイターとして、ロマンティックコメディで実績のあるヤン・ヒスンが参加している。

キャスティングの見どころ[編集]

主演のカン・フンは、2014年の短編映画『ピクニック』でデビューした俳優で、2021年のMBC時代劇『赤い袖先』で実在の人物ホン・グギョンをモデルにしたホン・ドクロを演じてブレイクした。同作は最終回で17.4%の視聴率を記録している。2026年8月には『最愛の社員 -My Bias, My Boss-』で主演を務めており、本作は同年2本目の主演作となる。制作発表では、監督から連絡を受けてすぐに出演を決めたと語った。

チョ・ヒョンチョルは1986年生まれ、韓国芸術総合学校出身。『ホテルデルーナ』(2019年)のサンチェス役でお茶の間に知られ、Netflix『D.P. -脱走兵追跡官-』ではチョン・ヘイン演じる主人公の先輩、チョ・ソクボン一等兵を演じて第58回百想芸術大賞テレビ部門の助演男優賞を受賞した。監督としても活動しており、長編初監督作『君と私』(2022年)は日本でも2025年11月に劇場公開されている。

イ・イダムはパク・ボヨン主演のNetflixシリーズ『今日もあなたに太陽を』(2023年)の看護師ミン・ドゥルレ役で注目され、2026年にはNetflixの作品に立て続けに出演したことから、韓国メディアで「ネトフリの娘」と呼ばれるようになった。

役作りの裏話[編集]

キャスト陣は役作りのため、実際のお笑い芸人の仕事場を訪ね、ネタ会議や台本づくりの様子を見学したという。現役の芸人からコントの指導も受け、チョン・ジヒョン監督自身も、お笑い芸人チャン・ドンミンに芸人になるまでの道のりを取材したと明かしている。カン・フンは「人を笑わせなければならないという怖さを感じた」という趣旨の発言をしている。

評価・反響[編集]

2026年11月4日時点で本作は韓国でも初回放送前のため、視聴率や作品評価はまだ出ていない。

放送前の話題としては、まず「日本ドラマの韓国リメイク」である点が挙げられる。日本の報道では「菅田将暉主演ドラマが韓国でリメイク」という切り口で紹介され、原作ファンの間でも、毎話冒頭のコントがどのように韓国のお笑い文化へ置き換えられるかに関心が集まっている。

11月3日に行われたオンライン制作発表会では、カン・フンが共演者とのチームワークを「95点」と採点。残り5点の理由を問われると、韓国語の言葉遊びを交えた冗談で返し、会場を和ませた。チョ・ヒョンチョルは、現場では口数が少ないタイプだが、友人同士で冗談を言い合いながら撮影した作品は初めてだったと振り返った。また、監督の間で「チョ・ヒョンチョルがメロドラマをやりたがっている」という噂があったことも明かされ、本人は学生時代メロが得意だったと冗談を飛ばした。ナヨン役のムンヒは、チョ・ヒョンチョルのアドリブが多く、それによって感情がより深まったと語っている。

10月27日には6人の恋模様をそれぞれ描いた「三つの色のさよなら」ティーザーが公開され、テグとウニョンの「スターとファン」の関係、ナミルとナヨンの10年愛、ジュンソとジヨンの正反対カップルという3組の構図が示された。イ・イダムは見どころとして、一般的なメロドラマではあまり見られないスターとファンの関係や、ウニョンがアスラにサプライズを仕掛ける場面、追いかけっこのようなエピソードを挙げている。

放送・配信[編集]

韓国[編集]

  • 放送局:tvN
  • 放送枠:水木ドラマ(毎週水・木曜 22:50)
  • 初回放送:2026年11月11日
  • 話数:全12話(予定)

日本[編集]

  • 配信:U-NEXT(U-NEXTオリジナル、独占見放題)
  • 配信開始:2026年11月11日(水)24:30(日付上は11月12日0時30分)
  • 更新:毎週水・木曜に最新話を追加
  • 形態:日本初・本国同時配信

2026年11月4日時点で、日本での地上波放送やNetflixなど他サービスでの配信は発表されていない。

余談[編集]

  • 原作のトリオ名「マクベス」は高校の文化祭でのコントが由来という設定だった。韓国版のトリオ名「アスラ」は、仏教由来の言葉で、韓国では「修羅場」を意味する言葉としても使われる。
  • 原作の日本版では、本編と連動したラジオ企画や、Huluでのスピンオフ『マクベスの23時』も展開された。韓国版でこうした連動企画があるかは、2026年11月4日時点では明らかになっていない。
  • 演出のチョン・ジヒョン監督の代表作『二十五、二十一』も、夢を追う若者たちの「青春の終わり」を描いた作品で、本作と同じtvN・スタジオドラゴンの組み合わせで制作された。
  • 主演のカン・フンは、2026年に『最愛の社員 -My Bias, My Boss-』(8月)と本作(11月)の2本で主演を務めることになり、どちらも日本ではU-NEXTが韓国と同時に独占配信する作品である。
  • 原作で姉妹を演じた有村架純と古川琴音のポジションは、韓国版ではイ・イダムとユン・ガイが受け継ぐ形になっている。
  • 制作発表では、俳優陣が実際のお笑い芸人の現場を取材して役作りしたことが強調され、6人のキャストが撮影中に互いを笑わせ合っていたエピソードも語られた。

外部リンク[編集]

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