菅田将暉
Masaki Suda
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第37回東京国際映画祭(2024年)(出典:Wikimedia Commons「Suda Masaki from "Sunset Sunrise" at Red Carpet of the Tokyo International Film Festival 2024 (54576992127).jpg」・CC BY 2.0)
誕生日 1993年2月21日
年齢 33歳
出身地 大阪府箕面市
国籍 日本
学歴 日出高等学校(現・目黒日本大学高等学校)
ジャンル 映画、テレビドラマ、音楽
ポジション 俳優、歌手
活動期間 2008年 -
デビューアルバム PLAY(2018年)
家族 小松菜奈(妻)
身長 / 体重 176cm cm / ― kg
血液型 A型
事務所 トップコート
代表作 『仮面ライダーW』『あゝ、荒野』『花束みたいな恋をした』『3年A組』『ミステリと言う勿れ』『鎌倉殿の13人』
関連活動 歌手(ソニー・ミュージック)、ラジオパーソナリティ


概要[編集]

菅田将暉(すだ まさき、1993年2月21日 - )とは、大阪府出身の日本の俳優・歌手である。16歳のとき『仮面ライダーW』で主演デビューし、『あゝ、荒野』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。役ごとに見た目も空気もがらりと変える演技派で、歌手としてもNHK紅白歌合戦に出場した「二刀流」の代表格。

詳細[編集]

2008年の「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」をきっかけに芸能界入りし、トップコートに所属。翌2009年、特撮ドラマ『仮面ライダーW』(テレビ朝日)で、桐山漣と2人で1人の仮面ライダーに変身する相棒役・フィリップを演じて俳優デビューした。当時16歳で、平成仮面ライダーの主演としては最年少と紹介された。

ライダー卒業後は「ヒーロー出身の若手」の枠にとどまらず、インディペンデント寄りの作品に次々と出演。『共喰い』(2013年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、以降は漫画原作の大作から作家性の強い単館系作品まで、ジャンルを問わず主演・助演をこなすようになった。

2017年公開の『あゝ、荒野』(前篇・後篇)では、寺山修司の小説を原作に、ボクサーを目指す青年・新次を演じた。韓国の俳優ヤン・イクチュンとのダブル主演で、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、名実ともにトップ俳優の仲間入りを果たした。

同じ2017年には歌手デビューも果たし、「さよならエレジー」「まちがいさがし」「虹」などのヒットで音楽ファンにも名前が浸透。2019年には第70回NHK紅白歌合戦に初出場した。2021年に女優の小松菜奈と結婚し、2024年には第1子誕生を発表している。

経歴[編集]

仮面ライダーから若手演技派へ(2009年 - 2016年)[編集]

『仮面ライダーW』のフィリップ役で注目を集めた後、2013年の映画『共喰い』(青山真治監督)で主演。父親の暴力性を受け継ぐことに怯える少年という難役で評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

2014年の『そこのみにて光輝く』、2016年の『ディストラクション・ベイビーズ』『セトウツミ』『溺れるナイフ』など、若手監督や作家性の強い作品に続けて出演。一方で『暗殺教室』(2015年)のような大作にも出演し、「メジャーとインディーを行き来する俳優」というイメージが定着した。2016年には連続ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』や月9『ラヴソング』にも出演し、お茶の間での知名度も急上昇した。

ブレイクと『あゝ、荒野』(2017年 - 2018年)[編集]

2017年は出演作ラッシュの年で、映画『帝一の國』『キセキ -あの日のソビト-』『銀魂』『火花』『あゝ、荒野』が相次いで公開された。大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)では井伊直政を演じ、大河ドラマに初出演。

『あゝ、荒野』ではボクサー役のために体重を大きく増やして撮影に臨んだとされ、その熱演で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。同作では芸術選奨新人賞も受賞している。

主演ドラマの顔に(2019年 - 2022年)[編集]

2019年の『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ)は、生徒を人質に取る美術教師・柊一颯を演じ、ゴールデン帯の連続ドラマ初主演作となった。『dele』とあわせてギャラクシー賞テレビ部門を受賞している。

2021年の映画『花束みたいな恋をした』では有村架純とダブル主演。坂元裕二のオリジナル脚本によるこの作品は若い世代を中心にロングヒットとなり、「花束」は2021年の日本映画を代表する恋愛映画として語られるようになった。

2022年は、フジテレビ月9『ミステリと言う勿れ』で天然パーマの大学生・久能整を演じ、ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞。同年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源義経を演じ、三谷幸喜脚本のもとで天才肌だが危うい義経像を見せた。

声優・配信作品への広がり(2023年 - 2025年)[編集]

2023年には宮崎駿監督のアニメ映画『君たちはどう生きるか』でアオサギの声を担当。スタジオジブリの鈴木敏夫が起用理由として存在感を挙げたことが報じられた。同年の『銀河鉄道の父』では宮沢賢治を演じ、第47回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞している。

2024年は黒沢清監督の映画『Cloud クラウド』に主演した。2025年には『サンセット・サンライズ』に主演し、Netflixシリーズ『グラスハート』では佐藤健主演作に天才ミュージシャン役で出演。10月期には三谷幸喜脚本のフジテレビ水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』に主演し、演出家・久部三成を演じた。

2026年の動向[編集]

2026年はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で軍師・竹中半兵衛役を務めることが発表され、続いて黒沢清監督・本木雅弘主演の映画『黒牢城』(6月19日公開)では黒田官兵衛役に。「2作連続で名軍師を演じる」として話題になった。

このほか、綾瀬はるか主演・石井裕也監督の『人はなぜラブレターを書くのか』(4月17日公開)に出演。9月11日公開の是枝裕和監督の実写映画『ルックバック』では、主人公たちの原稿を受け取る週刊少年ジャンプの編集者・前田を演じている。

歌手活動[編集]

2017年にシングル「見たこともない景色」で歌手デビュー。同年、米津玄師の楽曲「灰色と青(+菅田将暉)」にボーカルで参加し、大きな話題を呼んだ。

2018年のシングル「さよならエレジー」は、山﨑賢人主演ドラマ『トドメの接吻』(日本テレビ)の主題歌。菅田自身も同ドラマに出演しており、ドラマ人気とともに楽曲もヒットした。同年3月には1stアルバム『PLAY』を発売し、オリコン週間2位を記録した。

2019年には米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを手がけた「まちがいさがし」(カンテレ制作ドラマ『パーフェクトワールド』主題歌)が配信を中心にロングヒットし、この曲で第70回NHK紅白歌合戦に初出場した。2020年には映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌「虹」を発表している。

以降もアルバム『LOVE』(2019年)、『COLLAGE』(2022年)、『SPIN』(2024年)を発表。2026年1月14日にEP『SENSATION CIRCLE』をリリースし、同月24日・25日には東京ガーデンシアターで約1年半ぶりのワンマンライブ「菅田将暉 LIVE 2026」を開催、2日間で約1万4000人を動員した。この公演はU-NEXTで独占配信され、6月24日には映像作品化されている。

ラジオでは2017年から『菅田将暉のオールナイトニッポン』のパーソナリティを長く務め、素に近いトークでも人気を集めた。

人物[編集]

  • 妻は女優の小松菜奈。2021年11月15日に連名で結婚を発表した。2人は映画『溺れるナイフ』『ディストラクション・ベイビーズ』『糸』などで共演している。
  • 2024年3月9日、夫婦それぞれが直筆のメッセージで第1子の誕生を報告した。
  • 弟の菅生新樹も俳優として活動している。
  • 服作りが趣味で、ミシンを使って自分で縫うこともあると語っている。漫画好きとしても知られる。
  • 役づくりのたびに髪型や髪色、体形を大胆に変えることで知られる。

評価[編集]

監督たちからは「感覚的で、二度と同じ芝居はしない」「相手役に深く共感して反応するタイプ」と評されることが多い。一方、本人は自分の見た目を「普通」と表現し、それが役に染まりやすい理由だと語っている。

『仮面ライダーW』『帝一の國』『dele』『セトウツミ』『火花』など、男性2人のバディものに出演が多いのも特徴として指摘されている。

炎上とバズ[編集]

  • 2025年のNetflixシリーズ『グラスハート』では、カリスマ的なミュージシャン役の演技と歌唱が「演技も歌もヤバすぎ」「カリスマ性えぐい」などと大きな反響を呼び、ニュースでも取り上げられた。
  • 2021年の『花束みたいな恋をした』は、若いカップルの共感を呼び、SNSで「花束みたいな恋」という言い回しが広まるほど話題になった。

余談[編集]

  • ジブリ作品『君たちはどう生きるか』のアオサギ役では、鈴木敏夫から「助演なのに時に主役を食ってしまうほどの存在感」があると評されたと報じられた。
  • 『あゝ、荒野』でダブル主演したヤン・イクチュンは、韓国映画『息もできない』の監督・主演として知られる。
  • 『dele』では山田孝之とダブル主演を務めた。

外部リンク[編集]

  • 菅田将暉 公式プロフィール(トップコート)
  • 菅田将暉 ソニーミュージック公式サイト
  • 菅田将暉 公式X

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