| 水谷豊 みずたに ゆたか / Yutaka Mizutani | |
|---|---|
![]() 2014年2月撮影(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY-SA 2.0) | |
| 誕生日 | 1952年7月14日 |
| 年齢 | 74歳 |
| 出身地 | 北海道 |
| 国籍 | 日本 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、歌手、映画監督 |
| 活動期間 | 1960年代 - |
| デビューアルバム | 1968年 ドラマ『バンパイヤ』(主演) |
| 家族 | 妻・伊藤蘭、長女・趣里(俳優) |
| 代表作 | 『傷だらけの天使』、『青春の殺人者』、『熱中時代』、『刑事貴族』、『相棒』 |
| 関連活動 | 歌手、映画監督(『TAP THE LAST SHOW』『轢き逃げ -最高の最悪な日-』『太陽とボレロ』『Piccola felicità 小さな幸せ』) |
| あだ名 | 右京さん |
| その他 | 代表曲「カリフォルニア・コネクション」(1979年)、自伝『水谷豊 自伝』(2023年、新潮社) |
概要[編集]
水谷豊(みずたに ゆたか、1952年7月14日 - )とは、北海道生まれの俳優・歌手・映画監督である。『傷だらけの天使』の弟分・乾亨、『熱中時代』の熱血先生・北野広大で1970年代の若者のヒーローになり、2000年からはテレビ朝日『相棒』の杉下右京を四半世紀にわたって演じ続けている。60代で映画監督に乗り出し、2026年には4本目の監督作を発表した。
詳細[編集]
「アニキ〜!」の弟分から国民的先生へ[編集]
子役出身の水谷の名前を一気に広めたのは、1974年から1975年にかけて日本テレビで放送された『傷だらけの天使』である。萩原健一演じる探偵事務所の調査員・木暮修の弟分、乾亨(いぬい あきら)を演じ、修にまとわりついて「アニキ〜!」と甘える姿は当時の若者の間で真似されるほどの人気を呼んだ。都会の底辺で生きる若者のやるせなさを描いた同作は、放送当時の視聴率こそ爆発的ではなかったが、のちに伝説的なドラマとして語り継がれていく。
そこから一転、1978年に始まった日本テレビ『熱中時代』では、北海道から上京してきた新米小学校教師・北野広大を演じた。不器用だが子どもたちに真っすぐ向き合う「広大先生」はお茶の間の心をつかみ、最終回の視聴率は40%前後に達したとされる。翌1979年には同じ北野広大役で刑事を演じる『熱中時代・刑事編』も作られ、主題歌「カリフォルニア・コネクション」を自ら歌ってヒットさせた。「不良の弟分」から「国民的先生」へ、わずか数年でイメージを塗り替えたのである。
杉下右京という当たり役[編集]
水谷のキャリアを決定づけたもう一つの役が、警視庁の窓際部署「特命係」の警部・杉下右京である。『相棒』は2000年6月、テレビ朝日の2時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」の一作として始まった。当初は単発作品だったが好評を受けて続編が作られ、2002年に連続ドラマ化。以降、ほぼ毎年10月から翌年3月まで2クールで放送されるシリーズとなった。
右京は、丁寧な敬語、紅茶を高い位置から注ぐ所作、そして「細かいことが気になるのが僕の悪い癖」という口癖で知られる。事件の小さな矛盾を見逃さず、権力者であっても容赦なく真相を突きつける頑固さが最大の魅力で、水谷は右京について、警察官としての正義は一貫して変わらないと語っている。相棒役は寺脇康文演じる亀山薫から始まり、及川光博の神戸尊、成宮寛貴の甲斐享、反町隆史の冠城亘へと受け継がれ、2022年のseason21で再び亀山薫が戻ってきた。2026年秋のseason25では「現行の連続ドラマとして日本歴代最長シリーズ」の記録を樹立し、放送話数は460話を超えている。同じテレビ朝日の長寿シリーズ『科捜研の女』と並び、同局の「刑事ドラマ王国」を象徴する作品になった。
60代で映画監督に[編集]
俳優として半世紀以上のキャリアを持つ水谷は、60代半ばになって映画監督という新しい肩書きを加えた。初監督作は2017年の『TAP THE LAST SHOW』。若いころから温めていたというタップダンスを題材にした青春群像劇で、水谷は監督と主演を兼ねた。2019年には不慮の事故から人間の内面を描くサスペンス『轢き逃げ -最高の最悪な日-』で脚本も手がけ、2022年には宝塚歌劇団出身の檀れいを映画初主演に起用した『太陽とボレロ』を発表している。
2026年4月公開の『Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)小さな幸せ』は監督4作目。企画・監督・脚本・プロデュース・主演の「1人5役」を担い、娘の趣里と親子初共演を果たした。完成作を見た水谷は「自分の世界がついに始まったんだなぁ」と語っている。映画館のない地域にも届けたいとして、作品を携えて全国を回る上映会を行うなど、配給の仕方にもこだわりを見せている。
歌う俳優として[編集]
1970年代後半から2010年ごろにかけて、水谷は歌手としても活動し、シングル17枚、ベスト盤を含むアルバム20枚を発表したとされる。代表曲は1979年の「カリフォルニア・コネクション」で、『熱中時代・刑事編』の主題歌として広く知られた。ドラマと主題歌を同時にヒットさせた俳優としては、同時代の舘ひろしや郷ひろみと並べて語られることも多い。2025年の『相棒』25周年ファンミーティングでは、誕生日を迎えたファンにバースデーソングを歌うサービスも見せている。
経歴[編集]
1960年代:劇団ひまわりから『バンパイヤ』へ[編集]
1952年、北海道に生まれる。幼いころに家族とともに東京へ移った。12歳で劇団ひまわりに入り、子役として活動を始める。
1968年、手塚治虫の漫画を原作に実写とアニメーションを合成したフジテレビ系ドラマ『バンパイヤ』の主役オーディションに合格した。当時16歳で、満月を見るとオオカミに変身してしまう少年・立花トッペイを演じた。第1話には手塚治虫本人が本人役で登場している。これが本格的な主演デビューとなった。
1970年代前半:反抗する若者たち[編集]
1970年代前半は、反抗的で危うい若者を演じることが多かった。1972年に始まった日本テレビの刑事ドラマ『太陽にほえろ!』では第1話の犯人役を務め、萩原健一演じるマカロニ刑事と対峙している。1974年には同じく萩原と組んだ『傷だらけの天使』で乾亨を演じ、一躍注目を集めた。自伝によれば、『傷だらけの天使』が終わった23歳ごろ、雑誌『週刊平凡』の表紙撮影で、のちの妻となるキャンディーズの伊藤蘭と初めて会っている。撮影中は話ができず、スタジオを出たあと玄関で3人に「握手してください」と頼んだという。
1970年代後半:『青春の殺人者』と『熱中時代』[編集]
1976年、長谷川和彦監督の映画『青春の殺人者』に主演。親を殺してしまう青年を演じ、キネマ旬報ベスト・テンの主演男優賞を受賞するなど、映画俳優としての評価を確立した。同年からはNHKの山田太一脚本ドラマ『男たちの旅路』に出演し、鶴田浩二演じる戦中派の警備会社司令補と対立しながら成長していく若い警備員を演じた。1977年にはTBS系の『赤い激流』にも出演している。
1978年、『熱中時代』(教師編)で北野広大役に主演し、国民的な人気を得た。1979年の『熱中時代・刑事編』では主題歌「カリフォルニア・コネクション」を歌い、歌手としても代表曲を手にした。同作で共演したミッキー・マッケンジーと結婚したが、のちに離婚している。
1980年代:伊藤蘭との結婚[編集]
1980年代は『熱中時代』の続編などに出演した。自伝では、30代後半を「俳優として中途半端で難しい時期」だったと振り返っている。この時期、日本テレビのドラマ『あんちゃん』で伊藤蘭と共演。1989年1月に結婚した。伊藤は後年のインタビューで、水谷を人生の先輩・友人・共演者として長く見てきたなかで、人としても俳優としても尊敬できると確信したと語っている。
1990年代:『刑事貴族』と2時間ドラマ[編集]
1990年代に入ると、日本テレビの刑事ドラマ『刑事貴族』シリーズで主演を務めた。同シリーズは舘ひろし主演で始まり、途中で郷ひろみに主役が引き継がれたのち、水谷が『刑事貴族2』『刑事貴族3』の主役となった。軽妙さとシリアスを行き来する刑事像は、のちの杉下右京にもつながっていくと評されることがある。
2000年代 - 2010年代:『相棒』の時代[編集]
2000年6月、テレビ朝日「土曜ワイド劇場」で『相棒』の第1作が放送された。2002年に連続ドラマとなり、2008年には初の劇場版『相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』が東映配給で公開された。水谷は後年、「相棒」の映画化が夢だったと明かしている。以降も劇場版やスピンオフが作られ、シリーズはテレビ朝日の看板作品となった。
2008年、season7で亀山薫が南アジアの架空の国・サルウィンへ旅立ち、2009年から及川光博演じる神戸尊が2代目相棒に就任。以後、成宮寛貴、反町隆史と相棒が代わっていった。2011年には第24回日本メガネベストドレッサー賞の芸能界部門を受賞している。2015年には浅田次郎原作の映画『王妃の館』に主演し、右京とは正反対のキャラクターの小説家・北白川右京を演じた。
2017年、『TAP THE LAST SHOW』で映画監督デビュー。
2020年代前半:亀山薫の帰還と自伝[編集]
2019年に監督2作目『轢き逃げ -最高の最悪な日-』、2022年6月に監督3作目『太陽とボレロ』を公開した。2022年10月のseason21では、14年ぶりに寺脇康文の亀山薫が特命係に復帰し、初代コンビの再結成が大きな話題になった。
2023年7月、初の自伝『水谷豊 自伝』を新潮社から刊行。作家の松田美智子が聞き書きでまとめたもので、子役時代の挫折、『傷だらけの天使』『熱中時代』の舞台裏、結婚と離婚、親友との別れまでが語られている。聞き手の松田美智子は、松田優作の元妻としても知られる作家である。
2025年 - 2026年:25周年と『相棒』の新章[編集]
2025年はシリーズ誕生25周年の年となった。3月に『season23』が最終回を迎え、6月には閉館を控えた丸の内TOEIで劇場版『相棒』の上映に合わせ、寺脇康文とともに17年ぶりに同館の舞台に立った。10月には25周年記念として初のファンミーティングが開かれた。
同年10月15日に始まった『season24』は、初回スペシャルで右京が人間国宝に弟子入りするという意表を突いた幕開けで、人間国宝役の片岡鶴太郎とは35年ぶりの共演となった。11月放送回にはかたせ梨乃が初出演し、右京の「新たな恋」が描かれて話題になった。
2026年4月24日、監督4作目の『Piccola felicità 小さな幸せ』が公開された。60代・40代・30代の男女を描く4つのストーリーから成る151分の作品で、水谷は定年を前にしたレストラン勤めの男性・佐藤宗太郎を演じ、趣里、池谷のぶえ、菜葉菜、河相我聞らが出演した。兵庫県の淡路島で開かれた「うみぞら映画祭2026」の前夜祭でお披露目され、7月には趣里と親子で初めてそろってイベントに登壇した。同月の取材では伊藤蘭との出会いや、趣里について「いい子に育ったな」と語っている。9月にはBS朝日の時代劇『無用庵隠居修行』の第10弾が放送され、シリーズ10年目を迎えた。
10月21日、『相棒 season25』が初回拡大スペシャル「PMクライシス」で開幕した。右京・薫コンビとしては通算12シーズン目。総理補佐官の刺殺事件をきっかけに、筒井道隆演じる現職総理大臣と特命係が対峙する物語で、水谷は現職総理がメインゲストとして描かれるのは『相棒』で初めてだとコメントしている。クランクインの際には「よくぞここまで来たな」という感慨があったという。
さらに10月13日、東京・新橋駅前で配られた番組の「号外」で、今シーズン中に相棒が亀山薫から神戸尊へバトンタッチすることが発表された。相棒の交代は約5年ぶり5度目で、及川光博の神戸尊が特命係に戻るのは初めて。交代の時期や理由は放送前の時点で明かされておらず、水谷は右京が「新たな歴史の始まり」に胸を高鳴らせていると語った。寺脇康文は最後の瞬間まで全力で演じる決意を示している。
『相棒』と歴代の相棒[編集]
『相棒』は、警視庁の「人材の墓場」とも呼ばれる特命係に所属する杉下右京と、その相棒の2人が事件を解決していく刑事ドラマである。シリーズを通じて変わらないのは右京だけで、相棒の交代がシリーズの節目になってきた。
| 代 | 相棒 | 演者 | 主な期間 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 亀山薫 | 寺脇康文 | pre season(2000年)- season7(2008年) |
| 2代目 | 神戸尊 | 及川光博 | season7最終話(2009年)- season10 |
| 3代目 | 甲斐享 | 成宮寛貴 | season11 - season13 |
| 4代目 | 冠城亘 | 反町隆史 | season14 - season20 |
| 5代目 | 亀山薫(再登板) | 寺脇康文 | season21(2022年)- |
| 6代目 | 神戸尊(再登板) | 及川光博 | season25(2026年)中に交代予定 |
神戸尊はもともと警察庁のエリート官僚で、特命係の存在意義を検証するために送り込まれた監視役として登場した。season10の最終回で古巣の警察庁に戻り、その後も時折シリーズに顔を見せていた。初代と2代目がそれぞれ再登板する形になるのは、シリーズ25年の歴史の中で初めてである。
右京を取り巻くレギュラー陣も長寿シリーズならではの厚みがある。特命係の「ボス」甲斐峯秋役の石坂浩二、国家情報局トップの社美彌子役の仲間由紀恵、捜査一課の伊丹憲一ら「トリオ・ザ・捜一」、組織犯罪対策部の角田六郎課長などが、作品世界を支えている。
監督作品[編集]
| 公開年 | 作品 | 水谷の担当 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2017年 | TAP THE LAST SHOW | 監督・主演 | 初監督作。タップダンスを題材にした青春群像劇 |
| 2019年 | 轢き逃げ -最高の最悪な日- | 監督・脚本・出演 | 事故をきっかけに人間の内面を描くサスペンス |
| 2022年 | 太陽とボレロ | 監督・脚本・出演 | 檀れいの映画初主演作。地方都市のアマチュア交響楽団が舞台 |
| 2026年 | Piccola felicità 小さな幸せ | 企画・監督・脚本・プロデュース・主演 | 監督4作目。趣里と親子初共演 |
『太陽とボレロ』で檀れいを起用した理由について、水谷は脚本を書いている途中で彼女の顔が浮かんだからだと説明している。『Piccola felicità』では「アート」をテーマに掲げ、ストーリーごとにテーマカラーを決めて色彩豊かな映像に仕上げたという。
歌手活動[編集]
水谷の歌手活動は1977年ごろから本格化した。俳優が主演ドラマの主題歌を歌うスタイルの代表例で、とくに1979年の「カリフォルニア・コネクション」は『熱中時代・刑事編』の主題歌として大ヒットし、現在でも水谷の代名詞として紹介されることが多い。
活動は2010年ごろまで続き、シングル17枚、ベスト盤を含むアルバム20枚を発表したとされる。俳優業が多忙になってからは歌手としての表立った活動は少なくなったが、イベントやトーク番組で歌を披露する機会もある。
- 1979年「カリフォルニア・コネクション」 - 『熱中時代・刑事編』主題歌。代表曲
主な出演作[編集]
テレビドラマ[編集]
- 1968年『バンパイヤ』(フジテレビ) - 立花トッペイ。主演デビュー
- 1972年『太陽にほえろ!』(日本テレビ) - 第1話の犯人役
- 1974年 - 1975年『傷だらけの天使』(日本テレビ) - 乾亨
- 1975年『俺たちの勲章』(日本テレビ)
- 1976年 - 『男たちの旅路』(NHK) - 若い警備員
- 1977年『赤い激流』(TBSテレビ)
- 1978年『熱中時代』(日本テレビ) - 北野広大。主演
- 1979年『熱中時代・刑事編』(日本テレビ) - 北野広大。主演・主題歌
- 『事件記者チャボ!』(日本テレビ) - 伊藤蘭と共演
- 『あんちゃん』(日本テレビ) - 伊藤蘭と共演
- 1991年 - 1992年『刑事貴族2』『刑事貴族3』(日本テレビ) - 主演
- 2000年 - 『相棒』シリーズ(テレビ朝日) - 杉下右京。主演
- 2017年 - 『無用庵隠居修行』シリーズ(BS朝日) - 主演。2026年に第10弾
映画[編集]
- 1976年『青春の殺人者』 - 主演。キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞
- 2008年『相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』(東映) - 杉下右京
- 2010年『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』 - 杉下右京
- 2014年『相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』 - 杉下右京
- 2015年『王妃の館』 - 北白川右京。主演
- 2017年『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』 - 杉下右京
- 2017年『TAP THE LAST SHOW』 - 監督・主演
- 2019年『轢き逃げ -最高の最悪な日-』 - 監督・脚本・出演
- 2022年『太陽とボレロ』 - 監督・脚本・出演
- 2026年『Piccola felicità 小さな幸せ』 - 佐藤宗太郎。企画・監督・脚本・プロデュース・主演
受賞歴[編集]
- キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞(『青春の殺人者』)
- 日本メガネベストドレッサー賞 芸能界部門(2011年、第24回)
家族[編集]
妻は元キャンディーズの俳優・歌手、伊藤蘭。キャンディーズの活動期(1972年〜1978年ごろ)から水谷はファンだったといい、1970年代半ばの雑誌の表紙撮影で初対面を果たした。その後、日本テレビのドラマ『事件記者チャボ!』『あんちゃん』で共演し、1989年1月に結婚した。伊藤は2023年にデビュー50周年を迎え、同年の第74回NHK紅白歌合戦に出場している。キャンディーズのメンバーには伊藤のほか、田中好子らがいた。
長女は俳優の趣里。2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインを務めた。2026年公開の『Piccola felicità 小さな幸せ』で父娘として初めて共演し、7月には親子で初めてイベントにそろって登壇。趣里がステージ上で父の「おとぼけ」を追及し、「これは家族会議」と笑わせる場面もあった。
前妻はタレントのミッキー・マッケンジー。『熱中時代・刑事編』での共演をきっかけに結婚したが、のちに離婚している。
人物[編集]
- 右京とは別人:理詰めで隙のない右京のイメージが強いが、娘の趣里がイベントで父の「おとぼけ」ぶりを明かしたように、素顔はおっとりした一面もあるとされる。
- 「次期相棒」発言:2025年5月、東映がバーチャルプロダクションスタジオを披露した際、水谷は新技術に期待を寄せ、「間違いなく次期相棒」とユーモアたっぷりに語った。
- 寺脇康文との関係:寺脇は14年間の「休憩」を挟んで右京の隣に戻ったことに触れ、25年間シリーズを引っ張ってきた水谷に深い敬意を示している。舞台挨拶では「あと20年くらいやってください」と水谷に最敬礼した。
- 映画化は夢だった:2025年7月の舞台挨拶では、『相棒』を映画にすることが夢だったと明かした。2008年の初の劇場版はその夢がかなった作品にあたる。
- 全国を巡る映画:監督作『Piccola felicità』では、映画館のない地域にも届けたいとして、作品を持って全国を巡る上映会を企画している。
余談[編集]
- デビュー作『バンパイヤ』の第1話には、原作者の手塚治虫が本人役で出演している。
- 『太陽にほえろ!』では第1話の犯人役として、のちに『傷だらけの天使』でコンビを組む萩原健一と早くも共演している。
- 映画『王妃の館』で演じた役名は「北白川右京」。杉下右京とは名前が同じだけで、性格は正反対の人物である。
- 『相棒 season24』初回で共演した片岡鶴太郎とは35年ぶりの共演だった。
- 『相棒 season25』の相棒交代は、新橋駅前で配られた劇中の新聞社「帝都スポーツ新聞」の号外という形で発表された。用意された2000枚以上はすぐになくなり、SNSでは「神戸くん」「薫ちゃん」がトレンド入りした。
- 自伝の聞き手・松田美智子は、『探偵物語』などで知られる松田優作の元妻である。
