| 新兵4:サボタージュ 신병4 : 사보타주 | |
|---|---|
| 略称 | 新兵4 |
| ジャンル | ブラックコメディ、ミリタリー、社会派 |
| 放送シーズン | 2026年8月24日 - 2026年9月29日 |
| 放送時間 | 月・火曜 22:00 |
| 話数 | 全12話 |
| 放送国家 | 大韓民国 |
| 言語 | 韓国語 |
| 放送局 | ENA(GenieTV) |
| 配信 | 日本=U-NEXT(独占・本国同時) |
| 平均視聴率 | 最高4.8%(第10話・ニールセン・コリア全国有料世帯) |
| 制作 | |
| 演出 | ミン・ジンギ |
| 脚本 | ユン・ギヨン、キム・ダン |
| 出演者 | キム・ミノ、キム・ドンジュン、イ・ヒョンギュン、イ・スジ ほか |
| その他 | |
| 原作 | チャンビチュ(JANGBBIJJU)のwebアニメ「新兵」 |
新兵4:サボタージュ(しんぺい4 サボタージュ、原題:신병4 : 사보타주)とは、2026年8月24日からENA(GenieTV)の月火ドラマ枠で放送された韓国のテレビドラマである。韓国の軍隊生活をリアルかつ軽妙に描く軍隊ブラックコメディ「新兵」シリーズの第4弾で、全12話で、2026年9月29日の第12話で最終回を迎えた。日本ではU-NEXTが本国と同時に独占配信した(配信版は1話を2本に分けた全24本構成)。主演はシリーズを通してパク・ミンソクを演じるキム・ミノ(キム・ミンホ)。視聴率は第1話の2.8%から右肩上がりで伸び、第10話でシリーズ最高の4.8%(ニールセン・コリア全国有料世帯基準)を記録した[1]。
師団長の息子でありながらトラブルばかり起こす上等兵パク・ミンソクを中心に、謎めいた新兵キム・ヒョヌクと新任大隊長ピョン・ヒョクジンが加わった部隊で、軍隊という閉鎖社会の悲喜こもごもが描かれる[2]。
概要[編集]
「新兵」シリーズは、韓国のクリエイターチャンビチュ(JANGBBIJJU)が手がけ、累計再生回数2億5千万回超えを記録した大ヒットwebアニメーションを原作とするドラマ化作品である。徴兵制のある韓国において、多くの男性が経験する軍隊生活の「あるある」をコメディタッチで描きつつ、その裏にある理不尽さや人間ドラマもすくい上げる作風で、シリーズを重ねるごとに支持を拡大してきた。
物語の舞台は2011年の韓国軍のとある中隊。理不尽な規則や厳格な上下関係が支配する軍隊のなかで、個性豊かな隊員たちが繰り広げる群像劇として展開する。演出はミン・ジンギ、脚本はキム・ダンとアン・ヨンジンが担当する。第4弾となる本作の副題「サボタージュ(사보타주)」は、「破壊工作」「怠業(怠慢)」を意味し、新たに合流した個性派メンバーたちが平和(?)な日常を揺るがす予測不能な騒動を巻き起こしていくことを示唆している。
社会風刺を効かせた笑いという点では、鉄槌教師のような社会派の話題作とも通じるものがあり、梨泰院クラスやウ・ヨンウ弁護士は天才肌、賢い医師生活のように「特定の世界(ここでは軍隊)の内側」を舞台に群像を描く近年の韓国ドラマの流れに位置づけられる。
シリーズの歩み[編集]
「新兵」シリーズは、ENA(旧skyTV系)とGenieTVを中心に配信・放送されてきた。
- シーズン1:2022年7月22日〜8月20日放送(全10話)。無自覚な天然新兵パク・ミンソクが軍隊に配属され、いじめの標的になりかけるも、実は師団長の息子だと判明して「触れてはならないVIP」となる、というシリーズの基本設定を確立した。
- シーズン2:2023年8月28日〜9月12日放送(全6話)。
- シーズン3:2025年4月7日〜放送(全8話)。
- シーズン4「サボタージュ」:2026年8月24日〜9月29日放送(全12話)。
シリーズを通じて主人公パク・ミンソクを演じるのは俳優のキム・ミノ。回を重ねるごとに新キャラクターが加わり、群像劇としての厚みを増している。日本では過去シーズンがPrime VideoやFODなどで配信されており、根強いファン層を築いている。シーズン4はU-NEXTの独占配信となり、韓国放送と同じ毎週月・火曜に最新話が配信された(各話220円・視聴期間2日間のレンタル形式)[2]。
あらすじ(シーズン4)[編集]
師団長の息子という強力なバックグラウンドを持ちながらも、相変わらず不器用でトラブルを引き起こしてしまうパク・ミンソク。彼が所属する部隊に、新たな個性派メンバーたちが合流する。軍隊特有の不条理なルールや厳格な上下関係のなかで、一筋縄ではいかない隊員たちが「サボタージュ」を企て、平和(?)な日常を揺るがす予測不能な騒動へと発展していく。
登場人物・キャスト[編集]
- パク・ミンソク(キム・ミノ)
- シリーズの主人公。無自覚な天然キャラで軍隊に馴染めずトラブルを起こしがちだが、師団長の息子という出自ゆえに周囲が扱いに困る「VIP新兵」。
- チョン・セゲ(キム・ドンジュン)
- 第2中隊の隊員。第6話のラストで姉のチョン・ウジュ(ハン・ガイン)が姿を見せ、第7話で本格的に部隊を訪れる。第4弾では、実生活でも「そっくりさん」として話題を集めるハン・ガインと、作中で実の姉弟役を演じることが大きな見どころとなっている。
- ピョン・ヒョクジン(イ・ヒョンギュン)
- 新任の大隊長。連隊長との確執から、第2中隊が大規模機動訓練「護国訓練」の対抗軍に投入される原因にもなる。
- キム・ヒョヌク(イ・ウォンジョン)
- シーズン4から登場する謎の新兵。
- チョ・ベクホ(オ・デファン)
- 第2中隊の中隊長。終盤で少佐昇進が決まり、部隊中が「少佐(昇進予定)」の名札を作るほどの騒ぎになる。
- チェ・イルグ(ナム・テウ)、パク・ミンジュ(イ・スジ)
- シリーズ続投の下士官。
- ムン・ビッナリ(キム・ヨハン)、カン・チャンソク(イ・ジョンヒョン)、チェ・ビョンナム(キム・ヒス)
- 第3生活館の隊員。カン・チャンソクとチェ・ビョンナムは第10話で除隊する。
- キム・ハナ(コン・ミンジョン)
- 第11話のラストに「全国財物調査」を名目に予告なしで部隊を訪れる少佐。
このほか、キム・サンフン役のイ・チュングらが出演[3]。新シーズンからの新キャラクターの投入により、これまで以上に賑やかな群像劇が展開される。
最終回放送前日の2026年9月28日には、演出のミン・ジンギ監督と脚本家のユン・ギヨンがソウルで合同インタビューに応じた。シーズン4がシリーズ最高視聴率を記録した理由について、ミン監督は3シーズンで積み上がったファンの力を挙げ、ハン・ガインの出演回や海兵隊とのエピソードなど部隊の外に舞台を広げた挑戦を振り返った。シーズン5の予定を問われると「最終回に私たちが描く次の物語が入っている」と含みを持たせたが、続編制作の確定は発表していない。2人はそろって最終回での視聴率5%突破を願っていた[4]。
見どころ[編集]
本作最大の話題は、キム・ドンジュンとハン・ガインが作中で実の姉弟役を演じるというキャスティングである。二人は実生活でも顔立ちが似ていることで知られており、その「そっくりさん」ぶりを逆手に取った配役のシンクロニシティが、放送前から注目を集めた。実際に第7話でハン・ガイン演じるチョン・ウジュが部隊を訪れると、隊員の前では優しい姉が弟の前では遠慮のない言葉をぶつけ合う「リアルな姉弟」ぶりが話題になり、この回で視聴率も当時の自己最高4.6%に伸びた[5]。
また、シリーズの持ち味である「軍隊あるある」のリアルな描写と、そこに込められた社会風刺(社会告発)の視点も健在。ブラックコメディでありながら、徴兵経験のある視聴者が思わず頷いてしまうディテールの積み重ねが、シリーズが愛される理由となっている。同じ2026年8月にはフォーハンズ 〜2人のソナタ〜や君じゃない別の恋愛、殺し屋たちの店2など話題の韓国ドラマ新作が多数控えるなか、トッケビやサイコだけど大丈夫、ヴィンチェンツォ、太陽の末裔、応答せよ1988、その年、私たちは、椿の花咲く頃、私の夫と結婚してといったジャンル多彩なヒット作がそろう韓国ドラマにあって、本作はコメディ枠の本命として期待され、第7話・第11話などで月火ドラマの同時間帯1位となった。
放送・反響[編集]
視聴率はニールセン・コリアの全国有料世帯基準。放送は毎週月・火曜22時(ENA)で、KT Genie TVとTVINGでも配信された。
| 話 | 放送日 | 視聴率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2026年8月24日 | 2.8% | 初回 |
| 第3話 | 2026年8月31日 | 3.4% | 当時の自己最高 |
| 第6話 | 2026年9月8日 | 4.4% | |
| 第7話 | 2026年9月14日 | 4.6% | ハン・ガインが本格登場・首都圏4.2% |
| 第10話 | 2026年9月22日 | 4.8% | 放送当時のシリーズ最高・分単位最高5.2% |
| 第11話 | 2026年9月28日 | 3.9% | 分単位最高4.6% |
| 第12話 | 2026年9月29日 | 5.2% | 最終回・シリーズ最高・分単位最高5.8% |
放送を重ねるごとに視聴率を伸ばし、第10話では除隊を迎えるカン・チャンソク(イ・ジョンヒョン)とチェ・ビョンナム(キム・ヒス)の「除隊エンディング」でシリーズ全体の最高値4.8%を記録した[1]。最終回直前の第11話は3.9%に下がったものの、同じ月火枠のロト1等も出勤しますとの対決では1位を保った[3]。第12話(最終回)は2026年9月29日に放送され、視聴率5.2%(分単位最高5.8%)と第10話の4.8%を上回ってシーズン4の最高値、かつシリーズ全シーズンを通じての最高値で幕を閉じた[6]。
最終回では、抜き打ちで全軍の備品調査に来た監察官キム・ハナ少佐(コン・ミンジョン)の本当の目的が、兵力減少に伴う部隊統廃合の対象を選ぶ実査だったことが明かされ、シンファ部隊の統廃合が確定する。その裏には連隊長とナム・ジュンボムの会話から、チョ・ベクホとピョン・ヒョクジンを狙った権力争いがあることも示唆された。一方で、除隊後に生活苦からSNS詐欺に遭いかけた経験がチェ・イルグの下士官復帰のきっかけだったという謎も回収された。部隊との別れを惜しむ空気の中、最後に個性の強い新兵3人(神がかりの新兵、財閥家の息子、国家代表候補出身とみられる新兵)が着任し、パク・ミンソクが「これからよろしく」と声をかける場面で終わる。シーズン5を示唆する結末だが、2026年9月30日時点で続編の制作は正式発表されていない[6]。
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 「'신병4', 이정현X김희수의 전역 선물...'역대 시즌 최고 시청률 4.8%'」 マネートゥデイ、2026年9月23日
- ↑ 2.0 2.1 「キム・ミノ主演のミリタリーコメディ「新兵4:サボタージュ」韓国と同時にU-NEXT独占配信」 映画ナタリー(Yahoo!ニュース)
- ↑ “‘신병4’ 시즌5 나올까⋯감독 “최종회에 단서 있을 것“(종합) [인터뷰]”. 이투데이 (2026年9月28日). 2026年9月30日閲覧。
- ↑ 6.0 6.1 “'신병4', 부대 폐쇄에도 신병 등장→시즌5 기대...자체 최고 5.2% 피날레”. 아이즈(ize) (2026年9月30日).テンプレート:Cite web/error