フォーハンズ 〜2人のソナタ〜

フォーハンズ 〜2人のソナタ〜
포핸즈 / Four Hands, Two Sonatas
略称 フォーハンズ
ジャンル 青春、音楽、ロマンス
放送シーズン 2026年8月29日 -
放送時間 毎週土・日曜
話数 全12話
放送国家 大韓民国
言語 韓国語
放送局 tvN
配信 Netflix(日本を含む/韓国はTVING)
制作
演出 パク・ヒョンソク
脚本 シン・イウォン
出演者 ソン・ガン、イ・ジュニョン、チャン・ギュリ、イ・サンジュン ほか
その他

フォーハンズ 〜2人のソナタ〜(フォーハンズ ふたりのソナタ、原題:포핸즈、英題:Four Hands, Two Sonatas)とは、2026年8月29日から韓国のケーブルテレビ局tvNで放送が始まる韓国の青春音楽ドラマである。日本では同日からNetflixで独占配信される。芸術高校を舞台に、1台のピアノを2人で弾く「連弾(フォーハンズ)」でつながっていく2人の天才ピアニストの競争と友情、そして成長を描く全12話の作品だ。主演はソン・ガンとイ・ジュニョンで、ソン・ガンの兵役除隊後初の主演ドラマとしても注目を集めている。

概要[編集]

ざっくり言うと、これは「音楽版の青春群像劇」である。全国から才能ある学生が集まる名門・韓国芸術高校を舞台に、クラシック音楽に人生を懸ける若者たちの熾烈な競争・友情・恋愛を、繊細なタッチで描いていく。放送枠はtvNの土日ドラマで、2026年8月29日から毎週土・日の夜に全12話が届けられる予定だ。tvNはこれまで「応答せよ1988」「トッケビ」など多くのヒットドラマを世に送り出してきた放送局で、本作もその系譜に連なる話題作となる。

制作を手がけるのは、「トッケビ」「賢い医師生活」「ヴィンチェンツォ」といった数々のヒット作を送り出してきたスタジオドラゴン。演出は「秘密の森」シーズン2などで知られるパク・ヒョンソク監督が担当しており、単なるアイドル俳優の学園ドラマでは終わらない本格派に仕上がっているとみられる。日本ではNetflix独占、韓国ではtvN放送に加えてTVINGでも配信される見込みだ。

日本の視聴者にとって最大のフックは、なんといっても主演のソン・ガンである。本作は彼の兵役除隊後初の主演ドラマにあたり、「復帰作」として放送前から強い注目を集めている。相手役には演技力に定評のあるイ・ジュニョンを迎え、人気俳優2人がピアノの前で火花を散らす座組みだ。

タイトルの「フォーハンズ(four hands)」は、1台のピアノを2人並んで弾く"連弾"を意味する音楽用語である。手が4本=2人で1つの音楽を作る、という意味が、そのままライバルであり戦友でもある主人公2人の関係を象徴している。副題の「2人のソナタ」も、性格も境遇も正反対な2人が奏でる1つのハーモニー、という物語の芯を言い当てたネーミングと言えるだろう。

あらすじ[編集]

物語は、全国の音楽エリートが集う名門・韓国芸術高校で動き出す。常に首席の座を守り続ける完璧主義の天才ピアニスト・カン・ビオと、厳しい環境を乗り越えてきたもう1人の才能あふれるピアニスト・チェ・ジョンヨ。まったくタイプの違う2人が出会ったことで、静かだった学園に緊張が走り始める。

トップであり続けることへの重圧と不安を抱えるビオと、才能を一度は否定されながらも不屈の努力で這い上がってきたジョンヨ。最初はぶつかり合うだけのライバルだった2人は、連弾(フォーハンズ)という形で同じ舞台に立つうち、次第に互いを理解し、影響を与え合っていく。クラシック音楽を軸に、若者たちが抱える孤独や葛藤、夢への情熱が繊細に映し出されていく構成になりそうだ。

主な登場人物[編集]

主人公は、正反対の2人の天才ピアニストである。ここに芸術高校ならではの群像が絡んでくる。

カン・ビオ(演:ソン・ガン) 本作の主人公。誰もが認める実力を持ち、成績もピアノの腕前も常に1位を逃さない完璧主義の天才ピアニスト。上品なルックスの裏で、「トップであり続けなければならない」という重圧と不安をずっと抱えている。ジョンヨとの出会いが、彼の完璧だった世界に少しずつ揺らぎをもたらしていく。

チェ・ジョンヨ(演:イ・ジュニョン) ビオの前に現れる運命的なライバルであり、演奏パートナー。不幸な環境ゆえに一度は自分の才能を否定して生きてきたが、不屈の努力で再び夢を追いかける。物語に大きな波を起こす存在で、ビオとは対照的な"叩き上げ"タイプだ。演じるイ・ジュニョンは、ドラマ「新入社員カン会長」などでの演技が高く評価されている実力派である。

ホン・ジェイン(演:チャン・ギュリ) ヴィオラ専攻の女子学生。美しい旋律を一瞬で捉える卓越した音楽的センスの持ち主で、対立する2人を見守りながら、それぞれの心に寄り添う重要な存在になる。演じるチャン・ギュリは、女性アイドルグループ「fromis_9」の元メンバーとしても知られる。

ハン・リム(演:イ・サンジュン) ビオとジョンヨに対して強い競争心を燃やす人物。若き音楽家たちの複雑な感情が交錯する青春群像劇に、さらなる深みを加える。演じるイ・サンジュンは、世界的ヒット作「イカゲーム」シーズン2への出演でも話題になった。

制作陣とスタッフ[編集]

裏方も相当に豪華、というのが本作のもう1つの見どころである。演出を担当するのは、「秘密の森」シーズン2や「むやみに切なく」などで知られるパク・ヒョンソク監督。脚本は、「グリーン・マザーズ・クラブ」で人物の繊細な心理描写を見せたシン・イウォン作家が手がける。

さらに、数々の映像作品の音楽を担当してきた音楽チーム「Movie Closer」が参加している。クラシック音楽を全面に押し出した作品だけに、劇中で流れる演奏や劇伴のクオリティにも期待が集まっている。制作会社スタジオドラゴンの布陣もあわせて、「賢い医師生活」のような群像劇の温かさと、「ヴィンチェンツォ」のような濃いキャラクター描写、その両方が期待できる座組みと言えそうだ。

見どころ[編集]

最大の見どころは、ソン・ガンとイ・ジュニョンという人気俳優2人のピアノ連弾である。ティザー予告では、2人がピアノに向かう緊張感のある姿が印象的に描かれており、「連弾が楽しみ」という声が公開直後から上がっている。ソン・ガンのピアニスト姿は、除隊後初主演というトピックも相まって、放送前から大きな話題になっている。

エリート校での競争と成長というテーマは、いじめや暴力に切り込んだ「鉄槌教師」や、閉ざされた学校を舞台にした「更生島」といった近年話題の学園系作品とも響き合う。ただし本作はバイオレンスではなくクラシック音楽が主役であり、熾烈さの表現の仕方はまったく異なる。友情・恋愛・ライバル関係が三つ巴で絡み合う青春群像劇という点では、「その年、私たちは」や「椿の花咲く頃」のような、繊細な人間ドラマの系譜にも連なると言える。

配信面でも見やすい作品だ。日本ではNetflixで、「私の夫と結婚して」「サイコだけど大丈夫」「梨泰院クラス」、あるいは「太陽の末裔」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のように日本でも広く愛された韓国ドラマと同じく、同時配信で楽しめる。2026年夏の韓国ドラマとしては、Disney+で配信中の「殺し屋たちの店2」などと並ぶ注目の配信作として、この夏のドラマ界を彩る1本になりそうだ。

外部リンク[編集]

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