| 浅野温子 あさの あつこ / Atsuko Asano | |
|---|---|
| 本名 | 魚住温子(旧姓:浅野) |
| 誕生日 | 1961年3月4日 |
| 年齢 | 65歳 |
| 出身地 | 東京都大田区 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 大田区立大森第八中学校、東京都立城南高等学校ほかを経て上野高等学校卒業 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、一人語り(よみ語り) |
| 活動期間 | 1976年 - |
| デビューアルバム | 1976年 映画『エデンの海』 |
| 家族 | 夫・魚住勉(作詞家、1983年結婚)、長男・魚住優(元NHKアナウンサー) |
| 事務所 | FIRST AGENT(旧・生島企画室) |
| 代表作 | 『あぶない刑事』シリーズ(真山薫)、『抱きしめたい!』、『101回目のプロポーズ』、『サザエさん』(ドラマ版)、『沙粧妙子-最後の事件-』、『陽暉楼』、『スローなブギにしてくれ』 |
| 関連活動 | 古事記・民話の一人舞台「浅野温子 よみ語り」(2003年 - )、國學院大學客員教授 |
| あだ名 | おんこ、薫ちゃん、W浅野(浅野ゆう子とのコンビ名) |
| その他 | 第7回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(『陽暉楼』) |
概要[編集]
浅野温子(あさの あつこ、1961年3月4日 - )とは、東京都大田区出身の女優である。15歳で映画デビューし、1980年代の角川映画を経て、『あぶない刑事』の真山薫役で人気を得た。浅野ゆう子との「W浅野」でトレンディドラマ・ブームの顔となり、『101回目のプロポーズ』では最終回視聴率36.7%を記録。2003年からは『古事記』を題材にした一人舞台「よみ語り」をライフワークにしている。
詳細[編集]
蒲田の蕎麦屋の娘、15歳で映画へ[編集]
大田区蒲田の蕎麦屋の長女として生まれた。芸能界入りのきっかけは1976年、山口百恵主演の東宝映画『エデンの海』のオーディションである。主人公のクラスメート役に合格し、いじめっ子役として15歳でスクリーンに登場した。翌1977年にはTBSのポーラテレビ小説『文子とはつ』に出演し、テレビドラマにも本格的に進出する。
高校は都立城南高校など複数の学校を経て、最終的に上野高校を卒業している。10代のうちから映画の現場に入り、若松孝二監督作品など大人向けの作品にも体当たりで出演した。少女役から大人の女性役まで一気に駆け上がったこの時期の経験が、のちの「何でもやる女優」の土台になっている。
角川映画と『陽暉楼』で実力派に[編集]
1980年代前半は角川映画の作品で注目を集めた。1981年3月公開の『スローなブギにしてくれ』(藤田敏八監督、片岡義男原作)では、ヒロインのさち乃役で映画初主演。南佳孝の主題歌とともに作品はヒットし、浅野はアンニュイな魅力を持つ若手女優として一躍知られるようになった。
決定打となったのが、1983年の東映映画『陽暉楼』(五社英雄監督)である。原作にない人物・珠子を演じ、緒形拳演じる勝造の愛人から、玉水遊郭の売れっ子へと転じていく気の強い女性を熱演した。池上季実子演じる桃若とダンスホールの洗面所で水浸しになりながら取っ組み合う約15分の長回しは作品の名場面として語り継がれており、池上はのちに「本気でやってます」と振り返っている。この役で第7回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、22歳で演技派としての評価を固めた。
「W浅野」とトレンディドラマの時代[編集]
1986年に始まった日本テレビ『あぶない刑事』で、港署少年課の真山薫を演じる。同時期にTBS『パパはニュースキャスター』にもレギュラー出演し、コメディのセンスを見せた。
そして1988年、フジテレビの『抱きしめたい!』で浅野ゆう子とダブル主演。同じ名字の2人は「W浅野」と呼ばれ、ワンレングスの髪と肩パッドのスーツで都会を颯爽と歩く姿が、当時の若い女性たちの憧れになった。この作品はトレンディドラマの先駆けとされ、以後フジテレビを中心に同じ路線の恋愛ドラマが次々と作られていく。1991年の『101回目のプロポーズ』は最終回36.7%という記録的な数字を残し、浅野温子は「トレンディ女優」の代表格になった。
古事記を語る「よみ語り」[編集]
2003年からは、『古事記』や日本各地の民話・伝説を題材にした一人舞台「浅野温子 よみ語り」を続けている。神社や名所旧跡を会場に、浅野が一人で何役も演じ分けながら物語を語り、アボリジニハープや三味線などの生演奏が添えられるスタイルである。
本人は始めた理由を「自分一人でできることは何かなと考えて、朗読だったら、皆に伝えることができる」と説明し、題材に『古事記』を選んだのは「日本人のルーツ」で日本文学の核心だと感じたからだという。ヤマタノオロチや因幡の白うさぎを知らない子どもが増えていることへの問題意識も語っている。2008年からは國學院大學の客員教授も務めており、2013年には著書『わたしの古事記 「浅野温子 よみ語り」に秘めた想い』(PHP研究所)を出版した。
60代、金髪ボブで「帰ってきた」[編集]
2024年5月24日公開の『帰ってきた あぶない刑事』で、8年ぶりに真山薫を演じた。完成披露試写会や初日舞台挨拶では、サイドを刈り上げた金髪ボブに黒のドレスという姿で登場し、「お美しすぎます」「かっこよくて憧れる」と大きな反響を呼んだ。ワンレンの代名詞だった女優の大胆なイメージチェンジは、テレビの生中継でも話題になっている。
その後も2025年の映画『サラリーマン金太郎』二部作、2026年3月公開のオムニバス映画『GEMNIBUS vol.2』、同年11月公開予定の角川春樹総監督作品『星の教室』と、映画への出演が続いている。
経歴[編集]
1976年 - 1985年:デビューと角川映画[編集]
1976年、15歳で映画『エデンの海』に出演してデビュー。1977年にTBS『文子とはつ』、1978年にはテレビ東京の『孤独の賭け』(乾美香役)、1979年から1980年には『家路PART2』(唐沢なぎさ役)とテレビドラマにも出演した。映画では1978年の『高校大パニック』などに出演している。
1981年、『スローなブギにしてくれ』で映画初主演。山﨑努、古尾谷雅人、原田芳雄ら個性派俳優に囲まれ、気まぐれな少女さち乃を演じた。1983年の『陽暉楼』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。同年、作詞家の魚住勉と結婚した。人気上昇中の20代前半での結婚・出産については、本人がのちに「結婚と出産を選んだ時、大半から反対されました」と振り返っている。
1986年 - 1991年:あぶない刑事からトレンディドラマへ[編集]
1986年10月、『あぶない刑事』がスタート。舘ひろしと柴田恭兵が演じるタカとユージの同僚として、少年課の真山薫を演じた。シリーズは劇場版第1作(1987年)、『またまたあぶない刑事』(1988年)、テレビ第2作『もっとあぶない刑事』と拡大していく。
並行して、1987年にTBS『パパはニュースキャスター』(米崎みゆき役)、『ぼくの姉キはパイロット!』、フジテレビ『ギョーカイ君が行く!』などに出演。1988年7月から9月にはフジテレビ「ナショナル木曜劇場」枠の『抱きしめたい!』で池内麻子を演じた。平均視聴率は18.5%で、1989年、1990年、1999年に特別編が作られる人気作になった。
1990年にはフジテレビ『世界で一番君が好き!』(向井華役)、1991年にはTBS『ママってきれい!?』に主演。同年7月からの月9ドラマ『101回目のプロポーズ』でヒロインの矢吹薫を演じた。
1992年 - 2002年:サザエさんからクールな役まで[編集]
1992年から1996年にかけて、フジテレビのドラマ版『サザエさん』でサザエを演じた。トレンディ女優が国民的アニメの主人公を実写で演じるという意外性が話題になり、コメディエンヌとしての評価も高めた。1994年の『グッドモーニング』では、第2回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の主演女優賞を受賞している。
1995年の『沙粧妙子-最後の事件-』では、連続猟奇殺人を追うプロファイラーの刑事という、それまでとは正反対のクールな役に挑戦した。1996年の『コーチ』、1997年のTBS『職員室』などを経て、1998年には『ロマンチック・コメディ』で初舞台を踏み、以後は舞台にもほぼ毎年立つようになる。
2001年にはNHKの大河ドラマ『北条時宗』に涼子役で出演。2002年から2003年には連続テレビ小説『まんてん』でヒロインの母・日高美帆子を演じた。2002年に始まったテレビ朝日の『救急救命士・牧田さおり』は2015年まで続く単発シリーズになった。
2003年 - 2018年:よみ語りと母親役[編集]
2003年に「よみ語り」をスタート。神社の境内での上演から始まり、やがてホールや全国の自治体・企業主催の催しにも広がった。2008年には天皇陛下御即位20年奉祝委員会で祝辞を述べ、同年から國學院大學の客員教授を務める。2012年に始まった「イオンふるさと発見伝」では、宮城県の塩竈・石巻・仙台・気仙沼などで、その土地にまつわる民話を語った。
テレビでは2010年のフジテレビ『フリーター、家を買う』で、14年ぶりにフジテレビの連続ドラマへ出演。2013年には『抱きしめたい! Forever』で14年ぶりに浅野ゆう子とのコンビが復活した。2015年には日本テレビ『学校のカイダン』で学園の理事長、TBS『37.5℃の涙』で主人公の母親役を演じ、強烈な母親・権力者役で存在感を示した。2016年1月公開の『さらば あぶない刑事』で真山薫を再演している。
2019年 - 現在:休養、復帰、そして帰ってきた薫[編集]
2019年3月、出演予定だった舞台『銀河鉄道999 さよならメーテル~僕の永遠』(プロメシューム役)を体調不良で降板し、休養に入った。代役は松下由樹が務めた。同年8月、映画『みをつくし料理帖』の撮影で仕事に復帰している。2019年にはテレビ朝日『緊急取調室』第3シーズンにも出演した。
2023年にはNHK『育休刑事』に出演。同年11月、『帰ってきた あぶない刑事』の制作発表会見に登壇し、2024年5月に公開された同作は興行収入16億円を超えるヒットとなった。2025年1月と2月には『サラリーマン金太郎』【暁】編・【魁】編に「物語のカギを握る」加代役で出演。2026年2月には東京・足立区で坂本龍馬を題材にしたよみ語りを上演し、3月には『GEMNIBUS vol.2』が公開。11月6日には『星の教室』の公開を控えている。
あぶない刑事と真山薫[編集]
少年課の「暴走キャラ」[編集]
真山薫は港署少年課の刑事で、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)の同僚。シリーズが進むにつれて巡査から少年課長、警部へと出世していく。テレビシリーズ初期の薫は、事件に憤る正義感の強い刑事という面が前に出ていた。第1シリーズ第7話「標的」では、女性警官2人が銃撃で殺された事件に怒った薫が犯人と対峙する。
ところが回を重ねるにつれ、毎回とんでもない衣装やコスプレで登場し、物語の流れを一人でかき回す「暴走キャラ」に変化していった。浅野は2024年の産経新聞のインタビューで、自分が薫を今のようなキャラクターに育てていったと語っている。劇中で使う拳銃はS&W M36がシリーズを通しての愛用品とされる。
舘ひろし「破壊力がすごい」[編集]
2023年11月の『帰ってきた』制作発表会見では、舘ひろしが「シリーズで一番変わらない人」として浅野を挙げ、「破壊力がすごい。流れているストーリーを突然破壊する」と紹介した。浅野は笑いながら否定したが、仲村トオルが「テレビシリーズのころはそこまで壊していなかった」と指摘すると、「ずっとそうだよ!」と返して会場を沸かせた。
新作の話を聞いたときは「マジ?」と驚いたといい、共演者について「会わない時間があっても、みんな変わらない。もはやゾンビですよ(笑)」とコメント。若い共演者から「幼稚園で観ていました」と言われたことも明かしている。舘ひろしらからは、本名の読みとは違う「おんこ」の愛称で呼ばれている。
『帰ってきた あぶない刑事』[編集]
2024年5月24日公開の劇場版第8作。定年後にニュージーランドで探偵をしていたタカとユージが横浜に戻り、探偵事務所を開く物語で、薫は2人を追ってニュージーランドへ向かったまま行方不明という設定で登場する。
撮影は舞台となる横浜市内で行われ、ピンヒールで下り坂を後ろ向きに歩くシーンでは、衣装合わせの段階から練習を重ねたという。普段はスニーカー派でヒールはマメができるので苦手だと話し、ドレスのスリットからのぞくふくらはぎについては「ししゃも足は、昔からなんです」と笑っている。5月3日の横浜での完成披露試写会では、高いヒールで歩きにくそうにしていた浅野を舘ひろしがお姫様抱っこする一幕もあった。
トレンディドラマの女王[編集]
『抱きしめたい!』とW浅野[編集]
1988年の『抱きしめたい!』は、脚本・松原敏春、主題歌はカルロス・トシキ&オメガトライブの「アクアマリンのままでいて」。浅野温子は池内麻子、浅野ゆう子は早川夏子を演じた。浅野ゆう子にとっても再ブレイクのきっかけになった作品で、2人が演じる自由なライフスタイルが当時の若い女性に支持された。
2013年10月1日には新作『抱きしめたい! Forever』が放送された。松原が2001年に亡くなったため続編の予定はなかったが、「大人向けのドラマを」という要望を受けて復活したもので、脚本は龍居由佳里。アラフィフになった麻子と夏子が描かれ、完成会見では2人そろって「還暦を迎えても続けたい」という趣旨の意欲を見せた。
「不仲説」の真相[編集]
2人には長く不仲説がささやかれてきた。2019年4月、浅野ゆう子はフジテレビのバラエティ番組でこの件に触れ、ビンタのシーンでは「本気で叩かなくていい」と事前に話し合っていたのに、本番では温子から「思いっきりビンタが入りまして」と明かした。陣内孝則が「どちらの顔で場面が終わるかで揉めた」という噂を持ち出すと、ゆう子は20代後半で楽屋に戻ってからそうした表情を見せていたと認めた。そのうえで温子について「すごい好き」と語り、親友というより一緒に作品を作り上げた「戦友」だと表現している。
『101回目のプロポーズ』[編集]
1991年7月1日から9月16日まで放送されたフジテレビの月9ドラマ。浅野が演じた矢吹薫は、3年前の結婚式当日に婚約者を交通事故で亡くし、その記憶から抜け出せずにいる30歳のチェリスト。お見合いで出会った、冴えない42歳の星野達郎(武田鉄矢)に少しずつ心を開いていく。
達郎がダンプカーの前に飛び出して叫ぶ「僕は死にましぇん!」は流行語になり、CHAGE&ASKAの主題歌「SAY YES」はオリコン13週連続1位の大ヒット。平均視聴率23.6%、最終回36.7%(関東地区)を記録した。同時期の『東京ラブストーリー』と並び、月9黄金期を象徴する作品とされている。
2025年9月には、鈴木おさむ企画による続編『102回目のプロポーズ』の制作が発表された。主人公は達郎と薫の娘・光(唐田えりか)で、武田鉄矢が達郎役で続投し、霜降り明星のせいやが光に恋する青年を演じる。2026年3月にFODで配信が始まり、それに合わせて前作も地上波で一部再放送されたほか、TVerで全話が無料配信された。発表時点の報道では、浅野自身の出演は伝えられていない。
よみ語り[編集]
神社の境内から始まった一人舞台[編集]
「浅野温子 よみ語り」は2003年にスタートした。『古事記』や『日本書紀』、各地に伝わる民話・伝説を浅野自身の脚本で舞台化し、一人で子どもや男性の声まで演じ分ける。初期は神社の境内での上演が中心だったが、雨の中700人がカッパ姿で2時間見続けた公演をきっかけに、ホールでも上演すべきだと考えを改めたという。
本人は「エチケットやマニュアルではない、根本の心を伝えていきたい」と語り、他者を思いやる気持ちを古代の物語を通じて伝えることを目標に掲げている。2018年時点で15周年を迎え、同年2月には古代歴史文化賞の記念シンポジウムで、神武天皇の東征伝説を題材にした『日御子 イワレビコとイツセ、東を目指す』を上演した。
地域の物語を語る[編集]
近年は、その土地にゆかりのある物語を書き下ろして上演する形も増えている。2015年10月には宮城県岩沼市の竹駒神社で、同社の創建譚「狐に守られた小野篁」を上演した。
2026年2月7日には、東京・足立区のギャラクシティ西新井文化ホールで『浅野温子 よみ語り 曽祖母(ひいばあ)の推し活ものがたり』を上演。曽祖母の「推し」である坂本龍馬を応援するため、少女が明治時代へタイムスリップする物語で、龍馬の恋人とされる千葉佐那の没後130年にちなんだオリジナル脚本だった。視覚・聴覚に障がいのある人向けの鑑賞サポートも用意された。
主な出演作[編集]
テレビドラマ[編集]
| 年 | 作品 | 局 | 役 |
|---|---|---|---|
| 1977 | 文子とはつ | TBS | |
| 1986 - 1989 | あぶない刑事 / もっとあぶない刑事 | 日本テレビ | 真山薫 |
| 1987 | パパはニュースキャスター | TBS | 米崎みゆき |
| 1988 | 抱きしめたい! | フジテレビ | 池内麻子 |
| 1989 | ママハハ・ブギ | TBS | 水谷蘭子 |
| 1990 | 世界で一番君が好き! | フジテレビ | 向井華 |
| 1991 | 101回目のプロポーズ | フジテレビ | 矢吹薫 |
| 1992 - 1996 | サザエさん | フジテレビ | サザエ |
| 1993 | 素晴らしきかな人生 | フジテレビ | 高畑結女 |
| 1994 | グッドモーニング | フジテレビ | 天野みのり |
| 1995 | 沙粧妙子-最後の事件- | フジテレビ | 沙粧妙子 |
| 1996 | コーチ | フジテレビ | 久保田渚 |
| 2001 | 北条時宗 | NHK | 涼子 |
| 2002 - 2003 | まんてん | NHK | 日高美帆子 |
| 2002 - 2015 | 救急救命士・牧田さおり | テレビ朝日 | 牧田さおり |
| 2013 | 抱きしめたい! Forever | フジテレビ | 池内麻子 |
| 2015 | 学校のカイダン | 日本テレビ | 誉田蜜子 |
| 2015 | 37.5℃の涙 | TBS | 杉崎富美子 |
| 2017 | 警視庁いきもの係 | フジテレビ | 田丸弘子 |
| 2019 | 緊急取調室(第3シーズン) | テレビ朝日 | 菊池玲子 |
| 2023 | 育休刑事 | NHK | 吉野雪江 |
映画[編集]
- エデンの海(1976年)
- 高校大パニック(1978年)
- スローなブギにしてくれ(1981年) - さち乃
- 陽暉楼(1983年) - 珠子
- あぶない刑事(1987年)、またまたあぶない刑事(1988年)ほか劇場版シリーズ - 真山薫
- さらば あぶない刑事(2016年) - 真山薫
- みをつくし料理帖(2020年)
- 帰ってきた あぶない刑事(2024年) - 真山薫
- サラリーマン金太郎【暁】編/【魁】編(2025年) - 加代
- GEMNIBUS vol.2『You Cannot Be Serious!』(2026年) - 登紀子
- 星の教室(2026年11月6日公開予定) - 夜間中学の生徒役
舞台[編集]
- ロマンチック・コメディ(1998年、初舞台)
- 8人の女たち
- 阿修羅のごとく
- 浅野温子 よみ語り(2003年 - )
2025年 - 2026年の動き[編集]
『サラリーマン金太郎』で金髪の加代[編集]
2025年1月10日公開の『サラリーマン金太郎【暁】編』と2月7日公開の【魁】編(下山天監督、主演・鈴木伸之)では、物語のカギを握る女性・加代を演じた。金髪のまま臨んだ姿が「金髪のきれいなお婆ちゃん」として話題を集めた。
『GEMNIBUS vol.2』で黒島結菜の母に[編集]
2026年3月6日から1週間限定でTOHOシネマズ日比谷で上映された、東宝の「GEMSTONE Creative Label」による短編オムニバス映画『GEMNIBUS vol.2』に出演。森七菜らも出演した同作のうち、大川五月監督の『You Cannot Be Serious!/ユー・キャノット・ビー・シリアス!』で、主人公・菜摘(黒島結菜)の母・登紀子を演じた。娘を上回るパワフルな母親という役どころで、浅野は「人って一筋縄ではいかない。表面的なものとは違う、人間が内に持っているものをこじ開けられ、考えさせられる役でした」とコメントしている。
角川春樹「最後の総監督作品」『星の教室』[編集]
2026年11月6日公開予定の『星の教室』は、角川春樹が「最後の総監督作品」と位置づける映画で、監督は中川龍太郎、主演は桜田ひより。さまざまな事情で義務教育を終えられなかった人たちが通う夜間中学を舞台にした群像劇で、浅野は中尾ミエ、山本學、小林虎之介とともに生徒役で出演する。キャリア初期に角川映画で名を上げた浅野にとって、角川春樹作品への参加は因縁を感じさせる起用でもある。
『あぶない刑事』40周年[編集]
2026年はテレビシリーズ開始から40周年にあたり、劇場版の4Kリバイバル上映などの記念プロジェクト「ABDK40+」が10月から始まった。2027年1月にはスタッフの証言で40年をたどるドキュメンタリー映画の公開も予定されている。
人物[編集]
家族[編集]
1983年に作詞家の魚住勉と結婚した。長男の魚住優はNHKのアナウンサーとして盛岡放送局などで勤務した。2018年11月、魚住アナがNHK『あさイチ』に出演した際に母が浅野温子であることが紹介され、博多華丸・大吉の華丸のリクエストで、母の真似として前髪をかき上げる仕草を披露したことが報じられている。
趣味[編集]
- 花の写真:道端に咲く花を撮影するのが趣味で、ブログには撮影した花の写真が多数掲載されていた。すっぴんの写真を載せたこともある。
- ドラえもん:ドラえもんのグッズを収集している。2005年に大山のぶ代が声優を交代した際のオーディションに参加し、最終選考まで残ったが落選したとされる。
演技へのこだわり[編集]
- デビュー作で求められたのは「いじめっ子」、初主演作では奔放な少女、『陽暉楼』では気の強い女郎と、20代前半までに幅広い役を演じた。トレンディ女優のイメージが強い一方で、『沙粧妙子』や『37.5℃の涙』のような冷たい役、暗い役も積極的に引き受けている。
- 『あぶない刑事』の薫を、本人が意識的にコミカルな方向へ「育てた」と語っている点は、シリーズのファンの間でもよく知られた話である。
受賞歴[編集]
- 1984年 - 第7回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(『陽暉楼』)
- ゴールデン・アロー賞 放送賞
- 1994年 - 第2回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(『グッドモーニング』)
- 2014年 - 日本ジュエリーベストドレッサー賞
余談[編集]
- デビュー作『エデンの海』は山口百恵の主演作で、浅野の役は主人公をいじめるクラスメートだった。
- 『陽暉楼』の洗面所での取っ組み合いは15分に及ぶ長回しで、水浸しになりながら撮影された。
- 『101回目のプロポーズ』の矢吹薫と『あぶない刑事』の真山薫。代表作の役名がどちらも「薫」である。
- 2024年の隅田川花火大会の生中継に刈り上げの金髪ボブで出演した際は、ネット上で「花火より髪型に目が行った」という声が上がり、往年の女子プロレスラーに似ているとしてトレンド入りしたとされる。
- 2005年のドラえもん声優オーディションでは最終選考まで残った。もし合格していれば、真山薫とドラえもんが同じ声だったことになる。
- 所属事務所の生島企画室は、のちに社名をFIRST AGENTに変更している。