| 残念ながら明日も出勤です! 내일도 출근!(ネイルド・チュルグン)/See You at Work Tomorrow! | |
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主演のソ・イングク(2021年撮影、出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 3.0) | |
| ジャンル | オフィス・ラブコメディ |
| 放送期間 | 2026年6月22日 - 7月28日 |
| 放送時間 | 毎週月・火曜 20:50(韓国時間) |
| 話数 | 全12話 |
| 放送国家 | 韓国 |
| 言語 | 韓国語 |
| 放送局 | tvN |
| 配信 | Prime Video(日本・世界)、TVING・Wavve(韓国) |
| 平均視聴率 | 4.5%(ニールセン・コリア、全国) |
| 制作 | |
| 企画 | スタジオドラゴン |
| 演出 | チョ・ウンソル |
| 制作 | クロスピクチャーズ |
| 脚本 | キム・ギョンミン |
| 音楽 | キム・ジャンウ |
| 出演者 | ソ・イングク、パク・ジヒョン、カン・ミナ、チェ・ギョンフン、パク・イェヨン |
| その他 | |
| 原作 | マックィーンスタジオ『내일도 출근!』(カカオウェブトゥーン) |
概要[編集]
『残念ながら明日も出勤です!』(原題:내일도 출근!、英題:See You at Work Tomorrow!)は、2026年6月22日から7月28日まで韓国tvNの月火ドラマ枠で放送されたオフィス・ラブコメディ。全12話。日本を含む世界ではPrime Videoが韓国と同日に毎週月・火曜1話ずつ配信した。ソ・イングクとパク・ジヒョンの初共演作で、原作は累計閲覧数2億回を超えたマックィーンスタジオのウェブトゥーン。
7年目で仕事にすっかり疲れた会社員チャ・ジユン(パク・ジヒョン)と、社内で一番避けられている几帳面な上司カン・シウ(ソ・イングク)が、同じチームで働くうちに互いにとって「代わりのきかない最善」になっていく話。韓国での視聴率は初回4.8%でスタートし、全話を通して4%台を安定してキープ。最終回は4.6%(ニールセン・コリア、全国)で、ケーブル・総合編成チャンネルの同時間帯1位、tvNが重視する20〜49歳の視聴率では地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位だった。配信面では米フォーブス誌が、Prime Videoの非英語作品トップ10で1位になったと報じている。
2026年上半期に『マンスリー彼氏』がヒットしたソ・イングクにとっては、ラブコメ路線を続けた一本になった。
詳細[編集]
あらすじ[編集]
セウム電子で働いて7年目のチャ・ジユンは、仕事の勘は同僚からも認められているが、慢性的な倦怠感(いわゆるバーンアウト)に陥っていて、定時で帰ってフライドチキンとビールを楽しむことだけが毎日の支え。社内の組織変更で、ジユンはよりによって社内で一番避けられている責任者カン・シウの下で働くことになる。シウは規律と原則を何より重んじ、部下にもはっきりものを言うため「気難しい上司」として有名な人物だった。
最初はかみ合わない二人だが、仕事の現場で互いの本音と実力を知るうちに関係が変わっていく。ジユンの大学時代の初恋の相手でバンドのボーカルをしているチョ・ガウル、長い恋愛を終えて再出発を探す同僚ユン・ノア、シウの元妻チェ・スジンなど、周囲の人物の恋と仕事の悩みも並行して描かれる。
最終回の結末(ネタバレ)[編集]
最終回(第12話)では、組織の中で変化を起こそうと奮闘してきたシウが、自分が本当に望む生き方を探すために辞表を出して会社を去る。ジユンは寂しさを隠せないながらも彼の選択を尊重して背中を押す。
二人の前に最後まで立ちはだかったのは、離婚歴のあるシウを簡単には受け入れられなかったジユンの母ヘギョンだった。しかし「責任(チェギム)は私を一番私らしく生きさせてくれる人」というジユンの言葉と、黙って誠意を見せ続けるシウの姿に、母も少しずつ心を開く。同僚のノアと恋人ジェインも、セネガル行きを前に互いを引き止めるのではなく、それぞれの夢を応援する道を選ぶ。
物語は1年後に飛び、シウは自分の会社を立ち上げて新しい挑戦を続け、ジユンは「未来家電TF」のチーム長としてプロジェクトを率いている。互いの夢を応援しながらそれぞれの場所で成長した二人は指輪を交わして将来を約束し、「愛っていいな」というナレーションで幕を閉じた。最後の挨拶「今日もお疲れさまでした。業務を終了します」は、視聴者への労いとしても受け取られた。
主な登場人物[編集]
- カン・シウ(演:ソ・イングク):セウム電子の責任者。規則正しい生活と歯に衣着せぬ物言いで、部下から「気難しい人」と避けられている。原則主義者だが内面は温かく、離婚歴がある。
- チャ・ジユン(演:パク・ジヒョン):入社7年目の社員。仕事の勘は認められているが、燃え尽き気味。シウのチームで働くことになる。
- ユン・ノア(演:カン・ミナ):同じ部署の社員。長く付き合った恋人と別れ、新しいスタートを模索中。趣味を通じて新しい相手と出会う。
- チョ・ガウル(演:チェ・ギョンフン):ジユンの大学時代の初恋の相手。歌手を夢見るバンドのボーカル。
- ジェイン(演:ウォン・ギュビン):ノアにためらいなく近づく23歳の大学生。
- チェ・スジン(演:パク・イェヨン):シウの元妻。
- コ・ヨンサム(演:ホン・ウジン):DA事業部 商品企画1チームのチーム長。「リアルな上司」ぶりが話題になった。
- イ・ヨンフン(演:ヤン・ビョンヨル):休職中の入社9年目の先輩社員。シウの頼れる味方。
- そのほか、キム・ジョンヨン、カン・ギドゥン、ハン・テハ、イ・ジェイ、アン・ソヨらが出演。最終盤にはパク・ソハムが熱意あふれる新入社員役で特別出演した。
制作[編集]
原作は2020年にカカオウェブトゥーンで連載が始まったマックィーンスタジオの同名ウェブトゥーン(累計閲覧数2億回超)。日本ではピッコマで日本語版が配信されている。
2025年4月24日にソ・イングクの主演交渉が報じられ、その5日後にパク・ジヒョンのヒロイン役が伝えられた。tvNは2025年8月に2026年のラインナップとして本作を発表し、8月11日に二人の主演を正式に発表。カン・ミナ(8月28日)、パク・イェヨン(9月2日)、チェ・ギョンフンとウォン・ギュビン(9月下旬)、ハン・テハ(11月)、キム・ジョンヨン(11月)、カン・ギドゥン(12月)と、2025年後半にかけて共演者が固まっていった。撮影は2025年下半期に始まっている。演出はチョ・ウンソル、脚本はキム・ギョンミン。スタジオドラゴンが企画し、クロスピクチャーズが制作した。
視聴率の推移[編集]
ニールセン・コリアの全国世帯視聴率は以下の通り。全12話の平均は4.5%で、大きなヒットの数字ではないものの、最後まで下落せず4%台を守り切った。首都圏では第4話が5.4%で最も高かった。
| 話 | 放送日 | 全国視聴率 |
|---|---|---|
| 1 | 2026年6月22日 | 4.8% |
| 2 | 6月23日 | 4.4% |
| 3 | 6月29日 | 4.5% |
| 4 | 6月30日 | 4.5% |
| 5 | 7月6日 | 4.8%(最高) |
| 6 | 7月7日 | 4.3% |
| 7 | 7月13日 | 4.1%(最低) |
| 8 | 7月14日 | 4.4% |
| 9 | 7月20日 | 4.7% |
| 10 | 7月21日 | 4.4% |
| 11 | 7月27日 | 4.6% |
| 12 | 7月28日 | 4.6% |
音楽(OST)[編集]
OSTはPart 1〜8まで順次配信され、最終回の7月28日には2枚組のサウンドトラックアルバムにまとめられた。主な参加アーティストは次の通り。
- Part 1:FIFTY FIFTY「Hopping」「My Wonder」、HANA「氷のお姫さま(얼음공주)」
- Part 2:MRCH「帰り道(퇴근길)」
- Part 3:ムンミャン「その空間」
- Part 4:ソ・イングク「僕を満たしてくれた一人」(主演本人が歌唱)
- Part 5:The Stray「You Said」
- Part 6:バン・イェダム、フィイン(MAMAMOO)「僕の中にとどまって」
- Part 7:チョ・ガウル「猫みたいに」「大事なのは」
- Part 8:チョン・サングン「恋わずらい(상사병)」
音楽監督はキム・ジャンウで、2枚目のスコア集には「明日もあたたかく」「明日も無事に」など「明日も〜」で始まる曲名が20曲並ぶ。
評価と反響[編集]
韓国での評価[編集]
韓国メディアは最終回後、本作を「単なるオフィスロマンスを越えて共感と慰めを届けた」と総括した。とくに評価されたのは次の点。
- 会社を「ひたすら耐える場所」でも「必ず辞めるべき場所」でもなく、自分なりの答えを探す場所として描いたこと。
- シウの元妻スジンと恋人ジユンの関係を、ひとりの男性を奪い合う対立として消費せず、互いを理解し応援する人物同士として描いたこと。
- ジユンの両親が「卒婚」を考える現実的な夫婦として登場し、長い関係の意味を見つめ直す親世代の物語にもなっていたこと。
主演二人については、ソ・イングクが原則主義者の内面を抑えた演技で説得力を持たせ、パク・ジヒョンが仕事と恋の間で揺れながら答えを見つけていくジユンの変化を現実味のある形で見せた、と評された。
日本・世界での反響[編集]
Prime Videoの独占配信で世界同時に公開され、フォーブスは配信3週目の7月に「Prime Videoの非英語作品トップ10で1位」と伝えた。日本でもオリコンやKstyleなどが相合傘のシーンやお姫さま抱っこのシーンを取り上げ、「沼る人続出」と特集が組まれるなど、Prime Videoの韓国ドラマとしては話題になった部類に入る。
主演二人のその後[編集]
ソ・イングクは本作の放送直前(2026年3月)に『マンスリー彼氏』、さらにその前には『もうすぐ死にます』などでも主演しており、ここ数年はファンタジーやラブコメで主演を重ねている。パク・ジヒョンは『ウンジュンとサンヨン』(Netflix)で注目を集めた後の主演作で、ソ・イングクとは本作が初共演だった。
注目ポイント[編集]
- 「冷たい上司×疲れた部下」という構図は『キム秘書はいったいなぜ』『社内お見合い』以来の韓国オフィスラブコメの定番だが、本作は「バーンアウト(燃え尽き)」という現代的なテーマを軸に置いた点が新しいとされる。
- 恋愛だけでなく、親世代の夫婦関係、元妻との関係、同僚の遠距離恋愛まで、いろいろな形の「愛」を並べて描く群像劇になっている。
視聴ガイド[編集]
日本ではどこで見れる?[編集]
日本ではPrime Videoの独占配信(見放題)。2026年9月時点で全12話が配信されている。韓国ではTVINGとWavveで配信された。
全何話? 1話は何分?[編集]
全12話。韓国のtvNでは毎週月・火曜の20時50分から放送され、6月22日から7月28日までの約5週間半で完結した。
最終回はハッピーエンド?[編集]
ハッピーエンド。シウは会社を辞めて起業し、ジユンはチーム長に昇進。1年後に二人は指輪を交わして将来を約束する(詳しくは上の「最終回の結末」を参照)。
原作のウェブトゥーンはどこで読める?[編集]
原作はマックィーンスタジオのウェブトゥーン『내일도 출근!』で、日本ではピッコマで日本語版が読める。ドラマは原作の設定をもとに、登場人物の恋愛や家族の話を大きく膨らませている。
視聴率はよかったの?[編集]
平均4.5%(全国)。爆発的なヒットではないが、全話4%台を保ち、最終回は同時間帯のケーブル・総合編成で1位だった。20〜49歳の視聴率では地上波を含めて同時間帯1位になった回もあり、若い会社員層には届いた作品といえる。
シーズン2はある?[編集]
2026年9月時点で続編の発表はない。物語は最終回できれいに完結している。
余談[編集]
- 全12話のサブタイトルは、すべて「〜ても、出勤!」という形でそろえられている。第1話は「空が崩れても、出勤!」、第2話は「退社を夢見ても、出勤!」、最終話は「地図がなくても、出勤!」。
- OST Part 7でクレジットされている歌手「チョ・ガウル」は、劇中のバンドボーカルの役名そのもの。役として歌った曲が、そのまま役名義で配信された。
- 主演のソ・イングクは、もともと2009年のオーディション番組『スーパースターK』の初代優勝者で、歌手出身。本作でもOST Part 4を自ら歌っている。
- 韓国の原題「내일도 출근!」は直訳すると「明日も出勤!」。日本語タイトルはそこに「残念ながら」を足して、会社員の本音っぽさを強めている。
関連項目[編集]
- マンスリー彼氏:ソ・イングクの2026年上半期ヒット作
- キム秘書はいったいなぜ/社内お見合い:オフィスラブコメの定番作
- 孤島のエリートドクター:同じく2026年6月の新作韓ドラ