| 社内お見合い 사내맞선 / Business Proposal | |
|---|---|
| ジャンル | ロマンティックコメディ / オフィスラブ |
| 放送期間 | 2022年2月28日 - 2022年4月5日 |
| 放送時間 | 月・火曜 22:00 |
| 話数 | 全12話 |
| 放送国家 | 韓国 |
| 言語 | 韓国語 |
| 放送局 | SBS |
| 配信 | Netflix |
| 制作 | |
| 演出 | パク・ソンホ |
| 制作 | カカオエンターテインメント、クロスピクチャーズ |
| 脚本 | ハン・ソルヒ、ホン・ボヒ |
| 出演者 | アン・ヒョソプ、キム・セジョン、キム・ミンギュ、ソル・イナ |
| その他 | |
| 原作 | ヘファ作のウェブ小説/ウェブトゥーン『社内お見合い』 |
概要[編集]
『社内お見合い』(原題:사내맞선)は、2022年2月28日から4月5日まで韓国SBSで放送された全12話のロマンティックコメディ。カカオページ発の人気ウェブ小説/ウェブトゥーンが原作で、「友人の身代わりでお見合いに出たら、相手が自分の会社の社長だった」という一行で説明が終わる王道設定を、開き直りレベルの様式美で駆け抜けた作品である。
国内視聴率は第6話で10.1%(瞬間最高12.3%)を記録し、同時配信されたNetflixでは非英語TV部門で4週連続世界1位、19か国で1位、公開された全38か国でトップ10入りという大ヒット。「設定がベタすぎる」という前評判を「ベタを完璧にやるのが一番難しい」という結論でねじ伏せ、コロナ禍中盤の世界に糖分を供給したらしい。
あらすじ[編集]
食品会社の研究員シン・ハリ(キム・セジョン)は、親友である財閥令嬢ヨンソ(ソル・イナ)に頼まれ、彼女の代わりに「相手をドン引きさせて破談にする」ミッションを背負ってお見合いに出席する。ところが現れた相手は、よりによって自社の若き社長カン・テム(アン・ヒョソプ)。痛い女を演じきって逃げたはずが、テムは「あの見合い相手と結婚する」と宣言してしまう。
正体がバレたら即クビの偽装デート、社内で交錯する視線、そしてテムの秘書チャ・ソンフン(キム・ミンギュ)と本物のヨンソのサブカップル──二組の恋がテンポよく転がり、視聴者が見たいシーンを見たい順番で全部出してくる。伏線や反転より「期待への全力サービス」で勝負した構成は、ウェブトゥーン原作ドラマの一つの完成形と評された。
登場人物[編集]
- カン・テム(アン・ヒョソプ):仕事以外に興味のない完璧主義の若社長。ハリの嘘に気づいてからの「気づいてて遊ぶ」ムーブが本作のエンジン。アン・ヒョソプの代表作となり、彼を一気にアジア圏のトップスターに押し上げた。
- シン・ハリ(キム・セジョン):演技力の無駄遣いで窮地を切り抜ける食品研究員。gugudan出身のキム・セジョンが「ロムコムの申し子」と呼ばれるきっかけになった。
- チャ・ソンフン(キム・ミンギュ):テムの右腕の完璧秘書。
- チン・ヨンソ(ソル・イナ):ハリの親友の財閥令嬢。ソンフンとのサブカップルは「本編より糖度が高い」と評判だった。
人気と反響[編集]
本作の世界的ヒットは、地上波放送とNetflix同時配信の相乗効果を示す事例として業界で繰り返し引用される。ウェブトゥーン的な演出(画面分割、効果音、デフォルメ顔)をテレビドラマに違和感なく持ち込んだ点も特徴で、以後のウェブトゥーン原作ロムコムの演出様式に影響を与えた。最終話放送時には主演二人が視聴率公約を実行するなど、ファンサービスも徹底していた。
ウェブトゥーン原作ドラマとしての位置づけ[編集]
2020年代前半、韓国ドラマ界は『梨泰院クラス』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などウェブトゥーン・ウェブ小説原作の当たり年が続いたが、本作はその中で「原作の漫画的文法を実写に直輸入する」方向に最も振り切った作品とされる。妄想シーンのカットイン、コマ割りを模した画面分割、誇張されたリアクションなどを照れずにやり切り、「実写でやると寒い」という従来の常識を覆した。この成功以後、ロムコム企画では「社内お見合い方式」という言葉が企画書レベルで通用するようになったと言われる。
余談[編集]
- アン・ヒョソプとキム・セジョンはともに1990年代半ば生まれの「ウェブトゥーン原作常連」で、本作の前からファンの間でカップリング待望論があった。
- 劇中でハリが演じる「痛い見合い相手」の暴走描写は原作よりマイルドになっており、原作既読組と未読組の温度差がSNSでネタになった。
- Netflix効果で東南アジア・南米圏のファンが急増し、主演二人の海外ファンミーティングは軒並み即完した。
- 「カン・テム」というキャラ名は、韓国で「俺様系上司」の代名詞としてしばらく使われた。
- 劇中企業「GO FOOD」の商品として登場する即席麺やマンドゥはPPL込みの実在商品で、放送期間中に売上が跳ねたと報じられた。
- 最終話の延長サービス回はほぼ全編がファンサービスで構成され、「本編で回収しきれなかった糖分の一括返済」と呼ばれた。