Kurochan
Kurochan
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「松竹芸能大新年会」に出席したクロちゃん(2023年1月、出典:ORICON NEWS)
本名 黒川明人
誕生日 1976年12月10日
年齢 49歳
出身地 広島県東広島市(呉市生まれ)
国籍 日本
身長 171cm(公称は170cmとする報道もある)
学歴 京都西山短期大学卒業、花園大学中退
職業 お笑い芸人、タレント
肩書 安田大サーカスのメンバー
活動期間 2001年 -
代表的な実績 『水曜日のダウンタウン』の長期企画(モンスターハウス、MONSTER IDOL、MONSTER LOVE等)、豆柴の大群のプロデュース、アイドルフェス「クロフェス」主催
事務所 松竹芸能
関連活動 安田大サーカス、豆柴の大群
あだ名 クロちゃん、しんじ
リンク https://x.com/kurochan96wawa


概要[編集]

クロちゃんとは、松竹芸能に所属するお笑いトリオ・安田大サーカスのメンバーであり、日本のお笑い芸人である。本名は黒川明人(くろかわ あきと)。スキンヘッドにぽっちゃり体型という見た目と、そこから出てくるとは思えない甲高いハイトーンボイスがトレードマーク。2017年頃からTBS『水曜日のダウンタウン』のドッキリや長期企画で「嘘をつく」「クズ」キャラとして大ブレイクし、今や同番組の看板的な存在となっている。

詳細[編集]

基本プロフィール[編集]

1976年12月10日生まれ。広島県呉市で生まれ、東広島市八本松で育った。中学時代は生徒会長を務めていたという、現在のキャラクターからは想像しにくい経歴を持つ。高校卒業後は2浪を経て京都西山短期大学に進学し、卒業後に花園大学へ編入。教育実習まで経験したが中退している。大学では少林寺拳法部に所属しており、大学の先輩にはチュートリアルの徳井義実がいる。

スキンヘッドは短大時代から続けているスタイルで、本人によれば若い頃は今よりかなり痩せていた。2026年6月には自身のXで20歳頃の写真を公開し、タオルを頭に巻いた筋肉質な姿が「ラッパーみたい」「別人じゃん」と話題になった。本人いわく当時の体重は66キロだったという。

芸名と所属[編集]

所属事務所は一貫して松竹芸能。もともとはアイドルを目指して松竹芸能のアイドル部門のオーディションを受けた人物で、お笑い芸人志望ではなかった。トリオ結成前には「ジューシーハンバーグ」という芸名を名乗っていたが、先輩であるますだおかだの増田英彦によって改名させられ、現在の「クロちゃん」となった。

「クロちゃん」という呼び名は本名の黒川に由来するもので、ファンや共演者からもほぼこの名前で呼ばれている。後述の通り、ネット上では「しんじ」という呼び方も定着している。

現在の立ち位置[編集]

トリオとしての活動に加え、ピンでのバラエティ出演が非常に多い。特に『水曜日のダウンタウン』では、ドッキリの仕掛けられ役から恋愛リアリティ企画、アイドルプロデュースまで、数年単位の長期企画の主役を何度も務めてきた。演出家の藤井健太郎が手がける番組への出演も多く、DMM TVの配信番組『大脱出』では顔以外を土に埋められるロケに挑み、「お蔵入り寸前」だったと語っている。

「日本中から嫌われている」ことを自らネタにしつつ、それでも呼ばれ続けるという稀有なポジションを確立したタレントである。

経歴[編集]

安田大サーカス結成[編集]

2001年、松竹芸能の社員の引き合わせにより、前のコンビを解散して相方を探していた団長安田、元大相撲力士のHIRO、そしてクロちゃんの3人で安田大サーカスを結成した。トリオ名は先輩のますだおかだが名付けたとされ、木下大サーカスがヒントになっている。

結成当初は団長安田が作ったネタを2人が暗記し、合図に合わせて順番にセリフを言うという形式だった。巨漢のHIRO、甲高い声のクロちゃん、ツッコミの団長という見た目からしてインパクトのある3人組で、2001年には今宮子供えびすマンザイ新人コンクールで新人漫才奨励賞・子供大賞、2004年には第25回ABCお笑い新人グランプリで審査員特別賞、2006年には第41回上方漫才大賞で奨励賞を獲得している。

M-1グランプリでは2003年から2005年にかけて3年連続で準決勝に進出し、敗者復活戦にも出場した。キングオブコントにも挑戦している。

ブレイク前夜[編集]

2000年代は『エンタの神様』などのネタ番組ブームの中でトリオとしての知名度を得たが、クロちゃん個人が強烈に注目されるのはもう少し後になる。2017年には相方のHIROが脳出血で入院するというトリオの危機もあった。HIROは療養と30kg以上の減量を経て同年12月に復帰している。

『水曜日のダウンタウン』でのブレイク[編集]

転機となったのは2017年。『水曜日のダウンタウン』のドッキリ企画を通じて、日常的にさらっと嘘をつく「虚言癖」が次々と発覚し、視聴者の間で「クズキャラ」として一気にブレイクした。以降、同番組はクロちゃんを主役にした大型企画を立て続けに投入し、「水ダウといえばクロちゃん」というイメージが定着していく(詳細は後述)。

同時期にはYouTubeチャンネルも開設し、2019年2月にはDDTプロレスの「マッスルマニア 2019 in 両国」に参戦するなど、活動の幅を広げた。

健康問題[編集]

2018年1月、『名医のTHE太鼓判!』の検査で2型糖尿病と診断され、同年3月に教育入院を経験した。さらに同年10月には番組の検査で直径7mmの脳動脈瘤が見つかり、2019年1月にカテーテル手術を受けて成功している。2020年11月には人間ドック番組『主治医が見つかる診療所』で、重度の糖尿病による合併症の危険性を指摘された。健康診断系の番組では毎回のように衝撃の結果を叩き出しており、本人もそれをネタにしている。

水曜日のダウンタウンでの企画[編集]

モンスターハウス[編集]

2018年に放送された恋愛リアリティ企画。テラスハウスのような共同生活の中で、クロちゃんと参加女性たちの恋模様を追うという体裁だったが、クロちゃんが複数の女性に二股をかけるような言動を繰り返し、その一部始終が放送されるという内容だった。

2018年12月26日放送の最終回は一部生放送で、「国民投票」と称して視聴者にdボタンで「クロちゃんの言動を許せるか」を問う投票が行われた。総投票数は279万7080票、結果は「許せない」が95%。この割合に応じて収監時間が22時間48分に決まり、クロちゃんは檻に入れられて一般公開されることになった。司会のたむらけんじから収監を告げられたクロちゃんは「なにこれ!」と絶叫した。

クロちゃん収監騒動[編集]

収監の舞台となったのは東京・練馬区の遊園地「としまえん」。入場無料・翌日夜までのオールナイト公開で、檻の前の食料を来場者が購入して与えるという「動物園形式」の設定だった。しかし会場には見物人が殺到して警察が出動する騒ぎとなり、イベントは27日未明に中止。TBSが謝罪する事態に発展した。

この一件はバラエティの「攻めすぎ」を象徴する出来事として大きく報道され、良くも悪くもクロちゃんと水ダウの名前を全国区に押し上げた。

MONSTER IDOLと豆柴の大群[編集]

2019年には、アイドル好きとして知られるクロちゃんがアイドルグループをプロデュースする企画「MONSTER IDOL」が始動。オーディションを経て、メンバー選定、作詞・作曲、衣装イメージ、グループ名の命名までをクロちゃんが手がけ、アイドルグループ「豆柴の大群」が誕生した。オーディションではBiSHなどを擁するWACKの渡辺淳之介も関わっている。

デビュー曲「りスタート」は、「続行」「解任」「解任&罰」の3タイプのシングルがタワーレコード限定で発売され、その売上でクロちゃんの進退が決まるというえげつないルールが敷かれた。収録曲にはクロちゃんの仮歌バージョンとアイナ・ジ・エンドの仮歌バージョンも入っていた。2019年12月25日の生放送で結果が発表され、クロちゃんのプロデューサー解任が決定した。

その後、2020年2月にはアドバイザーとしてグループに関わることが決まり、豆柴の大群との縁は続いていく。この企画はアイドルファン層にもクロちゃんの存在を知らしめるきっかけとなった。

クロフェス[編集]

豆柴の大群との関わりから派生して、クロちゃんはアイドルフェス「クロフェス」を主催するようになった。2020年は延期を経て8月16日に無観客の生配信で開催。2021年5月にも開催され、2022年と2023年には東京の海の森水上競技場で野外フェスとして実施された。2024年は6月に4日間にわたって開催され、47都道府県のご当地アイドルが集結する規模にまで拡大した。

MONSTER LOVEとリチ[編集]

2022年4月、水ダウは企画内容を伏せたまま「クロちゃんのことが本気で好きな女性」を緊急募集した。これが恋人探し企画「MONSTER LOVE(モンスターラブ)」である。参加者の多くはアイドル志望者だったが、本気で参加した女性が2人おり、そのうちの1人が熊本のPR大使を務めていたタレントのリチだった。リチは「憧れのクロちゃんに会いたい」という思いで応募したと語っている。

2022年12月の放送で、リチの告白をクロちゃんが受け入れる形で交際が成立。約20歳差のカップル誕生は大きな反響を呼び、「企画力えぐい」と番組の手腕も話題になった。交際中の2人はたびたび同番組に出演し、仲睦まじい様子を見せていた。

プロポーズと破局[編集]

2025年1月22日放送の水ダウでは、3か月に及んだ企画「新春クロちゃんリアル人生すごろく」の最後のマス「プロポーズ?」に到達。クロちゃんは0.52カラットのダイヤの婚約指輪を163万4600円(税込)で即決・現金購入し、かつて交際を申し込んだ海辺でリチにひざまずいて求婚した。

しかしリチは指輪を受け取らず、結婚はできないと返答。さらに「今日で全部終わらせたい」と別れを切り出し、約2年間の交際は放送内で終わりを迎えた。リチは交際中、対等に見てもらえず下に見られていると感じていたこと、服装や髪色、メイクをクロちゃんの好みに合わせて「理想の彼女」を演じてきたことを明かした。SNSではリチの心情に共感する声が多く寄せられた。指輪を販売したジュエリー店がXで反応したことも話題になった。

その後の未練[編集]

破局後もクロちゃんの未練はたびたびネタになっている。2026年6月23日放送のテレビ東京『あちこちオードリー』では、「今年の目標はリチとの復縁」と宣言。破局の翌日にLINEで「友達に戻りませんか」と送り、了承を得て現在も約2週間に1度会っていると明かした。渡すはずだった163万円の婚約指輪も持参し、「リチー!リチー!」と叫んで若林正恭から「怪談だよ」とツッコまれている。

人物・キャラクター[編集]

ハイトーンボイス[編集]

最大の特徴は、スキンヘッドの風貌とのギャップが激しいソプラノのハイトーンボイス。驚いたときや怒ったときの甲高い絶叫はドッキリ番組との相性が抜群で、モンスターハウス最終回の「なにこれ!」をはじめ、名シーンの多くがこの声とセットで記憶されている。

「しん」「だしん」と「しんじ」[編集]

語尾に「〜しん」「〜だしん」をつけるのが口癖。由来はアイドルグループ「Cheeky Parade」のファンの掛け声だとされる。この独特の語尾から、ネット上ではクロちゃんを「しんじ」と呼ぶ風習も定着した。Xの投稿でも「だしんよー!」といった語尾は健在で、もはや文体そのものがキャラクターの一部となっている。

嘘とクズキャラ[編集]

ブレイクのきっかけが「さらっと嘘をつく」ことだったため、「クズ」「嘘つき」はクロちゃんを語るうえで避けて通れないワードである。一方で、本人はそうした評価を受け止めたうえで著書『日本中から嫌われている僕が、絶対に病まない理由』(2023年)を出版するなど、嫌われキャラを逆手に取ったメンタルの強さも見せている。『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、親からの仕送りが総額約6000万円に上ると告白して驚かせた。

交友関係[編集]

元AKB48の高橋みなみとは親友関係にあり、ラジオ・配信番組『高橋みなみのそこそこさんぽ』で共演していた。SNSでもたびたび絡んでおり、クロちゃんの奇抜な自撮りに高橋がツッコミを入れるのはお約束のやり取りになっている。事務所の後輩であるワンワンニャンニャンの菊地優志とも仲が良い。

アイドル好き[編集]

もともとアイドル志望で事務所に入ったこともあり、アイドルへの造詣は深い。豆柴の大群のプロデュースやクロフェスの主催は、その延長線上にある活動といえる。

SNSでの発言傾向[編集]

Xでの投稿スタイル[編集]

Xのアカウントは「@kurochan96wawa」。自撮り写真に過剰な加工を施した投稿が多く、ピンクのティアラや蝶の羽のエフェクトを付けた写真に「おはおはプピピン、プルペンポーーーン」といった独特の挨拶を添えるのが定番である。語尾の「しん」「だしん」も多用される。

投稿の多くにはツッコミや辛辣なコメントが殺到するのがお約束で、ネットニュースでは「ツッコミ殺到」「辛辣コメント」という見出しで頻繁に取り上げられる。誕生日を1週間遅れで祝われた投稿や、自作自演気味のネタ投稿にも「面白くねぇー」といったリプライが付くなど、反応込みでひとつのコンテンツになっている。

意味深ポストと真面目ポスト[編集]

深夜に意味深な一言を投稿し、数時間後には何事もなかったかのように加工自撮りを上げる、という温度差も特徴。2026年9月には深夜に「もうだれもすぎじゃない」と投稿し、「スギちゃんのこと?」「みんなヒノキになったって事?」といったツッコミや「無理すんなよ」という励ましが寄せられたが、約7時間後には蝶の羽の自撮りを投稿してフォロワーを困惑させた。

一方で、「人のふり見て我がフリ直せ」といった真面目な投稿が「まさかの真面目なコメントで驚きました」と反響を呼ぶこともある。

その他のSNS[編集]

InstagramとThreadsは「@kurochandesuwawa」、TikTokは「@ysd.kurochan」。アメーバブログ「クロちゃんのアロマ研究所」も運営している。YouTubeでは2018年12月に開設した『クロちゃんの96ちゃんねる』を経て、現在は「クロちゃんねる」として活動している。トレーニングの様子を公開することもある。

主な出演[編集]

テレビ・配信[編集]

ラジオ[編集]

  • 『アッパレやってまーす!』月曜日(MBSラジオ、2021年10月 -)

映画・舞台[編集]

  • 『事故物件 恐い間取り』(2020年)
  • 『ウルトラマンデッカー最終章』(2023年)
  • 『逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION』(2024年)
  • 舞台『AGASA-アガサ-』(2024年)

書籍[編集]

  • 『クロか、シロか。クロちゃんの流儀』(2019年)
  • 『日本中から嫌われている僕が、絶対に病まない理由』(2023年)
  • 『クロ恋。』(2025年)

2026年現在の活動[編集]

2026年もピンでのバラエティ出演、SNS発信を中心に精力的に活動している。6月には『あちこちオードリー』でリチとの復縁宣言が話題となり、同時期にはXで若い頃の写真を公開して「別人」と注目を集めた。9月の意味深ポストもネットニュースで取り上げられるなど、相変わらずSNSの一挙手一投足が記事になる存在である。

水ダウでは、ダイアンの津田篤宏と並ぶ長期企画の看板として名前が挙がることが多く、番組ディレクターが「津田、クロちゃんに続く長期企画」を予告した際には、次の主役予想とともにクロちゃんの存在感が改めて語られた。安田大サーカスとしても3人での活動は継続しており、集合ショットがSNSに上がると「やっぱ3人いい」とファンを喜ばせている。

炎上とバズ[編集]

  • モンスターハウス収監騒動(2018年) - 視聴者投票の結果、としまえんの檻に「収監」される企画が生放送で決定。見物客が殺到して警察が出動し、イベントは中止、TBSが謝罪した。企画の是非をめぐって賛否両論が巻き起こった。
  • プロポーズ失敗(2025年) - 水ダウで生々しい破局の瞬間が放送され、リチの「理想の彼女を演じていた」という告白とともに大きな反響を呼んだ。SNSではリチへの共感の声が多数を占めた。
  • SNS投稿へのツッコミ - 加工自撮りや意味深ポストが投稿されるたびにツッコミや辛辣なコメントが集まり、ネットニュースで取り上げられるのが恒例となっている。

余談[編集]

  • 大学の先輩にチュートリアルの徳井義実、後輩にMAG!C☆PRINCEの平野泰新がいる。
  • 趣味は散歩。高橋みなみとの散歩番組は、この趣味ともつながっている。
  • 健康番組では糖尿病、脳動脈瘤、大腸ポリープと次々に衝撃の結果が出ており、「人間ドック番組の常連」とも言える存在になっている。
  • リチに渡すはずだった163万円の婚約指輪は、破局後もクロちゃんの手元にあるとされ、トーク番組でたびたび持ち出される。

外部リンク[編集]

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