| ふ〜ど Fuudo | |
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EVO 2012(出典:Wikimedia Commons「Fuudo at EVO 2012 (cropped).jpg」・CC BY-SA 2.0) | |
| ID | @TheFuudo |
| 本名 | 阿井慶太 |
| 誕生日 | 1985年11月7日 |
| 年齢 | 40歳 |
| 出身地 | 千葉県 |
| 国籍 | 日本 |
| 家族 | 倉持由香(妻)、長男 |
| 職業 | プロゲーマー |
| プラットフォーム | YouTube、X、Twitch |
| 活動期間 | 2011年 - (プロとして) |
| ジャンル | 格闘ゲーム |
| 事務所 | REJECT(2025年 - ) |
| 関連活動 | ストリートファイターリーグ、著書『勝つための7つの理論 ふ~ど流10年使える格闘ゲームの攻略』 |
| あだ名 | 人間性能最強、王の右腕、重戦車 |
| その他 | ジャパン・eスポーツ・プロライセンス保持者 |
概要[編集]
ふ〜どとは、日本のプロゲーマーである。『バーチャファイター』シリーズのトッププレイヤーから『ストリートファイター』シリーズに転身し、EVO2011で優勝して世界に名を知らしめた、日本の格闘ゲーム界を代表するベテランの一人だ。
詳細[編集]
1985年11月7日生まれ、千葉県出身。アマチュア時代は『バーチャファイター』シリーズの強豪として知られ、全国大会「闘劇」で複数回の優勝を果たした。その後『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』に主戦場を移し、2011年のEVOで優勝。同年に周辺機器メーカーのRazerとプロ契約を結び、日本の格闘ゲームプロの草分け的存在となった。
キャラクター性能ではなくプレイヤー自身の強さで勝ってしまうことから「人間性能最強」の異名で呼ばれる。状況判断の冷静さ・正確さ、読み合いの強さが持ち味で、攻めの圧力から「重戦車」にも例えられる。格闘ゲームに限らずFPSやカードゲームなど幅広いジャンルで高い適性を見せることでも知られている。
長年梅原大吾率いるBeastに所属し、ウメハラの盟友として「王の右腕」とも称された。2025年にはウメハラとともにREJECTへ移籍し、『ストリートファイター6』のプロリーグ「ストリートファイターリーグ」でチーム初の日本一、さらに世界一に貢献している。私生活ではグラビアアイドルの倉持由香の夫としても知られる。
経歴[編集]
バーチャファイター時代[編集]
格闘ゲームのキャリアは『バーチャファイター』シリーズから始まる。闘劇'05の『バーチャファイター4 ファイナルチューンド』部門では、チーム「VFエリート」の一員としてリオンを使い優勝。闘劇'08の『バーチャファイター5』部門でも板橋ザンギエフらと組んだチームで再びリオンを使って優勝した。2009年にはWCG(World Cyber Games)の『バーチャファイター5 ライブアリーナ』部門でも優勝しており、VF界ではすでに名の通ったトッププレイヤーだった。
ストリートファイターIV〜V時代[編集]
『ストリートファイターIV』シリーズに移ると、当初はウメハラに倣ってリュウを使っていたが、フェイロンに乗り換えてから一気にブレイクした。2011年、世界最大級の格闘ゲーム大会EVOの『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』部門で優勝し、世界中にその名を知らしめる。同年Razerと契約してプロ入りし、同社のアーケードスティック開発にも参加した。EVO2014でもフェイロンで3位に入っている。
『ストリートファイターV』ではレインボー・ミカを使い、EVO2016で準優勝、同年のCAPCOM CUPでもベスト8入りするなど、世界の大舞台で上位の常連となった。2018年には香港で行われたE-Sports Festival Hong Kong 2018の『ストリートファイターV アーケードエディション』部門で優勝している。2015年にはアーケードのシューティングアクション『ガンスリンガー ストラトス2』の公式大会でも優勝しており、ジャンルを問わない強さを見せつけた。
Beast時代とストリートファイターリーグ[編集]
2010年代後半から約8年間、梅原大吾が率いるBeastに所属して活動した。カプコン主催のチームリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP」には2020年シーズン前後から参戦しており、各シーズンでチームを渡り歩く「傭兵」として出場を続けた。『ストリートファイター6』初年度のSFL2023ではDetonatioN FocusMeにリーグ限定メンバーとして加入。2024年シーズンはSaishunkan Sol 熊本に、ウメハラ、ひぐち、ネモとともに加入し、エドを主力にDivision Sの2位通過からプレーオフ進出を果たした(最終成績は3位タイ)。
REJECT移籍と日本一・世界一[編集]
2025年5月、BeastからREJECTへ移籍し、ウメハラとともにSTREET FIGHTER部門へ加入したことが発表された。本人は「今年のSFリーグは傭兵ではなくREJECTから出場です。引き続き、王の右腕としてウメハラさん、ときど、LeSharと共に優勝を目指します」とコメントしている。
SFL: Pro-JP 2025ではときど、LeShar、ウメハラとの4人体制で臨み、2026年1月31日にパシフィコ横浜で行われたグランドファイナルでCrazy Raccoonを100-20で破ってREJECTとして初の日本一に輝いた。この決勝ではふ〜どとLeSharがともにエドを使う「ダブルエド」が無敗で勝ち切り、話題をさらった。本人は「どちらも同じEDというキャラクターを使っているんですけど、動きや戦い方はかなり違っていて」「リスクを分散する感じ」と狙いを語っている。
続く2026年3月、両国国技館で開催された「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2025」でもREJECTは優勝し、世界王者のタイトルも手にした。同時期に行われた個人戦「CAPCOM CUP 12」にも出場しており、個人戦と団体戦の練習配分に苦心したことを明かしている。
2026年の動向[編集]
2026年5月30日、REJECTは「ストリートファイターリーグ JAPAN 2026」に向けた新ロスターを発表。ウメハラとふ〜どが残留し、育成チーム「REJECT Youth」から昇格した15歳の若手選手、ストリーマー部門から加入したYASを加えた4人体制となった。最年長と最年少の年齢差は最大29歳と話題になり、ふ〜どは「このメンバーだからこそできる戦いで、二連覇を掴みにいきます!」と意気込みを示した。
SFL2025王者の一員として、2026年夏にフランス・パリで開催されたEsports World Cup(EWC 2026)『ストリートファイター6』部門の出場権も獲得した。本戦ではウメハラ、ときどらとともに出場したが、序盤のグループステージで敗退している。
リーグ戦ではREJECTがDivision Fに所属。2026年9月4日の第2節では大将戦にエドで出場したが、ふ〜どを「憧れの存在」と語ってきた若手のひかるにストレートで敗れる場面もあった。
競技以外では、2026年8月27日にKADOKAWA Game Linkageから初の攻略書『勝つための7つの理論 ふ~ど流10年使える格闘ゲームの攻略』(A5判・176ページ)を発売。キャラクター選び、練習方法、攻防、位置取り、読み合いといった7つの理論で自身の思考を解説し、プロゲーマーのかずのことの対談も収録。ウメハラが序文を寄せている。
人物[編集]
配信では「ゲームとラーメンが好きな、気のいいお兄ちゃん」という素顔を見せる。SFLのプロフィールでは自身を「ポジティブ」と表現し、座右の銘に「倒れる時は前のめり」を挙げている。ラーメンのほか戦国時代の研究も好きだという。
格闘ゲームを続ける原動力について「人とのコミュニケーションが楽しいから」と語っており、近年は若手や女性プレイヤーの育成にも力を入れている。2023年に開催されたストリーマー大会「CRカップ スト6」では、ウメハラ、どぐら、かずのこと並ぶ4人の指導役の一人を務めた。電撃オンラインのYouTubeチャンネルでは「ふ~ど&ゴローのゲーム人間学園」に出演している。
プロゲーマーとしては「ゲームが強いだけでは稼ぐ機会には恵まれなかった。人とのつながりが大きい」とも語っており、キャリア初期からEスポーツの職業化を体現してきた世代の一人でもある。
家族[編集]
2019年11月5日、グラビアアイドルの倉持由香と結婚した。二人の出会いのきっかけは『ストリートファイターIV』で、約10年の交際を経てのゴールインだった。格闘ゲームを通じて結ばれたことから、二人はカプコンにかけて「#カプ婚」と称している。2021年6月1日には第1子となる長男が誕生した。
炎上とバズ[編集]
2019年の倉持由香との結婚発表は、プロゲーマーとグラビアアイドルという組み合わせと「#カプ婚」というフレーズでゲームメディアや一般ニュースでも大きく取り上げられた。
SFL: Pro-JP 2025グランドファイナルでは、同じエドを使うLeSharとの「ダブルエド」が無敗で優勝を決めたことが「強すぎる」と話題になった。
余談[編集]
- 「ふ〜ど」の表記は波ダッシュ(〜)と全角チルダ(~)が混在しており、公式媒体でも「ふ~ど」と書かれることが多い。
- バーチャファイター時代の持ちキャラはリオン、スト4時代はフェイロン、スト5時代はレインボー・ミカ、スト6ではエドと、タイトルごとにキャラクターを大きく変えている。
- 2026年のREJECTはチーム内の年齢差が最大29歳で、加入した15歳の若手選手はSFL史上最年少での参戦となった。
- 2023年のCRカップでは、のちにSFL2025決勝で対戦するCrazy Raccoonのどぐらと、同じ指導役として並んでいた。