| 華村あすか はなむら あすか/Asuka Hanamura | |
|---|---|
![]() 出身地・山形県米沢市のシンボル、米沢城跡に建つ上杉神社(出典:ウィキメディア・コモンズ、撮影:Syced、CC0) | |
| 誕生日 | 1999年3月18日 |
| 年齢 | 27歳 |
| 出身地 | 山形県米沢市 |
| 国籍 | 日本 |
| 家族 | 妹 |
| 身長 | 168cm |
| 職業 | グラビアアイドル、女優 |
| 活動期間 | 2017年 - |
| 代表的な実績 | 『週刊プレイボーイ』2017年36号で表紙・巻頭デビュー、写真集『月刊 華村あすか 今』『真価論』、映画『光る川』主演 |
| 受賞 | グラジャパ!アワード2017 新人賞 |
| 事務所 | ボックスコーポレーション |
| あだ名 | あすぴー |
| その他 | 趣味:歌うこと、体を動かすこと、古着、ギター/特技:バスケットボール |
| リンク | オフィシャルブログ |
概要[編集]
華村あすか(はなむら あすか、1999年3月18日 - )とは、山形県米沢市出身のグラビアアイドル・女優である。2017年、週刊プレイボーイの表紙と巻頭グラビアでいきなりデビューし、翌年にはドラマ『宮本から君へ』のヒロインで女優業もスタートさせた。所属事務所はボックスコーポレーション。
詳細[編集]
CA志望の少女が原宿でスカウト[編集]
もともとの夢はキャビンアテンダント(CA)。2017年春からはCA養成系の短大に進むことが決まっていて、芸能界はまったく視野に入っていなかった。ところが進学前の2017年2月ごろ、友人と息抜きで東京へ遊びに来て原宿を歩いていたところ、現在の事務所の関係者に声をかけられたのが運命の分かれ道。本人いわく、初めての東京で一番楽しみにしていたのは「虹色のわたあめを食べること」だったというから、なかなかの急展開である。地元では芸能活動をしていることを知る人がほとんどおらず、近所の人や学校の先生も相当驚いたと振り返っている。
「初仕事が初表紙」という異例のデビュー[編集]
デビューは2017年8月21日発売の『週刊プレイボーイ』36号。芸能界での初仕事がそのまま同誌の表紙&巻頭グラビアという、新人としてはかなり異例の大抜擢だった。当時18歳、身長168cmの8頭身スタイルで「グラビア界に新たな逸材」と紹介され、顔合わせをした担当者が思わず驚いたというエピソードも報じられている。同号には馬場ふみか、橋本環奈らも登場しており、そのラインナップに新人がいきなり表紙で並んだことになる。同月には短大を辞め、芸能活動一本に絞る決断をした。
グラビアから女優へ[編集]
デビュー年の11月には週プレに再登場し、集英社の「グラジャパ!アワード2017」で新人賞を受賞。2018年4月にはテレビ東京系ドラマ『宮本から君へ』で女優デビューを果たし、演技未経験ながら甲田美沙子役でヒロインに抜擢された。同年9月には映画『初恋スケッチ ~まいっちんぐマチコ先生~』でスクリーンデビュー(同作には徳江かならも出演)。以降はグラビアと並行してドラマ・映画への出演を重ね、2025年には映画『光る川』で主演を務めるところまでたどり着いている。
グラビアでの活躍[編集]
週プレとの深い縁[編集]
華村あすかのグラビアキャリアは、とにかく『週刊プレイボーイ』と切っても切れない。デビュー直後から同誌の電子写真集シリーズ「週プレ PHOTO BOOK」(集英社)で、『ゼロの18歳~デビュー~』(2017年10月)、『麗しの18歳。』(2018年2月)、『あしたへ。』(2018年4月)、『花、咲く、季節に。』(2018年6月)、『そめる。』(2019年11月)と立て続けに作品をリリース。2020年には週プレのグラビアを集めたベスト盤『週プレPREMIUM 2020上半期グラビア傑作選』にも名を連ねた。また、写真家・丸谷嘉長が撮り下ろす週プレ連動の写真シリーズ用Instagramアカウントも運用されていた。
各誌を横断したデジタル写真集[編集]
週プレ以外でも引っ張りだこで、デジタル写真集は出版社の垣根を越えて多数出ている。2018年の『SPA!』(扶桑社)を皮切りに、2019年には『FLASH』(光文社)、『スピ/サン』(小学館)、『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)、『FRIDAY』(講談社)と各誌から相次いでリリース。2020年には『週刊ポスト』、2022年には『ヤングキング』(少年画報社)から『真紅』『紺碧』の2作同時発売、『FLASH』から『New Mode』前後編、2023年には『週刊現代』から『絶対透明美女』が出ている。2021年には『ヤングアニマル』の表紙・巻頭や『BOMB』4月号にも登場した。
監督が企画する「妄想グラビア」[編集]
2020年12月には、厳選された6人の美女が登場するグラビア写真集『旬撮GIRL Vol.8』に参加。この企画は映画監督の今泉力哉が執筆した設定をもとに撮影する“妄想グラビア”というユニークなもので、女優としての顔も持つ華村にはぴったりの企画だった。グラビアを「ただ撮られるもの」にとどめず、役を演じるように表現する方向性は、後の写真集づくりにも通じていく。
写真集『月刊 華村あすか 今』と『真価論』[編集]
22歳の『月刊 華村あすか 今』[編集]
紙の写真集としては、まず小学館の人気シリーズから『月刊 華村あすか 今』を2022年初頭に発売した。紹介文では、2017年のグラビアデビュー直後に演技未経験でドラマのヒロインに抜擢され、テレビや雑誌で活躍してきた22歳の“今”を切り取る一冊と位置づけられている。2022年秋にはショートヘアへイメチェンしており、ここから表現の方向性がさらに変わっていく。
沢渡朔が撮った2nd写真集『真価論』[編集]
2023年3月18日、24歳の誕生日に講談社から2nd写真集『真価論』を発売。撮影は当時80代の世界的写真家・沢渡朔で、全112ページ。コンセプトは本人が立てたもので、「今の自分を客観的に見つめ、かつ自分を認めてあげよう」という考えが軸になっている。タイトルも本人の命名で、シンガーソングライター琴音の楽曲「真価論」に自分の思いが重なったことから付けたという。衣装にはヴィンテージのブランド品や古いアクセサリー、スタイリスト手作りのビキニが使われ、古着好きの本人らしいこだわりが詰まっている。発売日にはSHIBUYA TSUTAYAでお渡し会も開かれた。
撮影現場は自由すぎた[編集]
沢渡は細かい指示をほとんど出さない撮影スタイルで、指示されるのが苦手だという本人にとってはむしろ好都合だった。のびのびしすぎた結果、高さ約4mの天井の梁によじ登ってスタッフを仰天させたこともあったとか。一方で山と海のロケでは、ヤマビルや羽音の大きい虫、山小屋では蜂やブヨ、蛾に悩まされ、大の虫嫌いとしてはなかなかハードな現場だったと語っている。
ボディメイクと自己肯定感[編集]
高校時代のあだ名は「ベイマックス」[編集]
学生時代はバスケットボール部。食欲旺盛で、部活を引退しても食べる量が落ちなかったため、筋肉の上に脂肪がのって制服がパツパツに。同級生の男子からは「ベイマックス」というあだ名を付けられていたという。本人はこれをコンプレックスではなく「青春の1ページ」と笑って振り返っており、心配していたのは母親だけだったそうだ。
上京して「痩せなきゃ」と決意[編集]
転機は上京後。東京の女の子が皆細くておしゃれに見え、「街を普通に歩けないかも」と感じるほどの衝撃を受けた。プロが撮った宣材写真にも自信が持てず、「絶対に痩せなきゃ」と決意したことが、のちのボディメイクの出発点になった。『真価論』の時点でボディメイク歴は約4年、特にここ2年はバスケで鍛えた脚を中心に引き締めてきたと明かしている。代謝を上げるために白湯を飲み、足首を回してむくみを取るといった地道な習慣も紹介しており、写真集を「ボディーメークの集大成」と表現した。女優業だけなら体のことまでは考えなかったが、グラビアの仕事がきっかけで意識が変わったという。
「自分だけは自分を好きでいる」[編集]
本人は自分に自信がないタイプだと公言している。デビューから6年間、他人の意見に振り回される自分を好きになれず、自分を好きになる方法を模索し続けてきた。転機は2022年春ごろで、「せめて自分だけは、無条件で自分を好きでいてあげよう」と決めたこと。そこへ写真集の話が舞い込み、髪を短く切り、好きなファッションが似合う体づくりを続けたことで自信がつき、気持ちも明るくなったという。それでも当時の自己肯定感は「今は30%くらい」と控えめに答えていたのが彼女らしい。
女優としての歩み[編集]
『宮本から君へ』での原体験[編集]
女優デビュー作『宮本から君へ』の現場には、本人いわく「入学したての小学1年生」のような気持ちで入った。業界用語やスタッフの名前・役割を覚えるのに必死で、演技経験もゼロだったため不安だらけだったが、主演・池松壮亮の芝居に引っ張られる形で役に入り込めたという。池松からかけられた「いろいろな気持ちを味わっておいた方がいい」という言葉を今も大切にしている。「宮本のあすかちゃん」と褒められることも多いが、それは池松の芝居のおかげだと謙遜し、当時の自分を見るのが怖くて見返したのはまだ2回だけだと明かしている。
2019年は出演ラッシュ[編集]
2019年は連続ドラマへの出演が一気に増えた年。『仮面同窓会』(東海テレビ・フジテレビ系)の里内彩花役、『スカム』(毎日放送)の辻姫花役、NHK BSプレミアム『恋と就活のダンパ』の八神玲香役のほか、『ラジエーションハウス』『面白南極料理人』『神酒クリニックで乾杯を』などにゲスト出演。さらに配信作品『仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』ではヒロインの神蔵紅芭を演じ、2023年の『ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーン meets 仮面ライダーシノビ』でも同役を再演した。2020年には舞台『クイーンズ・スケッチ』にも出演している。
『エルピス』で再ブレイク[編集]
大きな話題を呼んだのが、2022年の連続ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(関西テレビ・フジテレビ系)。長澤まさみ演じるアナウンサーが担当する深夜バラエティ「フライデーボンボン」の盛り上げ役“ボンボンガール”の一人・篠山あさみを演じ、物語の鍵を握る役どころとして注目を集めた。中学生の頃から長澤に憧れていたため共演決定は「夢のよう」で、オーディションでは手応えがまったくなく、最初は素顔で臨んで笑われたという裏話も。大根仁監督からはセリフの言い回しを何パターンも求められ、その場で演じ分けた経験が成長につながったと語っている。『宮本から君へ』以来、約5年ぶりに三浦透子と再共演したのもこの作品である。
映画とNetflix作品[編集]
『シティーハンター』のくるみ役[編集]
2024年4月25日にNetflixで配信された実写映画『シティーハンター』では、鈴木亮平演じる冴羽獠たちが捜索することになる人気コスプレイヤー「くるみ」を演じた。くるみは「ミルク」の名で活動するコスプレイヤーで、新宿で起きる連続暴力事件や謎の薬物をめぐる騒動に絡んでいく重要人物。配信後にはコスプレ姿が話題となり、改めて名前を知った人も多かった。
2025年は主演映画『光る川』[編集]
2025年1月公開のホラー映画『悪鬼のウイルス』では、主人公の友人・奈々枝を演じた。そして同年3月22日公開の『光る川』(金子雅和監督)で主演を務める。原作は岐阜県出身の作家・松田悠八の小説『長良川 スタンドバイミー一九五〇』で、高度経済成長期が始まった1958年の山あいの村が舞台。数十年ごとに洪水を起こすと伝えられる悲恋の伝説の娘・お葉を華村が演じた。水や洞窟、滝、山の風景はすべて岐阜県で撮影され、CGは一切使わないという徹底ぶり。音楽は高木正勝が担当し、スペインのヒホン国際映画祭でユース審査員最優秀長編作品賞、ポルトガルのポルト国際映画祭でも賞を受けるなど、海外の映画祭でも評価された。
そのほかの映像作品[編集]
2024年には映画『うさぎのおやこ』に出演したほか、連続ドラマ『ナースが婚活』(テレビ東京)第1話、フジテレビ系オムニバス『I am…』、TOKYO MXの『飯を喰らひて華と告ぐ』第7話(あやち役)にゲスト出演。2023年には『埼玉のホスト』(TBS)にも顔を見せた。『飯を喰らひて華と告ぐ』は2026年10月にもテレ玉で放送されており、番組表に出演者として名前が載っている。
人物[編集]
古着とアートとギター[編集]
休日は「ひとり時間をいかに充実させるか」を意識するタイプ。古着が大好きで、オフィシャルブログでは古着屋で300円でゲットしたジャケットとお気に入りのデニムを合わせたコーデを紹介していた。ご褒美に買うブランドとして Mame Kurogouchi と PERVERZE を挙げ、ファッションのヴィンテージ本を月2冊ほどのペースで買い集め、色の勉強になる図鑑も集めているという。あいみょんのファンで、弾き語りがしたくてギターを購入。一度はインテリアと化したものの、「マリーゴールド」を弾けるようになりたいと再び練習していると語っていた。よく行く街は原宿、渋谷、高円寺。
妹と母の存在[編集]
アートやファッションの趣味は妹と合うため、友人よりも妹と過ごすことが多く、多いときは週に3日も一緒にいるという仲良し姉妹。周囲からは「長女っぽくない」と言われることが多いそうだ。自身のヒーローには両親、特に母を挙げ、厳しく言ってくれるときと励ましてくれるときのギャップや、本質を突くアドバイスに何度も助けられてきたと話している。
好きなものと座右の銘[編集]
気になる人は満島ひかりで、バラエティで見て一瞬で惹かれたという。好きな映画は『レオン』『ひとよ』『ハイスクール・ミュージカル』。食べ物は辛い物、ホルモン、焼き鳥が好きで、セロリとパクチーは苦手。行きたい場所は韓国で、本場の激辛フードとホルモンを食べ尽くしたいと語っていた。座右の銘は「向かい風は振り返れば追い風になる。」。東京は「自分と戦う場所」で、東京にいると地元が恋しくなるため、緑や落ち着ける場所がもっと増えてほしいとも話している。
SNSと発信[編集]
本人のオフィシャルブログ(Ameba)は「華村あすかオフィシャルブログ」として現在も閲覧でき、2021年ごろまでは掲載誌の告知や私服コーデ、体づくりの近況を投稿していた。2021年4月には「夏に向けて食生活を改めながら身体作りを始めました」と綴っており、のちの『真価論』につながるボディメイクの様子がうかがえる。Instagramは雑誌の表紙掲載時などに更新するスタイルだったが、2026年10月時点ではかつて公表されていたアカウント(@hanamura_asuka)のページが表示されない状態になっている。
炎上とバズ[編集]
大きな炎上騒動は報じられていない。バズとしては、デビュー号でいきなり週プレの表紙を飾ったこと、『エルピス』でボンボンガールとして注目されたこと、Netflix『シティーハンター』のコスプレイヤー姿が話題になったことが挙げられる。ネット上では一時「引退説」が流れたが、噂をまとめた記事自体も引退を示す根拠は薄いとしており、公式な発表はない。
余談[編集]
- 通称は「あすぴー」。共演者のSNSでもこの愛称で呼ばれている。
- 『真価論』の撮影中に天井の梁に登ったエピソードは、本人の「自由に動きすぎた」結果だという。
- グラビアアイドルからトップ女優になった小池栄子の後に続くのでは、と報じられたこともある。
- 2019年の目標として「女性に嫌われそうな悪女役」への挑戦に意欲を見せていた。
- 2023年の写真集発売時のインタビューでは、参加中の大きな作品のために髪にインナーカラーを入れていると明かしていた。
- 同じく週プレなどで活躍するグラビア勢としては、菊地姫奈、都丸紗也華らの記事もある。
