| 菊地姫奈 きくち ひな/Hina Kikuchi | |
|---|---|
![]() 出身地・茨城県を代表する名所、水戸・偕楽園の梅(出典:ウィキメディア・コモンズ、撮影:Etwas Neues、CC BY-SA 3.0) | |
| 誕生日 | 2004年10月19日 |
| 年齢 | 21歳 |
| 出身地 | 茨城県 |
| 国籍 | 日本 |
| 家族 | 兄(3歳上) |
| 身長 | 160cm |
| 職業 | グラビアアイドル、女優、ファッションモデル |
| 肩書 | 『non-no』専属モデル |
| フォロワー数 | X:約22万人(2026年10月時点) |
| 活動期間 | 2020年 - |
| 代表的な実績 | 写真集『はばたき』『moment』『memory』(『memory』シリーズ累計5万部突破)、映画『V. MARIA』単独主演 |
| 受賞 | ミスマガジン2020 ミス週刊少年マガジン、グラジャパ!アワード2023 グランプリ、楽天Kobo電子書籍Award2024 写真集部門大賞 |
| 事務所 | BLUE LABEL(メディアミックス・ジャパン) |
| ファンクラブ | Hina's room |
| あだ名 | 令和の完売クイーン |
| その他 | 特技:大正琴、弓道 |
| リンク | X / Instagram / 公式サイト |
概要[編集]
菊地姫奈(きくち ひな)とは、2004年10月19日生まれ、茨城県出身のグラビアアイドル・女優・ファッションモデルである。15歳で芸能活動を始め、「ミスマガジン2020」でミス週刊少年マガジンを受賞。写真集の売れ行きから「令和の完売クイーン」の異名をとり、近年は女優として連続ドラマや主演映画にも活躍の場を広げている。BLUE LABEL所属。
詳細[編集]
母のすすめで始まった芸能人生[編集]
芸能界入りのきっかけは、中学2年生のときに母親のすすめで応募した「ミス・ティーン・ジャパン2020」である。ここで関東地区代表としてファイナリストに残り、その後現在の事務所にスカウトされて15歳で活動を開始した。同時期には講談社系のオーディション「ミスiD2020」にもファイナリストとして進出し、UpNext賞を受けている。もともと芸能への憧れは強く、子どもの頃から大ファンだったモーニング娘。の追加メンバーオーディションに応募した経験もある(結果は二次審査で落選)。いきなり花開いたように見えて、実は挑戦と挫折をちゃんと経てきたタイプなのである。
ミスマガジン2020で一気に全国区へ[編集]
2020年、講談社主催の「ミスマガジン2020」に挑戦し、「ミス週刊少年マガジン」を受賞した(同年のグランプリは新井遥)。審査期間中のSHOWROOM配信審査では最多票を集めたとされ、ファンの熱量は当初から突出していた。受賞後は『週刊少年マガジン』をはじめとする漫画誌のグラビアに次々と登場し、同年夏にはデジタル写真集『ススメ、夏色女子高生』を配信。さらに同年のドラマ『真夏の少年〜19452020』(テレビ朝日)で野崎朝美役を演じ、女優としての第一歩も踏み出している。デビューからわずか数か月で「グラビアも演技もやる新星」というポジションを確立した。
引っ込み思案からの脱皮[編集]
華やかな経歴とは裏腹に、本人は自身をもともと「引っ込み思案な性格」だったと語っている。2025年のインタビューでは、活動を始める前は周囲の目を気にしてやりたいことを口にできず、「自分を生きている感じがしなかった」と振り返った。デビュー1〜2年目は活動を続けるか迷った時期もあったが、「この仕事で生きていこう」と腹を決めたことが大きな転機になったという。今では自分の考えややりたいことを前向きに発信できるようになったと話しており、グラビアの撮影でも「前回からどう変えるか」を常に考えるストイックさを見せている。
グラビアと写真集[編集]
1st写真集『はばたき』[編集]
2021年10月、講談社から1st写真集『はばたき』を発売した。タイトルは、デビュー当時に自らつけたキャッチコピー「生まれたばかりのひな鳥」を思わせるもので、名前の「ひな」とも重なる。ミスマガジン受賞から約1年でのソロ写真集刊行は、当時の注目度の高さを物語っている。この頃から『週刊プレイボーイ』『ヤングマガジン』など主要誌の表紙常連となっていった。
2nd写真集『moment』と高校卒業[編集]
2023年2月には、高校卒業記念となる2nd写真集『moment』を集英社から発売。同年3月には同学年の人気グラビアアイドルたちとのコラボ企画で『FRIDAY』の巻頭・表紙を務めた。『moment』の電子版は翌2024年の「楽天Kobo電子書籍Award2024」写真集部門で大賞を受賞しており、紙と電子の両方で強さを見せた一冊となった。高校卒業前後のインタビューでは、「令和の新グラビアクイーン」と呼ばれることに「私なんて……」と恐縮し、トップという評価は恐れ多いので「てっぺんのちょっと下くらい」で頑張りたいと語っていた。
20歳記念写真集『memory』[編集]
20歳の節目に合わせ、2025年3月19日に3rd写真集『memory』(講談社、撮影:Takeo Dec.)を発売。発売直後に重版が決まり、紙版・電子版を合わせた『memory』シリーズの累計発行部数は5万部を突破したと発表された。電子版は大手電子書店の月間ランキングで1位を獲得し、デジタル限定版『another memory』や豪華版も展開されている。本人はインタビューで、5年間グラビアを続けてきたからこそ「新しく成長した自分を残せるのか」「飽きられてしまうのではないか」という不安があったと告白。そのうえで完成品については、タイトル通り「ザ・王道グラビア」を残せたと手応えを語った。20歳の記念としてシャンパンを手にしたカットも撮影したという。
グラビアへのスタンス[編集]
同じインタビューで、20歳以降もファンが応援してくれる限りグラビアを続けたいと明言し、冗談めかして「飽きないでくださいね」と呼びかけている。15〜16歳の頃は夏の海や鮮やかな色の水着など元気な雰囲気の撮影が多かったが、最近は大人っぽく落ち着いたトーンの衣装が増えたと自己分析。ミスマガジン時代の猫耳撮影やギャル企画は「面白くて不思議だった」と懐かしむ一方、雪の中で水着のままソリに乗った撮影は気温マイナス4度で特につらかったと明かしている。
受賞歴[編集]
グラビア界での評価は数字にも表れている。2022年12月には「グラジャパ!アワード2022」で最優秀新人賞(村島未悠とのダブル受賞)、翌2023年12月には同アワードのグランプリを受賞し、2年連続で集英社のデジタルグラビアレーベルの頂点付近に名を刻んだ。その後もカレンダーブックを毎年刊行しており、『non-no PHOTO BOOK 菊地姫奈カレンダーブック2026』のアザーカットを集めたデジタル写真集『Weekender』も集英社から配信されている。
女優としての活動[編集]
学園ドラマの常連に[編集]
女優業はデビュー直後から並行しており、2021年には『レンアイ漫画家』(フジテレビ)、『劇的に沈黙』(TOKYO MX、鈴木幸子役)に出演。2022年には『愛しい嘘〜優しい闇〜』(テレビ朝日)で本田玲子の中学生時代を演じ、『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(日本テレビ)などにも顔を出した。2023年は『ホスト相続しちゃいました』(フジテレビ、浜岡水穂役)、『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日、多田衿子役)、『最高の生徒〜余命1年のラストダンス〜』(日本テレビ、加賀凛役)、『Maybe 恋が聴こえる』(TBSテレビ、南音羽役)と出演作が一気に増えた。
『最高の生徒』で得たもの[編集]
本人がもっとも印象に残っている作品として挙げるのが『最高の生徒〜余命1年のラストダンス〜』である。撮影期間が長く同世代の共演者が多かったため、コロナ禍で十分に味わえなかった学生らしい経験を取り戻すような気持ちで現場に臨んだという。劇中では海に飛び込んだり、初めてのダンスに挑戦したりし、その流れで東京ガールズコレクションのステージで踊る経験もした。共演者が本気でぶつかってきてくれたことで自分も全力で応えられ、計算せずにセリフを言ううちに自然と涙が出た瞬間に成長を実感したと語っている。共演者とは今もプライベートで会う仲だという。
配信ドラマと話題作[編集]
2023年秋から2024年にかけては、テレビ東京の『チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ』で七瀬ふたば役を担当。2024年はABEMAの『透明なわたしたち』(サクラ役)、Amazonプライム・ビデオと東映が手がけた実写版『推しの子』(アザミマコ役)、ABCの恋愛ドラマ『年下彼氏2』(桐村役)、テレビ東京の特撮ヒーロー作品『ウイングマン』(小川美紅役)、DMM TVの『外道の歌』(大高香織役)と、地上波・配信をまたいで話題作に次々と出演した。『年下彼氏2』は本人にとって恋愛ドラマ初挑戦で、「緊張いっぱい」とコメントしていた。
月10ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』[編集]
2025年7月スタートのカンテレ・フジテレビ系月曜22時ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』では、スクールロイヤー(学校弁護士)を主人公にした学園ドラマで、濱ソラリス高校3年の堀麻里佳を演じた。堀はバレー部に所属し、男女問わず誰とでも仲良くなれるクラスの中心的存在でありながら、祖母を介護する母を手伝う優しさと不器用さを併せ持つキャラクター。本人は女子生徒役キャストの中で最年長になることから「引っ張っていきたい」と意気込みを語っていた。
映画での活躍[編集]
スクリーンデビューから主演へ[編集]
映画では2022年の『メイヘムガールズ』(ケイ役)を皮切りに、『まなみ100%』(2023年)、『みーんな、宇宙人。』(2024年、ミサト役)などに出演。2025年1月公開の『遺書、公開。』では森本蘭役を演じた。同年秋には『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』にも出演している。
単独初主演『V. MARIA』[編集]
2025年4月1日公開の『V. MARIA』(監督:宮崎大祐)で映画単独初主演を果たした。亡き母が熱狂的なヴィジュアル系バンドのファンだったことを知った女子高生マリアが、母の遺品を通じてヴィジュアル系の音楽と文化に触れ、自分自身と向き合いながら成長していく物語である。1990年代のヴィジュアル系のCDやポスター、グッズ、さらに実在の伝説的ライブハウスも登場する。菊地は撮影にあたり、マリアの「1番の理解者」でありたいとコメントしていた。
念願のホラーへ[編集]
2025年のインタビューで「20代でやりたいこと」として挙げていたのが、大好きなホラー作品への出演だった。この目標は早くも実現に向かっている。2026年10月、転生をテーマにしたホラー映画『ガチャ-廻世界-』(監督:曽根隼人、2027年2月19日公開予定)で、元乃木坂46の与田祐希、吉川愛とのトリプル主演が発表された。回すたびに新しい人生に転生できる「転生ガチャ」をめぐる物語で、3人は同じ主人公・凛の異なる人生を演じ分け、菊地は自由奔放な「修善寺凛子」を担当する。本人も自身のXで役名を報告し、「転生ガチャ」をテーマにした少し不思議で怖い物語だと紹介している。また、映画情報サイトの作品データでは、早瀬憩主演の学園ホラー『呪いのスマホ』(2026年11月13日公開予定、松竹配給)の出演者にも名を連ねている。
モデル・その他の活動[編集]
non-no専属モデル[編集]
2024年5月、集英社のファッション誌『non-no』の専属モデルに就任した。グラビアと並行してファッション誌の専属を務めるのは同世代でも珍しく、現在のXのプロフィールにも「non-no専属モデル」と記している。普段の私服はギャル系だといい、グラビアのイメージとのギャップから街中ではあまり気づかれないそうだ。
CM・MV・バラエティ[編集]
CMでは2021年に太陽ホールディングス「宇宙少女デビュー」篇に出演。ミュージックビデオでは、Ivy to Fraudulent Game「B.O.Y.」(2023年)、YOASOBIのボーカルとしても知られる幾田りらのソロ曲「Sign」(2024年)に出演した。2025年2月にはMBS制作の『プレバト!!』にも出演している。2021年には小説・オーディオドラマ『色のない世界で、君と』で西村凛役の声を担当しており、デビュー当時に夢として語っていた「声優への挑戦」もひとつ形にしている。
2026年秋の近況[編集]
2026年10月5日発売の『週刊プレイボーイ』では表紙・巻頭グラビアに加え付録DVDも担当。発売記念として、10月5日から11日にかけてローソンの店内放送を担当するという企画も行われた。本人はXで、同号がデイリー週刊誌ランキングで1位を獲得したことを報告し、ファンに感謝を伝えている。2026年10月19日で22歳を迎える。
人物[編集]
趣味・特技[編集]
趣味は絵を描くこと、食べること、そして早起き。デビュー当時のインタビューで「これだけは負けない」ものとして挙げたのも早起きだった。特技は大正琴と弓道で、部活動では弓道部に所属し、初めて的に命中させたことを「最近の初体験」として語っていた。好物は甘いもの、とくにケーキで、ときには一日中甘いものを食べてしまうこともあるという。逆に苦手なのは生ものときのこ類。Xでは、ジュースが好きすぎていつも左手に持っているが、パーティーサイズのコーラを持って現れたら周囲に驚かれた、というエピソードも投稿している。
筋金入りのアニメ・漫画好き[編集]
漫画とアニメが大好きで、とりわけ『うたの☆プリンスさまっ♪』『あんさんぶるスターズ!』『アイドリッシュセブン』といった男性アイドル系作品のファンを公言している。奄美大島でのロケには推しキャラのアクリルスタンドを持参し、一緒に写真を撮ったという筋金入りぶり。『うたの☆プリンスさまっ♪』で一ノ瀬トキヤの声を担当する宮野真守とは、ドラマ『ウイングマン』で共演を果たしている。
憧れと座右の銘[編集]
憧れの存在として長年名前を挙げているのは女優の橋本環奈。好きな言葉は「夢なきものに成功なし」と「ムリではなくムズカシイである!!」で、夢を叶える秘訣については「何事にも全力で取り組むこと」と答えている。高校卒業後は大学に進学して芸能活動と両立する意向を語っており、運動は苦手だが体を鍛えるのは好きなので、筋トレサークルがなければ「私が作ります」と宣言していた。
余談[編集]
- デビュー当時に自分につけたキャッチコピーは「生まれたばかりのひな鳥」。公式ファンコミュニティにも「おやどりの会」という名前があった。
- 2020年のインタビューでは将来の夢として「声優への挑戦」を挙げていた。アニメ好きらしい目標である。
- 好みのタイプとして挙げたのは「優しさと誠実さがある人」。
- ミスマガジン2020のSHOWROOM審査で最多票を獲得したとされるが、最終結果の誌面ではSHOWROOM賞として扱われなかったといわれる。
- 同世代のグラビアアイドルとしては、寺本莉緒、大原優乃、都丸紗也華らと並んで漫画誌・週刊誌の表紙を飾ることが多い。
