| 鈴木亮平 Ryohei Suzuki | |
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第35回東京国際映画祭レッドカーペット(2022年)(出典:Wikimedia Commons「Suzuki Ryohei from "Egoist" at Red Carpet of the Tokyo International Film Festival 2022 (52461317794).jpg」・CC BY 2.0) | |
| 誕生日 | 1983年3月29日 |
| 年齢 | 43歳 |
| 出身地 | 兵庫県西宮市 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 東京外国語大学外国語学部卒業 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台 |
| 活動期間 | 2006年 - |
| 家族 | 妻(一般人) |
| 身長 / 体重 | 186cm cm / ― kg |
| 血液型 | A型 |
| 事務所 | ホリプロ |
| 代表作 | 『西郷どん』『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』『HK 変態仮面』『シティーハンター』『エゴイスト』『リブート』 |
| その他 | 英検1級、世界遺産検定1級 |
| リンク | ホリプロ公式プロフィール |
概要[編集]
鈴木亮平(すずき りょうへい)とは、兵庫県西宮市出身の日本の俳優である。役に合わせて体重を数十キロ単位で増減させる徹底した肉体改造で知られ、「カメレオン俳優」と評される。大河ドラマ『西郷どん』の主演、日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の喜多見幸太役、Netflix映画『シティーハンター』の冴羽獠役などで幅広い世代に知られる。
詳細[編集]
1983年3月29日生まれ。兵庫県立芦屋南高等学校(現・兵庫県立国際高等学校)を経て、東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻を2006年3月に卒業した。在学中に本格的に俳優を志したものの、多数の芸能事務所に断られた末にモデル事務所を紹介され、モデルとして活動を始めたとされる。
2006年、日本初の「水着キャンペーンボーイ」に選ばれ、同年7月のドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』で俳優デビュー。同年、演技学校アクターズクリニックに所属し、塩屋俊に師事した。2007年12月には森田芳光監督の『椿三十郎』で映画デビューを果たしている。現在はホリプロに所属する。
デビュー後しばらくは脇役・助演での出演が続いたが、2013年公開の主演映画『HK 変態仮面』で一気に注目を集めた。その後、連続テレビ小説『花子とアン』(2014年)でヒロインの夫・村岡英治を演じてお茶の間に顔が知られ、2018年には大河ドラマ初出演にして主演という大抜擢を受ける。2021年の『TOKYO MER』以降はTBSテレビの日曜劇場で主演を重ね、劇場版もシリーズ化されるなど主演俳優としての地位を固めた。
本人は阪神・淡路大震災の経験を「役者としての原点」と語っているとされる。また大学で英語を専攻した語学力を持ち、英検1級、世界遺産検定1級といった資格も持っている。
経歴[編集]
変態仮面でブレイク(2013年〜)[編集]
2013年4月公開の『HK 変態仮面』では、主人公・色丞狂介(しきじょう きょうすけ)を演じた。女性用パンティを被ると超人的な力を発揮するというぶっ飛んだ設定のヒーローを、15kg増量して鍛え上げた肉体で大真面目に演じ切り、話題を呼んだ。2016年5月には続編『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』も公開されている。
2014年の朝ドラ『花子とアン』では、吉高由里子演じるヒロイン・安東はなの夫となる村岡英治役を好演。2015年のTBS日曜劇場『天皇の料理番』では、主人公の兄で病に倒れる秋山周太郎を演じ、20kgの減量で臨んだ。同年公開の映画『俺物語!!』では、高校生の剛田猛男を演じるため30kg増量している。
大河ドラマ主演(2018年)[編集]
2016年11月、NHKの2018年大河ドラマ『西郷どん』の主演に決定。大河初出演での主演起用として注目された。主人公・西郷隆盛の堂々とした体格を表現するため、撮影時の体重は100kg近くに達したという。本人はのちにフジテレビ系『TOKIOカケル』(2019年11月放送)で「ギリギリ100キロいかなかったぐらい」と振り返り、1日4食の合間に「ドーナツを思いついたら食べる」という増量法を明かした。劇中の相撲シーンのために相撲の技術も習ったとされる。
TOKYO MERと日曜劇場(2021年〜)[編集]
2021年7月から9月にTBSテレビの日曜劇場枠で放送された『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』で主演。脚本は黒岩勉。「待っているだけじゃ、助けられない命がある」と、事故や災害の現場に自ら飛び込んでいく救命救急医・喜多見幸太を演じた。同作はザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、鈴木は主演男優賞を獲得している。
その後、劇場版第1作(2023年4月28日公開)、スペシャルドラマ『隅田川ミッション』(2023年4月)を経て、劇場版第2作『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』が2025年8月1日に公開。公開52日間で観客動員372万人、興行収入50億円を突破し、前作の45.3億円を上回るヒットとなった。
2023年には同じくTBSの日曜劇場『下剋上球児』で、高校野球部を率いる教師・南雲脩司を演じた。
2026年:リブートとシティーハンター続編[編集]
2026年1月期のTBS日曜劇場『リブート』で主演。黒岩勉が3年の構想期間をかけた完全オリジナル脚本で、鈴木は妻を失ったうえに身に覚えのない殺人の罪を着せられた穏やかなパティシエ・早瀬陸と、警視庁捜査一課の悪徳刑事・儀堂歩の一人二役に挑んだ。共演は日曜劇場初出演の戸田恵梨香。最終回は2026年3月29日に放送され、世帯視聴率12.7%、個人視聴率8.0%を記録したと報じられた。
劇場版第3作『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜CAPITAL CRISIS』は、首都直下地震を描く作品として2026年8月21日の公開が予定されていた。しかし製作委員会は同年8月4日、熊本県で発生した地震の被災者に配慮し「諸般の状況を総合的に勘案」したとして公開延期を発表した。2026年9月時点で新たな公開日は発表されていない。
また、2026年公開のアニメ映画『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』(福田雄一監督)では、10年ぶりに変態仮面ことHK役を声で演じることが発表され、「10年ぶりにまた変態仮面を演じられたことは最高の幸せでした」という趣旨のコメントを寄せている。
主な出演作[編集]
テレビドラマ[編集]
- 『レガッタ〜君といた永遠〜』(2006年)- デビュー作
- 『花子とアン』(2014年、NHK)- 村岡英治
- 『天皇の料理番』(2015年、TBS)- 秋山周太郎
- 『東京タラレバ娘』(2017年、日本テレビ)- 早坂哲朗
- 『西郷どん』(2018年、NHK)- 西郷隆盛(主演)
- 『テセウスの船』(2020年、TBS)- 佐野文吾
- 『レンアイ漫画家』(2021年、フジテレビ)- 刈部清一郎(主演)
- 『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年、TBS)- 喜多見幸太(主演)
- 『エルピス-希望、あるいは災い-』(2022年、フジテレビ系)- 斎藤正一
- 『下剋上球児』(2023年、TBS)- 南雲脩司(主演)
- 『リブート』(2026年、TBS)- 早瀬陸/儀堂歩(主演)
映画・配信[編集]
- 『椿三十郎』(2007年)- 映画デビュー作
- 『HK 変態仮面』(2013年)- 色丞狂介(主演)
- 『俺物語!!』(2015年)- 剛田猛男(主演)
- 『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』(2016年)- 色丞狂介(主演)
- 『孤狼の血 LEVEL2』(2021年)- 上林成浩
- 『燃えよ剣』(2021年)- 近藤勇
- 『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2023年)- 喜多見幸太(主演)
- 『エゴイスト』(2023年)- 斉藤浩輔(主演)
- 『シティーハンター』(2024年、Netflix)- 冴羽獠(主演)
- 『花まんま』(2025年)- 加藤俊樹
- 『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』(2025年)- 喜多見幸太(主演)
- 『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』(2026年)- HK(声の出演)
舞台[編集]
- 『トロイ戦争は起こらない』(2017年)- エクトール
- 『渦が森団地の眠れない子たち』(2019年)- 田口圭一郎(藤原竜也とW主演)
- 『広島ジャンゴ 2022』(2022年)- 木村(天海祐希とW主演)
シティーハンターとエゴイスト[編集]
シティーハンター(Netflix)[編集]
北条司の漫画『シティーハンター』(週刊少年ジャンプ連載)を少年期から愛読しており、主人公・冴羽獠には強い思い入れがあったとされる。2024年にNetflixで配信された実写映画版で念願の獠役を射止め、体格づくりやフェイスラインを原作に近づけることにこだわったほか、役のためにマニュアル車の運転免許も取得したという。
同作は配信後、Netflixの週間グローバルTOP10(非英語映画部門)で1位を獲得し、フランス、韓国、香港、ブラジルなど32の国と地域で週間TOP10入りした。2026年3月26日(作中の獠の誕生日)には続編『シティーハンター2』の制作が発表され、2027年にNetflixで世界独占配信される予定。槇村香役の森田望智、野上冴子役の木村文乃も続投し、監督には白木啓一郎が起用された。日本発のNetflix映画として初めての続編となる。
エゴイスト[編集]
2023年2月公開の映画『エゴイスト』(松永大司監督)は、2020年に亡くなった高山真の自伝的小説が原作。鈴木は東京でファッション誌の編集者として働く斉藤浩輔を演じ、宮沢氷魚演じるパーソナルトレーナー・中村龍太との関係を繊細に表現した。第35回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出され、鈴木は第78回毎日映画コンクール男優主演賞、第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞などを受賞した。肉体改造やアクションのイメージが強い鈴木にとって、繊細な恋愛劇での主演作となった。
人物・受賞[編集]
- 語学:英検1級を取得。高校時代には全国高校生ドイツ語スピーチコンテストで優勝した経歴を持つとされる。アメリカ・オクラホマ州への留学経験もある。
- 世界遺産検定1級:合格者であり、「広い視野や価値観を獲得」することに役立っているとコメントしている。
- 趣味:ボクシング。トランプマジックも得意で、常にトランプを持ち歩いているとされる。
- 役作り:『HK 変態仮面』で15kg増、『天皇の料理番』で20kg減、『俺物語!!』で30kg増、『西郷どん』で100kg近くまで増量と、作品ごとに体重を大きく変えてきた。
- 主な受賞:第45回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞(『孤狼の血 LEVEL2』)、第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(『エゴイスト』)、ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞(『TOKYO MER』)など。
炎上とバズ[編集]
- 2024年、Netflix映画『シティーハンター』がNetflixの週間グローバルTOP10(非英語映画)で1位を獲得し、海外でも話題となった。
- 2024年8月の「男性が選ぶ理想のボディランキング」で1位に選ばれたとされる。
- 2026年8月、主演の劇場版第3作『TOKYO MER CAPITAL CRISIS』が、熊本県で発生した地震を受けて公開直前に延期となった。同作は首都直下地震を描く作品で、製作委員会は被災者への配慮を理由に挙げている。
余談[編集]
- 大の唐揚げ好きで、日本唐揚協会の「ベストカラアゲニスト」俳優部門を2017年から2019年まで3年連続で受賞したとされる。
- オクラホマ州に留学した際は、カウボーイばかりの農家で約60頭の牛の世話をしていたという。
- 2006年、日本初の「水着キャンペーンボーイ」に選ばれている。俳優デビューはその同じ年である。
- 大学時代の一時期は「友近亮平」の名でモデル活動をしていたとされる。