光文社

5時間前に更新👥 3人が編集
この記事はだれでも書き足せます。ログイン不要・1行でもOKはじめ方 ›
株式会社光文社
Kobunsha Co., Ltd.
略称 光文社
国家 日本
種類 株式会社
市場情報 非上場
業種 出版業
本社所在地 東京都文京区音羽
設立日 1945年10月1日
年齢 80周年
資本金 1800万円
上場 非上場
従業員数 278人(2024年12月1日現在)
主要株主 講談社(音羽グループ)
主要部門 雑誌/書籍/デジタル
代表作品 『FLASH』『女性自身』『VERY』『STORY』/光文社古典新訳文庫
リンク https://www.kobunsha.com/


概要[編集]

光文社(こうぶんしゃ)とは、東京都文京区音羽に本社を置く日本の総合出版社である。写真週刊誌『FLASH』や女性週刊誌『女性自身』を発行し、講談社を中心とする音羽グループに属する。

詳細[編集]

設立と音羽グループ[編集]

光文社は1945年10月1日に設立された。本社は講談社の本社と同じ文京区音羽にあり、講談社・講談社系の関連各社とともに「音羽グループ」と総称される。同じ日本の大手出版社でも、集英社小学館が一ツ橋グループを構成しているのと対になる関係で、日本の出版業界はこの二大グループを軸に語られることが多い。

会社概要によれば、資本金は1800万円、従業員数は278人(2024年12月1日現在)である。総合出版社ではあるが、漫画雑誌を主戦場とする集英社・講談社・小学館とは性格が異なり、雑誌と新書・文庫を中心とした「読者の生活に密着した出版社」という色合いが濃い。

雑誌[編集]

光文社の看板は、いずれも創刊から数十年続く長寿雑誌である。

  • FLASH(1986年11月4日創刊)― 写真週刊誌。毎週火曜日発売。ウェブ版の「Smart FLASH」も運営している。
  • 女性自身(1958年創刊)― 女性週刊誌。皇室報道や芸能報道を得意とする。
  • VERYSTORYCLASSY.美ST ― 年代別に細かく読者層を切り分けたファッション誌群。「◯◯世代の女性向け」というセグメント設計を徹底したことが光文社の女性誌の特徴で、モデルを一般読者から起用する「読者モデル」文化の中心地のひとつでもあった。

雑誌全般が部数を落とすなかで、光文社もウェブメディアと電子版への移行を進めている。ニュースサイト「Smart FLASH」は、紙の発売日を待たずにスクープを配信する運用に切り替わっており、紙の写真週刊誌が「速報を出す媒体」から「まとめて読ませる媒体」へ移ったことを示す典型例といえる。

書籍レーベル[編集]

書籍では、1954年創刊の新書レーベル「カッパ・ブックス」が知られる。専門書ではない一般読者向けの新書という形式を広めた存在で、戦後日本の出版史ではしばしば「新書ブームの出発点」として言及される。

2006年に創刊された「光文社古典新訳文庫」は、「いま、息をしている言葉で。」をキャッチコピーに、海外の古典文学を現代日本語で訳し直すという方針を打ち出したレーベルである。既訳のある名作をあえて新訳で出す試みは賛否を呼んだが、結果として古典を読み慣れない若い読者を取り込むことに成功したと評価されることが多い。

グラビアとの関係[編集]

FLASHは芸能スクープ誌であると同時に、グラビアアイドルの主要な発表媒体のひとつでもある。集英社の週刊誌が漫画雑誌のグラビア枠を持つのに対し、光文社は写真週刊誌の枠でグラビアを扱っており、デジタル写真集を単体で販売する「FLASHデジタル写真集」も展開している。SNS発の人物がグラビアデビューする際、FLASHが最初の掲載誌になる例は少なくない(夢見るぅが2019年12月のFLASHでグラビアデビューしたのがその一例)。

日本の出版社のなかでの位置[編集]

日本の大手出版社は、集英社小学館の一ツ橋グループと、講談社・光文社の音羽グループという二つの系統で語られることが多い。ただし主戦場は各社で異なり、集英社は『週刊少年ジャンプ』『週刊プレイボーイ』『週刊ヤングジャンプ』、講談社は『週刊少年マガジン』『ヤングマガジン』『FRIDAY』というように漫画誌と男性誌を軸に据えている。

これに対して光文社は漫画誌を持たず、女性誌・写真週刊誌・新書という別の三本柱で構成されている。同じグループに属しながら競合しない構成になっているのは偶然ではなく、グループ内での役割分担として理解されることが多い。女優アイドルグラビアの露出媒体という点では他社の男性誌と重なる部分もあるが、報道と生活情報という軸の置き方は光文社独自のものである。

余談[編集]

  • 社名の「光文」は、幻の元号として知られる「光文」と同じ表記である。1926年の大正天皇崩御の際、新元号が「光文」と誤報されたという有名なエピソードがあり、社名の由来をこれに結び付けて語られることがあるが、社名の由来として公式に確認できる説明ではないため、あくまで俗説として扱うのが妥当である。
  • 文京区音羽という地名は、出版関係者のあいだでは「講談社とその周辺」を指す代名詞のように使われる。同じ通り沿いに複数の出版社が集まっているため、業界内では「音羽に行く」だけで意味が通じることがある。
  • 読者モデル出身のタレント・インフルエンサーは光文社系のファッション誌から出た例が多く、Instagram時代のインフルエンサー文化の前史として振り返られることがある。

💬 みんなの声

この記事を読んだ人が、ひとことつぶやく場所です。