| 綾瀬はるか Haruka Ayase | |
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第37回東京国際映画祭レッドカーペットでの綾瀬はるか(2024年)(出典:Wikimedia Commons「Ayase Haruka from "Route29" at Red Carpet of the Tokyo International Film Festival 2024 (54576966862).jpg」・CC BY 2.0) | |
| 本名 | 非公表 |
| 誕生日 | 1985年3月24日 |
| 年齢 | 41歳 |
| 出身地 | 広島県広島市 |
| 国籍 | 日本 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、CM |
| 活動期間 | 2001年 - |
| 身長 / 体重 | 166cm cm / ― kg |
| 血液型 | B型 |
| 事務所 | ホリプロ |
| 代表作 | 『世界の中心で、愛をさけぶ』『ホタルノヒカリ』『JIN-仁-』『八重の桜』『義母と娘のブルース』『海街diary』 |
| 関連活動 | 歌手、NHK紅白歌合戦 紅組司会 |
| その他 | 第25回ホリプロタレントスカウトキャラバン審査員特別賞 |
| リンク | ホリプロ公式プロフィール |
概要[編集]
綾瀬はるか(あやせ はるか)とは、広島県広島市出身の日本の女優である。ホリプロ所属。『世界の中心で、愛をさけぶ』でブレイクし、『ホタルノヒカリ』『JIN-仁-』『八重の桜』『義母と娘のブルース』など数々のヒット作で主演・ヒロインを務めてきた。NHK紅白歌合戦の紅組司会も4度担当している。
詳細[編集]
1985年3月24日生まれ。広島県広島市で育ち、実家は農家である。2000年、第25回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞したことをきっかけに芸能界入りした。
2001年に日本テレビ系『金田一少年の事件簿』で女優デビュー。グラビアやバラエティでも活動しながら経験を積み、2004年のTBSテレビ系ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロインに抜擢されたことで一気に知名度を上げた。
2006年には小林武史のプロデュースでシングル「ピリオド」を発表し、歌手デビューも果たしている。2007年の『ホタルノヒカリ』で連続ドラマ単独初主演を務めると、主人公の「干物女」キャラクターが社会現象となり、コメディでもシリアスでも主役を張れる女優としての地位を築いた。
2013年にはNHK大河ドラマ『八重の桜』で大河初出演にして主演を務め、同年大晦日には第64回NHK紅白歌合戦で紅組司会に初起用された。映画でも2008年の『僕の彼女はサイボーグ』で映画初主演を果たし、是枝裕和監督の『海街diary』(2015年)で毎日映画コンクール女優主演賞や日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、テレビ・映画の両面で活躍を続けている。
広島出身であることから、戦争や被爆の記憶を伝える活動にも長く携わっている。TBS『NEWS23』のシリーズ企画「綾瀬はるか『戦争』を聞く」では、被爆者や沖縄戦の体験者らを訪ねて話を聞き、その内容は岩波ジュニア新書としても刊行された(2013年)。
経歴・代表作[編集]
世界の中心で、愛をさけぶ(2004年)[編集]
片山恭一の小説を原作とするTBSの連続ドラマ版で、白血病に侵されるヒロイン・廣瀬亜紀を演じた。主人公・松本朔太郎を演じた山田孝之にとってはこれがドラマ初主演作。病状の進行を表現するため、綾瀬は映画版で同役を演じた長澤まさみと同様に実際に髪を剃って撮影に臨んだ。
ホタルノヒカリ(2007年)[編集]
ひうらさとるの漫画を原作とした日本テレビのドラマで、連続ドラマ単独初主演作。会社では普通に働きながら、家に帰るとジャージにちょんまげ姿でゴロゴロする24歳のOL・雨宮蛍を演じた。恋愛を半ば放棄した女性を指す「干物女」という言葉は、本作によって広く使われるようになったとされる。上司の高野部長役は藤木直人。
2010年に続編『ホタルノヒカリ2』が放送され、2012年には『映画 ホタルノヒカリ』も公開された。同作は日本テレビの「働く女性」シリーズ(『anego』『ハケンの品格』に続く)の一作としても位置づけられる。
JIN-仁-(2009年・2011年)[編集]
村上もとかの漫画を原作とするTBSの日曜劇場。現代の脳外科医・南方仁(大沢たかお)が幕末の江戸にタイムスリップする物語で、綾瀬は旗本の娘・橘咲を演じた。咲は仁の助手として医療を学び、看護の道を歩む重要な役どころである。
第1期(2009年10月〜12月)は平均視聴率19.0%、最終回25.3%を記録。完結編(2011年4月〜6月)は平均21.3%、最終回26.1%と、いずれも高視聴率を記録したヒット作となった。
八重の桜(2013年)[編集]
2013年のNHK大河ドラマで、会津出身の女性・山本八重(のちの新島八重)を主演として演じた。戊辰戦争で銃を手に戦い「幕末のジャンヌ・ダルク」とも呼ばれた人物である。福島県の会津を舞台とした作品で、綾瀬はその後も会津まつりに毎年参加するなど、会津との縁を続けているとされる。
2010年代後半〜2020年代[編集]
2017年には日本テレビ『奥様は、取り扱い注意』で、元特殊工作員の主婦・伊佐山菜美を演じ、夫役の西島秀俊と共演した。2021年3月19日には劇場版も公開されている。2018年のTBS『義母と娘のブルース』では、キャリアウーマンから突然「義母」になる亜希子を演じ、最終回で自己最高の視聴率19.2%を記録。2024年1月2日には完結編『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』が放送された。
2022年にはフジテレビの「月9」枠に初出演・初主演した『元彼の遺言状』に出演。2023年には木村拓哉主演の映画『レジェンド&バタフライ』で濃姫を、行定勲監督の『リボルバー・リリー』で元諜報員の小曽根百合を演じ、両作で第48回報知映画賞主演女優賞を受賞した。
2025年は、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で語りを担当。同年6月21日スタートのNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』では、カレー沢薫の漫画を原作に、終活に向き合う独身女性・山口鳴海を演じた(脚本は大森美香、全6話)。
2026年の最新情報[編集]
2026年は主演・出演映画が相次いで公開されている。
- 4月17日公開の『人はなぜラブレターを書くのか』(石井裕也監督)では、2000年の地下鉄脱線事故で亡くなった少年ボクサーをめぐる実話をもとにした物語で、定食屋を切り盛りする寺田ナズナを演じた。菅田将暉、妻夫木聡、佐藤浩市らが共演している。
- 5月29日公開の『箱の中の羊』は、是枝裕和監督のオリジナルSF作品で、千鳥の大悟とのW主演。息子を亡くした夫婦が、その子の姿をしたヒューマノイドを家に迎える物語で、綾瀬は建築家の妻・音々を演じた。第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、公式上映では約9分間のスタンディングオベーションを受けたと報じられた。
- 10月2日公開予定の『ファーストボイス』(前田哲監督)では、1989年を舞台に「100%負ける」とされた日本初のハラスメント裁判に挑む弁護士・朝日道子を主演で演じる。
紅白歌合戦の司会[編集]
NHK紅白歌合戦では、2013年(第64回)、2015年(第66回)、2019年(第70回)に紅組司会を担当。2025年の第76回では有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサーとともに司会を務め、通算4度目の起用となった。20代・30代・40代のそれぞれで司会を務めたことについて、本人は「全世代制覇を目指します!」とユーモアを交えてコメントしている。また、20代のときに「花は咲く」を歌ったことが「人生で一番緊張した」思い出だと語っている。
炎上とバズ[編集]
- 2007年の『ホタルノヒカリ』で主人公が体現した「干物女」という言葉が一気に広まり、社会現象となったとされる。
- 『JIN-仁-』完結編(2011年)の最終回は視聴率26.1%、瞬間最高31.7%を記録したとされ、大きな話題となった。
- 2026年5月、『箱の中の羊』でカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを歩き、海外メディアのレビューでも綾瀬の演技が取り上げられた。
余談[編集]
- 真面目な性格ながら「天然」と評されることが多く、『ホタルノヒカリ』で共演した藤木直人は「マイペースで天然。よくつまづいて転んでいた」という趣旨で評している。一方、本人は「天然ではない」と語っている。
- 『海街diary』では長澤まさみ、広瀬すずらと四姉妹を演じ、長女・幸役を務めた。
- 祖母の姉は1945年8月6日の広島への原爆投下で亡くなっており、綾瀬は2005年のドキュメンタリー番組の取材で初めて祖母から当時の体験を聞いたとされる。これが後の『NEWS23』での取材活動につながっている。
- 芸名の「綾瀬はるか」は、デビュー時にインターネット公募で決められたとされる。