| 広瀬すず Suzu Hirose | |
|---|---|
| 誕生日 | 1998年6月19日 |
| 年齢 | 28歳 |
| 出身地 | 静岡県 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 高等学校卒業 |
| ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台、CM |
| ポジション | 俳優、ファッションモデル |
| 活動期間 | 2012年 - |
| 家族 | 広瀬アリス(姉) |
| 事務所 | フォスター |
| 代表作 | 『海街diary』『ちはやふる』『なつぞら』『三度目の殺人』『遠い山なみの光』 |
| 関連活動 | 『Seventeen』専属モデル(2012年 - 2018年) |
| その他 | 第41回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞 |
概要[編集]
広瀬すず(ひろせ すず、1998年6月19日 - )とは、日本の俳優、ファッションモデルである。静岡県出身。姉は俳優の広瀬アリス。『海街diary』『ちはやふる』で10代にしてブレイクし、連続テレビ小説第100作『なつぞら』のヒロインを務めた。是枝裕和、李相日、岩井俊二、石川慶ら作家性の強い監督の作品に続けて起用されてきた、同世代を代表する映画俳優の一人である。
詳細[編集]
姉の広瀬アリスが専属モデルを務めていた雑誌『Seventeen』のイベントに母と来場した際、姉の所属事務所の社長から声をかけられたのが芸能界入りのきっかけとされる。2012年8月に「ミスセブンティーン2012」のグランプリを獲得し、同誌の専属モデルとなった。
2013年4月のドラマ『幽かな彼女』で俳優デビューし、同年9月の『謝罪の王様』で映画デビュー。2015年、是枝裕和監督の映画『海街diary』で腹違いの妹・浅野すずを演じ、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆と四姉妹を演じたことで一躍注目を浴びた。この作品で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、同年度の新人賞を多数受賞している。
2016年の『ちはやふる』シリーズで主演を務め、競技かるたに打ち込む綾瀬千早役が当たり役となった。以降も『三度目の殺人』『流浪の月』『遠い山なみの光』など、社会派・文芸系の作品で重い役どころを担うことが増え、「10代のアイドル的人気」から「賞レースの常連」へとキャリアの重心を移していった。
経歴[編集]
モデルから俳優へ(2012年 - 2015年)[編集]
『Seventeen』専属モデルとしての活動と並行して、2012年12月に『天才!志村どうぶつ園』でテレビ初出演。2013年に俳優デビューすると、2015年には『海街diary』で映画界の評価を一気に得た。同年は細田守監督のアニメ映画『バケモノの子』で声優としてヒロイン・楓役も務めている。
『ちはやふる』と賞レース(2016年 - 2018年)[編集]
2016年、末次由紀の漫画を実写化した『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』で主演。同年には李相日監督の『怒り』にも出演し、第40回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞(『ちはやふる』)と優秀助演女優賞(『怒り』)を同時に受賞した。
2017年には是枝監督と再び組んだ『三度目の殺人』で、福山雅治、役所広司と対峙する被害者の娘・山中咲江を演じ、第41回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。同年の『チア☆ダン』、2018年の『ちはやふる -結び-』と主演作のヒットも続いた。
2018年10月に『Seventeen』を卒業。同年12月には『第69回NHK紅白歌合戦』で紅組司会を務めた。
朝ドラ『なつぞら』(2019年)[編集]
2019年4月から9月まで放送された連続テレビ小説『なつぞら』でヒロイン・奥原なつを演じた。朝ドラ通算100作目の記念作品で、戦後の北海道・十勝で育った少女がアニメーターを目指す物語である。同年には野田秀樹作・演出のNODA・MAP『Q:A Night At The Kabuki』で初舞台を踏み、紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞したとされる。
2020年代[編集]
2020年1月、ルイ・ヴィトンのアンバサダーに就任。同年は岩井俊二監督の『ラストレター』に出演し、2022年には李相日監督と再び組んだ『流浪の月』で、幼少期に誘拐事件の「被害女児」とされた家内更紗を演じた。
テレビドラマでは『anone』(2018年、日本テレビ)、『ネメシス』(2021年、日本テレビ)、北川悦吏子脚本の『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年、TBS、主演・浅葱空豆役)などに出演。2023年には岩井監督の音楽映画『キリエのうた』にも出演した。
「濃厚な年」2025年[編集]
2025年は出演作が相次いだ。1月期のTBS金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』で主演を務めたほか、映画では2月に根岸吉太郎監督の『ゆきてかへらぬ』(女優・長谷川泰子役)、4月に坂元裕二脚本の『片思い世界』(杉咲花、清原果耶と共演)、9月にカズオ・イシグロ原作・石川慶監督の『遠い山なみの光』、同月に大友啓史監督の『宝島』と、4本の出演作が公開された。
『遠い山なみの光』では1950年代の長崎で暮らす主人公・緒方悦子を演じ、作品は第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された。これらの出演作で第17回TAMA映画賞最優秀女優賞を受賞し、授賞式では「役者人生で濃厚な年でした」と語った。第49回日本アカデミー賞でも『遠い山なみの光』で優秀主演女優賞に選ばれている。
同年夏には日本テレビ系ドラマ『ちはやふる-めぐり-』の最終話に綾瀬千早役で登場。映画から約10年後、現役のクイーンとなった千早の姿に視聴者から反響が寄せられた。
2026年[編集]
2026年10月9日公開の映画『汝、星のごとく』(藤井道人監督、原作:凪良ゆう)で、横浜流星とダブル主演を務め、瀬戸内の島で育つ井上暁海を演じる。横浜とは『片思い世界』に続く共演である。
さらに2026年3月には、塩田武士の小説を瀬々敬久監督が映画化する『存在のすべてを』(西島秀俊主演、2027年2月5日公開予定)への出演が発表され、土屋里穂役を演じる。
人物[編集]
- 小学生のころから日記を書き続けていることで知られる。
- 幼少期はバスケットボールに打ち込んでいた。
- 尊敬する俳優として松たか子、二階堂ふみの名前を挙げている。二階堂とは『遠い山なみの光』で共演した。
- 高校卒業後は大学に進学せず、俳優業に専念することを2017年に明かしている。
主な出演作[編集]
映画[編集]
- 『海街diary』(2015年) - 浅野すず 役
- 『バケモノの子』(2015年) - 楓 役(声の出演)
- 『ちはやふる』三部作(2016年 - 2018年) - 主演・綾瀬千早 役
- 『怒り』(2016年)
- 『三度目の殺人』(2017年) - 山中咲江 役
- 『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』(2017年) - 主演
- 『ラストレター』(2020年)
- 『流浪の月』(2022年) - 家内更紗 役
- 『キリエのうた』(2023年)
- 『ゆきてかへらぬ』(2025年) - 主演・長谷川泰子 役
- 『片思い世界』(2025年)
- 『遠い山なみの光』(2025年) - 主演・緒方悦子 役
- 『宝島』(2025年)
- 『汝、星のごとく』(2026年) - 主演・井上暁海 役
- 『存在のすべてを』(2027年予定) - 土屋里穂 役
テレビドラマ[編集]
- 『anone』(2018年、日本テレビ) - 主演
- 『なつぞら』(2019年、NHK) - ヒロイン・奥原なつ 役
- 『ネメシス』(2021年、日本テレビ) - 櫻井翔とダブル主演
- 『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年、TBS) - 主演・浅葱空豆 役
- 『クジャクのダンス、誰が見た?』(2025年、TBS) - 主演
- 『ちはやふる-めぐり-』(2025年、日本テレビ) - 綾瀬千早 役
よくある質問[編集]
- 広瀬アリスとは姉妹?
- 実の姉妹で、広瀬アリスが姉。すずが芸能界に入ったのも、姉が出演していた雑誌のイベントがきっかけとされる。
- 結婚してる?
- 2026年9月時点で結婚は公表されていない。
- 代表作は?
- 映画『海街diary』『ちはやふる』『三度目の殺人』『遠い山なみの光』、朝ドラ『なつぞら』などが挙げられる。
- 日本アカデミー賞の受賞歴は?
- 第39回で新人俳優賞、第40回で優秀主演女優賞・優秀助演女優賞、第41回で最優秀助演女優賞(『三度目の殺人』)、第49回で優秀主演女優賞(『遠い山なみの光』)を受賞している。
- 最新作は?
- 2026年10月9日公開の『汝、星のごとく』(横浜流星とダブル主演)。2027年2月には『存在のすべてを』の公開も控える。
余談[編集]
- 『海街diary』で演じた役名は「浅野すず」で、本人の芸名と同じ「すず」だった。
- 『なつぞら』は朝ドラの記念すべき第100作で、主人公がアニメーターを目指すという題材も話題になった。
- 2018年の紅白歌合戦で紅組司会を務めたのは20歳のときである。
- 『ちはやふる-めぐり-』では、映画版で瑞沢高校かるた部を演じたキャストも10年後の姿で再集結し、千早が登場したラストには視聴者から「激アツ」などの声が上がったと報じられた。
- 2025年は1年で映画4本が公開され、大正・戦後・現代と異なる時代の女性を演じた。
外部リンク[編集]
- 広瀬すず フォスター公式プロフィール
- 広瀬すず 公式Instagram