| ボーイフレンド 남자친구 / Encounter | |
|---|---|
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チャ・スヒョン役のソン・ヘギョ(2025年・Wikimedia Commons) | |
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キム・ジニョク役のパク・ボゴム(2019年・Wikimedia Commons) | |
| ジャンル | ラブロマンス、メロドラマ |
| 放送期間 | 2018年11月28日〜2019年1月24日 |
| 放送時間 | 水・木曜 21:30〜(韓国時間) |
| 話数 | 全16話 |
| 放送国家 | 韓国 |
| 言語 | 韓国語 |
| 配給 | CJ ENM |
| 放送局 | tvN |
| 配信 | Netflix、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオ(日本) |
| 平均視聴率 | 8.5%(全国)/10.7%(首都圏) |
| 制作 | |
| 企画 | スタジオドラゴン |
| プロデューサー | ムン・ソクファン、オ・グァンヒ |
| 演出 | パク・シヌ、クォン・ヒョクチャン |
| 制作 | 本ファクトリー・ワールドワイド |
| 脚本 | ユ・ヨンア |
| 音楽 | ナム・ヘスン |
| 出演者 | ソン・ヘギョ、パク・ボゴム、チャン・スンジョ、ムン・ソングン、ナム・ギエ、チャ・ファヨン、シン・ジョングン、ペク・チウォン、ピョ・ジフン、キム・ジュホン、クァク・ソニョン、コ・チャンソク、キム・ヘウン、チョン・ソニ |
| その他 | |
| 原作 | なし(オリジナル脚本) |
| 関連番組 | 『Encounter』(2021年・フィリピンTV5版リメイク) |
| オープニング曲 | 「Boyfriend (ver.1) (Opening Theme)」(インストゥルメンタル) |
概要[編集]
『ボーイフレンド』(原題:남자친구、英題:Encounter)とは、2018年11月28日から2019年1月24日までtvNの水木ドラマ枠で放送された韓国のラブロマンスドラマである。全16話。政治家の娘で財閥家の元嫁でもあるホテル代表チャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)と、平凡な日常を大切に生きる青年キム・ジニョク(パク・ボゴム)の恋を描く。
詳細[編集]
企画・キャスティング[編集]
制作はスタジオドラゴンの企画のもと本ファクトリー・ワールドワイドが担当し、演出はパク・シヌ(クォン・ヒョクチャンと共同)、脚本はユ・ヨンアが務めた。パク・シヌは本作の後、2020年の『サイコだけど大丈夫』も演出している。2018年7月に主演2人のキャスティングが公表され、同年8月23日に台本読み合わせが行われた。
パク・シヌ監督は台本を読んだ時点で「他の俳優は考えなかった」と語っており、ソン・ヘギョにとっては2016年の『太陽の末裔』以来、約2年ぶりのドラマ出演、パク・ボゴムにとっては2016年の『雲が描いた月明り』以来のドラマ主演となった。両者は本作が初共演で、実年齢で12歳差(1981年生と1993年生)の「年上女性×年下男性」という組み合わせは放送前から話題を集めた。
キューバロケ[編集]
本作は韓国ドラマとして初めてキューバでのロケを行った作品として知られ、約1か月間にわたり首都ハバナで撮影が行われた。主なロケ地はハバナ湾の入口に建つモロ要塞(カスティージョ・デ・ロス・トレス・レイエス・デル・モロ)、老舗ホテルのホテル・ナシオナル・デ・クーバ、海岸通りのマレコン通り、国立大劇場などで、本格的な撮影は2018年9月に始まった。
当初の脚本では2人が出会う旅先はスペインの予定だったが、監督が「ジニョクならキューバを選ぶだろう」とキャラクター性にこだわり、行き先をキューバに変更したとされる。第1話でマレコン通りに流れるスペイン語の歌は、映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にも登場したキューバの歌手オマーラ・ポルトゥオンドの楽曲である。
韓国国内のロケ地[編集]
韓国国内ではジニョクの住む町としてソウル・西大門区の弘済洞(ホンジェドン)一帯が使われ、束草、江陵、ソウルの南山図書館などでも撮影が行われた。始興市のケッコル生態公園の葦原は放送後にカップルのデートスポットとして人気を集め、束草の外甕峙(ウェオンチ)海辺には主演2人が座ったベンチを再現したフォトゾーンが設けられた。
演出と映像[編集]
映画のようにオーソドックスな構図と色彩設計が特徴で、『ローマの休日』や『ノッティングヒルの恋人』など古典的なロマンス映画を思わせる場面が随所に盛り込まれている。台詞よりも視線や沈黙で感情を伝える演出が多く、作中ではジニョクの愛読書としてキム・ヨンスの小説『世界の果て、彼女』やヘミングウェイの『老人と海』が登場する。ナ・テジュの詩集『花を見るように君を見る』(2015年)は劇中に登場したことでベストセラーに再浮上した。
音楽(OST)[編集]
音楽はナム・ヘスンが担当。OSTは2018年11月29日から2019年1月24日にかけて計9曲が順次配信された。主な楽曲は以下のとおり。
- Part.1「出会った日」(The Day We Met):Cheeze
- Part.2「Into My Heart」:イ・ソラ
- Part.3「Don't Hesitate」:ヨン・ジュニョン(Highlight)
- Part.4「The Night」:エリック・ナム
- Part.5「Flutter」:O.WHEN
- Part.6「Take Me On」:SAya & SALTNPAPER
- Part.7「Always Be With You」:ペク・アヨン
- Part.8「Fairytale」:Ra.D
- Part.9「Good Night」:ソ・ジアン
劇伴としては「The Night Sky of Cuba」「Hongje-dong Playground」などのインストゥルメンタル曲がサウンドトラック盤に収録されている。
スポンサーとPPL[編集]
現代自動車が車両を提供し、第3・4話(2018年12月5・6日放送)では正式発売前の新型SUV「パリセード」が登場した。また劇中でチャ・スヒョンが着用した衣装やアクセサリーは放送直後に品切れが相次ぎ、ソン・ヘギョのボブヘアや、劇中で使われた雪花秀のリップセラムも話題になった。
主演2人のその後(2026年時点)[編集]
ソン・ヘギョ[編集]
本作の後、2022年から2023年にかけてNetflixで配信された復讐劇『ザ・グローリー』で新境地を開き、2023年の百想芸術大賞テレビ部門で最優秀演技賞(女性)を受賞した。2025年1月には映画『黒い修道女たち』(原題:검은 수녀들)で主演。2026年1月には脚本家ノ・ヒギョンによるNetflixシリーズ『천천히 강렬하게』(英題:Tantara、原題の意味は「ゆっくりと、強烈に」)の撮影を終え、コン・ユとともに1960年代の芸能界を舞台にした同作で主演。同作は2026年第4四半期の配信が予定されている。
パク・ボゴム[編集]
本作の後、2020年に『青春の記録』で主演し、同年8月に海軍軍楽隊へ入隊、2022年4月に除隊した。除隊後は映画『ワンダーランド:あなたに逢いたくて』(2024年)、Netflixシリーズ『おつかれさま』(2025年)、JTBC『グッドボーイ』(2025年)に出演し、KBSの音楽番組『ザ・シーズンズ』の司会も務めた。また、軍服務中に取得した理容師資格を生かし、イ・サンイ、クァク・ドンヨンと地方の村で理髪店を営むtvNのバラエティ『ボゴム・マジカル』に出演。チャン・フン監督の時代劇映画『夢遊桃源図』ではキム・ナムギル演じる首陽大君の弟・安平大君を演じ、2026年下半期の公開が予定されている。
あらすじ[編集]
有力政治家チャ・ジョンヒョンの娘として生まれたチャ・スヒョンは、母ジン・ミオクの意向で大企業テギョン・グループの御曹司チョン・ウソクと政略結婚するが、のちに離婚。現在は東華(トンファ)ホテルの代表を務めているものの、元姑であるキム・ファジン会長と実母の思惑に縛られ、一度も自分の意思で人生を選べずにいた。
出張先のキューバ・ハバナで、スヒョンは一人旅中の青年キム・ジニョクと偶然出会い、短い時間を共に過ごす。帰国後、ジニョクは東華ホテルに新入社員として入社し、2人は代表と新入社員という立場で再会する。ジニョクの屈託のない優しさに触れたスヒョンは少しずつ心を開いていくが、2人の関係はゴシップ記事として世間に知られ、テギョン・グループや政界を巻き込んだ圧力がそれぞれに降りかかる。
身分も年齢も違う2人は、周囲の視線や家族の反対、職場での処分といった試練に直面しながらも、互いの存在を支えに「自分の人生」を取り戻していく。
登場人物・キャスト[編集]
主要人物[編集]
| 役名 | 俳優 | 人物 |
|---|---|---|
| チャ・スヒョン | ソン・ヘギョ | 東華ホテル代表。政治家の娘で、財閥家テギョン・グループの元嫁。35歳。 |
| キム・ジニョク | パク・ボゴム | 東華ホテルの新入社員(広報担当)。素朴で文学好きな青年。29歳。 |
チャ・スヒョンの周辺[編集]
| 役名 | 俳優 | 人物 |
|---|---|---|
| チョン・ウソク | チャン・スンジョ | スヒョンの元夫。テギョン・グループの後継者。 |
| チャ・ジョンヒョン | ムン・ソングン | スヒョンの父。元国会議員で政界の実力者。 |
| ジン・ミオク | ナム・ギエ | スヒョンの母。娘を家の野心のために動かそうとする。 |
| キム・ファジン | チャ・ファヨン | テギョン・グループ会長。ウソクの母で、スヒョンの元姑。 |
| ナム・ミョンシク | コ・チャンソク | スヒョンの運転手。彼女を陰で支える。 |
| チャン・ミジン | クァク・ソニョン | スヒョンの秘書。 |
キム・ジニョクの周辺[編集]
| 役名 | 俳優 | 人物 |
|---|---|---|
| キム・ジャンス | シン・ジョングン | ジニョクの父。 |
| チュ・ヨンジャ | ペク・チウォン | ジニョクの母。 |
| キム・ジンミョン | ピョ・ジフン(P.O/Block B) | ジニョクの弟。 |
| イ・デチャン | キム・ジュホン | ジニョクの友人。飲食店を営む。 |
| チョ・ヘイン | チョン・ソニ | ジニョクの幼なじみで、ホテルの同僚。 |
東華ホテルの人々・その他[編集]
| 役名 | 俳優 | 人物 |
|---|---|---|
| キム・ソンジュ | キム・ヘウン | ホテル広報チームのチーム長。 |
| イ・ジノ | キム・ホチャン | ジニョクの同僚。 |
| パク・ハンギル | イ・シフン | ジニョクの同僚。 |
| ク・ウンジン | パク・ジンジュ | ジニョクの同僚。ジニョクに好意を寄せる。 |
| イ先生 | キル・ヘヨン | 教師。 |
| ジユ | シン・スヨン | キム・ソンジュの娘。 |
評価・記録[編集]
視聴率[編集]
ニールセン・コリア調べ(有料放送加入世帯基準)で、第1話の視聴率は全国8.7%(首都圏11.5%)。第2話で全国10.3%(首都圏12.9%)を記録し、放送2話目で二桁に到達した。この第2話が全話を通じた最高視聴率である。中盤以降は7〜9%台で推移し、最低は第11話の全国7.5%、最終話は全国8.7%(首都圏11.2%)。全16話の平均は全国8.5%、首都圏10.7%で、ケーブル局ドラマとしては上位の記録となった。
首都圏基準では全話を通じて9〜12%台で推移している。
話題性・受賞[編集]
放送期間中、パク・ボゴムはグッドデータコーポレーションの出演者話題性ランキングで1位となり、「国民の彼氏」と呼ばれるようになった。2018年の韓国ギャラップ「今年を輝かせたテレビ俳優」調査では4位に入っている。2019年の百想芸術大賞ではパク・ボゴムがテレビ部門人気賞にノミネートされ、海外メディア主催のSoompi Awardsでも2人がベストカップル賞候補となった。
批評[編集]
韓国国内では主演2人の演技と映像美が高く評価された一方、偶然に頼る展開や「逆シンデレラストーリー」という枠組みの既視感、物語の起伏の少なさを指摘する声もあった。『コリア・タイムズ』は2人が視線や表情、仕草で感情を伝える演技を評価し、パク・ボゴムについては人物の内面の変化を繊細に表現したと評した。
海外の反応[編集]
放送と同時にNetflix、Viki(欧米)、Viu(東南アジア)、iQIYIなどを通じて100以上の国・地域で配信された。インドの『インディアン・エクスプレス』は「じわじわと引き込まれる癒やしのロマンス」、中東の『ガルフ・ニュース』は「多くを沈黙で語る大人の恋物語」と紹介している。
フィリピンでは2019年8月にABS-CBNでタガログ語吹替版が放送され、2021年3月20日からはTV5でクリスティン・レイエス、ディエゴ・ロイザガ主演のリメイク版『Encounter』が放送された。
日本での放送・配信[編集]
日本ではCS放送のMnetで2019年3月21日から7月4日まで初放送された。その後の主な放送は以下のとおり。
- WOWOW:2019年10月11日〜11月29日(2020年1〜2月に再放送)
- アジアドラマチックTV:2020年5月〜7月
- テレビ大阪:2020年6月15日〜7月10日
- BS12 トゥエルビ:2020年7月23日〜8月19日(2021年3〜4月に再放送)
- テレビせとうち:2020年9月
- LaLa TV:2020年11月〜12月
- TBSチャンネル1:2021年6月
- サンテレビ:2021年8月〜9月
- TVQ九州放送:2021年10月〜11月
- 日テレプラス:2021年12月
- BS朝日:2022年2月24日〜3月17日
- テレビ愛知:2022年12月〜
映像ソフトはNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンから発売され、DVD SET1(第1〜8話収録・特典DVD付)は2020年2月4日に発売された。日本語字幕に加え日本語吹替も収録されており、Blu-ray SETや廉価版の「コンプリート・シンプルDVD-BOX」も出ている。
配信では、Netflixが2021年8月17日から英題「ENCOUNTER」の表記で日本向け配信を開始した。2025年末時点ではNetflix、Amazonプライム・ビデオ(いずれも全16話版)とU-NEXT(日本放送用の全24話版)で見放題配信されている。
視聴ガイド[編集]
ボーイフレンドはどこで見れる?[編集]
日本では2025年末時点でNetflix、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXTの見放題対象となっている。Netflixでの表記は「ボーイフレンド」で、英題「ENCOUNTER」でも検索できる。配信状況は各サービスで変動する。
全何話?16話版と24話版の違いは?[編集]
韓国での放送は1話約65分の全16話。日本のテレビ放送や一部配信では1話約45分に再編集した全24話版が使われており、本編の内容は同じである。
Netflixのリアリティ番組『ボーイフレンド』とは別物?[編集]
別作品である。2024年にNetflixで配信された日本のリアリティ番組『ボーイフレンド』は男性同士の恋愛リアリティショーで、本作とは関係がない。
キューバのロケ地はどこ?[編集]
ハバナのモロ要塞、ホテル・ナシオナル・デ・クーバ、マレコン通り、国立大劇場などで撮影された。2人が出会う海辺の場面や夕景はマレコン通り周辺で撮られている。
チャ・スヒョンとキム・ジニョクの年齢差は?[編集]
設定上はスヒョンが35歳、ジニョクが29歳。演じるソン・ヘギョ(1981年生)とパク・ボゴム(1993年生)の実年齢差は12歳。
日本語吹替版はある?[編集]
ある。日本で発売されたDVD・Blu-rayには日本語吹替音声が収録されている。
余談[編集]
- ソン・ヘギョにとっては『太陽の末裔』(2016年)以来、約2年ぶりのドラマ復帰作だった。
- 劇中でジニョクが読み、スヒョンとの縁をつなぐ本としてキム・ヨンスの『世界の果て、彼女』が登場する。
- ハバナの撮影地のうちモロ要塞は、16世紀末から17世紀にかけてスペインが築いた要塞で、ハバナ旧市街とともに観光名所として知られる。
- パク・ボゴムは本作の後、『青春の記録』(2020年)、『おつかれさま』(2025年)、『グッドボーイ』(2025年)と主演作を重ねている。
- 同じ2018年にはJTBCで年上女性と年下男性の恋を描いた『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』も放送されており、両作は「年上女性×年下男性」のロマンスとして並べて語られることがある。
関連項目[編集]
- 太陽の末裔:ソン・ヘギョ主演の代表作
- ザ・グローリー:ソン・ヘギョの転換点となった復讐劇
- 青春の記録/おつかれさま:パク・ボゴムの主演作
- よくおごってくれる綺麗なお姉さん:同時期の年下男子ロマンス