ASP (アイドルグループ)

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ASP
エー・エス・ピー
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2026年5月4日、Spotify O-WESTでの解散公演のASP(出典:音楽ナタリー)
国家 日本
ジャンル J-POP、パンク、ロック、アイドル
デビュー 2021年3月27日
デビューアルバム ANAL SEX PENiS
解散 2026年5月4日
活動期間 5周年(数え年6)
ラストアルバム Terminal disease of ASP
レーベル WACK(インディーズ、2021年 - 2022年)
avex trax(2022年 - 2026年)
事務所 WACK
関連活動 WAgg、CARRY LOOSE、BiS
ファンクラブ WACK FAMiLY CLUB
旧メンバー
ナ前ナ以
マチルダー・ツインズ
ウォンカー・ツインズ
リオンタウン
イコ・ムゲンノカナタ
ユメカ・ナウカナ?
モグ・ライアン
ナアユ
チッチチチーチーチー

概要[編集]

ASP(エー・エス・ピー)とは、2021年3月の「WACK合同合宿オーディション2021」最終日に結成が発表された、WACK所属の日本の女性アイドルグループである。覆面姿での登場やフリーライブ中心の大胆な戦略で話題を集め、2024年に日本武道館単独公演を成功させたのち、2026年5月4日に解散した。

詳細[編集]

覆面で現れた謎のグループ[編集]

ASPは、2021年3月27日、WACKが毎年行っていた合同合宿オーディションの最終日に、プロデューサーの渡辺淳之介によって結成が発表された。ステージに現れたのは、黒いマントに覆面姿の4人。顔もプロフィールも明かされない、文字どおり“謎のグループ”としてのスタートだった。

渡辺は、公式Twitterのフォロワーが1万5千人に達したら顔と詳細を解禁すると宣言した。ところが想定より早くフォロワーが増えたため、条件は途中で2万人に引き上げられた。3月29日には渡辺本人が歌うデモ音源「拝啓ロックスター様(FAKE)」が無料公開されるなど、SNSを使った話題づくりが徹底されていた。4月9日にメンバー名が判明し、ようやく4人の素顔がファンの前に現れた。

グループ名の意味[編集]

グループ名の意味は公式には説明されていない。ただし、5月26日に発売されたデビューアルバムのタイトル『ANAL SEX PENiS』の頭字語と一致しており、WACKらしい過激なユーモアとして受け止められた。ファンの総称は「ならず者」で、グループのパンキッシュなイメージを象徴している。

初期メンバー4人[編集]

結成時のメンバーは、ユメカ・ナウカナ?、ナ前ナ以、モグ・ライアン、ナアユの4人。メンバーには「ASP_0001」のような通し番号も割り振られていた。ナアユは2019年にWACKのグループ「WAgg」に加入していた経歴を持ち、ユメカ・ナウカナ?は元CARRY LOOSEのメンバーである。2021年5月30日、中野heavysick ZEROで初ワンマン「これはASPのワンマンです。」を開催した。

「ならず者」たちのライブ文化[編集]

ASPのライブは、BiSH譲りのパンクやロックを基調とした激しいサウンドと、フロアを巻き込む熱量の高さが特徴だった。2021年はツアー「ASP's on FiRE TOUR」「TOUR STARFUCKERS」、全国18か所ツアー、「MARCH of ROGUES TOUR」と休みなくライブを重ね、9月にはメンバーが全国75店舗のタワーレコードなどをゲリラ訪問した。タワーレコードでは分冊百科型のフリーペーパーを毎月配布するなど、ユニークなプロモーションも話題となった。

歴史[編集]

2021年:5人体制へ[編集]

2021年9月に「the MAN CALLiNG」を発売。11月30日には、当時AKB48の柏木由紀がWACK各グループと組んだ企画の最終作「柏木由紀なりのASP -AGAiNST THE WORLD-」を発表し、MVは品川ヒロシが監督した。

一方、ナアユは脚の怪我の悪化により、2021年11月24日にASPとWACKを離れた。同じ日には双子のマチルダー・ツインズとウォンカー・ツインズの加入が発表され、グループは5人体制となった。

2022年:メジャーデビューと日比谷野音[編集]

2022年1月に2ndアルバム『PLACEBO』(オリコン6位)、4月にシングル「BOLLOCKS」を発売。3月の合同オーディションではアユナC(のちのチッチチチーチーチー)とカナエデーモン(のちのリオンタウン)の加入が決まり、5月7日の広島公演でお披露目されて7人体制となった。チッチチチーチーチーは元HKT48のメンバーとされる。

5月23日、Spotify O-WEST公演の最中にメジャーデビューを発表。8月27日には日比谷野外大音楽堂でワンマン「一触即発」を開催し、グループ史上最多となる約1,500人を動員したとされる。8月31日、avex traxから「Hyper Cracker」でメジャーデビュー。9月には横浜ベイホールで24時間イベントも行った。年末の「GOD SAVE the ASP TOUR」はZepp DiverCityでファイナルを迎えた。

2023年:ロンドン初上陸[編集]

2023年はEP『DELiCiOUS ViCiOUS』(オリコン7位)、シングル「I HATE U」(同6位)をリリース。7月の「KiLLiNG ASP TOUR」ファイナル、12月の日比谷野音公演(完売)を成功させた。11月16日にはロンドンのライブハウスThe Underworldで行われた「WACK in the UK」に初出演し、海外での活動も本格化させた。

2024年:47都道府県フリーツアーと日本武道館[編集]

2024年1月の「Heaven's Seven」はオリコン3位を記録し、グループ最高位となった。この年、ASPは前代未聞の施策を打ち出す。日本武道館公演のチケットを持っていれば、47都道府県ツアー「ASP complementation plan B」(5月〜9月)の全公演に無料で入れるというもので、2024年のワンマンは武道館以外すべてフリーライブとされた。

10月2日にメジャー1stアルバム『Terminal disease of ASP』(オリコン6位)を発売し、10月8日、初の日本武道館単独公演「We are in BUDOKAN "The floor is all ours!!"」を開催した。

2025年:8人の完全体と相次ぐ脱退[編集]

2025年3月、ナ前ナ以が体調不良で活動を休止。5月3日には元BiSのイコ・ムゲンノカナタが加入した。5月4日にはAge Factoryがプロデュースした「Get New ミライ」を配信。8月15日、LINE CUBE SHIBUYAで行われた「Acid Suspicious Parental Tour」の追加公演でナ前ナ以が復帰し、8人の「完全体」がそろったが、同じステージでユメカ・ナウカナ?とモグ・ライアンの脱退が発表された。

9月にはロンドン・トラファルガー広場のJapan Matsuriに出演し、ブリストル、マンチェスター、ロンドンを回る「ASP in the UK Tour」を開催。このツアーをもってユメカとモグが卒業した。12月14日には「ASP CRUSH Tour 2025」ファイナルの横浜ベイホール公演でチッチチチーチーチーが脱退した。

2026年:解散[編集]

2025年12月1日、渡辺淳之介がWACKの「第1章」終了を宣言し、ASPを含む5組が2026年内に解散する方針が示された。12月31日、下北沢SHELTERで行われた新曲披露のフリーライブの終盤で、ASPは解散を正式に発表した。

2026年1月14日にラストシングル「Pipe Dream」(オリコン6位)を発売。1〜2月にはWACK所属6組による合同ツアー「Where the End Begins by WACK」に出演し、4月からはラストツアー「This is ASP's final tour」で福岡・愛知・宮城・大阪を回った。

5月4日、東京・Spotify O-WESTでのツアーファイナルをもって解散。「TOXiC iNVASiON」「Black Nails」「I HATE U」「Get New ミライ」などを披露し、アンコールは「NO COLOR S」「Pipe Dream」「Hyper Cracker」で締めくくった。約5年の活動だった。

メンバー[編集]

解散時のメンバー[編集]

  • ナ前ナ以(ASP_0002):初期メンバー。2025年に一時休止し、同年8月に復帰。
  • マチルダー・ツインズ:2021年11月加入。双子。
  • ウォンカー・ツインズ:2021年11月加入。双子。
  • リオンタウン:2022年加入(仮名:カナエデーモン)。
  • イコ・ムゲンノカナタ:2025年5月加入。元BiS。

元メンバー[編集]

  • ユメカ・ナウカナ?(ASP_0001):初期メンバー。元CARRY LOOSE。2025年9月に脱退。
  • モグ・ライアン(ASP_0003):初期メンバー。2025年9月に脱退。
  • ナアユ(ASP_0004):初期メンバー。元WAgg。2021年11月に脱退。
  • チッチチチーチーチー:2022年加入(仮名:アユナC)。2025年12月に脱退。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム・EP[編集]

  • ANAL SEX PENiS(2021年5月26日):13位
  • PLACEBO(2022年1月5日):6位
  • DELiCiOUS ViCiOUS(2023年4月26日、EP):7位
  • Terminal disease of ASP(2024年10月2日):6位

主なシングル[編集]

  • the MAN CALLiNG(2021年)
  • BOLLOCKS(2022年)
  • Hyper Cracker(2022年8月31日):メジャーデビュー作
  • I HATE U(2023年)
  • Heaven's Seven(2024年1月17日):最高3位
  • Black Nails(2024年)
  • Get New ミライ(2025年、配信)
  • Ba-by(2025年8月20日)
  • Pipe Dream(2026年1月14日):ラストシングル

余談[編集]

  • デビュー時、情報解禁の条件だったフォロワー数が想定より早く集まり、ハードルが引き上げられたという逸話がある。
  • MV撮影で400mトラックを延々と走り続けたことがあり、メンバーは約6時間半走ったと語っている(報道では5時間ともされ、数字に揺れがある)。
  • 2023年から2025年にかけて、ロンドンの「WACK in the UK」に何度も出演し、イギリスでのツアーまで実現させた。
  • 元BiSのイコ・ムゲンノカナタは、ASP加入後「BiS時代より自分を出せるようになった」と語っている。
  • 同じWACKの豆柴の大群は解散対象とならず、ASPと同時期に解散したのはGANG PARADE、ExWHYZ、KiSS KiSS、BiTE A SHOCKである。

外部リンク[編集]

  • 公式サイト:asp-japan.tokyo

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