| 高杉弾 Dan Takasugi | |
|---|---|
| 本名 | 佐内順一郎 |
| 誕生日 | 1954年4月23日 |
| 年齢 | 72歳 |
| 出身地 | 東京都品川区 |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 編集者、文筆家、実業家、AV監督 |
| 肩書 | 「作文家」「メディアマン」 |
| 活動期間 | 1979年 - |
| 代表的な実績 | 自販機本『Jam』『HEAVEN』初代編集長 |
概要[編集]
高杉弾(たかすぎ だん、1954年4月23日 - )は、日本の編集者・文筆家・実業家・AV監督。本名は佐内順一郎。伝説の自販機本『Jam』『HEAVEN』の初代編集長として知られ、1970年代後半から90年代以降のアンダーグラウンド/サブカルチャー・シーンに与えた影響は非常に大きい。「作文家」を自称し、現在は「メディアマン」というコンセプトのもと、編集者・企画家・観光家・ステレオ写真家・臨済禅研究家・蓮の花愛好家として国際的な隠居生活を送っているという、肩書だけでもう只者ではない人である。
日芸のアジトから[編集]
1954年、東京都品川区生まれ。1973年に日本大学芸術学部文芸学科に入学するも授業にはほとんど出ず、文芸棟4階のロッカールームをサロン風のアジトに改造してレコードや酒を持ち込み、一日中たむろしていたという。そのアジトはいつしか学生たちの溜まり場となり、隅田川乱一、山崎春美といった面々が出入りする、後の『Jam』編集部の原型になった。単位不足と学費滞納で大学5年時に中退している。
自販機ポルノの黄金時代[編集]
1978年秋、深夜に道端で拾った自動販売機のエロ本に掲載されていた一枚の接写ヌード写真に「人生最大の衝撃」を受けたのが運命の転換点だったという。発行元のエルシー企画を訪ね、社長の明石賢生らと出会ってフリー編集者に。「あの一枚に出会わなかったら、おれは編集者にもライターにもAV監督にもなってない」と本人も回想している。ここから蛭子能収、渡辺和博、湯村輝彦、末井昭、南伸坊、荒木経惟、松岡正剛、荒俣宏、野坂昭如ら、後のサブカル/カウンターカルチャーを彩る面々と立て続けに出会っていく。
芸能人ゴミあさりと『Jam』『HEAVEN』[編集]
1979年、エルシー企画の自販機雑誌で編集長を務め、有名人宅のゴミを漁ってその中身から私生活を暴く「芸能人ゴミあさりシリーズ」という過激な企画を実行。これが物議を醸しつつも伝説となった。やがて自販機本『Jam』『HEAVEN』を立ち上げ、ポルノメディアの体裁を借りた前衛的な編集で、既成のジャーナリズムとも文学とも違う独自の表現地帯を切り拓いた。
AV監督として[編集]
編集者としての活動と並行して、高杉はAV監督業にも踏み込んでいる。伊勢鱗太朗が立ち上げた「裸の王様」レーベルでプロデュースを受けた監督の一人であり、アングラ出版とアダルトビデオを行き来した稀有な表現者であった。サブカルとエロスの境界を自在に越えていく姿勢は、村西とおるや平口広美ら同時代の表現者とも通じるものがある。