Rikako Ooya
Rikako Ooya
large_RYO_9019.jpg
2019年1月、青山RizMでのソロライブ時の大矢梨華子(出典:Pop'n'Roll)
誕生日 1996年10月30日
年齢 29歳
出身地 滋賀県
国籍 日本
家族 3人姉妹の三女
職業 元アイドル、元歌手、元ファッションモデル、元タレント
肩書 元ベイビーレイズJAPANメンバー
活動期間 2006年 - 2008年、2009年 - 2023年
代表的な実績 ベイビーレイズJAPANとして日本武道館単独公演(2014年)、ラジオ『大矢・高見のしゃべりスタ!』約10年担当、ミニアルバム『一恋一会』
受賞 『ラブベリー』第8回専属モデルオーディション グランプリ(2009年)
事務所 レプロエンタテインメント(2009年 - 2021年10月31日)→ フリーランス(2021年 - 2023年)
関連活動 ベイビーレイズJAPAN、諸行無常、浅草45、うた3
別名 DJ小籠包(DJネーム)、りかちゃむ卍(浅草45時代)
あだ名 リコピン、リコ
その他 ビアアドバイザー資格保有


概要[編集]

大矢梨華子(おおや りかこ)とは、滋賀県出身の元アイドル・元シンガーソングライター・元ファッションモデルである。レプロエンタテインメント所属のアイドルグループベイビーレイズJAPANの初期メンバーとして2012年から2018年の解散まで活動し、グループではトークとMCを引っ張るムードメーカーだった。解散後は金髪ショートに変身してソロ歌手に転身し、事務所退所とフリーランス期間を経て、2023年3月29日に芸能界引退を発表した。

詳細[編集]

子役からモデルへ[編集]

芸能キャリアのスタートは意外と早く、10歳だった2006年末に「avex audition 2006」に合格している。ただしこのときは本格的な活動に至らないまま、2008年にいったん芸能界を離れた。

再スタートとなったのが2009年。中高生向けファッション誌『ラブベリー』(徳間書店)の第8回専属モデルオーディションに応募し、4,000人超の応募者の中からグランプリを獲得した。これを機にレプロエンタテインメントに所属し、誌面では「リコ」の愛称で親しまれた。同期には刈谷友衣子や、のちにモーニング娘。に加入する飯窪春菜らがいる。同年秋には朝日奈央らと並んで初表紙も経験した。

アイドリング!!!最終候補からベビレへ[編集]

2011年の東日本大震災後には、レプロ所属タレントによるチャリティー企画「レプロ・ハピチャリ音楽部」に参加し、チャリティーソング「虹の向こうへ」で初めてCDに参加した。同年末にはアイドリング!!!5期生の最終候補15人に残ったが、2012年3月の最終オーディションで落選している。

とはいえ転んでもただでは起きないのが大矢梨華子。同じ2012年春にはNHKEテレ『テストの花道』のレギュラーに決まり、5月にはレプロが新たに立ち上げたアイドルグループ「ベイビーレイズ」のメンバーに選ばれた。アイドリング!!!の落選からわずか2か月後のことで、ここから約6年半のアイドル人生が始まる。

ソロ転身と引退[編集]

2018年9月24日にベイビーレイズJAPANが解散すると、彼女は黒髪ツインテールを封印し、金髪ショートヘアで歌手として再出発した。作詞・作曲を学び、ギター片手にライブハウスを回るスタイルで、自主制作CDからインディーズ流通のミニアルバムまで作品を重ねていった。

しかし2020年10月31日、24歳の誕生日ライブの翌日に「充電期間」に入ると発表。2021年3月にラジオで復帰したものの、同年10月末で13年間在籍したレプロエンタテインメントを退所した。その後はフリーランスとしてラジオやイベントを続け、2023年3月29日、自身のSNSで芸能界からの引退を報告した。

経歴[編集]

ベイビーレイズ時代(2012年 - 2018年)[編集]

ベイビーレイズは2012年5月6日に、レプロ所属の5人で結成された。メンバーは大矢のほか、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生。同年9月26日にシングル「ベイビーレイズ」でポニーキャニオンからメジャーデビューを果たし、ファンの呼称は「虎ガー」(虎ノ門ガーディアンの略)と決まった。

グループの名を一気に広めたのが、2013年の連続テレビ小説『あまちゃん』である。劇中のアメ横女学園芸能コースの持ち歌「暦の上ではディセンバー」を、ベビレが同年9月にシングルとしてリリースし、朝ドラブームに乗って知名度を上げた。大矢自身も後年のインタビューで、この曲を通じて多くの人と出会えたと振り返っている。

2014年12月18日には初の日本武道館単独公演を成功させ、その場でグループ名を「ベイビーレイズJAPAN」へ改めると発表した。「EMOTIONAL IDOROCK」を掲げ、生バンドを従えたロック色の強いライブで知られるようになり、TOKYO IDOL FESTIVALにも2012年から2018年まで毎年出演した。

2017年4月から9月にはテレビ東京で地上波冠番組『浅草ベビ9』が放送された。大矢は2017年のインタビューで「インパクトが一番大きかったのは"浅草ベビ9"が始まったこと」と語り、放送中にSNSのトレンド1位を取れるようになった手応えを明かしている。

グループと並行した個人活動[編集]

アイドル活動の裏で、大矢は「やりたいこと」を次々と形にしていった。2016年10月には自主イベント「EMOTIONAL IDOROCK FES.(エモフェス)」でDJデビューし、DJネームは「DJ小籠包」。2017年10月には自身がボーカル・ギターを務める4人組ガールズバンド「諸行無常」を結成した。バンド名の名付け親はメンバーの渡邊璃生である。

2018年4月には、浅草を拠点にする謎のネオ・アイドルユニット「浅草45」に「りかちゃむ卍」として加入。「渋谷ギャルの17歳」というキャラ設定で正体を伏せていたが、ユニットの活動休止時に本人だったことが明かされた。同時期には「もしもしにっぽん」でファッション連載「#fashionsnap」を持ち、古着やヴィンテージを取り入れたコーデを披露している。

解散からソロデビューまで(2018年)[編集]

2018年7月25日、ベイビーレイズJAPANは9月24日をもっての解散を発表し、山中湖での野外ライブ「伝説の最高雷舞」で6年半の活動を終えた。解散直後の10月には動画メディア「C CHANNEL」の公式クリッパー就任を発表している。

ソロとしての初ステージは2018年11月23日、新宿ReNYのオールジャンルフェス「Best Beauty Booking Vol.2」。本人の「私も歌っても良いですか?」という希望から出演が決まり、ベビレの武道館公演を支えたバックバンドとともに登場した。赤いドレスと金髪ショートという大胆な変身でカバー2曲とオリジナル曲「響けプレリュード」を歌い、「『もっと見たい』と言ってくれる皆さんの声を励みに、今日ステージに立つことに決めました」と語った。

シンガーソングライター期(2019年 - 2020年)[編集]

2019年1月20日、青山RizMでの2回目のソロライブで新曲「今よりもっと」を初披露。MCでは解散後に周囲の環境が変わったことを率直に語り、「周りの言葉や意見を気にして、夢を諦めるのはすごく悔しい」「みなさんと輝いた夢を作っていきたい」と宣言した。同日には公式サイトの開設と、プロ・アマ問わないバンドサポートメンバーの一般募集も発表している。

この年は下北沢のライブハウスを拠点に、自主企画のマンスリーライブを開始。作曲家の講師を迎えて曲作りを学び、「シンガーソングライターとして武道館ライブ」を目標に掲げた。4月にはDemo CD「響けプレリュード」、8月には2nd Demo CD「今よりもっと」を手売りで発売。年末には原宿のFUJIFILM WONDER PHOTO SHOPで初の写真展「原宿FUJIFILMからはじめまして大矢梨華子です!」を開催した。

2020年4月3日には初のソロワンマンライブを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期に。代わりに同日、公式YouTubeチャンネルで緊急生配信ライブ「僕はまだ歌い続ける」を行い、新曲「何億光年」などを届けた。8月5日には全国流通のインディーズ盤として1stミニアルバム『一恋一会』を発売し、15の配信チャンネルを回るオンライン・リリースツアーを敢行した。神奈川県警山手警察署の一日警察署長を務めたのもこの年である。

充電期間・独立・引退(2020年 - 2023年)[編集]

2020年10月30日の誕生日ワンマンを最後に、翌31日から「充電期間」に入った。休止中、ラジオ『しゃべりスタ!』では相方の高見奈央がゲストパーソナリティと番組をつなぎ、2021年3月17日に大矢がサプライズ登場して復帰を宣言した。

2021年10月1日、Instagramで同月末をもってのレプロエンタテインメント退所を発表。マネジメント契約の満了によるもので、「子供の頃から芸能活動が人生の全てでした」「自分自身への新たな可能性や目標を見つけ」たとつづった。仕事量を1年ほど減らし、社会生活に目を向けた期間に新しい目標が見つかったとも明かしている。ファンクラブと公式SNSは閉鎖されたが、11月には個人のTwitterアカウントを開設した。

フリーランス期の2022年9月には、ベビレのデビュー10周年を記念した「エモフェス2022」が新宿ReNYで3日間開催され、大矢と高見がMCを担当した。そして2023年3月29日、ラジオ『しゃべりスタ!』最終回と同じ日に、SNSで芸能界引退を発表した。

ラジオ・番組[編集]

大矢・高見のしゃべりスタ![編集]

大矢を語るうえで外せないのが、同期の高見奈央とのコンビで担当したラジオ番組である。2013年4月3日にラジオ日本で始まり、当初は深夜27時台の放送だった。2人による、関西のノリ全開の掛け合いが持ち味だった。

タイトルはグループ名の変更や解散に合わせて何度も変わり、2018年9月以降はグループ名を外した『大矢・高見のしゃべりスタ!』として継続。2022年3月で地上波放送を終えてポッドキャストへ移行し、2023年3月29日の最終回まで約10年続いた。2016年秋には『ラジオ番組表』の読者が選ぶ「好きなDJランキング」でAM部門・総合部門の1位を獲得し、2020年刊行の『必聴ラジオ100』にも推薦番組として選ばれている。

その他の主な出演[編集]

  • 『テストの花道』(NHK Eテレ、2012年、レギュラー)
  • 『浅草ベビ9』(テレビ東京、2017年、ベイビーレイズJAPANとして)
  • 『指原議長とアイドル国会』(フジテレビ、2016年)
  • 『ベイビーレイズJAPANの木曜The NIGHT』(AbemaTV、2016年)
  • 『浅草女子飲み46』(インターネット番組、2018年、メインパーソナリティ)
  • 『モクベン』(インターネット番組、2019年 - 、メインパーソナリティ)
  • 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日、2019年4月15日放送回)
  • 『大矢梨華子のプラベパーク!!』(JFN PARK、2019年 - )
  • 『一恋一会ラジオ』(YouTube・ポッドキャスト、2020年 - )
  • CBCテレビ『メイプル超音楽』内コーナー(2020年)

ソロ作品[編集]

主な作品[編集]

  • Demo CD「響けプレリュード」(2019年4月26日)
  • 2nd Demo CD「今よりもっと」(2019年8月12日)
  • 「響けプレリュード」配信(2020年1月10日、ソロ名義初の配信)
  • 「僕はまだ恋を知らない」配信(2020年4月4日)
  • ミニアルバム『はじめてのワンマンライブできました』(2020年5月、ファンクラブ限定)
  • 1stミニアルバム『一恋一会』(2020年8月5日、全国流通)
  • 映画『別に、友達とかじゃない』主題歌(2020年12月23日、うた3名義)

うた3と映画主題歌[編集]

「うた3」は、ネット番組『モクベン』から生まれた3人組のシンガーソングライター集団で、大矢、村田寛奈、佐野舞香の3人で構成された。2019年8月に初イベントを行っている。

番組内のドラマ企画から派生した映画『別に、友達とかじゃない』(八重樫風雅監督、群馬県桐生市ロケ)では、うた3として同名の主題歌を共作した。映画には寺本莉緒らが出演し、2020年11月に浅草九劇で上映。主題歌CDは同年12月に発売された。大矢にとっては、充電期間に入った後に世に出た最後期の作品のひとつとなった。

人物[編集]

性格・好きなもの[編集]

自己紹介では「甘えん坊で口は固い」タイプ。ニックネームは「リコピン」。チャームポイントは歯だという。尊敬する人物にBoAを挙げ、相方の高見奈央を「盟友」と呼んでいた。音楽の好みはパンク寄りで、特に銀杏BOYZを好み、ソロ初ステージではフラワーカンパニーズ「深夜高速」もカバーしている。

趣味はカラオケ、ウォーキング、赤リップ集め。好きな食べ物はアメリカンドッグや肉、湯葉、海鮮で、カリフラワーやトマトは苦手。ギター、DJ、原宿系ファッション、フィルムカメラにも凝っていた。

ビール好きが高じて資格取得[編集]

大のビール好きで、2018年11月には番組内でビアアドバイザー資格に合格したことを発表した。これがきっかけで、お酒のウェブメディア「nomooo」でクラフトビールの体験レポートを連載。ビール工場で「三度注ぎ」を学んだり、ビール×カレーのペアリングを試したりと、2019年から2020年にかけて実地で勉強する姿を見せた。

評価[編集]

ベビレ時代はグループのMCとトークを担い、ラジオでのコンビ芸が高く評価された。解散後は「元アイドル」の看板に頼らず、ライブハウスのブッキングや手売りCD、路上ライブまで泥臭く積み上げるスタイルを選び、作詞・作曲からアートディレクションまで自分で手がけた点が特徴である。

炎上とバズ[編集]

大きな炎上として報じられた出来事は確認されていない。バズとしては、ベビレの地上波冠番組『浅草ベビ9』の放送中にSNSのトレンド1位を獲得したこと、2019年に『しくじり先生』で「高校に3回しか行かずに卒業した」というエピソードを明かし、スタッフから「おバカキャラ」を期待されて困惑した話がネットニュースになったことなどがある。

よくある質問[編集]

Q. 大矢梨華子は何者?
A. 元ベイビーレイズJAPANのメンバーで、解散後はシンガーソングライターとして活動した元タレント。もとは雑誌『ラブベリー』の専属モデルだった。
Q. 現在は何をしている?
A. 2023年3月29日に自身のSNSで芸能界引退を発表しており、以降は芸能活動をしていない。引退後の私生活について公表された情報はない。
Q. ベビレのリーダーだった?
A. 正式なリーダーは傳谷英里香。大矢はMCやトークを担当し、ラジオの冠番組を持つなど「しゃべり担当」としてグループを引っ張る存在だった。
Q. なぜ事務所を辞めた?
A. 2021年10月末のレプロエンタテインメント退所は、マネジメント契約の満了によるもの。本人は「自分自身への新たな可能性や目標を見つけ」たと説明していた。
Q. 出身地や年齢は?
A. 滋賀県出身で、1996年10月30日生まれ。
Q. 曲はどこで聴ける?
A. ソロ曲「響けプレリュード」「僕はまだ恋を知らない」などは音楽配信サービスで配信された。公式YouTubeチャンネルにはMVや配信ライブがアップされていた。
Q. ほかのベビレメンバーは今どうしている?
A. 林愛夏はミュージカル女優、傳谷英里香は女優として活動を続けている。詳しくは各記事を参照。

余談[編集]

  • 特技は「右目の筋肉だけを動かせること」。
  • ライブ前のルーティンは「便座の蓋を閉める」「楽屋のゴミを拾う」「赤リップを塗る」の3つだったという。
  • 自宅以外で眠るのが苦手で、ホテルでは自分のタオルを枕にかぶせ、アイマスクと長袖長ズボンで肌が布団に触れないようにして寝ていると明かしている。
  • 2019年10月30日の誕生日には、ラジオ番組の中で新曲「1422」を一晩で作るという無茶をやってのけ、ハーフバージョンを披露した。
  • 2019年11月には、高知県馬路村での路上ライブで「1422」のフルバージョンを初披露した。
  • ソロ活動初期にはギター修行のため、アコースティック編成の対バンに約15回出演し、ワンマンまでバンド編成を封印するという縛りを自分に課していた。
  • 浅草45時代のキャラは「渋谷ギャルのまじ卍な17歳」で、メンバーカラーは「漆黒」だった。

外部リンク[編集]

💬 みんなの声

この記事を読んだ人が、ひとことつぶやく場所です。