大久保桜子
おおくぼ さくらこ/Sakurako Okubo
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2020年の大久保桜子(出典:ウィキメディア・コモンズ「SAKURAKO OKUBO (大久保桜子).png」、作者:講談社ヤンマガch、CC BY 3.0)
誕生日 1998年7月20日
年齢 28歳
出身地 神奈川県
国籍 日本
家族 兄(本人が公表)
身長 152cm
血液型 O型
職業 女優、グラビアアイドル、タレント
活動期間 2017年 -
代表的な実績 『宇宙戦隊キュウレンジャー』ハミィ/カメレオングリーン役、写真集4冊
受賞 『週刊SPA!』グラビアン魂アワード2023 リリー・フランキー大賞
事務所 オスカープロモーション(2023年8月 - )
ファンクラブ 守護神(2023年12月開設)
関連活動 YouTubeチャンネル「らこちゃんねる」
リンク X / Instagram


概要[編集]

大久保桜子(おおくぼ さくらこ)とは、1998年7月20日生まれ、神奈川県出身の女優・グラビアアイドルである。2017年のスーパー戦隊シリーズ『宇宙戦隊キュウレンジャー』のハミィ/カメレオングリーン役でドラマデビューし、その後はグラビアと女優業を両輪に活動。オスカープロモーション所属。

詳細[編集]

インターナショナルスクール育ちの「根暗」女優[編集]

小学校から高校までインターナショナルスクールに通っていた、ちょっと珍しい経歴の持ち主である。本人によれば、兄がインターナショナルスクールに通っており、母親が「兄妹そろって英語を話せたらかっこいい」と考えたことから同じ学校に進んだという。この英語力はのちに仕事でも活きており、2018年には全編英語でのインタビューに応じたこともある。一方で性格については「自分は根暗」と公言しており、役柄としてならいくらでも喋れるが、素の自分として立つ舞台挨拶は苦手だと語っている。華やかなヒロイン像とのギャップも、ファンが彼女を推す理由の一つになっている。

戦隊ヒロインとして鮮烈デビュー[編集]

芸能活動を本格的に始めたのは2017年。いきなりテレビ朝日系のスーパー戦隊シリーズ第41作『宇宙戦隊キュウレンジャー』のレギュラーに抜擢され、ハミィ/カメレオングリーンを1年間演じ切った。連続ドラマ初出演が日曜朝のヒーロー番組というのは相当なプレッシャーだったようで、番組終盤のインタビューでは「第1話から怒られてばかり」だった監督に、最終回までには褒めてもらいたいと目標を語っている。撮影を通じて体力的にもメンタル的にも強くなり、小さなケガなら平気になったとも話しており、まさに現場で「ヒーロー」に鍛えられた形である。

グラビアと女優業の二刀流へ[編集]

戦隊卒業後の2019年7月20日、21歳の誕生日に1st写真集『SAKURAKO』(ワニブックス)を発売。同年11月には『週刊ヤングマガジン』でグラビアデビューを果たし、「戦隊出身女優」として一気に青年誌の常連となった。以降、各出版社からデジタル写真集を次々と刊行し、2024年までに紙の写真集は4冊を数える。並行してドラマ・映画・バラエティへの出演も重ね、2023年には深夜ドラマ『●●ちゃん』で主演を務めるなど、グラビアで知名度を上げつつ女優としてのキャリアも着実に積み上げている。

所属事務所の移り変わり[編集]

2020年12月31日にHI RANK INDUSTRIESへの移籍を発表し、2021年からは同社所属として活動した。2023年8月10日には大手のオスカープロモーションへの移籍を発表。同年12月1日には公式ファンクラブ「守護神」を開設しており、事務所移籍をきっかけに活動の幅をさらに広げている。2026年10月時点のXのプロフィール欄にもオスカープロモーションのタレントページへのリンクが掲げられている。

『宇宙戦隊キュウレンジャー』とハミィ[編集]

『宇宙戦隊キュウレンジャー』は2017年2月12日から2018年2月4日までテレビ朝日系で全48話放送された、東映制作のスーパー戦隊シリーズ第41作である。シリーズ初の「基本メンバー9人」という大所帯が最大の特徴で、宇宙を舞台にしたスペースオペラ風の作風で人気を集めた。

大久保が演じたハミィは、カメレオン座系惑星ラコ出身の人間型宇宙人の女性で、チキュウの年齢に換算すると16歳程度。初期メンバー9人の中で最年少の「くノ一」であり、カメレオン忍法で姿を消す能力を持つ。性格は喜怒哀楽の落差が激しい明るい笑い上戸で、「キタコレ」「激オコ」「ガチしょんぼり沈没丸」といった女子高生風のスラングを連発する、なかなかクセの強いキャラクターである。この独特な口調を全力で演じ切ったことで、子どもだけでなく大人の特撮ファンにも印象を残すヒロインとなった。

テレビシリーズ放送に先立ち、2017年1月公開の『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージfromスーパー戦隊』でカメレオングリーンの声を担当し、同年3月の『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』、8月の『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』と、劇場版にも続けて登場した。放送終了後もVシネマ『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』(2018年)や『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』(2019年)でハミィ役を再演している。後者ではパトレン3号/明神つかさ役の奥山かずさらルパパトのキャストとも共演した。音楽面では『宇宙戦隊キュウレンジャー オールスター全曲集』(2018年)で楽曲「からっきし」を歌唱した。

最終回撮影後については、毎日のように会っていたメンバーと「お疲れ様でした」の一言で会わなくなることへのショックが大きかったと振り返っており、本当に喪失感を覚えたのはファイナルライブツアーが終わった後だったと語っている。9人もいるがゆえの変身シーンのNG(止まる位置がバラバラになる等)もたびたびあったそうで、大所帯戦隊ならではの裏話として知られる。

2022年には特撮ファン向け配信作品『リバイスレガシー 仮面ライダーベイル』(東映特撮ファンクラブ)に五十嵐幸実役で出演しており、戦隊に続いて仮面ライダーシリーズのスピンオフにも足跡を残している。

女優としての主な出演作[編集]

テレビドラマ[編集]

戦隊卒業後は、ゲスト出演から着実にキャリアを積んでいった。2020年のMBSドラマ『ホームルーム』でクラスメイト役を務め、同年には『刑事7人』シーズン6第5話(テレビ朝日)に佐々木愛菜役でゲスト出演。2021年には日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』(TBS)に常盤紘一の秘書役で出演し、2022年には『科捜研の女』Season21第12話(島田茜役)、『オールドルーキー』第5話(ウェイトレス役)と、各局の看板ドラマに顔を出している。

2023年は飛躍の年となった。朝日放送テレビ制作の近未来ドラマ『アカイリンゴ』で牛本カンナ役を演じたのに続き、同年8月からのオムニバスドラマ『●●ちゃん』第3章「不倫ちゃん」で主演の吉村真湖役に起用された。アラサー女性たちの恋愛と友情を描く同作でヒロインを務めたことは、女優としての大きなステップとなった。さらにテレビ東京『くすぶり女とすん止め女』第5〜7話にも綾乃役で出演している。

2024年1月から3月には、関西テレビ・フジテレビ系のラブコメディ『リビングの松永さん』に服部あかね役でレギュラー出演。シェアハウスを舞台にした同作は中島健人と高橋ひかるのダブル主演で話題を呼んだ。

映画・配信作品[編集]

映画では、2019年の特撮アクション時代劇『BLACKFOX: Age of the Ninja』(東映ほか)に明里咲役で出演。2024年8月公開の松竹映画『赤羽骨子のボディガード』では黒雲字音役を演じ、主演のラウール(Snow Man)らと共演した。配信作品では『TOKYOドラゴン飯店 負けるな!!琉球占い師リオちゃん!』(2020年)、『最愛のひと〜The other side of 日本沈没〜』(2021年)、DMM TVの『インシデンツ』(2022年)などにも出演している。

2026年には、坂本浩一監督による「SAKAMOTO'S NINJA UNIVERSE」の第3作『NINJA WARS ~BLACKFOX VS SHOGUN'S NINJA~』に出演。2019年の『BLACKFOX: Age of the Ninja』と『SHOGUN'S NINJA-将軍乃忍者-』の世界観がクロスオーバーする作品で、山本千尋、宮原華音、ケイン・コスギらが名を連ねる。2026年3月30日に海外向けYouTubeチャンネル「24/7 SAMURAI – SHINOBI」で先行配信が始まり、国内向けにも同年5月29日公開の作品として案内されている。『BLACKFOX』から7年越しに同じユニバースへ帰ってきた格好である。

バラエティ・MVなど[編集]

バラエティでは『日曜もアメトーーク!』の「スーパー戦隊芸人」回(2017年)を皮切りに、NHK『コントの日』(2019年)、『痛快TV スカッとジャパン』(2020年、主演・木本奈々子役)、『あざとくて何が悪いの?』の再現ドラマ(2022年)などに出演。2023年11月から2024年2月にかけては、同番組発の『あざと連ドラ』第9弾「フツーじゃなくて何が悪いの?」で主演・小雪役を務めた。2024年には『辛ウマい飯』(BS日テレ)、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ)、『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜』(テレビ東京)、『1Hセンス』(フジテレビ)とバラエティ出演が続いた。ミュージックビデオでは岸洋佑「ついてnothing」(2023年)、the shes gone「タイムトラベラーと恋人」(2024年)に出演している。

グラビア・写真集[編集]

大久保のグラビアキャリアは、写真集が先、雑誌グラビアが後という少し変わった順番で始まった。1st写真集『SAKURAKO』(2019年7月20日、ワニブックス、撮影:舞山秀一)を21歳の誕生日に発売し、その約3か月半後の2019年11月2日に『週刊ヤングマガジン』でグラビアデビュー。2020年の同誌18号ではベトナム・ダナンでのロケで再登場を果たしている。

紙の写真集は以下の4冊。

  • 『SAKURAKO』(2019年7月20日、ワニブックス、撮影:舞山秀一)
  • 『sol』(2022年1月26日、ワニブックス、撮影:桑島智輝)
  • 『candle』(2023年7月20日、KADOKAWA、撮影:桑島智輝)
  • 『人 隣(ひと となり)』(2024年7月20日、東京ニュース通信社、撮影:前康輔)

注目すべきは、1st『SAKURAKO』、3rd『candle』、4th『人 隣』の発売日がいずれも誕生日の7月20日である点だ。3rd写真集『candle』は台湾ロケで撮影され、発売時には「25歳になり、ちょっと大人っぽい私を見てほしい」という趣旨のコメントを寄せている。4th『人 隣』は韓国・ソウルで撮影。インスタントラーメンを公園で食べるカットがお気に入りで、人生初のクラブで踊る姿や、韓国焼酎「チャミスル」を飲みながらの撮影、コスメショップでの買い物なども収められている。タイトルには「こういう女優さんになってほしい」という思いが込められていたといい、本人は発売イベントでとてもうれしかったと語った。

デジタル写真集は集英社、講談社、光文社、小学館、白夜書房、主婦の友社、秋田書店、扶桑社などから多数刊行されている。2019年11月の『恋人視点』(集英社)と『さくら七変化』(小学館)を皮切りに、『戦隊ヒロインと温泉旅行』(2021年、光文社)、『Milk&Honey』(2021年、集英社)、『Luna』(2022年、ワニブックス)、『Cerisiers』(2023年、集英社)、『【グラビア文学館】はつ恋』(2024年、講談社)など、2024年5月の『射抜くように美しい』(扶桑社)まで実に20作を超える。2022年には『ヤングガンガン』にも初登場した。

こうした活動が評価され、2023年12月26日には『週刊SPA!』の「グラビアン魂アワード2023」でリリー・フランキー大賞を受賞。なお前年の2022年には、同じ1998年生まれの桜井木穂が同アワードのリリー・フランキー個別賞を受賞している。カレンダーも2018年版、2022年版、2023年版が発売されている。

恋愛リアリティーショーへの挑戦[編集]

『オオカミちゃんには騙されない』[編集]

2023年6月から8月にかけて、恋愛リアリティーショー『オオカミちゃんには騙されない』に「桜子」として参加。台本のない番組で素の表情を見せたことで、女優やグラビアとは異なる層からも注目を集めるきっかけとなった。

『ラブキャッチャージャパン3』(2026年)[編集]

2026年9月1日からABEMAで無料配信が始まった『ラブキャッチャージャパン3』に「さくらこ」として参加している。毎週火曜21時配信・全8話の構成で、男女12人が沖縄のリゾートで共同生活を送りながら、恋愛を求める「ラブキャッチャー」か、賞金1,000万円を狙う「マネーキャッチャー」かという正体を隠して過ごす恋愛心理ゲームである。同じく参加者には“万バズ”グラドルとして知られる天羽希純らが名を連ねた。

番組公式のインタビューでは、自身を「受け身」で人の相談をよく聞く「いい相談窓口」タイプだと分析。恋愛中は「猫みたい」と言われることが多く、本性をさらけ出すのが苦手でついツンツンしてしまうと明かしている。理想は「恋人というより友達の究極版」で、程よい距離感の関係だという。人生の大勝負としては、夜道で男女が揉めている場面に割って入ったエピソードを挙げつつ、「要らない助けだったのかも」と自己評価は「負け」にしていたのが彼女らしい。

配信中の第6話では過呼吸になるほど涙を流す場面が描かれ、ABEMA TIMESでも取り上げられた。本人のX(@sakurako_offi)では配信開始前に「ラブキャッチャー3に参加します」と告知し、配信が進むと番組公式の「正体予想」企画を引用して、視聴者に予想を呼びかけるなど、出演者自らが番組を盛り上げている。2026年10月時点のXのプロフィール欄も「#ラブキャッチャー 3」となっており、目下の最大トピックであることがうかがえる。

SNS・YouTube[編集]

Xアカウント(@sakurako_offi)は2016年11月に開設され、戦隊時代からファンとの重要な接点になってきた。キュウレンジャーのファイナルライブツアーの際にも、ファンレターやSNSでの応援コメントで「自分を支えてくださる人たちが大勢いる」と実感したと語っている。Instagram(@sakurako.official)やTikTokでも発信している。

YouTubeでは2021年7月20日、誕生日に「大久保桜子ちゃんねる」を開設。2025年1月1日には新たに「らこちゃんねる」をスタートさせた。2025年7月には、SNSで披露した空港での私服コーデが「ガーリーで可愛い」「おしゃれ」と話題になりニュースにもなっている。

人物[編集]

  • 休日の趣味はお菓子作りで、得意料理は「フレンチトースト」。
  • 「桜子」という名前は、母親が「女の子だったら桜子」と決めていたものの、先に生まれたのが兄だったため、次に生まれた彼女に“スライド”したものだという。
  • 26歳の誕生日イベントでは「自分の言葉一つ一つに責任をもって」大人としての言動をしていきたいと抱負を語り、仕事では映像作品への出演を増やすこと、プライベートでは一人旅を楽しめるようになることを目標に掲げた。
  • 身長は152cmと小柄で、戦隊では9人の中で最年少設定のくノ一・ハミィを演じた。

炎上とバズ[編集]

大きな炎上騒動として報じられたものは確認されていない。バズの面では、2023年の「グラビアン魂アワード2023」でのリリー・フランキー大賞受賞がグラビアファンの間で話題になったほか、2025年7月にはSNSで披露した空港コーデが「おしゃれ」とネットニュースに取り上げられた。2026年秋は『ラブキャッチャージャパン3』第6話で号泣したシーンが反響を呼び、ABEMA TIMESが記事化するなど、恋愛リアリティーショーでの素顔が新たな注目点となっている。

余談[編集]

  • 1st写真集の発売が雑誌グラビアデビューより先という、グラビア界では少し珍しいルートでデビューしている。
  • 写真集3冊の発売日や初代YouTubeチャンネルの開設日など、節目のイベントを誕生日の7月20日に合わせることが多い。
  • キュウレンジャーのファイナルライブツアーでは、大阪公演について「お好み焼きが食べたい」とコメントしており、ツアー中も食いしん坊ぶりを隠さなかった。
  • 演じたハミィの故郷は「惑星ラコ」、2025年開設のYouTubeチャンネル名は「らこちゃんねる」。偶然の一致かどうかは本人の口からは語られていない。
  • 同じく青年誌グラビアで長く活躍する都丸紗也華と同様、グラビアを入り口にドラマ・バラエティへと活動を広げた一人である。

外部リンク[編集]

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