| 桜井木穂 さくらい きほ/Kiho Sakurai | |
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![]() 出身地・北海道遠軽町のシンボル「瞰望岩(がんぼういわ)」(出典:ウィキメディア・コモンズ「Ganbo-iwa, Engaru town, Hokkaido.jpg」、撮影:Tokutotoo、CC BY-SA 4.0) | |
| 誕生日 | 1998年5月31日 |
| 年齢 | 28歳 |
| 出身地 | 北海道紋別郡遠軽町 |
| 国籍 | 日本 |
| 身長 | 163cm |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 女優、ダンサー・パフォーマー、元グラビアアイドル |
| フォロワー数 | X:約16.3万人(2026年10月時点) |
| 活動期間 | 2019年 - |
| 代表的な実績 | イメージDVD7作、写真集『うたかたの』、NHK北海道発地域ドラマ『春の翼』出演 |
| 受賞 | 『週刊SPA!』グラビアン魂アワード2022 リリー・フランキー個別賞「ドラマチック・アイ賞」 |
| 事務所 | フリー(NEW PIECE、ライリーワークスを経て) |
| 関連活動 | YouTubeチャンネル「きほちゃんねる」、アルトサックス |
| あだ名 | きほちゃん、きほ先生 |
| リンク | X / Instagram / TikTok |
概要[編集]
桜井木穂(さくらい きほ)とは、1998年5月31日生まれ、北海道紋別郡遠軽町出身の女優・パフォーマーであり、元グラビアアイドルである。2020年にイメージDVDでデビューし「豪雪バスト」の異名で人気を集めたのち、俳優業へ軸足を移し、2026年には京都の劇場で自作のダンス作品を上演した。
詳細[編集]
オホーツクの町から上京した「吹奏楽ガチ勢」[編集]
出身はオホーツク海に近い北海道遠軽町。X(旧Twitter)のプロフィールの所在地欄にも今なお「オホーツク」と書いているほど、地元愛の強い道産子である。学生時代は吹奏楽にどっぷり浸かっており、中学では吹奏楽部に所属して朝7時から夜8時まで練習漬けの毎日を送った。あまりの練習優先ぶりに修学旅行にすら行っていないという。高校時代には全国吹奏楽コンクールのA編成の部で3年連続金賞を受賞しており、担当楽器のアルトサックスは今でも特技として挙げている。華やかなグラビアのイメージからは想像しにくい、根っからの体育会系文化部出身者である。
撮影会から始まったグラビア人生[編集]
北海道でモデルとして活動していたが、「グラビアアイドルになりたい」という思いから上京。事務所を探していたところでスカウトされ、2019年8月から撮影会モデルとして活動を始めた。本人のインタビューによれば、母親から「あんた、その胸ならグラビアに行けるわよ」と背中を押されたのが一つのきっかけだったという。撮影会での人気を足掛かりに、2020年3月にはファーストDVD『ミルキー・グラマー』(竹書房)をリリース。ここから約4年間、グラビアの第一線を走ることになる。
コロナ禍デビューという逆風[編集]
デビューのタイミングは、ちょうど新型コロナウイルスの流行と重なった。本人は後に、ファーストDVDのあと「次は海外で撮ろう」と話していたのに、その2か月後に緊急事態宣言が出てしまったと振り返っている。イベントや撮影が軒並み止まるなか、リモート飲み会企画でのバラエティ出演やYouTubeチャンネルの開設など、オンラインを中心に存在感を高めていったのがこの時期の特徴である。逆風下でのデビューながら、作品を途切れさせずにリリースし続けたことが、のちの人気につながった。
グラビアから舞台・ダンスへ[編集]
2021年6月にはWOWOWドラマ『がんばれ!TEAM NACS』に本人役で出演し、2022年にはNHK北海道の地域ドラマ『春の翼』で役を得るなど、早い段階から演技にも挑戦していた。2023年以降は舞台出演が一気に増え、所属していたライリーワークスを2024年2月に退所した前後から、グラビア活動の一線を退いた。現在はフリーの立場で舞台やダンス、ワークショップ運営などに取り組んでおり、肩書きも「元グラビアアイドル」「女優」と紹介されることが多くなっている。
グラビア活動[編集]
イメージDVD・配信作品[編集]
グラビア時代のイメージ作品は、DVDだけで7作を数える。2020年3月20日の『ミルキー・グラマー』(竹書房)を皮切りに、同年7月17日に『サマーMemorial』(イーネット・フロンティア)、11月20日に『かまって!きほ先生』(ラインコミュニケーションズ)とハイペースでリリースした。2021年は3月19日の『きほわずらい』(竹書房)と11月18日の『前からずっと気になってた』(ギルド)、2022年12月22日に『恋の魔法は猫じゃらし』(ギルド)、2023年11月24日に『君は僕の希望』(竹書房)を発売している。『きほわずらい』は沖縄で撮影された「幼なじみと過ごす夏休み」がテーマの作品で、発売記念イベントは秋葉原のソフマップで開催された。ちなみに北海道育ちの本人は、ファーストDVDの撮影で生まれて初めて海に入ったと明かしている。このほか配信限定作品として『I-ONE NEXT 桜井木穂』『木穂に恋して』『錦繍』もある。
写真集・デジタル写真集[編集]
紙の写真集は、2022年11月12日に徳間書店から発売された1st写真集『うたかたの』(撮影:佐藤裕之)。八丈島でロケを行った作品で、自然あふれるロケ地について本人は小学生のころを思い出したと語っている。カレンダー発売時のインタビューでは「紙の写真集を出したい」と目標に掲げていたため、まさに念願の一冊となった。デジタル写真集は小学館から多数リリースされており、「sabra net e-Book」シリーズの『100cm、Iカップスター(さっぽろ味噌味)!』『最強ボディの誕生!』のほか、『週刊ポスト』デジタル写真集ではグラドルのちとせよしのとの共演作も出している。
雑誌グラビアと「週プレ」への執念[編集]
雑誌では『キスカ』2020年4月号で表紙・巻頭を飾ったのを皮切りに、『近代麻雀』、『週刊プレイボーイ』、『FLASH』、『別冊ヤングチャンピオン』(秋田書店)など多くの誌面に登場した。2021年12月発売の『週刊ヤングマガジン』2022年1号では表紙・巻頭グラビアを担当している。特に思い入れが強かったのが集英社の『週刊プレイボーイ』で、「憧れの週プレにベストな状態で出たい」とマイナス10キロのダイエットを敢行したエピソードは、ストイックな吹奏楽部時代を思わせる。2023年には『週刊現代』にも初登場し、洋館でのコンセプト撮影について「おしゃれな雰囲気の撮影はあまりやったことがなかったので楽しかった」とコメントした。
受賞とグッズ展開[編集]
2022年12月27日には、『週刊SPA!』(扶桑社)の「グラビアン魂アワード2022」でリリー・フランキー個別賞「ドラマチック・アイ賞」を受賞。デビュー当初から本人がセールスポイントに挙げていた「ファンに褒められる目」が、そのまま賞の名前になった形である。グッズ展開も盛んで、2022年3月には初のカレンダー(ギルド)を発売し、「常に見える場所に飾って。見える場所に貼ってあると、その人のことが好きになるそうですよ」とアピール。トレーディングカードもヒッツから2021年・2023年・2024年と3弾まで発売され、2021年の1stトレカの発売記念イベントは参加券が完売するほどの盛況だった。
俳優・パフォーマーとしての活動[編集]
テレビドラマ・映画[編集]
俳優としての初期の仕事は、TEAM NACSの冠ドラマ『がんばれ!TEAM NACS』(2021年、WOWOW)と、その劇場版(2021年、東宝配給)への本人役での出演である。同郷・北海道のスター集団との共演は、本人にとっても大きな経験となった。2022年5月20日にはNHK総合の北海道ブロックで放送された北海道発地域ドラマ『春の翼』に小日向美香役で出演し、NHK北海道の番組で特集インタビューも組まれた。2023年12月には北海道オホーツク地方を舞台にした映画『オホーツク流氷物語』に一美役で出演。元AKB48の坂口渚沙と共演し、ふるさと映画祭での舞台挨拶にも登壇した。地元オホーツクの映画に地元出身者として出演したことになる。
舞台[編集]
2023年からは小劇場の舞台に次々と出演している。2023年5月31日〜6月4日の『概ねワシントン』(シアター711)を皮切りに、同年7月には水戸市民会館の開館記念事業『ファンファーレ‼︎〜響き続けた吹奏楽部の物語』で吹奏楽部の副部長役を演じた。全国金賞の経歴を持つ本人にとっては、ほぼ「本職」のような役どころである。同年11月にはimg公演『片思いの天使たち』(ザ・ポケット)で大富杏役、2024年8月にはアマヤドリ本公演『うれしい悲鳴』(吉祥寺シアター)、同年12月にはワカバコーヒーによる童話モチーフのダークファンタジー『Little Red Riding Hood』(高架下空き倉庫)に出演。商業的なグラビアとは対照的に、実験的な小劇場作品を中心にキャリアを積み重ねている。
自作ダンス作品の上演(2026年)[編集]
近年はダンスにも本格的に取り組んでいる。京都府京都市の小劇場THEATRE E9 KYOTOで開かれていた、演出家・ダンサーの倉田翠による「倉田翠ダンス講座」を受講。2026年6月20日・21日には、その受講生の作品を上演する企画「倉田翠ダンス講座③―上演編」で、自身が作・出演を務めた作品『わたしが代わりに産んであげようと、思っていて』を発表した。同公演は保井岳太の作品『ゆるさ』との二本立てで、アフタートークには倉田、保井とともに登壇している。作品紹介文では、妊娠・出産という経験と自分の身体について率直に向き合う内容が綴られており、グラビア時代とはまったく異なる表現の領域に踏み出したことがうかがえる。倉田は2人について「世界に対して謙虚に悪態をついているような不穏さが垣間見えるアーティスト」と評した。
その他の活動[編集]
バラエティ番組[編集]
ブレイクのきっかけになったのが、2020年7月25日深夜にテレビ東京系で放送された『ゴッドタン』の企画「アイドル飲み姿カワイイGP リモート飲み会SP」への出演である。お酒は好きだが強くはなく1〜2杯で酔ってしまう体質で、この収録ではビール2杯、チューハイ3杯、カクテル2杯を飲んだ末に収録中に寝落ち。その飲み姿が「かわいすぎる」と話題になった。2021年には読売テレビ『浜ちゃんが!』のリモートオーディション企画に複数回出演し、ダウンタウンの浜田雅功から特技を絶賛された。2023年2月〜5月にはテレビ東京『月ともぐら』に出演し、ディベート企画で思想家などの名言を即興で引用して議論を展開。一時は弁護士を目指していたという論理的思考と教養の高さで注目を集めた。
YouTube・ラジオ・SNS[編集]
2020年12月18日にYouTube公式チャンネル「きほちゃんねる」を開設。2022年7月には音声配信アプリRadiotalkの『よゐこ有野のノーギャラジオ』シーズン3第1回のゲストにも呼ばれている。Xのフォロワーは2026年10月時点で約16.3万人。InstagramやTikTokのアカウントも持つが、近年のX投稿は舞台やダンスの稽古・制作の報告が中心になっている。
子ども向けダンスワークショップ[編集]
2026年には「子どもどるダンス部」という子ども向けダンス活動にも関わっている。本人は2026年8月5日、Xで「今年度1回めの子どもどるダンス部、私がレポートを担当しました」という趣旨の投稿をし、noteのレポート記事を紹介した。記事によると、同年7月19日に東京・吉祥寺北コミュニティセンターで、タップダンサーの米澤一平をファシリテーターに迎え、タップダンス、打楽器、ダンスの3部構成で実施された。レポートでは、子どもたちが輪に加わったり外から見ていたり本を読み続けたりと、思い思いのやり方で参加する様子が丁寧に描かれている。
人物[編集]
本人のSNSから見える近況[編集]
2026年6月2日、Xに「本番まであと20日を切った昨日、本番と同じシアターE9さんで、スタッフの皆様に初めて作品をお見せする機会を頂き、京都へ行ってきました」と投稿(この投稿は固定ポストにされている)。初めて舞台で自作を上演する立場として、ダンス講座で倉田翠が作ってくれた構成表を参考に、見よう見まねで自分の構成表を作ったことも明かしている。東京と京都を行き来しながら作品づくりに取り組む姿が、そのままSNSに記録されている。
読書家で理屈っぽい一面[編集]
撮影現場に本を4冊も持ち込むほどの読書家として知られる。『月ともぐら』での名言引用も、この読書量がベースにあると見られている。一方で撮影時のメイクは薄めが好みで、地味めな顔立ちを生かしたナチュラルな仕上がりを好むと語っている。グラビアの現場については自分にとっての“ホーム”のような場所になったとも話しており、顔なじみのスタッフとの仕事を楽しんでいた。
坂道グループの熱心なファン[編集]
アイドル好きとしても知られ、乃木坂46、欅坂46(現・櫻坂46)、日向坂46の坂道シリーズがお気に入り。特に好きなのは日向坂46で、推しメンは加藤史帆だと公言していた。
好みと素顔[編集]
好きな男性のタイプは「落ち着いていて地味っぽくて真面目な人」。デビュー当時の将来の夢は「たくさんの雑誌の表紙を飾れるグラビアアイドル」で、同時に女優にも興味があると話していた。前者はキスカやヤングマガジンの表紙で、後者はドラマ・映画・舞台への出演で、どちらもきっちり叶えたことになる。
余談[編集]
- 『ゴッドタン』の「飲み姿カワイイGP」で収録中に寝落ちしたことが、全国区で名前が知られる最大のきっかけになった。酔って寝てブレイクするという、なかなか珍しいパターンである。
- デビュー当時のキャッチコピー「豪雪バスト」は、北海道出身であることにちなんだもの。デジタル写真集のタイトルにも「さっぽろ味噌味」と道産子ネタが盛り込まれていた。
- 吹奏楽漬けで修学旅行にも行かなかった中学時代、全国金賞の高校時代を経て、舞台では吹奏楽部の副部長を演じるという、経歴がそのまま役につながった珍しい例がある。
- デビュー当時は「海外ロケ」を目標にしていたが、コロナ禍で叶わず。その代わり1st写真集は八丈島ロケになった。
- 一時は弁護士を目指していたといい、バラエティでの論客ぶりはその名残とも言われる。
