| 堺雅人 Masato Sakai | |
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![]() 国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2014での堺雅人(出典:Wikimedia Commons「Masato Sakai International Drama Festival in Tokyo 2014 2.png」・CC BY 4.0) | |
| 誕生日 | 1973年10月14日 |
| 年齢 | 52歳 |
| 出身地 | 宮崎県(出生は兵庫県神戸市) |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 宮崎県立宮崎南高等学校卒業、早稲田大学第一文学部中退 |
| ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、ナレーション |
| 活動期間 | 1992年 - |
| 家族 | 菅野美穂(妻) |
| 事務所 | 田辺エージェンシー(2022年末まで)→ 独立 |
| 代表作 | 『半沢直樹』『リーガル・ハイ』『真田丸』『VIVANT』『鍵泥棒のメソッド』 |
| 関連活動 | 劇団東京オレンジ(名誉団員) |
概要[編集]
堺雅人(さかい まさと)とは、日本の俳優である。1973年生まれ、宮崎県育ち。「倍返しだ!」の半沢直樹、早口毒舌弁護士・古美門研介のリーガル・ハイ、大河ドラマ真田丸の真田信繁、そしてVIVANTの乃木憂助と、2010年代以降の日本のテレビドラマを代表する主演俳優の一人。トレードマークは何を考えているのか読めない「微笑み」。
詳細[編集]
兵庫県神戸市で生まれ、2歳から宮崎県で育った。宮崎県立宮崎南高等学校時代に演劇に触れたが、当初は官僚を志望していたとされる。国立大学の受験に失敗して早稲田大学第一文学部(中国文学専修)に進学し、早稲田大学演劇研究会を母体とした劇団「東京オレンジ」の旗揚げ(1992年)に参加。看板俳優として活動するうちに役者の道へ傾き、大学は3年生の春に中退した。東京オレンジには現在も名誉団員として名を連ねている。
テレビでのブレイクのきっかけは、三谷幸喜脚本のNHK大河ドラマ『新選組!』(2004年)の山南敬助役。穏やかな笑顔の裏に苦悩を抱える山南の切腹回は大きな反響を呼んだ。2008年には大河ドラマ『篤姫』で13代将軍・徳川家定を演じ、同年は映画『クライマーズ・ハイ』『アフタースクール』などで映画賞の助演男優賞を相次いで受賞している。
2010年の『ジョーカー 許されざる捜査官』(フジテレビ)で民放連続ドラマ初主演。2012年の『リーガル・ハイ』で演じた古美門研介の超早口の長台詞が話題となり、翌2013年のTBSテレビ日曜劇場『半沢直樹』で最終回視聴率42.2%(関東地区)という社会現象級のヒットを記録。以後「日曜劇場の顔」と呼ばれる存在になった。
長く田辺エージェンシーに所属していたが、2022年末で同事務所を離れ独立したことが報じられた。独立後も2023年の『VIVANT』、2025年の主演映画『平場の月』、2026年の『VIVANT』続編と、話題作への出演が続いている。
経歴[編集]
劇団時代〜ブレイク前(1992年〜2003年)[編集]
大学在学中に劇団東京オレンジの旗揚げに参加し、小劇場を中心に活動。2000年のNHK連続テレビ小説『オードリー』で連続ドラマのレギュラー出演を果たした。アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で白鳥麗次役の声を担当していた時期もある。2003年の映画『壬生義士伝』では沖田総司を演じた。
大河ドラマと映画での評価(2004年〜2009年)[編集]
『新選組!』の山南敬助で一躍注目を集め、2008年の『篤姫』では宮崎あおい演じる篤姫の夫・徳川家定役を好演。同年公開の『クライマーズ・ハイ』『アフタースクール』などで第33回報知映画賞助演男優賞を受賞し、第32回日本アカデミー賞では『クライマーズ・ハイ』で優秀助演男優賞に選ばれた。2009年には『南極料理人』『クヒオ大佐』で映画主演を務め、『ジェネラル・ルージュの凱旋』で2年連続の日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受けている。
主演俳優として(2010年〜2019年)[編集]
2010年は主演映画『ゴールデンスランバー』『武士の家計簿』が公開され、後者で第35回日本アカデミー賞優秀主演男優賞。2012年には『鍵泥棒のメソッド』で第36回同賞優秀主演男優賞、同年の映画『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』では菅野美穂と共演した。
テレビでは『リーガル・ハイ』(2012年・2013年)と『半沢直樹』(2013年)で人気が爆発。2016年には再び三谷幸喜脚本の大河ドラマ『真田丸』で主人公・真田信繁(幸村)を演じ、兄・信幸役の大泉洋、きり役の長澤まさみらと共に1年間の長丁場を務めた。2017年には映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』に主演している。
独立と『VIVANT』(2020年〜現在)[編集]
2020年に7年ぶりの続編『半沢直樹』(第2作)が放送され、全話平均24.7%を記録。2023年夏には福澤克雄が原作・演出を手がけた日曜劇場『VIVANT』で主人公・乃木憂助を演じ、自衛隊の秘密部隊「別班」を巡る謎が考察ブームを巻き起こした。同作で第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞したとされる。
2025年11月14日には8年ぶりの主演映画『平場の月』(監督:土井裕泰、原作:朝倉かすみ)が公開され、井川遥と中学時代の初恋同士が50代で再会する大人のラブストーリーを演じた。
2026年の最新出演情報[編集]
2026年最大のトピックは『VIVANT』続編。2025年6月に堺自身が生放送で続編の2026年放送を発表し、2026年3月には日曜劇場としては異例の「2クール連続放送」となることが明らかにされた。放送開始は2026年7月26日で、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也らが再集結し、アゼルバイジャンでの大規模ロケも行われたと報じられている。
初回の世帯視聴率は18.8%(関東地区)で、2026年夏の民放ドラマでトップと報じられた。堺は続編について、前作では正体が隠されていた乃木が今作では「より能動的に動く」点が大きく違うと語っている。2026年9月時点で放送は継続中で、年末まで続く見込みとされる。
また、2009年の主演映画『南極料理人』が4Kリマスター版として2026年11月13日に全国で再公開されることが決定。2026年8月14日に行われたイベントで堺は共演者と再会し、「もう一回このメンバーで撮り直したい」とコメントした。
主な出演作[編集]
テレビドラマ[編集]
- 新選組!(2004年、NHK)- 山南敬助
- 篤姫(2008年、NHK)- 徳川家定
- ジョーカー 許されざる捜査官(2010年、フジテレビ)- 伊達一義(主演)
- リーガル・ハイ(2012年・2013年、フジテレビ)- 古美門研介(主演)
- 半沢直樹(2013年・2020年、TBSテレビ)- 半沢直樹(主演)
- 真田丸(2016年、NHK)- 真田信繁(主演)
- VIVANT(2023年・2026年、TBSテレビ)- 乃木憂助(主演)
映画[編集]
- 壬生義士伝(2003年)- 沖田総司
- クライマーズ・ハイ(2008年)- 佐山達哉
- アフタースクール(2008年)- 木村一樹
- 南極料理人(2009年)- 西村淳(主演)
- ゴールデンスランバー(2010年)- 青柳雅春(主演)
- 武士の家計簿(2010年)- 猪山直之(主演)
- 鍵泥棒のメソッド(2012年)- 桜井武史(主演)
- DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年)- 一色正和(主演)
- 平場の月(2025年)- 青砥健将(主演)
人物[編集]
- 妻は女優の菅野美穂。2013年3月に結婚準備が発表され、同年4月2日に婚姻届を提出したとされる。『大奥〜永遠〜』での共演が縁と報じられた。
- 数学が大の苦手で、台詞に出てくる数字は漢字に置き換えて覚えるとされる。銀行員役の『半沢直樹』を演じたのはこの人である。
- 歴史小説と大相撲が好きで、同じ九州ゆかりの魁皇のファンだったとされる。子どもの頃はコーエーの歴史シミュレーションゲーム『三國志』『信長の野望』に親しんだという。
- お笑いトリオ・東京03のファンとして知られ、単独公演に足しげく通っていたとされる。
- 文章家としての一面もあり、エッセイ集『文・堺雅人』(2009年)、『文・堺雅人2 すこやかな日々』(2013年)、歌人・伊藤一彦との共著『ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学』(2010年)を出している。
- 共演者からは「役者バカ」「役者オタク」と評されることがある。
炎上とバズ[編集]
- 「倍返しだ!」:『半沢直樹』の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」は2013年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれ、堺と「TBS日曜劇場 半沢直樹チーム」が受賞者となった。同年は「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「お・も・て・な・し」と合わせて史上最多の4語同時受賞だった。
- 生放送で謝罪:2020年の『半沢直樹』は感染症対策による撮影遅延で第8話の放送が1週延期となり、代わりに2020年9月6日に生放送特番『生放送!!半沢直樹の恩返し』が放送された。冒頭のミニドラマで半沢が深々と頭を下げて謝罪する演出が「神回」と話題になった。
- 独立報道:2022年末の事務所独立は週刊誌やネットメディアで大きく報じられ、「『半沢直樹』の続編に影響するのでは」とする憶測記事も出た。ただしこれらは関係者談ベースの観測であり、本人の公式発言ではない。
余談[編集]
- 『リーガル・ハイ』の脚本家は古沢良太、『半沢直樹』『VIVANT』の演出は福澤克雄、『新選組!』『真田丸』の脚本は三谷幸喜と、名物クリエイターとの再タッグが多い。
- 2013年版『半沢直樹』最終回の瞬間最高視聴率は関東46.7%、関西50.4%とされる。
- ナレーターとしても活躍しており、NHKのドキュメンタリー番組などで声を聞くことがある。
