大泉洋
Yo Oizumi
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第35回東京国際映画祭(2022年)(出典:Wikimedia Commons「Oizumi Yo from "Phases of the Moon" at Red Carpet of the Tokyo International Film Festival 2022 - 52461329295.jpg」・CC BY 2.0)
誕生日 1973年4月3日
年齢 53歳
出身地 北海道江別市
国籍 日本
学歴 北海学園大学経済学部卒業
ジャンル 俳優、タレント、歌手、声優
活動期間 1995年 -
家族 妻(元フジテレビのドラマプロデューサー)、兄・大泉潤(函館市長)
身長 / 体重 178cm cm / ― kg
事務所 CREATIVE OFFICE CUE(アミューズと業務提携)
代表作 『水曜どうでしょう』、『探偵はBARにいる』シリーズ、『鎌倉殿の13人』、『ノーサイド・ゲーム』、『ラストマン』
関連活動 TEAM NACS
あだ名 洋ちゃん


概要[編集]

大泉洋とは、北海道出身の俳優・タレントである。演劇ユニットTEAM NACSのメンバーで、ローカル番組『水曜どうでしょう』で全国的な人気を得たのち、映画・ドラマの主演俳優、NHK紅白歌合戦の司会、歌手としても活躍している。

詳細[編集]

1973年4月3日生まれ、北海道江別市出身。北海学園大学経済学部を卒業している。所属事務所は札幌のCREATIVE OFFICE CUEで、全国での活動はアミューズと業務提携して行っている。音楽活動のレーベルはA-Sketch。

1995年、北海道テレビ(HTB)の『モザイクな夜V3』でテレビ出演を始め、翌1996年には北海学園大学演劇研究会の仲間とTEAM NACSを旗揚げ。同じ年に始まった『水曜どうでしょう』でブレイクし、北海道ローカルのタレントから全国区の存在へと駆け上がった。2004年5月、31歳で本格的に東京へ進出。2009年の『赤鼻のセンセイ』で連続ドラマ初主演を果たし、以降は映画・ドラマの主演を次々と務める俳優になった。

もう一つの顔が「しゃべり」の人である。どんな状況でもぼやきとツッコミで笑いに変えるトーク力は、バラエティだけでなく紅白司会や作品のプロモーションでも発揮され、本人のキャラクターそのものが一つのジャンルと化している。一方で『鎌倉殿の13人』の源頼朝のような冷酷な役もこなし、コメディとシリアスの振り幅の広さが持ち味だ。2026年は芸能生活30周年、TEAM NACS結成30周年、『水曜どうでしょう』放送30周年が重なる節目の年となっている。

経歴[編集]

水曜どうでしょう[編集]

『水曜どうでしょう』はHTBで1996年10月に始まった旅バラエティ番組。出演はタレントの鈴井貴之と大泉、ディレクターの藤村忠寿と嬉野雅道という少人数で、大泉は企画会議に参加させてもらえず、ロケ当日に行き先を知らされるのがお約束だった。その理不尽に対する大泉のぼやきとリアクションが番組最大の見どころになり、「サイコロの旅」「原付ベトナム縦断1800キロ」「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」などの企画が伝説化した。

レギュラー放送は2002年9月に終了したが、その際に「一生どうでしょうします」と宣言。以降も数年おきに新作が作られ、全国の放送局での再放送やDVDを通じてファンを増やし続けている。大型イベント「どうでしょう祭」も開催されてきた。

俳優として[編集]

映画では『探偵はBARにいる』シリーズで松田龍平とコンビを組み、札幌・ススキノの探偵を演じて当たり役にした。ほかに『清須会議』、『駆込み女と駆出し男』、『アイアムアヒーロー』、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『騙し絵の牙』、『月の満ち欠け』、『こんにちは、母さん』、『ディア・ファミリー』など主演・出演作は多数。声優としては『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『バケモノの子』などスタジオジブリ作品や細田守作品にも参加している。

ドラマでは大河ドラマ『真田丸』(2016年)で真田信幸、『鎌倉殿の13人』(2022年)で源頼朝を演じた。日曜劇場では『ノーサイド・ゲーム』(2019年)、主演の福山雅治とバディを組んだ『ラストマン-全盲の捜査官-』(2023年)に出演。後者は2025年12月24日公開の『映画ラストマン -FIRST LOVE-』へと続いた。

2025年は映画『室町無頼』で蓮田兵衛、『かくかくしかじか』で日高健三を演じ、10月からは野木亜紀子脚本の『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日)で主人公・文太を演じた。テレビ朝日の連続ドラマで主演を務めるのはこれが初めてだった。

紅白司会と歌手活動[編集]

NHK紅白歌合戦では2020年の第71回に白組司会を務め、2021年・2022年と3年連続で司会を担当した。2023年には一転して歌手として第74回紅白に初出場。歌ったのは自身が作詞し、同じ北海道出身の玉置浩二が作曲・プロデュースした「あの空に立つ塔のように」だ。作曲は大泉が直筆の手紙で依頼したもので、手紙を書き上げるのに2〜3週間かかったという。玉置からは「洋ちゃん!最高のバラード作るよ」と返信があり、2週間もたたずに曲が届いたと本人が明かしている。同回ではディズニー100周年企画で「アンダー・ザ・シー」も歌った。

2023年12月から翌年にかけて生誕50周年記念のリサイタルツアーを行い、2024年3月にはベストアルバム『YO OIZUMI ALL TIME BEST』をリリースした。

2026年の最新動向[編集]

  • TEAM NACS 30周年:旗揚げ公演の初日である2026年3月7日に30周年を迎えた。メンバーの森崎博之は、結成60周年となる2056年の「解散公演」を目標に掲げている。
  • 大泉洋リサイタル2-リベンジ-:「芸能生活30周年記念」と銘打ち、2026年5月〜6月に札幌(北海きたえーる)、神戸(神戸ワールド記念ホール)、横浜(横浜アリーナ)でアリーナツアーを行った。
  • 水曜どうでしょう 2026最新作:2026年3〜4月に撮影され、9月5日・6日の「水曜どうでしょう祭UNITE2026」で先行上映された。地上波初放送は2027年春ごろの予定で、放送直後にメイキングを含むディレクターズカット版が「Netflix完全版」としてNetflixで世界独占配信される予定と発表されている。
  • 『俺たちの箱根駅伝』:池井戸潤の小説を原作とする日本テレビ系の連続ドラマに主演し、箱根駅伝の中継を担うテレビ局のチーフプロデューサー・徳重亮を演じる。2026年1月3日、箱根駅伝関連番組の中で主演が生発表された。放送は2026年10月10日スタートで毎週土曜21時。共演は伊藤沙莉、山下智久、石丸幹二、小日向文世、生瀬勝久ら。主題歌は桑田佳祐の書き下ろしで、大ファンの大泉は「夢って叶うんだ!」と喜びのコメントを出した。
  • 『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』:シリーズ第4作で、前作から9年ぶりとなる新作。監督は白石和彌、脚本は古沢良太と須藤泰司、ヒロインは鈴木京香。2026年12月25日公開予定で、第39回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門への出品も予定されている。

受賞[編集]

日本アカデミー賞では以下の優秀賞を受賞している。

  • 優秀主演男優賞:『探偵はBARにいる』(2012年)、『駆込み女と駆出し男』(2016年)、『探偵はBARにいる3』(2018年)、『月の満ち欠け』(2023年)
  • 優秀助演男優賞:『こんにちは、母さん』(2024年)

また『駆込み女と駆出し男』ではブルーリボン賞主演男優賞も獲得した。

炎上とバズ[編集]

『鎌倉殿の13人』放送中の2022年、「全部大泉のせい」というフレーズがSNSで広まった。発端は主人公・北条義時を演じた小栗旬で、役に入り込むあまり「大泉さんさえいなければみんな生き残れるのに」と考え、撮影現場でマスクに「全部大泉のせい」と書いていたという。小栗がテレビでこのエピソードを明かすと、非情な頼朝の振る舞いに翻弄される視聴者の合言葉になった。頼朝が落馬する第25回(2022年6月26日放送)の後には、一転して「ありがとう」と大泉の好演をたたえる声が多く上がった。

余談[編集]

  • 天然パーマの髪がトレードマーク。物真似が得意で、レパートリーは60人以上とされる。趣味は料理。
  • 『水曜どうでしょう』2026最新作の企画は、2024年8月に札幌で開かれた「首脳会議」(という名の飲み会)で、わずか2時間で決まったとされる。藤村ディレクターが口にした「異国の空の下」という言葉から、海外ロケであることがほのめかされた。
  • 紅白で歌った「あの空に立つ塔のように」は、大泉の故郷の塔をモチーフに、若い男女に思いをはせる郷愁のバラードとされる。
  • 『俺たちの箱根駅伝』の主題歌を担当する桑田佳祐は、大泉が長年ファンを公言してきた人物で、自身の主演ドラマで主題歌を歌ってもらうのが「夢だった」という。
  • 『海に眠るダイヤモンド』などを手がけた野木亜紀子は、『ちょっとだけエスパー』の主人公・文太に大泉の魅力を詰め込んだと語っている。

外部リンク[編集]

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