| Takeo Gozu ごづ たけお | |
|---|---|
![]() 初の著書『生涯現役』刊行を伝える記事の写真(2026年2月。出典:KAI-YOU) | |
| 本名 | 小林直治 |
| 誕生日 | 1948年2月7日 |
| 年齢 | 78歳 |
| 出身地 | 新潟県水原(現・阿賀野市) |
| 国籍 | 日本 |
| 家族 | 6男6女の12人きょうだいの末っ子 |
| 学歴 | 自動車整備の専門学校(高校卒業後に進学) |
| 職業 | 俳優 |
| 活動期間 | 1970年前後(青年劇場養成所入所) - |
| 代表的な実績 | Netflix『地面師たち』佐々木(地主・島崎になりすます老人)役、映画『凶悪』『図鑑に載ってない虫』、ドラマ『虎に翼』『ガンニバル』 |
| 事務所 | GMBプロダクション(2007年 - ) |
| 関連活動 | 劇団青年劇場(旧所属) |
| 別名 | 小林直治(劇団時代の名義) |
| あだ名 | 直ちゃん(親族から)、ライフのほうが安い爺(ネット上) |
| その他 | 著書『生涯現役』(游藝舎、2026年) |
概要[編集]
五頭岳夫(ごづ たけお)とは、新潟県出身の日本の俳優である。1948年2月7日生まれ。劇団・青年劇場の舞台俳優、エキストラ時代を経て、2024年配信のNetflixドラマ『地面師たち』で地主になりすます老人を演じ、「ライフのほうが安いので」のセリフがネットミーム化。76歳にしてブレイクした「超遅咲き俳優」として知られる。GMBプロダクション所属。
詳細[編集]
「ワンデイ・ワンシーン俳優」[編集]
五頭岳夫を語るうえで外せないキーワードが、本人が掲げる「ワンデイ・ワンシーン」(インタビューによっては「Oneday、OneScene役者」)である。出演の多くは、撮影が1日で終わる1シーンだけの役。主役を張るタイプではないと自覚したうえで、「1日の1シーンにどうインパクトを残すか」を追求してきた、と本人は繰り返し語っている。
ホームレス、なりすましの老人、地方の地主――といった役柄が多いが、自前の帽子を持ち込んだり、腰の曲げ角度で人物の印象を変えたりと、短い出番のなかで細かく作り込むのが持ち味。その積み重ねが、別の現場のメイクや衣装スタッフから「あのとき一緒でしたよね」と声をかけられることにつながったという。
芸名の由来[編集]
芸名の「五頭」は、故郷・新潟の山並みである五頭連峰から取ったもの。青年劇場で舞台に立っていた頃は本名の「小林直治」で活動していたが、大病から回復した55歳の頃に改名した(2024年の週刊女性PRIMEの記事では改名前の名前を「小林直二」と表記している)。本人は改名について「名前も何も、もう全部捨てました」と振り返っている。
ちなみに読みは「ごとう」ではなく「ごづ」である。
76歳でのブレイク[編集]
2024年7月にNetflixで配信された大根仁監督のドラマ『地面師たち』で、本物の地主・島崎健一になりすます老人・佐々木を演じたことで一気に知名度が上がった。劇中で不動産会社の担当者に買い物先を聞かれて答える「ライフへよく行きます。ライフのほうが安いので」というセリフがSNSでバズり、本人の画像をプリントしたTシャツまで作られた。
本人いわく、それまで450人ほどだったXのフォロワーは、短期間で5000〜6000人近くに増加。仕事量も年収も「すべてが3倍になった」といい、「180度どころじゃなく、人生が540度変わった」と冗談めかして語っている。
経歴[編集]
12人きょうだいの末っ子として[編集]
1948年2月、新潟県水原に生まれる。6男6女の12人きょうだいの末っ子で、のちに仏壇の掛け軸の裏から水子2人の名前が見つかり、実際には14人が生まれていたことを知ったという。長姉は大正12年生まれで五頭とは「ふた回り以上」離れており、2026年の取材時点で102歳。長男は昭和8年生まれで、きょうだいはほぼ2年おきに並んでいた。
生まれた年の8月、父が飲酒の後に亡くなった。母によれば苦しまずに逝ったというが、五頭本人には父の記憶はなく、床の間の肖像画だけが父の姿だという。実家は小作農家で、出生の2年前の農地改革で地主から田を買う必要があったものの資金がなかった。長姉は芸妓として花柳界に入り、次姉は紡績工場で働くなど、上のきょうだいが家計を支えた。本人は「父がいなかったから、母と姉たちと兄たちの背中だけを見て育ちました」と語っている。
演劇との出会い[編集]
小中学校の教師の影響で芝居に興味を持ち、学芸会ではなぜかお年寄りの役ばかり演じていた。小学校では生徒会長を務め、高校時代には「NHKのど自慢」で新潟県3位になったこともある。高校では市民劇団の団員と出会ったことをきっかけに演劇サークルを立ち上げ、文化祭などで活動した。
もともとは芸能界にも憧れたが、橋幸夫・舟木一夫・西郷輝彦・三田明といった当時のスターとは違う容姿だと自覚し、「さすがに自分にはムリだとわかっていて、舞台に進んだのも正直なところ」だという。
会社員から劇団へ[編集]
高校卒業後は演劇学校への進学を考えたが、エンジニアかサラリーマンになってほしいと願う母に反対され、上京して自動車整備の専門学校へ。卒業後はトヨペット(カーディーラー)に就職した。整備士は勤務時間が不規則で養成所通いに支障が出たため、約5年後に9時〜5時の事務職へ転職。約80人の応募者の中から採用された理由は「字がきれいだったから」で、小学校時代に習字をよくやらされていたのが役に立ったという。
その間も「いつかは絶対に演劇の世界へ」という思いは消えず、文学座、民藝、俳優座の養成所を受けるもいずれも不合格。21〜22歳頃に青年劇場の養成所へ途中入所し、2年間学んで劇団に入団した。母は「もう勝手にしなさい」という反応で、何年も実家に帰らなかった時期もあったという。
青年劇場の舞台俳優として[編集]
青年劇場では学校公演を中心に全国を巡演。母校の中学・高校での学校公演で主役を務めたこともあり、「これは嬉しかったですね」と振り返っている。29歳頃には舞台で中学3年生の役を演じた写真も残っている。
劇団時代は観客からの手紙に必ずお礼の返事を書いていたといい、この習慣はのちのSNSでのまめな返信につながっている。また、劇団の巡演で得られる収入や、いわゆる「あご・あし・まくら」(食事・交通・宿泊)のおかげで生活は何とか回っていたとも語っている。
顎骨骨髄炎と胃がん[編集]
1985年、37歳のとき、旅公演で熊本に滞在中に歯のぐらつきに気づき、歯科医から「すぐ帰って大学病院で精密検査を受けなさい」と告げられる。診断は顎骨骨髄炎で、左下顎を切除することになった。
最初は東大病院にかかったが、切除後にプレートで補わない方式に不安を覚え、セカンドオピニオンを経て、プレートで補完する方式を採る慶應病院で治療を受けた。ところがプレートを入れて約3か月後に舞台に復帰すると、発声や口の開け閉めでボルトが緩み、プレートが外れるトラブルが続発。手術を何度も繰り返し、最終的に太いチタンを入れて落ち着いたものの、脳の近くに破片が1つ残った。形成外科・脳外科・歯科の医師が協議した結果「残しておくしかない」となり、現在もMRIは撮れないという。
さらに42歳で胃がんが見つかり、胃を摘出(2024年の週刊女性PRIMEでは「胃の半分を切除」、2026年の文春オンラインでは「全摘」と報じられている)。顎と合わせて2〜3年で計8回の手術を受け、体重は20キロ減った。医師からは舞台俳優をやめて別の仕事に就くよう勧められた。
劇団を離れて[編集]
劇団側は裏方や友の会(会員約3000人)の対応といった仕事を用意して引き止めたが、劇団で65歳定年制が導入されたことも重なり、本人は「舞台に立てないならやめます」と退団を決意。「スポットライトを浴びずに裏方に回るということが、どうしても受け入れられない」と当時の心境を語っている。
治療後には約半年かけて海外を放浪。サンフランシスコを起点にロサンゼルス、ニューオーリンズ、ニューヨーク(ブロードウェイ観劇)、ナイアガラの滝を巡り、ヨーロッパではユーレイルパスでローマ、フィレンツェ、ベネチア、オーストリア、スペインを回った。サグラダ・ファミリアを前にして「なんて自分はちっぽけなんだろう」と感じたという。
エキストラ時代と借金250万円[編集]
元号が昭和から平成に変わった頃から、体調が回復するまでの約10年間は、時間の融通がきくエキストラとして映像の仕事を続けた。この時期には『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』『白夜行』などにエキストラとして参加している。
生活費の足しにコンビニで23時から翌朝7時までの夜勤もしており、廃棄の食品をもらって朝の稽古に持っていったこともあったが、本人は「そんな生活が楽しかった」と話す。劇団時代の借金と入退院中の生活費で、きょうだいからの借金は「250万ぐらいはありましたね」というが、のちに完済。逆にきょうだいから借りたいと頼まれたこともあり、「持ちつ持たれつ」の関係だったという。
事務所所属と映像俳優としての再出発[編集]
55歳頃に体調が回復して「五頭岳夫」に改名。2007年、GMBプロダクションが俳優のマネジメントを始めたことを機に所属俳優として契約した。所属後最初の出演作は、三木聡監督の映画『図鑑に載ってない虫』(2007年)。以降、ホームレス役のオファーが続くようになる。
テレビドラマでも『アンナチュラル』(TBS)、『HERO』第2シリーズ(TBS)、『GTO』(2014年版)、『最高の離婚』(フジテレビ)、『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日)などにゲスト出演を重ねた。大根仁監督とは、ドラマ『リバースエッジ 大川端探偵社』で初めて仕事をしている。
『地面師たち』以降[編集]
2024年の『地面師たち』でブレイクした後は、NHK連続テレビ小説『虎に翼』、大河ドラマ『豊臣兄弟!』、WOWOW『シリウスの反証』、Netflix『地獄に堕ちるわよ』など話題作への出演が相次いだ。バラエティでも『水曜日のダウンタウン』やNetflix版『罵倒村』に出演している。
2025年1月には、CAMPFIREでクラウドファンディングを立ち上げ、CDデビューを目指すことを発表した(募集期間は2024年12月27日〜2025年2月28日)。リターンには、本人が支援者のためだけに歌う20万円のコースまで用意された。
2026年2月7日、78歳の誕生日に初の著書『生涯現役』(游藝舎、164ページ)の予約受付を開始し、同月28日に発売。医師から引退を勧められた経験と、そこからの復活が綴られている。同年7月には文春オンラインで全5回のロングインタビューが公開された。
『地面師たち』と佐々木役[編集]
当て書きのオファー[編集]
『地面師たち』は、新庄耕の小説を原作に大根仁が監督・脚本を務めたNetflixオリジナルドラマで、綾野剛と豊川悦司が主演。五頭はオーディションではなく直接出演を依頼された。大根監督とは以前から仕事上のつながりがあり、最初のキャスティングリストにも名前が載っていたという。監督からは「五頭さんに当て書きした」と言われ、本人は「役者冥利に尽きましたね」と喜んでいる。
演じたのは、地面師グループに雇われ、本物の地主・島崎健一になりすます老人・佐々木。役作りについては「やや認知症の症状が出ているような雰囲気を出すようにしました」と明かしている。また、映画『凶悪』で地方に土地を持つ人物を演じた際に作ったキャラクターが、この佐々木に引き継がれているとも語っている。
撮影の裏話[編集]
なりすましの本人確認の場面で、干支を聞かれた佐々木が写真を手に取り指で合図する演技は、綾野剛の提案から生まれたもの。五頭はこれを「役者同士のキャッチボール」のようだったと振り返る。
一方、「ライフのほうが安い」と答える場面では、仕込んだイヤホンから実際に豊川悦司の声が聞こえてきて、思わず声を上げた驚きをそのまま芝居に生かしたという。大根監督から何度もダメ出しを受けて開き直ったことで、かえってリアリティが増したとも語っている。
共演者については「綾野さんにはフレンドリーに接してもらいました」「豊川さんは一目置かなきゃいけないなという感じで」とコメント。1日で全シーンを撮り終える出演形態のため、共演者と深くコミュニケーションを取る機会は少ないのが実情だという。
出演作一覧[編集]
※ 報道・各種データベースで確認できたものの抜粋。
テレビドラマ・配信ドラマ[編集]
| 年 | 作品名 | 局・配信 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1990年代〜2000年代 | 池袋ウエストゲートパーク/木更津キャッツアイ/白夜行 | TBS | エキストラ時代 |
| 2009 | アタシんちの男子 | フジテレビ | 第5話 |
| 2010 | SPEC | TBS | 第5話 |
| 2012 | PRICELESS | フジテレビ | 複数話 |
| 2013 | 最高の離婚 | フジテレビ | 第4話・第10話 |
| 2013 | 独身貴族 | フジテレビ | 第9話 |
| 2014 | 烈車戦隊トッキュウジャー | テレビ朝日 | 第5話 |
| 2014 | HERO(第2シリーズ) | TBS | 第6話 |
| 2014 | GTO(2014年版) | 関西テレビ | 第7話 |
| 2015 | ウロボロス | TBS | 第3話 |
| 2015 | エンジェル・ハート | 日本テレビ | 第3話 |
| 2018 | アンナチュラル | TBS | 第5話 |
| 2022 | ガンニバル | ディズニープラス | |
| 2024 | 地面師たち | Netflix | 佐々木役。ブレイク作 |
| 2024 | 虎に翼 | NHK | 連続テレビ小説 |
| 2025 | 霧尾ファンクラブ | 日本テレビ | 三好虎之介役 |
| 2025 | 母の待つ里 | NHK総合 | ノリスケ役 |
| 2025 | ワカコ酒 Season9 | ゲスト | |
| 2025 | 大追跡 | テレビ朝日 | 第2話 |
| 2026 | 豊臣兄弟! | NHK | 大河ドラマ |
| 2026 | 連続ドラマW シリウスの反証 | WOWOW | |
| 2026 | 路地裏ホテル | Lemino | |
| 2026 | 地獄に堕ちるわよ | Netflix | 4月27日配信開始 |
このほか、『笑ゥせぇるすまん』にも出演。篠原涼子主演ドラマ『パンチドランクウーマン2』(本人インタビューでの表記)にはレギュラーで出演し、囚人役の共演者たちと盛り上がれたのが「すごくうれしかった」と語っている。
映画[編集]
| 公開年 | 作品名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1970年代 | 砂の器/八甲田山/八つ墓村 | 週刊女性PRIMEで出演作として紹介 |
| 2007 | 図鑑に載ってない虫 | 三木聡監督。事務所所属後の初出演作 |
| 2013 | 凶悪 | 地方に土地を持つ人物役 |
| 2018 | 教誨師 | |
| 2018 | 万引き家族 | |
| 2019 | 翔んで埼玉 | |
| 2020 | 罪の声 | |
| 2021 | 街の上で | |
| 2023 | 最後まで行く | |
| 2024 | 若武者 | |
| 2024 | 正体 | |
| 2026 | 夜勤事件 | 2月20日公開 |
| 2026 | 君が最後に遺した歌 | 3月20日公開。主演は道枝駿佑 |
このほか、映画ナタリーには『石がある』『車軸』『こわれること いきること』『この日々が凪いだら』『眠る虫』などが出演作として登録されている。
バラエティ[編集]
- 『水曜日のダウンタウン』(TBS)
- 『罵倒村』(Netflix版)
書籍[編集]
- 『生涯現役』(游藝舎、2026年2月28日、1,650円)- 初の著書。序章と第一章〜第四章で構成。
人物[編集]
演技スタイル[編集]
「ホームレス役となると、みんなパターン化してしまいがちです」と語り、街で見かけた人の表情や動きを観察して「この人のこの表情、この人のこの動き」といった引き出しを溜めておくのが自分流。劇場や映画館に足を運んで生の芝居やスクリーンから刺激を受けることも重視しており、映画はタブレットではなく劇場で観るべきだという考えを持つ。
「老け顔」との付き合い方[編集]
若い頃、先輩俳優から「お前は絶対、ある年代になって老け顔になってきたら化けるかもな」と言われたことが、俳優を続ける原動力の一つになった。本人は自分を「貧相な顔立ち」と表現し、「私みたいな容姿の役者が映像に出ると役柄がある程度決まってしまう」と冷静に分析している。大家族の中で「駄々をこねていられない」「大人にならなければいけない」という気概が顔や振る舞いに出ていたのでは、とも語る。
SNSでの交流[編集]
76歳の時点で、SNSで自分の名前を見つけるとまめに返信し、フォローされたらフォローを返していた。本人いわく「劇団時代にお礼の手紙をお返ししていたのと同じ気持ちなんです」。今後はこれまでの告知中心の投稿から一歩進めて、劇団時代の話を書き残したいとしている。
生活習慣[編集]
タバコはハイライト一筋。胃がないため酒はできるだけ控えているが、つい飲んでしまうこともあるという。毎朝お参りをして「今日も生かしてくれてありがとうね」と、親やきょうだい、世話になった人の名前を唱えるのが長年の日課。75歳で後期高齢者になった頃から足腰の衰えを感じ、「杖はまだ使いたくない」とスクワットに励んでいる。「ジッとしているのが嫌いな性分」で、取材当日も草むしりを済ませてから衣装合わせに向かったという。
インタビューでの発言[編集]
- 「リアルに演じたら、バズっちゃって(笑)」――『地面師たち』の反響について(週刊女性PRIME、2024年)
- 「医者は“もうやめなさい、次の仕事を探しなさい”と言うんだけど、もう40過ぎてるしね、潰しがききませんよ(笑)」――病気と引退勧告について
- 「だって人間、人生は一生に一回だから、自分が生きたなって証しが欲しかったんでしょう」――俳優を続けた理由について
- 「苦しいと思ったことが、不思議とないんですよ」――エキストラ・夜勤時代について(文春オンライン、2026年)
- 「どこが健常者でどこが障がい者なのか、境なんてないんじゃないか」――闘病と旅を経ての実感
- 「続けられる限りは続けますよ」「もうこれ以外の道はないと決めて、その気持ちは変わっていません」――42歳以降、引退を考えたことはないという
- 「来るものしか仕事はできませんけれど、よほどのことがない限りはどんな役でもやります」
- 「ここからどう引き出しを広げていけるか、増やしていけるかを考え続けることが、俳優として大事なんじゃないですかね」――ホームレス役のイメージについて
- 「自分が経験してきた演劇の世界のことを言葉に残していきたい」――「新劇」という言葉が若い世代に通じなくなっていることを受けて
炎上とバズ[編集]
炎上の報道は見当たらない。一方でバズについては、『地面師たち』配信後、佐々木が不動産会社の担当者に「買い物は家から駅へ向かうとピーコックがあるのですが…外苑西通りを渡ったところにあるLIFEへよく行きます。LIFEのほうが…安いので…」と答えるシーンが大きな話題に。SNSでは「ライフのほうが安い爺」と呼ばれ、ネットミームとしてあちこちで使われた。
本人もこの盛り上がりに乗っており、2024年10月にはドラマのセリフを再現したプライベートショットを公開。ABEMA TIMESの記事によれば、買い物の目当ては「アジフライ」だという。Netflixで一気見できる配信形態だったことが口コミの広がりにつながった、と本人は分析している。
ただし、街で「地面師の人だ」と声をかけられるのは嬉しい半面、「五頭岳夫だ」と呼ばれたい気持ちもあるとのこと。ホームレス役のイメージから抜け出し、「他の役もできるんだぞ」と示したいとも語っている。また、急に収入が増えたことで確定申告に頭を悩ませ、「有名税」「うれしい悲鳴」とこぼしている。
余談[編集]
- 子どもの頃から学芸会ではお年寄り役ばかりだったといい、「老け役」は筋金入りである。
- 劇団員時代、29歳で中学3年生の役を演じたこともある。舞台ならではの配役である。
- 脳の近くにチタンの破片が残っているため、現場では「MRIだけは勘弁してください」と伝えているという。
- 親族からは今も本名にちなんで「直ちゃん」と呼ばれているらしい。
- 2026年2月には、生成AIサービス「PixAI」で若き日の写真をアニメ風にする企画に78歳で初挑戦したと報じられた。
- ネット上では「ライフ」という単語を見るだけで五頭の顔が浮かぶ、という声もあるとされる。
