虎に翼
The Tiger and Her Wings
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主演の伊藤沙莉(2019年、東京国際映画祭にて)(出典:ウィキメディア・コモンズ)
略称 とらつば
ジャンル 連続テレビ小説、法廷ドラマ、ヒューマンドラマ
放送シーズン 2024年度前期
放送期間 2024年4月1日 - 2024年9月27日
放送時間 月曜 - 金曜 8:00 - 8:15(NHK総合)
話数 全130回(26週)
放送国家 日本
言語 日本語
放送局 NHK総合、NHK BS、BSプレミアム4K
配信 NHKプラス、NHKオンデマンド、U-NEXT ほか
平均視聴率 16.8%(関東地区・世帯、ビデオリサーチ調べ)
制作
プロデューサー 石澤かおる、舟橋哲男、徳田祥子
演出 梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉、伊集院悠、相澤一樹、酒井悠 ほか
制作 NHK
脚本 吉田恵里香
音楽 森優太
出演者 伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、森田望智、土居志央梨、岩田剛典、戸塚純貴、松山ケンイチ、小林薫、岡田将生、滝藤賢一、沢村一樹 ほか(語り:尾野真千子)
その他
原作 なし(三淵嘉子をモデルとしたオリジナル作品)
関連番組 虎に翼スピンオフ 山田轟法律事務所(2026年)、劇場版『虎に翼』(2027年公開予定)
オープニング曲 米津玄師「さよーならまたいつか!」
外部リンク https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/

概要[編集]

虎に翼(とらにつばさ)とは、2024年4月から9月までNHKで放送された連続テレビ小説第110作である。日本初の女性弁護士の一人で、のちに女性初の判事・裁判所長となった三淵嘉子をモデルに、伊藤沙莉演じる猪爪寅子が法の世界で生き抜く姿を描いた。脚本は吉田恵里香。

詳細[編集]

タイトルの意味[編集]

「虎に翼」は、中国の思想書『韓非子』に由来することわざで、「ただでさえ強い者にさらに強さが加わる」という意味。主人公の名前「寅子(ともこ)」の「寅」と掛けたタイトルで、略称は「とらつば」としてSNSで定着した。

物語は昭和6年(1931年)の東京から始まり、女学生だった寅子が法律の道へ進み、戦争、新憲法、家庭裁判所の創設、原爆裁判、尊属殺の違憲判決といった昭和の司法史を駆け抜けていく。最終回は寅子の死から15年後の平成11年(1999年)が舞台で、男女共同参画社会基本法の施行にまで物語が届く構成になっている。

「はて?」と「スンッ」[編集]

寅子の口癖「はて?」は、納得できないことに出会ったときに首をかしげて発する一言で、作品のキャッチフレーズそのものになった。社会の「当たり前」に疑問を投げる合図として視聴者の間でも使われ、2024年の新語・流行語大賞にもノミネートされた。

対になる言葉が「スンッ」。言いたいことを飲み込み、感情を消して黙り込む女性たちの表情を擬音化したもので、劇中では母・はるや親友・花江らが「スンッ」とする場面が繰り返し描かれた。この二つのキーワードで作品のテーマを掴める、という分かりやすさもヒットの一因とされる。

語りと「朝ドラ受け」[編集]

語りを担当したのは、2011年度後期の朝ドラ『カーネーション』でヒロインを演じた尾野真千子。ただの解説ではなく寅子の心の声のように毒づいたりツッコんだりするスタイルで、初週から「心地よい」と話題になった。

直後に放送される『あさイチ』のMC陣による「朝ドラ受け」も毎朝の注目ポイントで、博多大吉が男性キャラクターの描かれ方について「そろそろ“いい男”出てきてほしいな」とこぼした場面などがネットニュースになった。

視聴率[編集]

期間平均視聴率は世帯16.8%(個人9.4%)で、前作『ブギウギ』の15.9%を0.9ポイント上回った。最終回(第130回、9月27日放送)は世帯18.7%(個人10.6%)を記録。近年では2021年度後期『カムカムエヴリバディ』の17.1%に次ぐ高い数字となった(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

制作[編集]

キャスティング[編集]

主演の伊藤沙莉は、2017年度前期『ひよっこ』以来2度目の朝ドラ出演。ヒロインはオーディションではなく、2022年末にNHKからオファーを受けて決まった。伊藤は子役時代から活動するベテランで、ハスキーボイスを活かしたナレーションやアニメ『映像研には手を出すな!』の声優としても知られる。

寅子の家族には石田ゆり子(母・はる)、岡部たかし(父・直言)、明律大学の仲間には土居志央梨、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、岩田剛典、戸塚純貴らが集まった。後半では岡田将生、滝藤賢一、沢村一樹らが合流し、法曹界のおじさんたちの群像劇としても厚みを増した。

脚本・吉田恵里香の狙い[編集]

脚本の吉田恵里香は、ドラマ『恋せぬふたり』などで知られる脚本家。インタビューでは「昔ながらの家族観を持っている人に多く観てもらえる朝ドラでこそ、家父長制の問題を問いたかった」と語っている。

一方で、偉人伝にしないことも重視しており、寅子にはあえて欠点を盛り込み「間違える主人公」として描いた。寅子一人をスーパーウーマンにしないため、女性が直面する壁を女子部の仲間たちに分散して背負わせたという。吉田自身が特に思い入れを持つキャラクターは山田よねで、「オリジナル作品を作ろうとすると、よねみたいな人物を描きたくなってしまう」と明かしている。

明律大学のモデル[編集]

寅子が学ぶ「明律大学」は、三淵嘉子の母校である明治大学がモデル。明治大学は1929年に専門部女子部を設置し、法科には93人が入学した。1948年時点で日本の女性弁護士18人のうち16人が明大女子部出身だったという記録もあり、ドラマ人気を受けて明治大学博物館では撮影で使われた衣装の展示が行われた。

あらすじ[編集]

女子部と高等試験(昭和6年〜13年)[編集]

昭和6年、女学校卒業を控えた猪爪寅子は、母・はるの勧めるお見合いに乗り気になれずにいた。下宿人の書生・佐田優三の夜学に弁当を届けたことをきっかけに法律の講義に触れ、法学者・穂高重親から明律大学女子部への進学を勧められる。

はるは当初大反対するが、娘を見下す言葉に怒り、六法全書を買い与えて進学を許す。女子部では華族令嬢の桜川涼子、年長の大庭梅子、朝鮮半島からの留学生・崔香淑、男装の山田よねらと出会う。父・直言が汚職事件「共亜事件」(帝人事件がモデル)で逮捕されるが、法廷で無罪を勝ち取ったことで、寅子は「法律は人を守るもの」と確信を深める。昭和13年、2度目の挑戦で高等試験に合格し、日本初の女性弁護士の一人となった。

戦争と喪失(昭和14年〜21年)[編集]

雲野法律事務所に所属したものの、「女性だから」と依頼はなかなか来ない。社会的信用を得るために結婚相手を探す寅子に、優三が名乗りを上げ、二人は結婚。昭和18年には娘・優未が生まれるが、仕事と妊娠の板挟みの中で寅子は弁護士の道からいったん離れる。

やがて優三が出征し、兄・直道は戦死。終戦後、優三も戦病死していたことが分かる。さらに父・直言も病で亡くなり、寅子は家族を失う悲しみの中で、焼け跡に立ち尽くすことになる。

新憲法と家庭裁判所(昭和22年〜26年)[編集]

日本国憲法第14条「すべて国民は、法の下に平等」に希望を見出した寅子は、司法省の民法調査室に嘱託として採用され、民法改正に携わる。続いて「2カ月で家庭裁判所を発足させる」という無茶な任務を負い、上司・多岐川幸四郎らと奔走。昭和24年1月1日に東京家庭裁判所が発足し、寅子は判事補に任命される。

戦災孤児や家庭の問題に向き合う中で、寅子はアメリカ視察も経験し、「家庭裁判所の母」と呼ばれる存在になっていく。

新潟と再婚(昭和27年〜30年)[編集]

昭和27年春、寅子は新潟地家裁三条支部へ赴任。地方の濃い人間関係の中で判事として成長し、再会した裁判官・星航一と心を通わせていく。二人は互いの姓や家の事情を考え、婚姻届を出さない形での再婚を選ぶ。

原爆裁判と尊属殺(昭和30年〜48年)[編集]

東京地裁に戻った寅子は、原爆被害者が国に賠償を求めた「原爆裁判」を担当する。判決で原爆投下は国際法違反と明言されるこのエピソードは、終盤の山場の一つとして描かれた。

その後、父親から長年虐待を受けた娘が起こした事件をめぐる「尊属殺重罰規定」の違憲訴訟が描かれ、昭和48年に最高裁大法廷で違憲判決が下される。少年法改正の議論では、かつての恩師・穂高と対立する場面もあった。

晩年と最終回[編集]

昭和49年春、寅子は横浜家庭裁判所の所長に就任。最終回は寅子の死から15年後の平成11年、優未の暮らしを通じて寅子の生きた証が描かれ、物語は幕を閉じた。伊藤沙莉は最終回について「一生を生き切った感じがした」と振り返っている。

主要登場人物[編集]

役名 俳優 役柄
猪爪寅子(佐田寅子) 伊藤沙莉 主人公。明律大学女子部から法曹界へ進み、弁護士、のち裁判官となる。口癖は「はて?」
猪爪はる 石田ゆり子 寅子の母。家計管理を完璧にこなす。当初は進学に反対するが、最大の理解者に
猪爪直言 岡部たかし 寅子の父。銀行員で、娘の夢を応援する。共亜事件で逮捕される
佐田優三 仲野太賀 猪爪家の書生。弁護士を目指していた。のちに寅子の最初の夫となる
猪爪花江 森田望智 寅子の親友で、兄・直道の妻
猪爪直道 上川周作 寅子の兄
猪爪直明 三山凌輝 寅子の弟
山田よね 土居志央梨 女子部の同級生。男装で、権力や差別に激しく怒る。のちに轟と法律事務所を開く
桜川涼子 桜井ユキ 女子部の同級生。英語堪能な華族の令嬢
大庭梅子 平岩紙 女子部の同級生で最年長。弁護士の妻
崔香淑 ハ・ヨンス 朝鮮半島からの留学生
花岡悟 岩田剛典 明律大学の男子学生。社交的
轟太一 戸塚純貴 明律大学の男子学生。熱血漢で、のちによねの相棒に
桂場等一郎 松山ケンイチ 裁判官。甘味処「竹もと」の常連で、のちに最高裁長官
穂高重親 小林薫 法学者。寅子の恩師
雲野六郎 塚地武雅 法律事務所の代表。寅子が最初に所属
星航一 岡田将生 裁判官。新潟で寅子の上司となり、のちに再婚相手に
多岐川幸四郎 滝藤賢一 家庭裁判所設立を主導する寅子の上司
久藤頼安 沢村一樹 裁判官。「ライアン」の愛称で呼ばれる
汐見圭 平埜生成 家庭裁判所設立に奔走する多岐川の部下
星朋彦 平田満 航一の父。初代最高裁判所長官
杉田太郎 高橋克実 新潟の弁護士

史実との関係[編集]

モデル・三淵嘉子の生涯[編集]

三淵嘉子は1914年、シンガポール生まれ。名前の「嘉」はシンガポールの漢字表記「新嘉坡」に由来する。父・武藤貞雄は台湾銀行勤務の実業家だった。東京女子高等師範学校附属高等女学校を経て明治大学専門部女子部法科に進み、1938年に高等試験司法科に中田正子・久米愛とともに合格。1940年に弁護士登録し、日本初の女性弁護士の一人となった。

1941年に和田芳夫と結婚し長男をもうけたが、夫は1946年に戦病死、弟の一郎も戦死している。戦後は司法省嘱託を経て1949年に東京地裁判事補となり、名古屋地裁では女性初の判事として勤務。1956年に初代最高裁長官・三淵忠彦の長男・三淵乾太郎と再婚した。1972年に新潟家庭裁判所長(女性初の家庭裁判所長)、浦和家裁所長を経て、1978年に横浜家裁所長。1979年に定年退官し、1984年に69歳で亡くなっている。

ドラマとの違い[編集]

ドラマはあくまで「三淵嘉子をモデルにしたオリジナル作品」で、人名や設定は大きく変えられている。たとえば史実の嘉子の最初の子は長男だが、寅子の子は娘・優未。再婚相手の星航一は三淵乾太郎がモデルで、父・星朋彦は三淵忠彦に対応するが、史実では乾太郎とは正式に結婚している。新潟での出会いもドラマ独自の脚色である。

一方で原爆裁判(1963年判決で「原爆投下は国際法違反」と明言)への関与は史実に基づく。嘉子は東京地裁の担当裁判官の一人で、長く忘れられていたこの裁判が朝ドラで取り上げられたことで、判決文そのものに改めて注目が集まった。なお尊属殺重罰規定の違憲判決(1973年)は史実の嘉子が直接担当したものではなく、ドラマでは寅子の周辺の物語として組み込まれている。

主題歌[編集]

主題歌は米津玄師が書き下ろした「さよーならまたいつか!」。2024年4月8日に配信リリースされ、Billboard JAPANのダウンロード・ソング・チャートで初登場1位を記録した。朝ドラの主題歌でありながら、朝から「さよーなら」と歌い出す異色のタイトルが話題になった。

ストリーミングでも長く聴かれ続け、2026年4月にはオリコン週間ストリーミングランキングで累積再生数3億回を突破。米津玄師にとって5作目の3億回突破曲となった。2025年10月にはミュージックビデオのYouTube再生回数も1億回を突破している。

2024年大晦日の第75回NHK紅白歌合戦では、米津玄師が6年ぶりに出場してこの曲を歌唱。ドラマのスピンオフ特別編と連動した演出で、伊藤沙莉やハ・ヨンスら法学部生をバックにタイトルバックを再現した。なお伊藤沙莉はこの年の紅白で司会も務めている。

評価・受賞[編集]

主な受賞[編集]

  • 第121回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(伊藤沙莉)
  • VOGUE JAPAN「THE ONES TO WATCH 2024」(伊藤沙莉)
  • 2024年 新語・流行語大賞 ノミネート(「はて?」)
  • 第62回ギャラクシー賞 テレビ部門 大賞(2025年6月発表)
  • 第51回放送文化基金賞 最優秀賞、演技賞(伊藤沙莉)

ギャラクシー賞では、ヒロインの口癖「はて?」を通じて社会の矛盾に向き合った点が評価された。放送文化基金賞の授賞式には、森田望智と土居志央梨も駆けつけて祝福し、伊藤は「『虎に翼』は生涯の財産」と涙ながらに語った。

作品の評価[編集]

女性差別、家父長制、戦争、植民地出身者への差別、性的マイノリティ、少年犯罪など、朝ドラとしては異例なほど多くの社会問題に正面から触れた作品として評価された。一方で「詰め込みすぎ」「説教くさい」といった声や、男性キャラクターの描き方に対する違和感もあり、放送中は賛否の議論が絶えなかった。ただし議論そのものが「とらつば」の盛り上がりを支えたとも言える。

炎上とバズ[編集]

放送中はほぼ毎日、Xで「#虎に翼」がトレンド入りし、視聴者による考察や感想の投稿が大量に流れた。とくに「スンッ」「はて?」は日常会話にも広がり、ネット発の流行語となった。

一方で、轟太一が同性愛者であることが描かれ、パートナーが登場するエピソードの放送後には、「思想の押し付け」といった批判と、それに反論する声がSNSで対立した。脚本の吉田恵里香は自身のSNSで、劇中のセクシャリティについて「同性愛は設定でもなんでもない」とする長文の説明を投稿し、これも議論を呼んだ。

序盤の男性キャラクターの描き方をめぐっては、前述の博多大吉の「朝ドラ受け」コメントが「男性視聴者のモヤモヤを代弁した」として拡散。作品がネット上のフェミニズム論争に巻き込まれる危うさを指摘するメディア記事も出た。

スピンオフ・配信状況[編集]

紅白特別編[編集]

2024年12月31日の第75回紅白歌合戦の中で、スピンオフの特別編が放送された。法学部生時代の寅子たちを中心にした「年の瀬の物語」で、米津玄師の歌唱へとつながる構成だった。

山田轟法律事務所[編集]

2025年10月にスピンオフドラマの制作が発表され、2026年3月20日にNHK総合で『虎に翼スピンオフ 山田轟法律事務所』(72分)が放送された。主人公は山田よね(土居志央梨)で、戦後の焼け跡の上野を舞台に、よねと轟太一(戸塚純貴)が法律事務所を構えるまでの、本編では描かれなかったエピソードを描く。

本編よりもダークなトーンで、放送当夜はXでトレンド1位を獲得。「スピンオフありがとう」「また会えてよかった」と反響が相次いだ。吉田恵里香は「“正しく怒る”ことの大切さ」をテーマに挙げ、土居志央梨は「一番喜んでいるのは私」とコメントしている。BSプレミアム4Kでも3月29日に放送された。

配信[編集]

本編はNHKオンデマンドで配信されており、NHKオンデマンドのパックを扱うU-NEXTのほか、J:COM STREAMなどでも視聴できる。2026年9月時点でNetflix、Amazonプライム・ビデオ、Hulu、Disney+などでの配信は確認されていない。スピンオフは放送時にNHK ONEで同時・見逃し配信が行われた。

2026年時点の話題[編集]

劇場版の製作[編集]

2026年1月28日、映画化が発表された。タイトルは劇場版『虎に翼』で、2027年1月15日に東宝配給で公開予定。50年を超える朝ドラの歴史で、主演キャストが続投して映画化されるのは史上初で、朝ドラの映画化自体も27年ぶりとされる。

総集編や再編集版ではなく完全オリジナルストーリーで、キャッチコピーは「日本初の女性弁護士・裁判官 寅子が挑む最後の事件」。舞台は1979年、裁判所長を退官して隠居生活を宣言した寅子が、男女平等問題専門家会議の座長や母校の法制史ゼミ講師を引き受けて奔走する中、沖縄出身の学生と出会う物語になる。これは史実の三淵嘉子が1979年に労働省の男女平等問題専門家会議座長に就いたこととも重なる。

再集結するキャスト[編集]

監督は本編でも演出を手がけた梛川善郎、脚本は吉田恵里香、音楽は森優太と、主要スタッフが続投。キャストは伊藤沙莉のほか岡田将生、森田望智、土居志央梨、戸塚純貴、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンスらが再集結し、新キャストとして南沙良、髙嶋政宏、内田有紀、松本幸四郎らが加わる。2026年8月に公開日と追加キャストが発表され、予告編も公開された。

梛川監督は「寅子がいつも口にする『はて』という台詞は、一旦立ち止まり、共に考えませんかという投げかけ」と語り、映画もそうした役割を果たしてほしいとコメントしている。

余談[編集]

  • 伊藤沙莉の名前は「さり」ではなく「さいり」と読む。兄はお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介で、伊藤は放送終了後の2025年1月、自身のラジオ番組で劇作家・蓬莱竜太との結婚を発表した。
  • 語りの尾野真千子は『カーネーション』のヒロイン。朝ドラヒロイン経験者が「心の声」担当という贅沢な布陣だった。
  • 前作『ブギウギ』で菊地凛子が演じた歌手・茨田りつ子が『虎に翼』にも登場し、朝ドラ同士のクロスオーバーとして話題になった。
  • 桂場等一郎(松山ケンイチ)は甘味処「竹もと」の団子が大好物という設定で、団子を食べる顔の芝居がSNSで毎回のように注目された。
  • 三淵嘉子の名前の「嘉」は、生まれた国シンガポールの漢字表記「新嘉坡」から取られている。
  • 朝ドラで主演が続投して映画化されるのは史上初。寅子は2027年、スクリーンで再び「はて?」と首をかしげることになる。

外部リンク[編集]

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