リーガル・ハイ
Legal High
ジャンル 法廷コメディ
放送期間 第1期:2012年4月17日 - 6月26日/第2期:2013年10月9日 - 12月18日
放送時間 第1期:火曜21時/第2期:水曜22時
話数 全21話(第1期11話・第2期10話)+スペシャル2本
放送国家 日本
言語 日本語
放送局 フジテレビ
配信 FOD(2026年8月より見放題)
平均視聴率 第1期 12.5%/第2期 18.4%(関東地区)
制作
プロデューサー 成河広明、稲田秀樹
演出 石川淳一、城宝秀則
制作 フジテレビ、共同テレビ
脚本 古沢良太
音楽 林ゆうき
出演者 堺雅人、新垣結衣、生瀬勝久、小池栄子、里見浩太朗、岡田将生 ほか
その他
原作 オリジナル
エンディング曲 第1期:PES「女神のKISS」/第2期:RIP SLYME「SLY」(主題歌)

概要[編集]

リーガル・ハイとは、フジテレビ系で2012年と2013年に放送された日本の法廷コメディテレビドラマである。脚本は古沢良太のオリジナル。訴訟で負けなしだが性格は最悪の弁護士・古美門研介(堺雅人)と、正義感に燃える新米弁護士・黛真知子(新垣結衣)の凸凹コンビが、毒舌と屁理屈で裁判をひっくり返していく。

詳細[編集]

第1期は2012年4月17日、フジテレビの火曜21時枠でスタート。「弁護士ドラマ史上、最も笑えるリーガルコメディ」をうたい、堺雅人にとっては2010年7月期以来、約2年ぶりのフジテレビ連続ドラマ主演作となった。制作は共同テレビ、演出は石川淳一と城宝秀則、音楽は林ゆうき。

第1期の平均視聴率は12.5%。その後、2013年4月にスペシャル、同年10月には水曜22時枠で第2期が放送された。第2期の放送直前の2013年夏には、堺が主演したTBSの『半沢直樹』が社会現象となっていた。第2期は初回21.2%、全10話平均18.4%と第1期を大きく上回った。2014年11月には2本目のスペシャルが放送されている。

最大の見どころは、堺が演じる古美門の長ゼリフ。立て板に水の弁論で相手をやり込めるシーンは作品の名物となった。脚本の古沢良太はその後『コンフィデンスマンJP』などのヒット作を手がけている。

あらすじ[編集]

第1期(2012年)[編集]

訴訟で一度も負けたことのない敏腕弁護士・古美門研介は、勝つためなら手段を選ばず、高額の報酬しか受けない偏屈な男。そんな古美門の事務所に、ひょんなことから社会正義の使命に燃える新米弁護士・黛真知子が転がり込む。水と油の2人が、かつての古美門のボスで因縁の相手・三木長一郎率いる三木法律事務所と火花を散らしながら、さまざまな訴訟に挑む。

スペシャル(2013年4月)[編集]

いじめ問題がテーマ。公立中学校で屋上から転落し骨折した生徒の弁護を、古美門と黛が請け負う。ゲストとして北大路欣也が弁護士・勅使河原勲役で登場した。

第2期(2013年)[編集]

世間を騒がせた毒殺事件の被告人・安藤貴和(小雪)の弁護をきっかけに、古美門の前に新たなライバルとして、若き弁護士・羽生晴樹(岡田将生)が立ちはだかる。最終回では最高裁での勝訴直後、古美門らが弁護代理人を解雇され、差し戻し審で三木と羽生が再登場するという急展開を見せた。

スペシャル2(2014年11月)[編集]

巨大総合病院で死亡した患者をめぐるクレーム処理を依頼された古美門が、医療過誤による損害賠償請求をもくろむ「たかり弁護士」九條(大森南朋)と対決する。

登場人物・キャスト[編集]

古美門法律事務所[編集]

  • 古美門研介 - 堺雅人
主人公。訴訟勝率100%を誇るが、偏屈で毒舌、気分屋で超わがまま。
  • 黛真知子 - 新垣結衣
正義感あふれる新米弁護士。融通が利かず、古美門とは常に衝突する。
  • 服部 - 里見浩太朗
古美門法律事務所の事務員。
  • 加賀蘭丸 - 田口淳之介
古美門の調査員役。

三木法律事務所[編集]

  • 三木長一郎 - 生瀬勝久
古美門の元上司で宿敵。
三木の秘書。
  • 井手孝雄 - 矢野聖人

第2期の主な登場人物[編集]

  • 羽生晴樹 - 岡田将生
  • 本田ジェーン - 黒木華
  • 磯貝邦光 - 古舘寛治
  • 安藤貴和 - 小雪
  • 別府敏子 - 広末涼子(裁判官)

視聴率[編集]

数値はいずれもビデオリサーチ調べ・関東地区。

  • 第1期(2012年・全11話):期間平均12.5%
  • スペシャル(2013年4月):13.5%
  • 第2期(2013年・全10話):初回21.2%、最終回18.9%、期間平均18.38%(約18.4%)。全話で16%以上をキープした
  • スペシャル2(2014年11月22日):15.1%

第2期の各話は、初回21.2%から第2話16.8%、第3話18.5%と推移し、最終回(30分拡大)は18.9%で締めくくった。

受賞[編集]

  • 第79回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(2013年10月期):最優秀作品賞、主演男優賞(堺雅人)、助演男優賞(岡田将生)、助演女優賞(新垣結衣)
  • 第50回ギャラクシー賞 個人賞:堺雅人(『リーガル・ハイ』と『大奥〜誕生[有功・家光篇]』の演技が評価された)

配信状況と続編の話題[編集]

長らくサブスクリプションで配信されない「幻の名作」状態が続き、「どこで見れる?」はファンの定番の疑問になっていた。配信されなかった理由についてフジテレビは公式に説明しておらず、権利処理の問題などさまざまな推測が語られてきた。

続編については、第2期の放送前に堺が「今後ダラダラと続編で食いつないで行きたい」と冗談めかして語り、放送枠を9時→10時→11時と深くしていく構想まで披露していた。脚本の古沢良太も2018年、『コンフィデンスマンJP』の副音声で「またやりたいですよ、もちろんね」と発言しつつ、視聴者からのリクエストには「うるせえよって思います」と本音ものぞかせている。

2026年の動向[編集]

2026年8月27日前後から、FOD(FODプレミアム)で第1期・スペシャル・第2期・スペシャル2の全4作品が見放題配信を開始した。第1期の第1〜3話は無料公開された。配信開始の理由について、2026年9月時点で公式な説明は出ていない。

長年配信されなかった作品の突然の解禁は大きな話題となり、SNSやブログでは「今観てもやっぱり面白い」といった再評価の声が相次いだ。一方、Netflix、U-NEXT、Prime Videoなど他の主要サービスでは、2026年9月時点で配信は確認されていない。続編の制作発表は出ていない。

余談[編集]

  • 第1期の主題歌「女神のKISS」は、RIP SLYMEのMC・PESのソロデビュー曲。第2期ではRIP SLYME本体が「SLY」で主題歌を担当した。
  • 第2期は火曜21時から水曜22時へ枠を移しての放送となり、堺が冗談で語った「9時→10時」の構想が図らずも実現した形になった。
  • ギャラクシー賞の贈賞式で、普段の自分は古美門と『大奥』の有功のどちらに近いかを聞かれた堺は「二人の真ん中のやや有功より」と答えている。
  • 堺はギャラクシー賞受賞時、自身の演技について「基本的に台本どおり」と語り、脚本・原作に支えられたことへの感謝を述べている。

外部リンク[編集]

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