| いじめられっ子の悪役令嬢転生記 第2の人生も不幸だなんて冗談じゃないです! | |
|---|---|
| 作画 | 三嶋しょう子 |
| ジャンル | ロマンスファンタジー、悪役令嬢もの、乙女ゲーム転生もの |
| 出版社 | コアミックス(ゼノンコミックス) |
| 配信 | ピッコマ ほか |
| 原作 | 弥生真由(同名のウェブ小説) |
| その他 | キャラクター原案:弥生真由原作版 |
概要[編集]
いじめられっ子の悪役令嬢転生記 第2の人生も不幸だなんて冗談じゃないです!(いじめられっこのあくやくれいじょうてんせいき だいにのじんせいもふこうだなんてじょうだんじゃないです)とは、弥生真由による日本のウェブ小説を原作とするコミカライズ漫画である。前世でいじめられていた少女が乙女ゲームの悪役令嬢に転生し、待ち受ける「破滅フラグ」を回避しようと奮闘する、悪役令嬢もの・転生ものに分類されるロマンスファンタジーである。
詳細[編集]
原作は小説投稿サイト「エブリスタ」「小説家になろう」に発表されたウェブ小説で、なろう版は『いじめられっ子の悪役転生記 ~って、国ごと転覆!?冗談じゃないです!~』のタイトルで連載された。コミカライズは三嶋しょう子が作画を担当し、コアミックスのゼノンコミックスレーベルから単行本が刊行されている。日本ではピッコマをはじめコミックシーモア・BookWalker・ebookjapanなど各電子書店で配信され、試し読みや無料話も展開されている。
本作は、近年ピッコマやLINEマンガで一大ジャンルを築いた「悪役令嬢もの」の系譜に連なる作品である。韓国原作のウェブトゥーンである嫌われ公女は婚約破棄を待つや悪役のエンディングは死のみ、誰かが私に憑依したなどが同ジャンルの代表格として知られるが、本作は日本の女性向けウェブ小説を出発点とする点で、王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思いますやさよなら浮気な婚約者様、次のゲームで幸せになりますと同じ「和製・悪役令嬢もの」に位置づけられる。悲惨な前世を背負った主人公が「今度こそ幸せになる」という再生の物語は、悪女は2度生きるやよくある令嬢転生だと思ったのにとも通じるテーマを持つ。
あらすじ[編集]
高校の屋上でいじめを受けていた少女・日下部花音は、いじめっ子と揉み合ううちに不慮の事故で転落し、命を落としてしまう。目を覚ました先は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『恋の行く道』の世界で、花音はその世界の「悪役令嬢」フローラとして生まれ変わっていた。
フローラは六歳のときに前世の記憶を取り戻す。優しい両親に愛され、穏やかに暮らしていた彼女だったが、ゲームのシナリオ通りに進めば、いずれ物語のヒロインを妬んで断罪される「破滅」の運命が待っている。前世で理不尽な不幸を味わったフローラは「二度目の人生まで不幸だなんて冗談じゃない」と一念発起し、大切な家族を守り抜くために破滅フラグの回避へと動き出す。ところが、悪役らしく振る舞わない彼女の魅力は、かえって攻略対象の少年たちの心を惹きつけてしまう。
主な登場人物[編集]
フローラ 本作の主人公。乙女ゲーム『恋の行く道』の悪役令嬢に転生した少女で、前世は日下部花音。六歳で前世を思い出し、破滅の運命を避けるべく行動する。前向きで家族思いの性格。
ライト 攻略対象の一人。フローラと関わるうちに、悪役令嬢らしからぬ彼女の人柄に心を動かされていく。
マリン ゲームにおける正ヒロインにあたる少女。本来はフローラと対立する立場にある。
フライ フローラを支える相棒的存在。転生後の彼女の日常に寄り添う。
作品の特徴[編集]
「破滅フラグ回避」という悪役令嬢ものの王道を踏まえつつ、シリアスな断罪劇よりも、家族愛と主人公の前向きさを前面に押し出したコメディタッチの作風が特徴とされる。前世でいじめられ、不慮の死を遂げた少女が「二度目の人生こそ幸せに生きる」と誓う構図は、逆境からの再起というジャンル共通のカタルシスを備えている。韓国原作の重厚な宮廷劇である皇帝の一人娘や捨てられた皇妃と比べると、本作は日常のあたたかさとギャグ要素を重視した親しみやすいトーンに寄っているのが持ち味である。
余談[編集]
- 長いタイトルは近年の「なろう系」ライトノベル・コミカライズに典型的な、あらすじを兼ねたスタイルである。
- 同じ「悪役令嬢×破滅回避」を扱う作品でも、転生したら宿敵に溺愛されすぎて困りますのように恋愛比重の高いものから本作のように家族愛重視のものまで、作品ごとに色合いが異なる。
外部リンク[編集]
- ピッコマ 作品ページ
- コミックシーモア 作品ページ