デミルカ様はごりつよ悪役令嬢

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デミルカ様はごりつよ悪役令嬢 メンタル最強お嬢様は王子からの婚約破棄をぶっ潰します!
作画 鳩井文
ジャンル ロマンスファンタジー、悪役令嬢もの、コメディ
出版社 コアミックス(ゼノンコミックス)
配信 ピッコマ、コミックゼノン、まんがほっと ほか
略称 デミルカ様はごりつよ悪役令嬢
原作 天野アンジェラ(エブリスタ)
その他 コミックス全4巻


概要

デミルカ様はごりつよ悪役令嬢 メンタル最強お嬢様は王子からの婚約破棄をぶっ潰します!(デミルカさまはごりつよあくやくれいじょう メンタルさいきょうおじょうさまはおうじからのこんやくはきをぶっつぶします)とは、天野アンジェラ原作・鳩井文作画による日本のコミカライズ漫画である。王太子妃候補として育てられた公爵令嬢デミルカが、気弱な王子から突然の婚約破棄を告げられながらも、持ち前の「ごりつよ(ゴリゴリに強い)」精神力でまったく動じることなく、その破談の裏に隠された陰謀を暴いていく、悪役令嬢もののコメディ・ロマンスファンタジーである。

詳細

原作は天野アンジェラが小説投稿サイト「エブリスタ」に発表したウェブ小説で、ファンタジーコンテスト「悪役令嬢が登場する物語」で大賞を受賞し、「comico 女性向けマンガ原作大賞」でも最終候補に選出された、公募出身のヒット作である。コミカライズは鳩井文が作画を担当し、コアミックスの女性向けレーベル「ゼノンコミックス」から単行本が全4巻で刊行されている。ウェブコミック誌「コミックゼノン」やマンガアプリ「まんがほっと」で連載されたほか、ピッコマ・コミックシーモア・BookWalker・DMMブックスなど各電子書店でも分冊版・単行本が配信されている。

タイトルにある「ごりつよ」は「ゴリゴリに強い」を縮めた造語で、本作のヒロイン・デミルカの図太く折れない精神力を象徴するキーワードになっている。婚約破棄をされても取り乱すどころか淡々と反撃に転じる主人公像は、王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思いますなにがなんでも婚約破棄したい悪役令嬢を、脳筋王太子は絶対逃がさないといった近年の「強い悪役令嬢」ものの流れに位置づけられる。

あらすじ

グランシェド公爵家の令嬢デミルカは、容姿端麗にして聡明、さらにゴリゴリに強い精神力を併せ持つ「最強お嬢様」である。幼い頃から王太子妃候補として英才教育を受け、このまま王室に嫁ぐものと信じて疑わなかった。ところがある日、気弱な王子から突然の婚約破棄を告げられてしまう。

普通の令嬢であれば泣き崩れるところだが、デミルカがショックを受ける……はずもなく、彼女は悠々と「破談潰し」に動き出す。王子が想いを寄せる相手が平民の少女アシュリーであることを突き止めたデミルカは、アシュリーの営む工房と、かつて婚約者候補の座を争ったサランデ家との間に不審な交流があることに気づく。突然の婚約破棄の裏に隠された真相を探るため、デミルカは自ら敵地である侯爵家へと潜入していく。

主な登場人物

デミルカ
本作の主人公。グランシェド公爵家の令嬢で、容姿・頭脳・精神力のすべてを兼ね備えた「ごりつよ」お嬢様。王太子妃候補として育てられたが、婚約破棄を告げられても一切ひるまず、自ら真相究明に乗り出す行動力を見せる。
王子(王太子)
デミルカに婚約破棄を申し出た気弱な王子。物語の発端となる人物で、その決断の裏には別の思惑が隠されている。
アシュリー
王子が想いを寄せる平民の少女。工房を営んでおり、婚約破棄の鍵を握る存在。
サランデ家
侯爵家として、かつて王子の婚約者候補の座を争った家柄。アシュリーの工房と不審な交流を持ち、デミルカが潜入する舞台となる。

設定と作風

「乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢」型の作品が主流となった悪役令嬢ジャンルにおいて、本作は転生要素を前面に押し出すのではなく、生粋の令嬢が自らの知略と胆力で逆境をはね返す痛快劇として描かれている点が特徴である。ヒロインが感情的に取り乱さず、常に一枚上手の立ち回りで相手を出し抜く展開は、悪女は2度生きる今世は脇役として生きていきますなど「賢く強い女主人公」を好む読者層に支持されている。

日本のウェブ小説発コミカライズであるため、ヒロインを信じないでください更生島といった韓国発のウェブトゥーンとは制作背景が異なるが、「婚約破棄からの逆襲」という共通のフックを持ち、ピッコマなど同じプラットフォーム上で病弱な悪役令嬢ですが、婚約者が過保護すぎて逃げ出したいいじめられっ子の悪役令嬢転生記 第2の人生も不幸だなんて冗談じゃないです!殿下、あなたが捨てた女が本物の聖女ですなどと並んで読まれることが多い。宮廷の陰謀を軸とする点では嫌われ公女は婚約破棄を待つ悪役に仕立てあげられた令嬢は財力を隠す皇帝の一人娘といった作品とも読者層が重なる。

書誌情報

単行本はコアミックスの「ゼノンコミックス」より全4巻が発売されている。原作小説はエブリスタで公開されており、コミカライズ版は「コミックゼノン」「まんがほっと」で連載されたほか、各電子書店で分冊版・単行本が配信されている。「40話無料」などの試し読みキャンペーンも展開された。

余談

  • タイトルの「ごりつよ」という語感の強さは、数ある悪役令嬢ものの中でも一際目を引く要素となっており、SNS上でも作品名がそのままネタとして親しまれている。
  • 原作がコンテスト大賞受賞作である点は、政略結婚なのにどうして執着するのですか?暴れん坊のお姉様など他のウェブ発コミカライズと同様、読者投票や公募を経て書籍化・コミカライズへと至る近年の「ウェブ発ヒット」の典型的な道のりを示している。

外部リンク

  • コミックゼノン 作品ページ
  • エブリスタ 原作小説ページ

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