ヒロインを信じないでください

ヒロインを信じないでください
ジャンル ロマンスファンタジー、悪役令嬢、転生、回帰(タイムリープ)
配信 ピッコマ ほか電子書籍ストア
連載周期 毎週火曜更新
原作 韓国のウェブ小説


概要[編集]

ヒロインを信じないでくださいとは、韓国のウェブ小説を原作とするコミカライズウェブトゥーン(縦読みフルカラー漫画)である。自分が読んだ小説の世界に転生した令嬢が、支援したはずのヒロインに裏切られて処刑され、過去へと回帰してやり直す――そんな"悪役令嬢×回帰(タイムリープ)"もののロマンスファンタジーである。

詳細[編集]

本作の主人公メデナ・ロデンヘルグは、自分が読んでいた小説の登場人物として生まれ変わった転生者である。彼女は物語のヒロインである少女スーザンを善意から支援し続けるが、その報いとして最後は断頭台へ送られ、スーザンを恨みながら命を落としてしまう。ところが息を引き取った瞬間、メデナの意識は処刑の10年前へと回帰する。

二度目の人生を得たメデナは、「同じ失敗は繰り返さない」と固く誓う。前世で自分を破滅させたスーザンをあえて遠ざけ、原作小説では"悪役"として描かれていた青年ファーレンを支援する道を選ぶのだ。生き延びるために、メデナはファーレンと「血の契約」まで結び、運命を書き換えようと動き出す。読者からは、ヒロインを盲信せずに自分の頭で生存戦略を練り直していく主人公の姿が痛快だという声が多い。同じ"回帰してやり直す"系の誰かが私に憑依した嫌われ公女は婚約破棄を待つと並んで語られることも多い作品である。

あらすじ[編集]

小説のなかの世界に転生したメデナは、ヒロインのスーザンを信じて支援し続けた末に、無実の罪を着せられ断頭台の露と消える。だが目を覚ますと、そこは処刑よりも10年前の世界だった。回帰を果たしたメデナは、前世で自分を陥れたスーザンから距離を取り、代わりに"悪役"とされた男ファーレンと手を組むことを決意する。「今度こそ生き残る」――そう心に決めたメデナの、二度目の生存劇が幕を開ける。

主な登場人物[編集]

  • メデナ・ロデンヘルグ - 本作の主人公。小説世界に転生した令嬢で、処刑の直後に10年前へ回帰する。前世の記憶を武器に運命へ抗う。
  • スーザン - 原作小説のヒロイン。前世ではメデナを破滅へと導いた存在で、回帰後のメデナは彼女を警戒し遠ざける。
  • ファーレン - 原作小説では"悪役"として描かれた青年。回帰後のメデナが生き残るために支援を決め、"血の契約"を結ぶ相手。

作品の特徴[編集]

「転生」と「回帰(タイムループ)」という二つの人気設定を組み合わせ、さらに"ヒロインを信じてはいけない"という逆説的な切り口を前面に押し出している点が本作の個性である。善意が裏目に出た前世の反省を踏まえ、主人公が誰を信じ誰を切り捨てるかを冷静に選び直していく構成は、悪役に仕立てあげられた令嬢は財力を隠すよくある令嬢転生だと思ったのになど、近年人気の悪役令嬢ものと共通する魅力を持つ。日本語版は縦読みフルカラーのウェブトゥーンとして配信されている。

配信[編集]

日本語版はピッコマをはじめとする電子書籍ストア(コミックシーモア、BookWalker、めちゃコミックなど)で配信されており、ピッコマでは毎週火曜日に更新されている。原作は韓国のウェブ小説で、コミカライズによって日本語圏の読者にも広く親しまれるようになった。同じ悪役令嬢クラスタの皇帝の一人娘捨てられた皇妃転生したら宿敵に溺愛されすぎて困りますなどと合わせて読まれることも多い。

余談[編集]

  • タイトルの「ヒロインを信じないでください」は、前世でヒロインを信じ抜いた末に破滅した主人公の教訓をそのまま表した、逆説的なフレーズになっている。
  • "回帰してやり直す"という設定は、誰かが私に憑依した女騎士シグリドの回帰など、近年の韓国発ロマンスファンタジーで定番の人気テーマである。

外部リンク[編集]

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