| UP10TION 업텐션 | |
|---|---|
![]() 2019年9月、KBS『ミュージックバンク』出演時のUP10TION(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 3.0) | |
| 国家 | 大韓民国 |
| ジャンル | K-POP、ダンスポップ、ヒップホップ |
| デビュー | 2015年9月10日 |
| 年齢 | 11周年 |
| デビューアルバム | 1stミニアルバム『TOP SECRET』(一級秘密) |
| ラストアルバム | 11thミニアルバム『Code Name: Arrow』(2022年) |
| レーベル | TOP Media(韓国) |
| 事務所 | TOP Media(2015年〜2023年3月) |
| 関連活動 | X1(キム・ウソク) |
| ファンクラブ | HONEY10(ハニーテン)、HONEY10 JAPAN |
| リーダー | クン(初代リーダーはジヌ) |
| メンバー | |
| クン、コギョル、ビト、ソニュル、ギュジン、イ・ファニ(ファンヒ)、イ・ドンヨル(シャオ) | |
| 旧メンバー | |
| ジヌ、イ・ジンヒョク(ウェイ)、キム・ウソク(ウシン) | |
概要[編集]
UP10TION(アップテンション/업텐션)とは、韓国の芸能事務所TOP Mediaが2015年に送り出した男性アイドルグループである。10人組でデビューし、日本ではオリコン上位常連の人気を得たが、メンバーのサバイバル番組出演や兵役、2023年の一斉契約満了を経て、2026年現在は「公式解散の発表はないが事実上の休止状態」にある。
詳細[編集]
グループ名の意味[編集]
グループ名「UP10TION」は英語の「アテンション(attention)」と「テンション(tension)」をかけた造語で、真ん中の「10」がメンバー数の10人を表している。事務所の説明によれば「音楽とパフォーマンスで大衆のテンションを精一杯上げ、歌謡界のトップへ上がっていく10人に注目せよ」という意味が込められている。韓国語では「업텐션」と表記し、日本語では「アップテンション」と読む。
数字を名前に入れたせいで、メンバーが減るたびに「10人じゃないのにUP10TION?」とネタにされる宿命を背負ったグループでもある。8人体制、7人体制になってからもグループ名は変更されなかった。
事務所とコンセプト[編集]
所属事務所のTOP Mediaは、神話のアンディが設立した中堅事務所で、先輩グループにTEENTOP、後輩にMCNDなどがいる。UP10TIONはTEENTOPの弟分グループという位置づけでデビューした。
デビュー曲「So, Dangerous」は作曲家シン・ヒョクが手がけた、パワフルな群舞が売りのダンス曲だった。10人という大人数を生かした大規模なフォーメーションダンスが、初期UP10TIONのトレードマークである。2018年の1stフルアルバムのタイトル曲「CANDYLAND」も同じ作曲家の作品で、デビュー以来の「シンクロ率の高い群舞」路線を受け継いでいる。
芸名に漢字[編集]
メンバーの芸名には、中華圏進出を意識して漢字由来の名前が多く付けられた。たとえばリーダーのクン(坤)や、末っ子のシャオ(小)などがそれである。もっとも中華圏での本格活動は実現せず、後年にはウェイがイ・ジンヒョク、ウシンがキム・ウソク、シャオがイ・ドンヨル、ファンヒがイ・ファニと、本名名義に切り替えるメンバーが続出した。
デビュー前の「覆面新人王戦」[編集]
デビュー前の2015年7月、ネイバーの動画サービスで配信されたリアリティ番組「覆面新人王戦 UP10TION」でメンバーが1人ずつ公開された。覆面姿で実力を競い、徐々に素顔を明かすという構成で、デビュー前からファンを獲得する仕掛けになっていた。
メンバー[編集]
2026年10月時点で「UP10TIONのメンバー」として扱われているのは、2023年に事務所が公式化した7人である。ただし全員がTOP Mediaとの契約を終えており、グループとしての新譜は2022年以降出ていない。
現メンバー(7人体制)[編集]
| 芸名 | 本名 | 生年月日 | 主な担当 | 2026年時点の状況 |
|---|---|---|---|---|
| クン(Kuhn) | ノ・スイル(노수일) | 1995年11月11日 | リーダー、ラップ | 2024年に除隊後、テレビショッピングのショーホストに転身。2025年3月に結婚 |
| コギョル(Kogyeol) | コ・ミンス(고민수) | 1996年5月19日 | リードボーカル | 2024年10月に除隊。俳優事務所オークカンパニー所属で俳優活動 |
| ビト(Bitto) | イ・チャンヒョン(이창현) | 1996年8月24日 | メインラップ、メインダンス | 無所属でSNS・配信を中心に活動 |
| ソニュル(Sunyoul) | ソン・イェイン(선예인) | 1996年11月6日 | メインボーカル | トロットやミュージカルで活動。2026年8月にS27Mエンターテインメントと契約 |
| ギュジン(Gyujin) | 非公表扱い | 1997年11月21日 | リードダンス、ボーカル | 目立った公式発表は確認できない |
| ファンヒ(イ・ファニ) | イ・ファニ(이환희) | 1998年5月6日 | メインボーカル | 2023年にPAエンターテインメントと契約し個人活動 |
| シャオ(イ・ドンヨル) | イ・ドンヨル(이동열) | 1998年12月13日 | ボーカル、ラップ | 俳優としても活動。2026年2月9日に入隊 |
旧メンバー[編集]
| 芸名 | 本名 | 生年 | 担当 | 経緯 |
|---|---|---|---|---|
| ジヌ(Jinhoo) | キム・ジヌク(김진욱) | 1995年8月2日 | 初代リーダー、ボーカル | 2020年4月に健康上の理由で活動休止。同年11月入隊、2022年5月除隊。2022年末の契約満了とともにグループを離れる |
| ウェイ(Wei) | イ・ジンヒョク(이진혁) | 1996年 | メインラップ | 2019年PRODUCE X 101出演後ソロ転向。2023年3月に契約満了で離脱。俳優・歌手として活動 |
| ウシン(Wooshin) | キム・ウソク(김우석) | 1996年10月27日 | センター、ボーカル | PRODUCE X 101最終2位でX1入り。X1解散後はソロ。2023年にグループ離脱、2024年3月にTOP Mediaとの契約満了 |
各メンバーのひとこと紹介[編集]
- クン:ジヌの活動休止後、リーダーとして7人体制のグループをまとめた。現メンバー最年長。
- コギョル:芸名は韓国語で「高潔」の意味。リードボーカルを務め、除隊後は本格的に俳優の道へ進んだ。
- ビト:メインラッパー兼メインダンサー。振付やパフォーマンス面の中心で、ソロのファンミーティングも開いている。
- ソニュル:芸名は「旋律(メロディー)」の意味。女性キーまで出せる高音が武器で、グループ屈指の歌唱力担当。
- ギュジン:リードダンサー。2023年の契約満了後は表立った活動が少ない。
- ファンヒ:メインボーカル。2023年のBOYS PLANET出演で再び注目を浴びた。
- シャオ:末っ子で、芸名は「小」から。のちに本名のイ・ドンヨルで俳優活動を始めた。
経歴[編集]
2015年:10人組でデビュー[編集]
2015年7月の「覆面新人王戦 UP10TION」でメンバーを公開した後、同年9月10日に1stミニアルバム『TOP SECRET』(一級秘密)でデビューした。タイトル曲は「So, Dangerous」。同年11月には2ndミニアルバム『BRAVO!』(タイトル曲「Catch me!」)を発表し、デビュー年に2作をリリースするハイペースで走り出した。
2016〜2018年:日本進出と全盛期[編集]
2016年は4月の3rdミニ『SPOTLIGHT』(「Attention」)、8月の4thミニ『Summer go!』(「Tonight」)、11月の5thミニ『BURST』(「White Night」)と年3作を発表。8月1日にはファンクラブ名「HONEY10(ハニーテン)」が正式に決まった。この頃から日本でのイベントも始まり、2017年3月に日本デビューを果たす。
2017年6月には6thミニ『STAR;DOM』(「Runner」)で活動したが、同月6日からウシンが精神的なストレスを理由に活動を休止し、グループは9人で活動した。秋には企画盤『2017 Special Photo Edition』(「Going Crazy」)を出している。
2018年3月15日、初のフルアルバム『INVITATION』(「CANDYLAND」)でウシンが約9か月ぶりに復帰し、10人完全体が戻ってきた。ショーケースでウシンが涙ながらにメンバーとファンへ感謝を述べた場面は、ファンの間で語り草になっている。同年は企画盤『2018 Special Photo Edition』(「So Beautiful」)、12月の7thミニ『Laberinto』(「Blue Rose」)と続き、日本では「WILD LOVE」「CHASER」を出すなど、韓日両方で最も忙しい時期だった。
2019年:PRODUCE X 101という転機[編集]
2019年、ウシンとウェイの2人がMnetのサバイバル番組「PRODUCE X 101」に出演するため、グループ活動を一時離れた。番組ではウシンがキム・ウソク、ウェイがイ・ジンヒョクとして本名で出演し、2人とも上位常連として注目を集めた。キム・ウソクは最終2位でX1のメンバーに選ばれ、イ・ジンヒョクはデビュー組入りこそ逃したものの、番組をきっかけに一気に知名度を上げた。
一方、残る8人は同年8月22日に8thミニ『The Moment of Illusion』(「Your Gravity」)で8人体制のカムバックを果たした。グループ史上最も知名度が上がった年だったが、その注目が「本体」に向かず、出演メンバー個人に集中したことは、のちの体制変化の伏線にもなった。イ・ジンヒョクは同年11月にソロデビューし、キム・ウソクもX1の活動に専念した。
2020〜2022年:7人体制とコロナ禍[編集]
2020年1月、X1は投票操作事件の余波で解散する。キム・ウソクはUP10TIONには戻らず、5月にソロデビューした。同年4月には初代リーダーのジヌが健康上の理由で活動を休止し、事務所は「クン、コギョル、ビト、ソニュル、ギュジン、ファンヒ、シャオの7人で夏にカムバックする」と発表した。
7人体制の9thミニ『Light UP』(「Light」)は2020年9月24日に発売。しかし同年11〜12月にはビト、コギョル、シャオが相次いで新型コロナウイルスに感染し、活動が一時止まった(3人とも年内に回復)。ジヌは2020年11月23日に入隊している。
2021年6月14日には2ndフルアルバム『CONNECTION』(「Spin Off」)、2022年1月3日には10thミニ『Novella』(「Crazy About You」)、同年10月12日には11thミニ『Code Name: Arrow』を発表した。結果的にこの『Code Name: Arrow』が、2026年10月時点でUP10TION名義の最後の作品となっている。
2023年:契約満了と「7人のUP10TION」[編集]
2023年1月、除隊したジヌのプロフィールが公式サイトから削除され、グループを離れたことが明らかになった。続く2月28日、事務所はクン、コギョル、ビト、ソニュル、ギュジンの5人とイ・ジンヒョクが3月11日付で専属契約を終えると発表。同時に、キム・ウソク、イ・ジンヒョク、ジヌを除いた「7人のUP10TION」を公式化し、「メンバー全員がUP10TIONへの深い愛情を持っており、グループはこのまま維持し、今後の活動は事務所も支援する」との声明を出した。
その後、ファンヒが3月20日、シャオが3月31日に事務所との契約を終え、TOP Mediaに所属するUP10TIONメンバーはいなくなった。この時期、ファンヒとシャオはMnetの「BOYS PLANET」に出演中で、ファンヒは健康上の理由で途中降板、シャオは第2回発表で脱落した。
2023〜2026年:兵役期と事実上の休止[編集]
契約満了と前後して、クンが2023年3月27日、コギョルが4月10日に入隊した。コギョルは2024年10月9日に満期除隊。クンは服務中に腰を痛め、2024年1月に健康上の理由で除隊(医病除隊)し、同年6月には大手テレビショッピングのショーホストに合格したことを本名のノ・スイル名義で報告した。2025年3月には公式ファンカフェに直筆の手紙を載せて結婚を発表し、同月29日に式を挙げている。
2025年9月のデビュー10周年には、元メンバーのイ・ジンヒョクがSNSで「10年間幸せだった」「それぞれ別の道を行くが、初心は忘れない」と投稿し、韓国メディアは「事実上の解散手順に入ったことを示唆」と報じた。2026年に入るとシャオ(イ・ドンヨル)が2月9日に入隊、キム・ウソクは5月3日に除隊、ソニュルは8月に新事務所と契約するなど、メンバーそれぞれが完全に別々の道を歩んでいる。2026年10月時点で、グループとしての公式な解散発表も、新たな活動予定の発表も確認できない。
ディスコグラフィ[編集]
韓国[編集]
| 発売日 | 作品 | 形態 | タイトル曲 |
|---|---|---|---|
| 2015年9月 | TOP SECRET(一級秘密) | 1stミニ | So, Dangerous |
| 2015年11月 | BRAVO! | 2ndミニ | Catch me! |
| 2016年4月 | SPOTLIGHT | 3rdミニ | Attention |
| 2016年8月 | Summer go! | 4thミニ | Tonight |
| 2016年11月 | BURST | 5thミニ | White Night |
| 2017年6月 | STAR;DOM | 6thミニ | Runner |
| 2017年10月 | 2017 Special Photo Edition | 企画盤 | Going Crazy |
| 2018年3月 | INVITATION | 1stフル | CANDYLAND |
| 2018年8月 | 2018 Special Photo Edition | 企画盤 | So Beautiful |
| 2018年12月 | Laberinto | 7thミニ | Blue Rose |
| 2019年8月 | The Moment of Illusion | 8thミニ | Your Gravity |
| 2020年9月 | Light UP | 9thミニ | Light |
| 2021年6月 | CONNECTION | 2ndフル | Spin Off |
| 2022年1月 | Novella | 10thミニ | Crazy About You |
| 2022年10月 | Code Name: Arrow | 11thミニ | ― |
ミニアルバムは計11作、フルアルバムは2作。このほかドラマなどのサウンドトラック参加も多い。
日本[編集]
| 発売日 | 作品 | オリコン週間最高位 |
|---|---|---|
| 2017年3月8日 | 1stシングル「ID」 | 4位 |
| 2018年1月24日 | 2ndシングル「WILD LOVE」 | 3位 |
| 2018年8月8日 | 3rdシングル「CHASER」 | 2位 |
日本オリジナル作品はシングル3枚で、出すたびに最高位を更新していったのがポイントである。
日本での活動[編集]
UP10TIONは2016年ごろから日本でイベントやファンミーティングを行い、2017年1月に日本デビューが発表された。同年3月8日発売のデビューシングル「ID」はオリコン週間4位を記録し、日本レコード協会のゴールド認定を受けた。タワーレコードの2017年K-POPシングル年間ランキングでは、BTSやTWICEの作品を抑えて1位に輝いたと報じられており、日本での人気の高さを示すエピソードとしてよく引き合いに出される。
2018年の「WILD LOVE」はオリコン3位、「CHASER」は2位と順位を上げ、リリースのたびに日本各地でリリースイベントやファンとの交流イベントを開催した。日本の公式ファンクラブは「HONEY10 JAPAN」、日本公式サイトはup10tion.jpである。この時期のUP10TIONは、韓国でのカムバックと日本でのリリースを交互にこなしていた。
しかし2019年のPRODUCE X 101による体制変更、2020年以降のコロナ禍による渡航制限で日本での活動は大きく減り、4枚目の日本シングルは出ていない。2023年7月には、契約満了後のファンヒとシャオが2人でファンミーティングを日本で開催し、同年9月には台湾・日本・インドネシアを回るアジアファンコンサートの計画も発表されるなど、個人単位での日本訪問は続いた。
メンバーの個人活動[編集]
キム・ウソク[編集]
キム・ウソク(ウシン)はPRODUCE X 101で最終2位となり、X1のメンバーとしてデビュー。X1解散後の2020年5月25日、ミニアルバム『1st Desire [GREED]』でソロデビューし、2021年の『2nd Desire [TASTY]』で音楽番組初の1位を獲得した。俳優としてもウェブドラマ「Twenty-Twenty」、ドラマ「Bulgasal: Immortal Souls」「フィンランドパパ」「夜が来た」などに出演している。
2024年3月5日にTOP Mediaとの契約が満了し、約10年過ごした事務所を離れてブリッツウェイ系の事務所へ移籍。同年11月4日に陸軍軍楽隊として入隊し、訓練所では訓練兵の中隊長を務めたと報じられた。2026年5月3日に満期除隊し、6月には新しいプロフィール写真を公開、除隊後にはファンへの感謝を込めた自作曲も発表している。
イ・ジンヒョク[編集]
イ・ジンヒョク(ウェイ)は2019年11月4日にミニアルバム『S.O.L』(タイトル曲「I Like That」)でソロデビュー。2020年のMBCドラマ「その男の記憶法」で俳優デビューし、新人賞候補にも挙がった。その後も「Why Her?」「Dear.M」などに出演している。
2023年3月にTOP Mediaを離れて新事務所に移籍。2024年11月には持病を理由に兵役免除となったことが報じられた。2025年以降も歌手活動を続け、TikTok発のショートドラマ「In The Name Of Beauty」が全世界累計5億回再生を突破。2026年9月にはブラジルのポップカルチャーイベントに招かれるなど、グローバルな活動を広げている。
ソニュル[編集]
ソニュルは2022〜2023年にトロットのオーディション番組「ミスタートロット2」に出演し、トロット歌手としての顔も見せた。2025年にはミュージカル「サニーテン」で主要キャストを務め、2026年10月23日〜11月14日にはソウルでミュージカル「南伐」の主人公オ・ヘソン役を演じる。2026年8月にはバラード歌手が多く所属するS27Mエンターテインメントと専属契約を結んだ。
ファンヒとシャオ[編集]
ファンヒ(イ・ファニ)とシャオ(イ・ドンヨル)はBOYS PLANET出演後、2023年6〜7月に相次いでPAエンターテインメントと契約し、本名で再出発した。2人はユニットとしてファンミーティングを行い、シャオは俳優としてドラマ「嘘つき、ヴァンパイアはどこ?」(2025年)にも出演した。シャオは2026年2月9日に入隊しており、事務所は「入隊当日の公式行事や現場訪問は行わない」とファンに呼びかけた。
その他のメンバー[編集]
コギョルは除隊後に俳優事務所と契約し、2025年10月に俳優として初の公式プロフィールを公開した。ビトは2023年5月に初のソロファンミーティングを開き、その後は配信やSNSを中心に活動。クンは芸能界を離れ、テレビショッピングのショーホストとして第二の人生を歩んでいる。
炎上とバズ[編集]
PRODUCE X 101投票操作事件の余波[編集]
キム・ウソクがデビューしたX1は、PRODUCE X 101の投票数操作が発覚した影響で、デビューからわずか約5か月後の2020年1月6日に解散した。操作は番組制作側の問題で、出演者側の責任が問われたものではないが、2人の帰還を待っていたUP10TIONにとっても大きな波紋となった。結局キム・ウソクとイ・ジンヒョクはグループに戻らずソロ活動を続け、そのまま契約満了・離脱へとつながった。
ファンダム同士の対立[編集]
PRODUCE X 101で大量に流入した「個人ファン」と、デビュー当初からの「グループファン(HONEY10)」との間では、活動方針や露出をめぐって摩擦が起きたとされる。ネット上の百科事典では個別メンバーの記事が荒らされる騒動も起き、韓国アイドル界で「サバイバル番組出演がもたらす光と影」の代表例として語られることがある。
「10人なのに7人」問題[編集]
名前に「10」を入れたグループが、ウシンの活動休止で9人、PRODUCE X 101で8人、ジヌの休止で7人と減っていったことは、ファンの間でも半ば自虐的なネタになった。2023年に事務所が「7人のUP10TION」を公式化した際も、SNSでは「グループ名の10はどうなる?」という反応が相次いだ。
10周年の「事実上の解散」報道[編集]
2025年9月、デビュー10周年を迎えた日にイ・ジンヒョクが投稿した「それぞれの道を行く」という言葉は、韓国メディアで「事実上の解散を示唆」と大きく報じられた。ただし本人やメンバーから「解散」という言葉が明言されたわけではなく、2026年10月時点でも公式の解散発表はない。
余談[編集]
- 2015年は同じく大人数のSEVENTEEN(13人)もデビューした年で、10人組のUP10TIONも当時としてはかなりの大所帯だった。
- 日本デビュー曲「ID」がタワーレコードの2017年K-POPシングル年間1位になった一方、韓国の音楽番組では大ヒットに恵まれず、「日本で強いグループ」というイメージが定着した。
- キム・ウソクは2018年の活動休止明けショーケースで「休んだのではなく、逃げ出した」と率直に語り、そこから2019年にPRODUCE X 101で最終2位まで駆け上がった。休止から約2年での大躍進は、ファンの間で「復活劇」として語られる。
- クンの転職先がテレビショッピングだったことは、「元アイドル→ショーホスト」という珍しいセカンドキャリアとして韓国で話題になった。本人は本名のノ・スイルと書かれた名札の写真をSNSに投稿して報告した。
- 元メンバーではキム・ウソク、イ・ジンヒョク、コギョル、イ・ドンヨルと俳優業に進んだ者が多く、イ・ジンヒョクはTikTok発のショートドラマでヒットを飛ばすなど、テレビ以外の配信プラットフォームでも存在感を見せている。
外部リンク[編集]
- UP10TION 韓国公式サイト(u10t.co.kr)
- UP10TION 日本公式サイト(up10tion.jp)
- TOP Media 公式サイト
