キム・ウソク
김우석(Kim Woo-seok)
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キム・ウソク(ソロアルバム『Blank Page』ショーケースにて)(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 3.0)
本名 김우석(金佑錫)
誕生日 1996年10月27日
年齢 29歳
出身地 韓国 大田広域市大徳区
国籍 韓国
学歴 高等学校卒業程度認定試験合格、東亜放送芸術大学(中退)、グローバルサイバー大学 放送演芸学科
ジャンル K-POP、テレビドラマ、ウェブドラマ
活動期間 2015年 -
身長 / 体重 173.5cm cm / ― kg
血液型 B型
事務所 TOP Media(2015年 - 2024年3月)→ BlitzWay Entertainment(2024年3月 -)
代表作 『トゥエンティ・トゥエンティ』『不可殺(プルガサル)』『夜になりました』『0教時はインサタイム』
ファンクラブ Nia
関連活動 UP10TION(旧芸名:ウシン)、X1、ソロ歌手
あだ名 チャルランイ(짤랑이)、キム・タタ(김따따)
その他 『PRODUCE X 101』最終2位、2024年11月 - 2026年5月 陸軍軍楽隊で兵役


概要[編集]

キム・ウソク(김우석、Kim Woo-seok)とは、韓国の歌手・俳優である。K-POPボーイズグループUP10TIONのメンバー「ウシン」としてデビューし、2019年のオーディション番組『PRODUCE X 101』で最終2位に入ってX1のメンバーとなった。X1解散後はソロ歌手と韓国ドラマ俳優を兼業する「マルチ型」として活動している。なお韓国には同名の俳優やアイドルが複数いるため、本記事では1996年生まれ・X1出身の本人について扱う。

詳細[編集]

同名異人に注意[編集]

「キム・ウソク(김우석)」は韓国ではありふれた名前で、芸能界だけでも複数の同名人物が活動している。特に混同されやすいのが、1994年生まれの俳優キム・ウソク(Alien Company所属)で、こちらはドラマ『ボイス』シリーズ、『半分の半分』、『軍検事ドーベルマン』、『禁婚令、朝鮮婚姻禁止令』などに出演しており、2026年10月9日放送開始のSBS金土ドラマ『ドクターX:白いマフィアの時代』にもインターン医師役で出演している。

さらに、オーディション番組から誕生したボーイズグループFANTASY BOYSにも同名のメンバーがいる。本記事の主人公はこれらとは別人で、ドラマ『ドクターX』の出演者でもない。検索で情報が混ざりやすいので、「X1」「UP10TION」「1996年生」がキーワードになる。

大田出身、UP10TIONの「最初のメンバー」[編集]

1996年10月27日、大田広域市大徳区生まれの一人っ子。大田の松村中学校を卒業後、高校は中退して高等学校卒業程度認定試験に合格している。のちに東亜放送芸術大学に進み、さらにグローバルサイバー大学の放送演芸学科へ移った。

2015年9月、TOP Media所属の10人組ボーイズグループUP10TION(アップテンション)のメンバーとして、ミニアルバム『TOP SECRET』でデビュー。当時の芸名は「ウシン(우신)」で、グループのセンター兼サブボーカルを担当した。デビュー前のメンバー公開では最初に紹介されたメンバーで、事務所側の期待の大きさがうかがえる。

音楽番組MCとして顔を売る[編集]

デビュー翌年の2016年10月からは、SBS MTVの音楽番組『THE SHOW』でチョン・ソミ(元I.O.I)とともにMCを務め、2017年4月まで担当した。同じ2016年には、Mnetのバラエティ『心が温まる11(Heartwarming 11)』でも同じUP10TIONのシャオとMCを務めている。

一方、2017年6月には健康上の理由(心理的な不調とされる)で活動を一時休止。約9か月後、2018年にUP10TION初のフルアルバム『INVITATION』で復帰した。この時期は、グループ活動を続けながら個人としての知名度を少しずつ上げていった時期にあたる。

経歴[編集]

2019年:『PRODUCE X 101』で最終2位[編集]

2019年、Mnetのサバイバルオーディション『PRODUCE X 101』(PRODUCE 101シリーズ第4弾)に、同じUP10TIONのイ・ジニョクとともに出演。すでにデビューしていたアイドルの「再挑戦」組だったが、端正なビジュアルと安定したボーカルで序盤から上位をキープした。順位発表では第1回5位、第2回7位からじわじわ上昇し、第6話・第8話の発表では1位を獲得している。

ポジション評価ではボーカル部門で1位となり、ベネフィットも獲得。2019年7月19日の生放送の最終回では、1位のキム・ヨハンと約3万票差の2位(最終回の得票は約130万票)でデビューを決めた。同じくイ・ジニョクもX1入りは逃したものの大きな人気を集め、UP10TION全体の知名度もこの番組で一気に上がった。

X1としての活動と解散[編集]

2019年8月27日、11人組プロジェクトグループX1(エックスワン)のメンバーとして、ミニアルバム『飛翔:QUANTUM LEAP』で再デビュー。デビューショーケースは高尺スカイドームで行われ、新人としては異例の大規模なスタートとなった。

しかし、番組放送後から視聴者投票の不自然さが指摘され、警察の捜査で『PRODUCE』シリーズ全体の投票操作が発覚。制作陣のアン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPには実刑判決が下った。X1はこの事件の影響で、デビューからわずか約4か月半後の2020年1月6日に解散を発表した。メンバー自身に落ち度はなく、ファンにとっては今でも惜しまれる解散である。

2020年:ソロデビュー[編集]

X1解散後、UP10TIONのグループ活動には戻らず、ソロ活動を選んだ。2020年2月には高麗大学校の体育館で初の単独ファンミーティングを開催。同年4月にはMBC『覆面歌王』に「燃える金曜日」として出演して決勝まで進み、準優勝となっている。

2020年5月25日、1stミニアルバム『1ST DESIRE [GREED]』(タイトル曲「Red Moon」)でソロデビュー。収録7曲中5曲の制作に本人が関わっており、アイドル出身ながら作詞・作曲もこなすソロアーティストとしての顔を見せた。同年にはソリバダベストK-ミュージックアワードのボイス賞を受賞している。

2021〜2023年:「Desire」シリーズと初の音楽番組1位[編集]

2021年2月8日に2ndミニアルバム『2ND DESIRE [TASTY]』をリリース。タイトル曲「Sugar」で2月18日のMnet『M COUNTDOWN』1位を獲得し、UP10TIONメンバーとして初めて音楽番組1位を手にした。2022年3月7日の3rdミニアルバム『3RD DESIRE [Reve]』のタイトル曲「Switch」でも、KBS『ミュージックバンク』で1位になっている。

2023年2月28日、UP10TIONからの脱退が正式に発表された。同年4月3日には「Desire」シリーズを離れた4thミニアルバム『Blank Page』を発表し、「より深い内面の感情を見せられると思う」とコメント。5月からはソウル、クアラルンプール、東京、台北、バンコクを回るアジアファンコンツアー「The Siren」も行った。

2024年:事務所移籍、熱愛公表、入隊[編集]

2024年3月5日、デビュー以来約9年間在籍したTOP Mediaとの契約が満了し、俳優事務所のBlitzWay Studios(同月中にBlitzWay Entertainmentへ改称)へ移籍した。6月には東京と大阪で日本ファンコン「AWAKEN」を開催している。

同年10月25日、ドラマ『0教時はインサタイム』で共演した女優カン・ナオン(강나언)との交際を双方の事務所が認めた。10月29日の制作発表会では「放送前に個人的なことで注目を浴びて申し訳ない」と述べている。交際公表から10日後の11月4日、大韓民国陸軍に現役入隊した。入隊直後の11月13日には、ファンに捧げるデジタルシングル「In The End」が発売された。

2026年:除隊と活動再開[編集]

論山の陸軍訓練所では訓練兵の中隊長に任命され、その後は鶏龍台の陸軍人事司令部軍楽儀仗隊で軍楽隊員として服務した。2026年5月3日に満期除隊し、敬礼でファンに挨拶する姿が報じられた。

除隊から1か月後の6月2日、所属事務所BlitzWay Entertainmentは新しいプロフィール写真を公開。黒のタートルネック、白シャツにネクタイ、デニムのセットアップと3つのスタイルで、軍服務を経て大人びた雰囲気をアピールした。2026年10月時点では、除隊後の新作ドラマや新曲の正式発表は確認されていない。

俳優としての活動[編集]

『トゥエンティ・トゥエンティ』で演技デビュー[編集]

俳優としての出発点は、ウェブドラマ制作会社Playlistの『トゥエンティ・トゥエンティ(TWENTY-TWENTY)』(2020年)である。『A-TEEN』などで知られるPlaylistが、二十歳になったばかりの大学生たちの恋と成長を描いた作品で、キム・ウソクはメインキャストのイ・ヒョンジン役を務めた。2020年8月15日にNAVER TVで公開され、のちにYouTubeやJTBCでも放送された。

ソロデビューと同じ年の演技デビューで、OST「I'm me」にも参加している。X1出身メンバーの中でもかなり早い段階での俳優転向組だった。

地上波級ドラマ『不可殺』[編集]

2021年12月から2022年2月まで放送されたtvNの土日ドラマ『不可殺(プルガサル)』(全16話)では、主人公タン・ファル(イ・ジヌク)の周りをついて回る明るい高校生ナム・ドユンを演じた。600年にわたる輪廻と不死の怪物を描くダークファンタジーの中で、数少ない「陽」の役どころである。

この作品で2021年のアジアモデルアワード新人賞を受賞した。日本では『プルガサル~不滅の愛~』などの邦題でも紹介され、Netflixで配信されたことで海外のファンにも知られるようになった。

主演作が続く2023〜2024年[編集]

2023年4月には、ヒーリングロマンス『フィンランド・パパ』(全6話)で主人公ペク・ウヒョンを演じた。公開前に米国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、欧州などのプラットフォームへ先行販売されたことも話題になった。

同年12月4日からはLG U+のオリジナルシリーズ『夜になりました』(全12話)でキム・ジュンヒ役を担当。修学旅行中の高校生たちが命がけの「マフィアゲーム」に巻き込まれるスリラーで、この演技により2024年の青龍シリーズアワード新人男優賞にノミネートされた。

『0教時はインサタイム』[編集]

2024年11月10日から放送されたウェブドラマ『0教時はインサタイム(0교시는 인싸타임)』(全8話)では、完璧な外見と実力を持つ学校の「インサ(人気者)」カン・ウビンを演じた。学校の匿名コミュニティアプリの管理人になった平凡な生徒が人気者の世界に入り込んでいく青春ロマンスで、チャンネル「シネマ天国」での放送後、TVING、Wavve、WATCHAでも配信された。

ヒロインのキム・ジウンを演じたのが、のちに交際を公表するカン・ナオンである。入隊直後の放送となったため、本人は作品のプロモーションにほとんど参加できず、本作が入隊前最後の出演ドラマとなった。OST「Hello」も歌っている。

出演作品[編集]

テレビドラマ・ウェブドラマ[編集]

年 邦題(原題) 放送局・配信 役名 備考
2020 トゥエンティ・トゥエンティ(트웬티 트웬티) NAVER TV(Playlist制作) イ・ヒョンジン 演技デビュー
2021-2022 不可殺(불가살) tvN ナム・ドユン 全16話
2022 ミミカス(미미쿠스) ウェブドラマ 本人役 カメオ出演
2023 フィンランド・パパ(핀란드 파파) OTT ペク・ウヒョン 主演、全6話
2023 夜になりました(밤이 되었습니다) U+モバイルTV キム・ジュンヒ 全12話
2024 0教時はインサタイム(0교시는 인싸타임) シネマ天国 カン・ウビン 主演、全8話

主なバラエティ・司会[編集]

  • 『THE SHOW』(SBS MTV、2016 - 2017年)MC
  • 『心が温まる11』(Mnet、2016年)MC
  • 『PRODUCE X 101』(Mnet、2019年)練習生として出演、最終2位
  • 『覆面歌王』(MBC、2020年)「燃える金曜日」として出演、準優勝
  • 『ウソクのアンボクシング』(2020年)メインMC
  • 『コンビニレストラン』(KBS2、2020年)スペシャルMC
  • 『少年たちの心霊キャンプ』(2020年)キム・ジェファン、イ・ジニョク、チョン・セウンと出演
  • 『都市刺身店』(2023年)アルバイトとしてゲスト出演

ディスコグラフィ[編集]

ソロ作品[編集]

発売日 タイトル 形態 タイトル曲
2020年5月25日 1ST DESIRE [GREED] 1stミニアルバム Red Moon
2021年2月8日 2ND DESIRE [TASTY] 2ndミニアルバム Sugar
2022年3月7日 3RD DESIRE [Reve] 3rdミニアルバム Switch
2023年4月3日 Blank Page 4thミニアルバム Dawn
2024年11月13日 In The End デジタルシングル In The End

コラボ・OST[編集]

  • 「Sorrow」(RAVI、イェリとのコラボ、2020年)
  • 「Memories」(イ・ウンサンとのコラボ)
  • 「I'm me」(カン・ユチャンと、『トゥエンティ・トゥエンティ』OST)
  • 「Hello」(『0教時はインサタイム』OST、2024年)

『2ND DESIRE [TASTY]』は韓国のアルバムチャートで1位を獲得した。1stアルバムは10万枚を超えるセールスを記録しており、X1解散直後のソロとしては上々の滑り出しだった。

人物[編集]

声と音楽性[編集]

「温かく澄んだ低音」と評される声が持ち味で、アイドルとしてはやや落ち着いたトーンのボーカルが特徴。『PRODUCE X 101』でボーカルのポジション評価1位になったのも、この声質によるところが大きい。ソロ作品では作詞・作曲にも積極的に参加しており、ファンソング「In The End」も本人が作詞に加わった。

動物好き[編集]

犬2匹(タタ、ポポ)と猫1匹(ルル)を飼っている大の動物好き。愛称の「キム・タタ(김따따)」は愛犬の名前に由来する。2020年にはMBCの『アイドルスター・ドッグアジリティ選手権』にも出演した。

プロフィールあれこれ[編集]

身長173.5cm、血液型B型。MBTIはINTPとされる。ファンダム名は「Nia(ニア)」。ほかに「チャルランイ(짤랑이)」「コヨンイ(고영이)」などのニックネームでも呼ばれている。

炎上とバズ[編集]

交際公表から10日後の入隊[編集]

カン・ナオンとの交際は、出演ドラマの放送開始と入隊を目前にした2024年10月に明らかになった。主演カップルの「リアル熱愛」として大きく報じられた一方、作品の宣伝期間と重なったことから、ファンの間では賛否が分かれた。本人は制作発表会で謝罪の言葉を述べ、その10日後に入隊している。

「X1出身組」の中での存在感[編集]

X1解散後、メンバーはそれぞれの所属事務所に戻って活動を続けたが、キム・ウソクはソロとしていち早く音楽番組1位を取り、俳優としても主演作を重ねてきた。『PRODUCE X 101』最終回の1位と2位の差が約3万票だったこともあり、「もう一人のセンター」として今も語られることがある。

余談[編集]

  • UP10TIONのデビュー前のメンバー公開では、一番最初に紹介されたメンバーだったとされる。
  • 『THE SHOW』のMC時代は、チョン・ソミとの「ビジュアルMC」コンビとして人気を集めた。
  • 『覆面歌王』では正体を隠したまま決勝まで勝ち進み、歌唱力の高さを改めて印象づけた。
  • 論山の訓練所では訓練兵の中隊長に任命されたと報じられている。
  • 『PRODUCE X 101』には同じUP10TIONのイ・ジニョクと一緒に参加しており、2人はのちにバラエティ『少年たちの心霊キャンプ』でも共演した。
  • 同名の俳優キム・ウソクとは、作品名や出演情報がネット上で混ざってしまうことが多い。

外部リンク[編集]

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