MINAMO
MINAMO(みなも)
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秋葉原「SOD女子社員酒場」でのMINAMO(2021年12月5日。出典:ウィキメディア・コモンズ、Bject撮影、CC BY-SA 4.0)
生年月日2000年5月10日
出身地京都府
身長153cm
血液型A型
活動期間2019年 - (AV女優としては2021年 - 2026年12月予定)
デビュー2021年6月『MINAMO 超大型新人 AV DEBUT』
ジャンルAV女優、グラビア、タレント、文筆
専属SODクリエイト
レーベルSODstar
事務所ティーパワーズ
主な受賞月刊FANZA「このAV女優がすごい!2021年夏」新人部門第1位、アサ芸AV大賞 W新人賞(2021年)
別名太陽しずく(旧名義)、なもちゃん(愛称)
公式サイトX(@M_I_N_A_M_O_)

概要[編集]

MINAMO(みなも、2000年5月10日 - )とは、京都府出身のAV女優・グラビアアイドル・タレント・文筆家である。2021年にSODクリエイト専属でデビューし、テレビや映画、エッセイ、小説まで活動の幅を広げた。2026年12月末でのAV女優引退を表明している。

詳細[編集]

「太陽しずく」時代[編集]

芸能活動のスタートはAVではなくグラビアである。2019年9月、「太陽しずく」名義で漫画誌『ヤングキング』に登場し、グラビアデビューを果たした。この時点では水着グラビア中心の活動で、名前も今とはまったく違う。

その後、名義を「MINAMO」に改める。「水面(みなも)」と同じ響きのローマ字表記で、すべて大文字という表記がそのまま本人のトレードマークになった。愛称は「なもちゃん」。読みはひらがなで「みなも」だが、表記は一貫して大文字のMINAMOが使われている。

21歳の誕生日にAVデビューを発表[編集]

2021年5月10日、21歳の誕生日にAV女優としてのデビューを発表した。所属はSODグループのSODクリエイトで、レーベルはSODstar。事務所はティーパワーズである。デビュー作『MINAMO 超大型新人 AV DEBUT』は同年6月に発売され、FANZAの動画フロアのランキングで1位を獲得した。

ABEMAの番組ではこのデビュー作が「SOD史上最も売れた作品」と紹介されている。台湾のニュースサイトETtodayは、デビュー時に付けられたキャッチコピーを「百年一遇のAV新星」と伝えた。SOD専属を選んだのは本人の希望で、「変な作品を作りたかった」というのが理由だったとされる。

新人賞を総なめにした1年目[編集]

デビュー1年目の2021年は、各種ランキングでの評価が一気に積み上がった年である。8月には月刊FANZA「このAV女優がすごい!2021年夏」で新人部門第1位、12月にはアサヒ芸能の「アサ芸AV大賞」でW新人賞を受賞した。写真週刊誌『FLASH』のセクシー女優ランキングでも2021年に第4位に入っている。

同年6月には『週刊ポスト』に初登場。NEWSポストセブンは同年8月の記事で、彼女を「今いちばん売れてる女優」と見出しで紹介した。デビューから半年足らずで、業界外のメディアにも名前が出るようになったわけである。

2026年、引退を発表[編集]

2026年6月14日、同年12月31日をもってAV女優を引退すると発表した。ETtodayによると、本人は「デビュー前から目標を決めていて、この5年間みんなの助けで少しずつ実現できた」という趣旨のコメントを出している。引退までの期間には全国を回るファンミーティングを開く予定とされた。

引退理由について、本人は「世のみんなが求めるだろう『エロの出汁』が薄まっていることに気づいた」と説明している。自分の作品を外側から眺めるような、冷静な自己分析である。なおETtodayは、引退後もアダルト業界との関わり自体は続ける予定だと伝えている。

デビューまでの道のり[編集]

京都での子ども時代[編集]

京都府の出身。2025年9月放送のABEMAの番組では、小学3年生ごろに実家からテレビがなくなり「本を読むしかなかった」と語っている。この読書習慣が、のちの連載やエッセイ、小説につながっていく。

テレビ番組では、10歳ごろの「絶対に戻りたくない時期」として、ノートに描いていた落書きを先生に見られ、親にまで連絡が行ってしまった思い出を「完全な黒歴史」と披露したこともある。こうした失敗談を笑いに変えて話せるのも、バラエティで重宝される理由の一つだろう。

高校から大学中退まで[編集]

高校時代は野球部のマネージャーを務めていた。文春オンラインのインタビューでは、当時は友達がおらず周りから浮いた存在だった一方、「有村架純に似ている」とうわさされて男子にはモテていた、という対照的な学生生活を振り返っている。

将来の夢はキャビンアテンダントで、大学にも進学したが、約4か月で中退した。同インタビューによると、当時交際していた相手に「結婚を前提に東京についてきて」と言われたことが上京のきっかけだったという。ここから、グラビアデビュー、そしてAVデビューへと人生のルートが大きく曲がっていく。

両親への報告[編集]

デビュー後の両親への報告について、2025年1月放送の正月特番で詳しく語っている。直接切り出す勇気が出なかったため、まず母親に長文のメールを送り、その後会って4時間ほど話したという。

そのとき母親から返ってきたのが、「実はお母さんも大学生の頃、AV監督になりたかってん」という告白だった。本人は「血かなって言われてなんかうれしかった」と振り返っている。一方で父親は泣いていたとも明かした。それでも「後悔したことは一切ない」と言い切っている。

AV女優としての活動[編集]

作品の傾向[編集]

SOD専属女優として5年あまりにわたり作品を出し続けた。デビュー作の大ヒット以降、ドラマ仕立ての作品から企画色の強い作品まで幅広く出演しており、病院を舞台にした人気シリーズの特別編などにも出演している。

本人が「変な作品を作りたい」と語っていたとおり、企画の振れ幅が大きいのが特徴である。2024年6月にはデビュー3周年記念作として『MINAMO ZOMBIE』という異色作を発表したが、本人いわく売り上げは過去最低だったとされる。この「スベった作品」を自分からネタにするあたりも彼女のキャラクターの一部になっている。

5周年企画「世界一長いタイトルAV」[編集]

2026年6月4日には、デビュー5周年企画として『世界一長いタイトルAV』を発表した。AVマイスターとして知られる東風克智が開発したカードゲーム「エロポリー」を使った企画作品で、タイトルそのものがネタになっている。

引退発表はこの5周年企画の直後だった。結果的に、5周年作は「最後の1年」の幕開けを飾る作品となった。2026年6月度にはFANZAレンタルフロアの月間AV女優ランキングで1位を獲得しており、引退を発表した月にもトップの人気を見せていた。

ランキングでの評価[編集]

デビュー後も各誌のランキングで常連となった。『FLASH』のセクシー女優ランキングでは2021年に第4位、2024年に第9位、2025年に第12位。アサヒ芸能の「セクシー総選挙」では2024年4月に総合28位に入っている。

ファン層にも特徴がある。イベントに来る人のおよそ7割が女性ファンだと本人が明かしており、同性からの支持が厚い点も特徴とされる。

テレビ・映画・配信[編集]

バラエティ番組[編集]

AVデビュー後、地上波・ネットのバラエティにも積極的に出演してきた。テレビ東京『ゴッドタン』、テレビ朝日『見取り図じゃん』、フジテレビONE『もう!バカリズムさんのドH!』などに登場している。ABEMAの『しくじり先生 俺みたいになるな!!』にも出演した。

2022年12月から2025年3月まではウェブ番組『はだかいっかん!』でMCを務めた。2025年7月には、名古屋の民放5局による配信サービスLocipoで、島田珠代、ラランド・ニシダと共演する冠番組『珠代とMINAMOの令和爆モテ男子教育計画』が配信された。収録前には島田珠代の動きを「めっちゃ練習してきました」と語っている。

映画出演[編集]

映画にも出演している。2023年公開の荒井晴彦監督作『花腐し』では、中国からの留学生リンリン役を演じた。主演は綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみ。

2025年12月19日公開の同じく荒井晴彦監督・脚本作『星と月は天の穴』にも出演した。吉行淳之介の小説が原作で、主演は再び綾野剛。共演には咲耶、田中麗奈、柄本佑らが並ぶ。2作続けて荒井作品に呼ばれている。

Netflix『デスキスゲーム』[編集]

2025年9月9日にNetflixで全6話一挙配信されたコメディシリーズ『デスキスゲーム いいキスしないと死んじゃうドラマ』にも出演した。テレビプロデューサーの佐久間宣行が手がけた番組で、劇団ひとりらの芸人がアドリブドラマに挑む構成である。

MINAMOは芸人たちを誘惑する「美女」役の一人として、紗倉まな、八木奈々、月乃ルナらと共に出演している。ナビゲーターは宮野真守が務めた。

文筆活動[編集]

連載とエッセイ[編集]

読書家として知られ、文章の仕事も多い。2022年3月から2023年3月まで、映画情報サイト「MOVIE WALKER PRESS」で連載「MINAMOの話をきいてミナモ?」を担当した。映画のキャラクターを手がかりに「モテ」などのテーマを考えるコラムで、小学4年生のころに感じた教室内の「階級」について書いた回もある。

2022年10月から2025年12月までは東京スポーツで隔週連載「MINAMOの知りたい エロ漫画の世界」を持っていた。2023年6月にはKADOKAWAからフォトエッセイ『惑溺 MINAMOフォトエッセイ』を刊行している。

初小説『母の泥舟』[編集]

2026年9月14日、初めての小説『母の泥舟』をKADOKAWAから刊行した。不機嫌な父と不安定な母のもとで育った少女が、母を救うことに執着していく物語で、祖母・母・娘の三代にわたる愛情と支配の連鎖を描いた半自伝的小説とされる。定価は1,980円(税込)。

本人は「長い間書けなかった物語」とコメントしている。9月25日にはHMV&BOOKS SHIBUYAで刊行記念トークイベントも予定された。SODクリエイトの専属女優が小説を書く例としては、先輩にあたる紗倉まながいる。

写真集・コラボ[編集]

2冊の写真集[編集]

写真集はいずれも徳間書店から出ている。1冊目は2022年9月の『MINAMO』。2冊目は約2年半ぶりの『MINAMO写真集 愛の果実』で、2025年3月17日に発売された。

『愛の果実』は写真家LUCKMANがタイで撮影したもので、A4判・128ページのハードカバー。本人は「最初の緊張と、だんだんほぐれていく表情のコントラストがいい感じに出た」という趣旨のコメントを寄せた。発売に合わせて、3月25日から30日まで東京・渋谷のギャラリーで写真展も開かれた。

ブランドとのコラボ[編集]

2024年7月には、ランジェリーブランドRAVIJOURとのコラボで、ボディスクラブ「SALTY FORM by MINAMO」を発売した。グラビアや作品だけでなく、美容・ライフスタイル方面でもブランド化が進んでいたことがわかる。

SNS・YouTube[編集]

X[編集]

Xのアカウントは「@M_I_N_A_M_O_」。2021年3月に開設され、2026年10月時点でフォロワーは42万人を超える。プロフィール欄は「AV女優です。」という一文から始まり、初小説『母の泥舟』の告知も載せている。

Instagramのアカウントは「@minamo_j」。2025年1月時点で、SNSの総フォロワー数は96万人を超えると紹介されていた。

YouTube「MINAMOジャンクション」[編集]

YouTubeでは「MINAMOジャンクション」を運営している。雑談や企画動画が中心で、「MINAMOのティア表」のようなランキング企画や、ラーメンの食べ歩き、視聴者からの批判に答える回なども公開している。

文学好きらしい企画もあり、大学教授らと吉行淳之介ゆかりの地を巡る「武蔵野文学散歩」を前後編で配信した。吉行原作の映画『星と月は天の穴』に出演した流れと重なる企画である。

炎上とバズ[編集]

  • 2021年のデビュー作は発売直後からFANZAのランキング1位を獲得し、「SOD史上最も売れた」と紹介されるほどの大ヒットになった。NEWSポストセブンが「今いちばん売れてる女優」と見出しを打ったのも、この直後の2021年8月である。
  • 2026年6月の引退発表は事前の予告がなく、台湾のニュースサイトが「無預警(予告なし)の引退発表」と報じるなど海外でもニュースになった。
  • 2025年1月の正月特番で明かした、母親の「実はお母さんも大学生の頃、AV監督になりたかってん」という告白は、ABEMA TIMESで記事化された。

余談[編集]

  • 趣味は映画鑑賞、レコード鑑賞、家具巡り、読書。好きなアーティストにはCHARA、竹内まりや、松任谷由実、ディーン・マーティンの名前を挙げている。
  • お笑いコンビ・ラランドのサーヤを「推し」としている。のちに冠番組ではラランドのもう一人、ニシダと共演した。
  • 河童や、ぬめぬめしたものが好きだとされる。
  • 自身の作品の中で売り上げが振るわなかった『MINAMO ZOMBIE』も、本人がネタにして語っている。
  • 身長は153cmと小柄。台湾など海外のメディアでも取り上げられることがある。

外部リンク[編集]

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