| 101回目の告白 101번째 고백(101st Confession) | |
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日本語版の独占配信先「ピッコマ」のロゴ(出典:ウィキメディア・コモンズ「Piccoma logo.svg」、Kakao piccoma Corp.、パブリックドメイン) | |
| 作家 | Team gecko、Team Lilac、Hyeonsol(현솔) |
| 脚本 | Team gecko |
| 作画 | Team Lilac |
| ジャンル | ロマンスファンタジー、片思い、幼なじみ、すれ違いラブ |
| 出版社 | SOY MEDIA(日本語版) |
| 配信 | ピッコマ(日本、SMARTOON・独占配信)/カカオページ(韓国) |
| 連載期間 | 2025年8月7日(韓国)/2025年8月13日(日本)〜 |
| 連載周期 | 水曜連載(ピッコマ)/金曜連載(カカオページ) |
| 話数 | 79話(ピッコマ、2026年10月時点)/80話(カカオページ、2026年10月時点) |
| 原作 | ヒョンソル(현솔)による韓国のウェブ小説『101번째 고백』 |
概要[編集]
101回目の告白とは、韓国の作家ヒョンソル(현솔)のウェブ小説を原作とする、13年間片思いを続けた伯爵令嬢ルシア・アグネスと、その告白を断り続けた幼なじみヘルウィン・ペネウスのすれ違いを描いた韓国発のロマンスファンタジーウェブトゥーンである。日本語版はピッコマで独占配信されている。
詳細[編集]
どんな作品?[編集]
ひとことで言えば「告白の回数がタイトルになっている片思いマンガ」である。主人公のルシアは8歳のときから21歳になる現在まで、13年ものあいだ幼なじみのヘルウィンを想い続け、そのたびに真正面から「好き!付き合って!」とぶつかってきた。その回数、物語開始時点でなんと98回。しかしヘルウィンの返事はいつも同じで、「俺には好きな人がいるんだ」と断られ続けている。タイトルの「101回目」は、この告白カウントがどこまで積み上がるのか、そして最後にどんな形で決着するのかを読者に予告する仕掛けになっている。
韓国ではカカオページの人気作[編集]
原作は韓国のカカオページで2022年4月13日に連載がスタートしたウェブ小説で、全171話で完結している。カカオページの作品ページでは閲覧数が580万を超え、評価は10点満点中9.3と高水準である。2024年8月7日には出版社ペパーミント(페퍼민트)から電子書籍の単行本版も刊行され、本編4巻に外伝を加えた全6巻構成となっている。原作小説の人気を受けて、2025年8月7日からはカカオページでウェブトゥーン版の連載が始まった。
日本ではピッコマの独占配信[編集]
日本語版はウェブトゥーン版の翻訳で、ピッコマのSMARTOON(フルカラー縦読み作品)ブランドの一つとして2025年8月13日から独占配信されている。出版社表記はSOY MEDIA、作家表記は「Team gecko」「Team Lilac」「Hyeonsol」の3者で、毎週水曜日に更新される。ピッコマでは「恋愛」「女性マンガ」「片思い」「フルカラー」「独占配信」といったタグが付けられ、最初の3話は無料、以降は「待てば¥0」方式で読み進められる。2026年10月時点で全79話が配信されている。
あらすじ[編集]
「ヘルウィン!あなたが好きなの、恋人になって!」
アグネス伯爵家の令嬢ルシア・アグネスは、幼なじみのヘルウィン・ペネウスに13年間片思いを続け、これまでに98回も告白してきた。だがヘルウィンは一瞬も迷うことなく、毎回きっぱりとその告白を断ってきた。彼には「好きな人がいる」のだという。
そんな娘を見かねた両親は、ルシアにお見合いを勧める。親の言葉に逆らえないルシアは、最後にもう一度だけヘルウィンに想いを伝えようと決心するが、99回目の告白もやはり受け入れてもらえなかった。すべてが終わったと悟ったルシアは、両親との約束どおりお見合いに臨み、ヘルウィンへの気持ちを諦めることを決める。
ところが、ルシアがお見合い相手と婚約しようと心を決めたとたん、事態は思いもよらない方向へ転がり始める。ルシアが見知らぬ男性をパートナーとして伴い、友人たちの前に「私の婚約者になる方よ」と紹介したとき、いつも冷静だったヘルウィンの赤い瞳が大きく見開かれる。さらに周囲からは「婚約式の前に、ヘルウィンの本当の気持ちを確かめてみたら?」という声も上がり――。
果たして、ルシアの13年越しの想いは報われるのか。そして「100回目」「101回目」の告白は、誰から誰へ向けられるのか。
主な登場人物[編集]
- ルシア・アグネス
- 本作の主人公。アグネス伯爵家の令嬢で、8歳から21歳の現在まで13年間ずっとヘルウィンに片思いしている。98回フラれてもなお気持ちを変えないほど一途で、原作のキーワードでも「純情女」「優しい女」「純真女」「片思い女」などと形容される。何度断られても前向きに告白し続けるそのメンタルの強さは、日本の読者からも「主人公のメンタルが強すぎる」と話題になった。99回目の告白を最後に、両親の勧めるお見合いを受け入れる。
- ヘルウィン・ペネウス
- ルシアの幼なじみで、ペネウス公爵家の跡取り。赤い瞳を持つ。ルシアの告白を13年間断り続けてきた張本人で、その理由として「好きな人がいる」と語ってきた。原作・ウェブトゥーンのキーワードには「ツンデレ男」「後悔男」「鉄壁男」「冷静男」が並んでおり、ルシアが他の男性との婚約に向かい始めたことで、彼自身の気持ちに変化が生じていく。
- ベルン
- ルシアのお見合い相手として登場する青年貴族。ネタバレ系の解説サイトではキャスパー侯爵として紹介されている。穏やかで誠実な人柄として描かれ、韓国の読者コメントでは「ベルンが男主人公だったらいいのに」という声が多くの共感を集めた。一方で彼にも心に残る過去の恋があるとされ、ルシアとの関係は単純な「当て馬」では終わらない。
- アリスタ
- ルシアやヘルウィンの周囲にいる令嬢。剣の腕に優れた人物として紹介されている。韓国版のコメント欄では、そのビジュアルと性格から「まるで別の作品のヒロインのよう」と評されるほどの存在感を放っている。
原作小説について[編集]
原作の『101번째 고백』(101番目の告白)は、作家ヒョンソル(현솔)がカカオページで発表したウェブ小説である。2022年4月13日に連載を開始し、全171話で完結した。カカオページ上の作品紹介では、ルシアの98回目の告白をヘルウィンが「たった1秒も悩まずに」断る場面から始まり、99回目の告白、そしてお見合い相手を伴って友人たちの前に現れるルシアの姿までが描かれている。
付けられたキーワードは「片思い」「後悔男」「ツンデレ男」「鉄壁男」「冷静男」「優しい女」「平凡女」「純真女」「純情女」「傷ついた女」「三角関係」「幼なじみ」「ドラマ」「切ない物語」など。韓国のロマンスファンタジーでおなじみの「後悔男(후회남)」もの、つまり冷たくしていた男性が後から自分の気持ちに気づいて後悔するタイプの物語であることが、キーワードからもはっきり読み取れる。
2024年8月7日には出版社ペパーミントから電子書籍の単行本版が刊行された。韓国の電子書籍ストア「リディ(RIDI)」では本編4巻と外伝を合わせた全6巻として販売されており、こちらでは「西洋風」「初恋」「友達から恋人へ」「アカデミー」「能力男」などのキーワードも追加されている。
ウェブトゥーン版について[編集]
ウェブトゥーン版は、脚色をTeam gecko、作画をTeam Lilacが担当し、原作者ヒョンソルの名前がクレジットされている。韓国のウェブトゥーン情報サイトでは、制作会社はコニスト(Conist)と紹介されている。
韓国では2025年8月7日にカカオページで連載がスタートし、初日から複数話がまとめて公開された。現在は毎週金曜日の連載で、2026年10月時点で80話が公開されている。カカオページでの閲覧数は427万を超え、評価は10点満点中9.6と、原作小説を上回る高評価を得ている。カカオページの作品紹介に付けられたキーワードは「ロマンスファンタジー」「片思い」「ツンデレ男」「後悔男」「鉄壁男」「片思い女」「純情女」「優しい女」「純真女」「幼なじみ」「切ない物語」である。
日本語版はSOY MEDIAが手がけ、漫画アプリのピッコマで2025年8月13日から配信されている。韓国版とは更新曜日が異なり、日本では水曜日に更新される。日本語版でのキャラクター名は「ルシア・アグネス」「ヘルウィン・ペネウス」と表記されている。
作品の見どころ[編集]
「告白カウンター」という発明[編集]
本作の最大の魅力は、片思いの重さを「回数」で可視化した点にある。98回、99回と積み上がっていく告白の数は、そのままルシアの13年間の重みであり、同時にヘルウィンの拒絶の重みでもある。読者はタイトルの「101回目」という数字を知っているからこそ、「残りの告白は誰がするのか?」という問いを抱えながら読み進めることになる。
フラれ続けるヒロインの強さ[編集]
ふつうの恋愛マンガなら1回フラれただけで大事件だが、ルシアは98回フラれても笑顔で次の告白に向かう。この「メンタル最強ヒロイン」ぶりが本作のコメディ的な味付けにもなっている。一方で、99回目の告白を最後に気持ちを手放そうとする場面では、13年分の想いの重さが一気にのしかかり、切ない物語としての側面が顔を出す。
後悔男もののカタルシス[編集]
韓国ロマンスファンタジーの人気ジャンルである「後悔男」ものとしての面白さも大きい。ずっとそばにいてくれたルシアが、別の男性と婚約しようとした瞬間に動揺し始めるヘルウィンの姿に、読者は「今さら!?」とツッコミを入れつつも目が離せなくなる。韓国版のコメント欄でも「自分は欲しくないけど、他人に渡すのは惜しいってこと?」といったヘルウィンへの厳しい声が多くの「いいね」を集めている。
三角関係とサブキャラクター[編集]
お見合い相手ベルンの誠実さや、アリスタのような存在感のあるキャラクターが加わることで、物語は単純な二人の恋から三角関係・群像劇へと広がっていく。読者の間ではヘルウィンではなくベルンを推す声も見られ、こうした「どっちとくっつくの?」問題が本作の検索需要を押し上げている。宇宙wikiのピッコマロマンスファンタジーウェブトゥーン一覧やピッコマ恋愛ウェブトゥーン一覧、ピッコマ配信ウェブトゥーン作品一覧もあわせて参照のこと。
同ジャンル作品との違い[編集]
ピッコマで配信されている韓国発のロマンスファンタジーには、『捨てられた皇妃』や『悪役のエンディングは死のみ』のような回帰・転生ものや、『結婚商売』『政略結婚なのにどうして執着するのですか?』のような契約・政略結婚ものが多い。また『幼馴染が私を殺そうとしてきます』のように幼なじみを軸にした作品もある。そのなかで本作は、悪役令嬢も異世界転生も登場しない「ど直球の片思いもの」である点が特徴的で、少女漫画や恋愛漫画の王道に近い感覚で読める。ツンデレな幼なじみとのすれ違いという古典的な題材を、フルカラーのウェブトゥーンならではの演出で描いている。
読者の反応[編集]
韓国のカカオページでは、ウェブトゥーン版第1話から活発なコメントが寄せられており、作品全体のコメント数は3,900件を超えている。「13年って、これはもう狂気」といった片思いの長さへのツッコミや、「告白を98回も断った相手が、優しく抱きしめて手を握るのは何なの」とヘルウィンの思わせぶりな態度を責める声、「現実に置き換えると、脈がないのに告白し続けるのはちょっと……」という冷静な意見まで、反応はさまざまである。
日本でも配信開始直後からX (SNS)上で感想が投稿されており、「イラストがすごく好き」「主人公のメンタルが強すぎて羨ましい」といった声が見られる。また、Yahoo!知恵袋には「12話まで読んだが、最終的に誰とくっつくのか知りたい」という質問が寄せられるなど、結末を気にする読者も多い。
余談[編集]
- タイトルが似ていることから、日本ではドラマ『101回目のプロポーズ』と取り違えて検索されることがある。
- 韓国版のタイトルは「101番目の告白」の意味だが、日本語版は「101回目の告白」と訳されている。
- 序盤の第4話に登場する刺繍をめぐる場面では、韓国の読者から「刺繍ってイニシャルだけ?」「シンプルすぎて逆に驚いた」とツッコミが相次ぎ、コメント欄のちょっとした名物になった。
- 韓国版の第2話には「男性を見てきれいと言うのは褒め言葉」というコメントも寄せられており、キャラクターのビジュアルも人気の一因となっている。
- 日本のピッコマの作品ページに表示されるいいね数は、2026年10月時点で400万を超えている。