騙され、殺された俺は、回帰して仇敵の兄の参謀となる。

騙され、殺された俺は、回帰して仇敵の兄の参謀となる。(だまされ、ころされたおれは、かいきしてきゅうてきのあにのさんぼうとなる)とは、ピッコマが「SMARTOON」として2026年7月9日から独占配信しているウェブトゥーン(縦読みフルカラー漫画)である。裏切りによって命を落とした男が22年前の少年時代に回帰(時間遡行)し、未来の知識を武器に家族を守り、仇敵への復讐を果たすために「仇敵の兄」の参謀として成り上がっていく、ファンタジー×リベンジ作品。第2回ピッコマノベルズ大賞に入賞した同名のウェブ小説を原作とし、ピッコマのSMARTOON作品としては通算12作目にあたる。


騙され、殺された俺は、回帰して仇敵の兄の参謀となる。
作画 小川せせらぎ、PRISMstudio
スタジオ PRISMstudio
ジャンル ファンタジー、アクション、リベンジ、回帰
出版社 シェルパスタジオ
配信 ピッコマ(日本独占)
連載期間 2026年7月9日 - 連載中
連載周期 毎週木曜日
略称 騙され殺された俺、参謀となる
原作 魯恒凛(同名のウェブ小説)
その他 キャラクター原案:拓思文化


概要[編集]

「騙され、殺された俺は、回帰して仇敵の兄の参謀となる。」は、ピッコマの縦読みフルカラー漫画ブランド「SMARTOON」の新作として2026年7月9日(木)に独占配信が始まったウェブトゥーンである。原作は、ピッコマの小説レーベル「ピッコマノベルズ」で連載され、第2回ピッコマノベルズ大賞に入賞した同名のウェブ小説(原作者:魯恒凛)。近年ピッコマで量産される「回帰もの(時間を巻き戻してやり直す物語)」の系譜に連なり、忠誠を尽くした相手に裏切られて殺された主人公が過去に戻り、今度は敵の身内に取り入って内側から復讐するという、ひとひねりの効いた設定が特徴となっている。

配信開始時には初回20話が一挙公開され、以降は毎週木曜日に更新される。ピッコマの「待てば¥0」形式で読み進められるため、結婚商売レア度★1の英雄として生き残る方法などと同様、新規読者が入りやすい話題作として立ち上がった。

あらすじ[編集]

モンスターが人類を蹂躙する過酷な世界。巨大財閥「KBグループ」に仕える成宮虎良(なりみや とらよし)は、創業家の三男・黒羽隆三郎に絶対の忠誠を尽くしてきた。しかしある日、自分の家族を次々に襲った数々の不幸の裏に、ほかならぬ隆三郎の存在があることを知ってしまう。あまりにも残酷な真相に辿り着いたその瞬間、虎良は口を封じられるように命を奪われてしまった。

無念のうちに息絶えたはずの虎良が次に目を覚ますと、そこは22年前——10歳の頃の自分自身に戻っていた。未来を知る「二度目の人生」を手に入れた虎良は、今度こそ大切な家族を守り抜き、仇敵・隆三郎への復讐を成し遂げるべく動き出す。その手段として彼が選んだのは、隆三郎と対立する「隆三郎の兄」の参謀となり、内側から一族の権力構造を書き換えていくという、気の遠くなるような長期戦だった。

世界観・設定[編集]

物語の舞台は、モンスターの襲撃に晒された人類が「転職」によって特殊な異能を獲得し、生き延びている世界である。ただしそこには残酷な格差が敷かれており、魔力を操る者は「支配者」として頂点に立ち、剣を振るう者は「平民」として虐げられるという、能力による明確な分断社会が形成されている。

主人公・虎良は剣を振るう側、すなわち虐げられる「平民」の立場から物語を始める。回帰前の彼は財閥の忠実な駒として使い潰された。回帰後の虎良は、未来で得た知識と、能力社会の仕組みそのものへの理解を武器に、身分の壁を乗り越えて成り上がっていくことになる。「奪われる側では終わらない――すべて取り返す!」という主人公の宣言が、作品全体を貫くテーマとなっている。

主な登場人物[編集]

成宮虎良(なりみや とらよし)
本作の主人公。巨大財閥KBグループに仕える有能な人材で、創業家三男・黒羽隆三郎に忠誠を尽くしていた。家族を襲った不幸の真相を知った直後に殺害されるが、22年前の10歳の自分に回帰する。二度目の人生では、未来の知識を活かして家族を守り、仇敵への復讐を目指す。
黒羽隆三郎(くろは りゅうざぶろう)
KBグループ創業家の三男で、本作の仇敵。回帰前の虎良が絶対の忠誠を捧げていた相手だが、その裏で虎良の家族に不幸をもたらしていた張本人。
隆三郎の兄
隆三郎と対立するKB創業家の人物。回帰後の虎良は、仇敵を内側から崩すため、あえてこの人物の参謀に就こうとする。

原作小説とSMARTOON化[編集]

原作は、ピッコマの小説レーベル「ピッコマノベルズ」で連載された同名のウェブ小説で、原作者は魯恒凛(ろこうりん)。第2回ピッコマノベルズ大賞に入賞した人気作であり、その評価を受けてファン待望のウェブトゥーン化(SMARTOON化)が実現した。ピッコマノベルズ発の小説がSMARTOON化されるのは本作で12作目にあたり、ピッコマが自社の小説レーベルを起点にオリジナルのウェブトゥーンIPを育てる戦略の一例といえる。

制作スタッフ[編集]

  • 原作:魯恒凛(ピッコマノベルズ)
  • キャラクター原案:拓思文化
  • 作画:小川せせらぎ/PRISMstudio
  • 出版社:シェルパスタジオ

出版を手がけるシェルパスタジオは、2021年2月設立のピッコマ運営元・カカオピッコマのグループ会社で、クリエイターの制作環境を支援し、読者と作り手をつなぐことを目的とする企業である。

見どころ[編集]

本作最大の魅力は、「回帰もの」の王道でありながら、復讐の手段として「仇敵そのもの」ではなく「仇敵の兄」に取り入るという、搦め手の戦略性にある。真正面から力で敵を打ち倒すのではなく、敵対勢力の内部に潜り込んで一族の権力争いを利用するという展開は、単純な最強バトルとは一線を画す頭脳戦の面白さを生んでいる。

また、「転職」による異能格差という設定は、レア度★1の英雄として生き残る方法ナノ魔神テムパルといったゲーム的・能力バトル系ウェブトゥーンとも親和性が高く、虐げられる「平民」からの成り上がりというカタルシスは全力マンキン喧嘩独学の読者にも訴求する。回帰・復讐というテーマでは華山転生とも読者層が重なる。

よくある質問[編集]

どこで読める?
ピッコマで独占配信されている。日本国内向けのSMARTOON作品で、「待てば¥0」形式で読み進められる。
完結している?
2026年7月9日に配信が始まったばかりの新連載であり、連載中である(初回20話一挙公開・毎週木曜更新)。
原作小説はある?
ある。ピッコマの小説レーベル「ピッコマノベルズ」で連載された同名ウェブ小説(原作者:魯恒凛)が原作で、第2回ピッコマノベルズ大賞入賞作である。
「回帰」ってどういうこと?
死んだ主人公の意識が過去(22年前・10歳の頃)の自分に戻り、未来を知った状態で人生をやり直すこと。近年のウェブトゥーンで人気のジャンルで、華山転生結婚商売なども同系統の設定を持つ。

余談[編集]

  • タイトルが長く覚えにくいため、読者の間では「騙され殺された俺」「参謀もの」などと略して呼ばれることがある。
  • 配信元のピッコマは、アプリ版が2016年4月のサービス開始以来、累計5,000万ダウンロードを突破している(2025年3月時点)。本作はその豊富なラインナップに加わったオリジナルSMARTOONの一つである。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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