華山転生
화산전생
華山転生.jpg
日本版表紙
作家 tomassi, JUN
ジャンル アクション
出版社 kakaopage
配信 ピッコマ
連載周期 月曜連載
ウェブサイト (日本)ピッコマ
(韓国)カカオページ


概要[編集]

ピッコマで配信されているウェブトゥーンSMARTOON、縦スクロール漫画。

あらすじ[編集]

戦乱の時代を生き延び、漁夫の利で華山派の長老となった奏は、一生栄光を味わうこともなく、後悔と未練に満ちた人生の幕を閉じたー、

と、思ったその瞬間、なんと8歳の時の自分に転生したのだった! これから何が起きるかを全て知っている奏にとってはまさにチートライフ!修行に励み、メキメキ頭角を現わしていく。 今度こそ人生をやり直して、戦乱の世に名を残すことができるのか?!

— ピッコマ

設定および世界観[編集]

時代設定は明朝初期。敵組織である暗天会の成立時期と当初の目的から1420〜40年代、年号にして永楽年間から正統年間頃と推定される。(※最新話時点)

世界観は官すなわち朝廷と、武林すなわち武術家達の世界が共存する典型的な武侠小説のそれである。

強さ基準は 三流<二流<一流<絶頂<超絶頂<化境<炫境

となる。

勢力としては

・正派(武林盟) ・邪派(邪道川) ・魔道二勢(魔教と血教) ・黒道(下五門) ・賊林寨

が存在する。

彼らの中で上位100名の達人が「天下百大達人」である。主人公の奏の師匠である流正木や賊林総寨主などがこれに連なる。強さは最低でも超絶頂級が必要。

そして上位10名に連なる達人が「上天十座」である。 内訳は

・剣圣:南宮威武(武林盟主 南宮世家主) ・血魔(血教主) ・天魔(魔教主) ・神僧:慧娩(少林寺方丈) ・剣仙:祐日聞(華山派掌門) ・拳童帝:浄白 ・音神:韶柳錦(韶音門主) ・邪道川主

8名までは判明している。他の候補は太極剣:雲光や毒王、河北彭家の当主、諸葛世家主などであろうか。

また武林盟の若手有望株は「五龍三鳳」と呼ばれる。 男5名、女3名で構成されており、女は30歳になったら外れるようである。

内訳は

・毒龍:唐明人(四川唐家) ・毒鳳:唐慧(四川唐家) ・謀士美鳳:諸葛秀卵(諸葛世家) ・智龍:諸葛想(諸葛世家) ・波剣鳳:段里花(青城派) ・印龍:虚徳槍(終南派) ・蒼龍:南宮旋柳(南宮世家)


までは判明している。奏のやり直し前の世界線では本作のヒロイン候補である落小月が梅花剣鳳として仲間入りしたが、おそらく既に30間近の波剣鳳の後釜になった可能性が高い。

連載状況[編集]

原作小説は2018年17巻で完結した。 漫画版は韓国で2023年2月に第四部が休載。8月5日から連載が再開している。日本でも4月から休載しており、10月16日から連載が再開した。

評価[編集]

  • ストーリーの始まりが斬新という評価が多い。他の転生物は初回の人生で主人公が敗死するケースが多いのに対して、主人公の初回の人生でも主人公陣営が勝利していることが明らかになっている。また主人公も生き残っているため復讐要素が薄めである。ただしその過程で発生した被害が大きすぎたため、それを最小限に抑え、かつ自身の人生をより充実したものとするために人生をやり直すという独特な目的のもとに行動している。登場人物たちも白黒がはっきりしているより、悪役だとしても善人である場合が多い。逆も然り。
  • 絵柄についてはターゲット読者層(野郎しかみない武侠漫画)相手にしては、かわいくてさわやかすぎるという意見もあったが、割とジャンルと相性がいい絵柄だったようだ。今は好評がほとんどである。

余談[編集]

  • 2020年ピッコマで最も読まれた作品20位となった。[1]