邪魔者に転生してしまいました


邪魔者に転生してしまいました
이물질은 나였다
脚本 4wisdomteeth、molto(脚色)
作画 YANGYONG
ジャンル ロマンスファンタジー、悪役令嬢、回帰もの
配信 ピッコマ(日本・独占先行配信)
連載期間 2024年 -(連載中)
連載周期 毎週火曜(日本)
話数 連載中
原作 Gwon Gyeoeul(クォン・ギョウル、小説)


邪魔者に転生してしまいました(じゃまものにてんせいしてしまいました、原題:이물질은 나였다)とは、韓国発のウェブトゥーン(縦読みフルカラー漫画)である。聖女候補だった主人公が、罪をなすりつけられて悲惨な死を迎えた末に「自分は小説の悪役だった」と気づき、5歳の幼少期へと回帰して人生をやり直す悪役令嬢×回帰もののロマンスファンタジー作品で、日本ではピッコマが独占先行配信している。

概要[編集]

原作は、クォン・ギョウル(Gwon Gyeoeul、권겨을)による韓国のウェブ小説。作画をYANGYONG(양용)が担当し、脚色(コンテ・構成)を4wisdomteeth(4랑니)とmolto(몰랑토끼)が手がけている。韓国では大手プラットフォーム「カカオページ」で連載され、日本ではピッコマで毎週火曜日に独占先行配信されている。

「聖女になるはずが濡れ衣を着せられて破滅した女が、幼い頃に戻ってデッドフラグを回避しようと奮闘する」というストーリーは、近年の韓国ウェブトゥーンで人気を集める「悪役令嬢・回帰・やり直し」ジャンルの王道を踏んでおり、誰かが私に憑依した悪役に仕立てあげられた令嬢は財力を隠す結婚商売などと同系統の読み味を持つ。

2026年には、ピッコマがAI技術を活用して制作する短尺アニメの新カテゴリ「ANIME」の初期ラインナップ6作品の一つに選出され、緑陰の冠転生した暗殺者は剣術の天才誰かが私に憑依した侯爵家の歴代最強の末息子悪役に仕立てあげられた令嬢は財力を隠すとともにアプリ内で先行公開される話題作となった。

あらすじ[編集]

聖女候補として将来を嘱望されていた主人公は、何者かの策略にはめられ、唯一の後援者だった公爵家を没落させたうえ、ライバルの令嬢ディアナを毒殺しようとしたという濡れ衣を着せられる。無実を訴えることも叶わないまま、主人公は罪人として悲惨な最期を迎えることになる。

死の間際、彼女は「これはまるで三流小説の悪役ではないか」と思い、そして本当に自分が小説の中の邪魔者(異物)に憑依していたことに気づく。ところが次に目を覚ますと、奇跡のように5歳の幼少期へと戻っていた。

二度目の人生では「心を入れ替えて善良に生きる」と決意し、破滅の運命(デッドフラグ)を一つずつ避けていく。すると前世では冷徹だった公爵が事あるごとに贈り物をくれるようになり、前世では自分のせいで犬死にした長男とも打ち解け、病弱で早世する運命だった次男の命も救っていく。しかし、原作の筋書きから外れようとすればするほど、なぜか物語の男性主人公たちと深く関わる羽目になり、本来は天使のように優しいはずの女主人公ディアナが険しい態度を見せ始める――という展開が描かれる。

主な登場人物[編集]

物語の中心となるのは、回帰した主人公と、彼女を取り巻く公爵家の人々、そして物語の鍵を握る男性主人公である。

主人公
元・聖女候補の女性。前世で濡れ衣を着せられて破滅した後、5歳に回帰する。原作知識を武器に、周囲との関係を修復しながら破滅の未来を書き換えようとする。
エドウィン
物語の男性主人公。一途に主人公を想い続ける立場にあり、物語が進むにつれて主人公にとって重要な相手となっていく。
ディアナ
原作小説におけるヒロイン格の令嬢。表向きは優しく振る舞うが、主人公が運命を変えることで思わぬ一面を見せていく。
公爵とその息子たち
前世では主人公に冷淡だった公爵家の当主と、主人公が救っていく長男・次男。回帰後の主人公との関係が大きく変化する。

なお、登場人物の細かな設定や関係性は連載の進行にともなって描かれる部分が多く、日本語版では今後の展開で明らかになる要素も残されている。

設定・世界観[編集]

本作は、聖女や公爵家、貴族社会が存在する西洋風ファンタジー世界を舞台とする。主人公は「自分が読んでいた小説の登場人物に憑依していた」ことに気づき、さらに時間を巻き戻して人生をやり直すという、憑依と回帰を組み合わせた二重構造が物語の起点になっている。

「原作(小説)で決められた破滅の筋書き」と「それを変えようとする主人公の意志」との対立が全体を貫くテーマであり、読者は主人公が持つ原作知識と、予測不能に変化していく現実とのギャップを楽しむことができる。こうした構図は外科医エリーゼ捨てられた皇妃など、記憶や前世の知識を武器に運命へ抗う韓国ロマンスファンタジー作品と共通する魅力である。

原作小説とウェブトゥーン[編集]

原作は、クォン・ギョウルによる韓国のウェブ小説で、全268話ですでに完結している。韓国では「カカオページ」や電子書籍ストア「RIDIBOOKS」(全7巻)で読むことができる。

ウェブトゥーン(漫画版)は、この小説を原作としてYANGYONGが作画を担当し、4wisdomteethとmoltoが脚色を務めている。韓国では毎週土曜に更新され、日本ではピッコマが独占先行配信の形で毎週火曜に新話を公開している。原作小説がすでに完結しているのに対し、漫画版は日本・韓国とも現在も連載が続いている。

作品の特徴・見どころ[編集]

本作の見どころは、破滅の運命を知る主人公が「善良に生きる」と決めたことで、周囲の人々との関係が前世とは正反対に好転していく逆転のカタルシスにある。冷たかった公爵家の面々が少しずつ主人公に心を開き、救われた家族が味方になっていく過程は、同ジャンルの悪女の定義皇帝の一人娘にも通じる「やり直しで家族の絆を築き直す」王道の心地よさを備えている。

一方で、主人公がどれほど原作から外れようとしても物語の強制力のように男性主人公たちと関わってしまう展開や、優しいはずのヒロイン・ディアナの豹変といった要素が、単なる予定調和に収まらない緊張感を与えている。フルカラーの美麗な作画で描かれる貴族社会のドレスや宮廷描写も、ウェブトゥーンならではの魅力である。

よくある質問[編集]

原作は小説ですか?
はい。クォン・ギョウルによる韓国のウェブ小説が原作で、全268話ですでに完結しています。漫画版(ウェブトゥーン)はその小説を原作とするコミカライズです。
漫画は完結していますか?
日本語版・韓国語版とも連載中です(本項執筆時点)。原作小説は完結していますが、漫画版はまだ物語の途中です。
どこで読めますか?
日本ではピッコマが独占先行配信しており、毎週火曜に更新されます。韓国語版は「カカオページ」で読むことができます。
原題の意味は?
韓国語の原題「이물질은 나였다」は「異物(=邪魔者)は私だった」という意味で、主人公が物語世界にとっての“異物”=邪魔者だったという設定を表しています。

関連項目[編集]


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