| 草笛光子 くさぶえ みつこ / Mitsuko Kusabue | |
|---|---|
![]() 草笛光子(1954年。出典:Wikimedia Commons) | |
| 本名 | 栗田光子(旧姓:富田) |
| 誕生日 | 1933年10月22日 |
| 年齢 | 93歳 |
| 出身地 | 神奈川県横浜市神奈川区 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 神奈川県立横浜平沼高等学校卒業 |
| ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台、ミュージカル |
| 活動期間 | 1950年 - |
| デビューアルバム | 1950年 松竹歌劇団(SKD)5期生として入団、1953年 映画『純潔革命』(松竹) |
| 家族 | 元夫:芥川也寸志(作曲家、1960年結婚、約2年で離婚) |
| 事務所 | 草琇舎(個人事務所、オスカープロモーションと業務提携) |
| 代表作 | 『光子の窓』、『犬神家の一族』、『ラ・マンチャの男』、『シカゴ』、『6週間のダンスレッスン』、『真田丸』、『鎌倉殿の13人』、『九十歳。何がめでたい』、『アンジーのBARで逢いましょう』 |
| 関連活動 | 日本ミュージカル界の草分け、エッセイスト、グレイヘアのファッションアイコン |
| その他 | 紫綬褒章(1999年)、旭日小綬章(2005年)、文化功労者(2024年)、名誉都民(2025年) |
| リンク | https://www.kusabue-mitsuko.com/ |
概要[編集]
草笛光子(くさぶえ みつこ、1933年10月22日 - )とは、神奈川県横浜市出身の女優である。松竹歌劇団(SKD)出身で、1950年代から映画・テレビ・舞台の第一線に立ち続け、『ラ・マンチャの男』『シカゴ』の日本初演に参加した日本ミュージカル界の草分けでもある。90歳で主演した映画『九十歳。何がめでたい』が大ヒットし、グレイヘアの着こなしでも「憧れの90代」として親しまれている。
詳細[編集]
歌えて踊れる「スリーパールズ」[編集]
少女時代は体が弱く、それを克服するために小学生のころからバレエを習い始めた。これが後の舞台人生の土台になる。1950年、高校を卒業する年に松竹歌劇団(SKD)へ5期生として入団した。SKDは宝塚歌劇団と並ぶ「西の宝塚、東の松竹」と呼ばれたレビュー劇団で、草笛はそこで同期の淡路恵子、深草笙子と「スリーパールズ」を結成。中でも歌唱力の高さで知られた。
1953年、松竹京都撮影所の『純潔革命』で映画デビュー。翌1954年にSKDを退団し、1956年からは東宝の専属女優となった。2025年のインタビューでも「1950年にSKDの5期生として入団して以来」と自ら振り返っており、芸歴は優に75年を超える。
テレビ黎明期のスター[編集]
草笛の名を全国区にしたのが、1958年に日本テレビで始まった音楽バラエティ『光子の窓』(資生堂提供の「花椿ショウ」枠)である。洋館の窓から顔を出して歌うオープニングが評判となり、番組名に自分の名前が入った冠番組の司会を20代半ばで務めた。構成には若き日の永六輔が起用されており、「日本のバラエティ番組の草分け」と評価されている。
2024年に文化功労者に選ばれた日には、公式Instagramでこの『光子の窓』のころと思われる25歳前後の写真が公開され、「素敵」「憧れる女性」と大きな反響を呼んだ。60年以上前の写真が令和のSNSでバズるあたりに、この人の息の長さがよく表れている。
日本ミュージカルの開拓者[編集]
映画女優として売れっ子になってからも、草笛は舞台、特にミュージカルにこだわり続けた。1969年、帝国劇場での『ラ・マンチャの男』日本初演に出演し、ヒロインのアルドンサを演じた。のちに松本白鸚の代名詞となるこの作品の、最初のアルドンサである。
さらに『シカゴ』の日本初演ではロキシー・ハートを演じ、『王様と私』『ピピン』『ジプシー』『ラ・カージュ・オ・フォール』など、ブロードウェイ作品の日本上陸を次々と支えた。一人芝居『私はシャーリー・ヴァレンタイン』などで芸術祭賞を3度受賞。東京都の名誉都民の選定理由にも「日本のミュージカル界の草分けの一人として、その発展に大きく貢献した」という趣旨が挙げられている。
90歳で初の単独主演、大ヒット[編集]
キャリア後半最大の話題となったのが、2024年6月21日公開の映画『九十歳。何がめでたい』(前田哲監督)である。作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイを原作に、90歳の佐藤愛子本人を、撮影当時90歳の草笛が演じた。前田監督は公開前の舞台挨拶で「90歳の役を90歳の草笛さんが吹き替えなしで演じた」と強調し、草笛本人は「90歳をよろしく」と笑いを取った。
共演は唐沢寿明、真矢ミキら。主題歌は木村カエラの「チーズ」。興行収入は10億円を超え、国内最高齢の主演女優として大きく報じられた。この作品で第48回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(主演女優賞)、第34回日本映画批評家大賞ダイヤモンド大賞などを受賞している。
2025〜2026年の動き[編集]
2025年4月4日には、主演映画『アンジーのBARで逢いましょう』(松本動監督、天願大介脚本)が公開され、自身の最高齢主演記録を更新した。同年10月1日には東京都の名誉都民に顕彰された(字幕翻訳者の戸田奈津子らと同時。式典は日程の都合で欠席)。
2025年春以降はテレビ出演やイベント登壇が途絶えており、2026年にはその近況を週刊誌が報じた。同年8月の『週刊女性』によれば、本人はマネージャーを通じて「私はようやく老後がやってきた感じです」と心境を伝え、静かに過ごしたい意向を示したという。2026年4月29日に佐藤愛子が102歳で亡くなった際には、Instagramで「私もまもなくそちらに行きますので」と追悼し、ユーモアの混じった一文として話題になった。
そして93歳の誕生日当日の2026年10月22日、Instagramで「93歳の誕生日を区切りにこちらのInstagramは卒業させていただくこととなりました」と発表。今後の情報は公式サイトとXで発信するとしている。
経歴[編集]
生い立ちと松竹歌劇団時代[編集]
1933年10月22日、神奈川県横浜市神奈川区に生まれる。4人きょうだいの長女。神奈川県立横浜平沼高等学校を卒業し、1950年に松竹歌劇団に入団した。日本舞踊は吾妻徳穂に師事しており、この吾妻のもとで秘書を務めていたのが若き日の作家・有吉佐和子だったという縁がある。
1952年の正月公演『スター東京』では、同世代の岸惠子と並んだ写真が残っている。この写真は2026年9月、自宅の整理中にスタッフが発見してInstagramに投稿し、「美しいと軽々しく言えない美しさ」と話題になった。
東宝専属時代[編集]
1956年に東宝の専属となり、『社長シリーズ』をはじめとする東宝喜劇の常連になる。森繁久彌、三木のり平らとの共演はこの時代の財産で、のちのエッセイでも繰り返し語られている。一方で成瀬巳喜男監督の『放浪記』(1962年)、『女の座』(1962年)、『乱れる』(1964年)、『乱れ雲』(1967年)など、文芸作品でも存在感を見せた。
1960年には作曲家の芥川也寸志(小説家・芥川龍之介の三男)と結婚したが、約2年で離婚している。
市川崑作品と「犬神家」[編集]
市川崑監督との縁は特に深い。草笛自身、「映画での役作りの面白さを教えてくれた人」として市川監督の名を挙げている。1976年の『犬神家の一族』では犬神家三姉妹の三女・梅子を演じ、これが代表作の一つとなった。石坂浩二主演の金田一耕助シリーズには全作に出演したとされ、2006年のリメイク版『犬神家の一族』にも別の役で出演している。
『犬神家の一族』の撮影初日、準備がすべて整っていたにもかかわらず、市川監督が「奥座敷の金襖の金色が本物に見えない」として撮影を中止したという。草笛はこの一件から「一切の妥協を許さない厳しさ」を学んだと語っている。
舞台とテレビの両輪[編集]
1960年代末から舞台の比重を高め、『ラ・マンチャの男』(1969年・1970年)を皮切りにミュージカルの主要作品に次々と出演した。有吉佐和子原作のドラマ『不信のとき』(1968年)で主演したことをきっかけに有吉と親しくなり、舞台『和宮様御留』の少進役と、橋田壽賀子作『女たちの忠臣蔵』の大石りく役で1980年度の菊田一夫演劇賞を受賞した。
テレビでは『赤い靴』、『ありがとう』、『熱中時代』、TBSテレビの『渡る世間は鬼ばかり』などのホームドラマから、時代劇、サスペンスまで幅広く出演。華やかな貴婦人から落ちぶれた女性まで演じ分けられる、引き出しの多い女優として重宝された。
母との二人三脚と事務所移籍[編集]
長らくフリーで活動し、マネージャー役は実の母が務めていた。その母の死去などを機に、2009年10月1日付でオスカープロモーションと契約。現在は個人事務所・草琇舎として、オスカーと業務提携する形をとっている。
2000年代後半には一人芝居に近い二人芝居『6週間のダンスレッスン』(2006年初演、2007年・2008年・2014年に再演)で主人公リリー・ハンソンを演じ、70代〜80代でダンスを踊る舞台が評判を呼んだ。2010年のNHKドラマ『セカンドバージン』では女流作家役を演じ、有吉佐和子をモデルに横長の眼鏡とショートヘアで役作りをしている。
80代での再ブレイク[編集]
80代に入ってからの活躍ぶりは驚異的である。2016年にはNHK大河ドラマ『真田丸』で主人公・真田信繁(堺雅人)の祖母とりを演じた。2018年には主演映画『ばぁちゃんロード』が公開。
2021年にはテレビドラマ『その女、ジルバ』で、超高齢熟女バー「OLD JACK&ROSE」のきら子ママを演じた。プロデューサーは、戦災孤児だった過去を短い台詞で語る場面について「その短いセリフだけで全てを表現できるのは草笛さんだから」と評している。同年の映画『老後の資金がありません!』で第45回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。2022年には三谷幸喜脚本の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源頼朝の乳母・比企尼を演じ、三谷大河に2作連続で出演した。
90代、主演女優として[編集]
2023年10月にはAmazon Prime VideoのAmazon Original『次元大介』に出演。2024年は『九十歳。何がめでたい』の主演、11月公開の『アイミタガイ』への出演、文化功労者への選出と、90代とは思えない密度の一年となった。
2025年の『アンジーのBARで逢いましょう』では、町に現れていわく付きの物件でバーを開く白髪の女性アンジーを演じた。共演の寺尾聰とは1974年のドラマ『天下のおやじ』で親子役を演じて以来の縁である。
主な出演作[編集]
映画[編集]
| 公開年 | 作品名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1953年 | 純潔革命 | 映画デビュー作(松竹京都) |
| 1957年 | 青い山脈 | |
| 1957年 | 大当り三色娘 | |
| 1960年 | ぼんち | |
| 1962年 | 放浪記 | 成瀬巳喜男監督 |
| 1962年 | 女の座 | 成瀬巳喜男監督 |
| 1962年 | 忠臣蔵 花の巻・雪の巻 | |
| 1964年 | 乱れる | 成瀬巳喜男監督 |
| 1967年 | 乱れ雲 | 成瀬巳喜男監督 |
| 1969年 | 日本海大海戦 | |
| 1976年 | 犬神家の一族 | 犬神梅子役、市川崑監督 |
| 1978年 | 火の鳥 | 市川崑監督 |
| 1987年 | 極道の妻たちII | |
| 2006年 | 雪に願うこと | |
| 2009年 | 沈まぬ太陽 | |
| 2010年 | 武士の家計簿 | |
| 2011年 | デンデラ | 天願大介監督 |
| 2014年 | 0.5ミリ | |
| 2016年 | 殿、利息でござる! | |
| 2018年 | ばぁちゃんロード | 主演 |
| 2019年 | ある船頭の話 | |
| 2021年 | 老後の資金がありません! | 第45回日本アカデミー賞優秀助演女優賞 |
| 2024年 | 九十歳。何がめでたい | 主演・佐藤愛子役、第48回日本アカデミー賞優秀主演女優賞 |
| 2024年 | アイミタガイ | こみち役 |
| 2025年 | アンジーのBARで逢いましょう | 主演・アンジー役 |
テレビドラマ[編集]
- 『赤い靴』(1972年 - 1973年)
- 『ありがとう』(1973年 - 1974年)
- 『天下のおやじ』(1974年)
- 『熱中時代』(1978年 - 1981年)
- 『渡る世間は鬼ばかり』(TBSテレビ)
- 『セカンドバージン』(2010年、NHK)
- 『真田丸』(2016年、NHK大河ドラマ) - とり 役
- 『戦争めし』(2018年)
- 『その女、ジルバ』(2021年) - きら子ママ 役
- 『特攻兵の幸福食堂』(2021年)
- 『鎌倉殿の13人』(2022年、NHK大河ドラマ) - 比企尼 役
- 『すべて忘れてしまうから』(2022年)
- 『次元大介』(2023年、Amazon Original)
テレビ番組(司会)[編集]
- 『光子の窓』(1958年 - 、日本テレビ) - 司会
舞台・ミュージカル[編集]
- 『ラ・マンチャの男』(1969年・1970年) - アルドンサ 役(日本初演)
- 『シカゴ』 - ロキシー・ハート 役(日本初演)
- 『王様と私』
- 『ピピン』
- 『ジプシー』
- 『ラ・カージュ・オ・フォール』
- 『私はシャーリー・ヴァレンタイン』 - 芸術祭賞
- 『和宮様御留』 - 少進 役
- 『女たちの忠臣蔵』 - 大石りく 役
- 『6週間のダンスレッスン』(2006年初演) - リリー・ハンソン 役
- 『グレイ・ガーデンズ』
著書[編集]
文筆家としての顔も持ち、90歳前後にはスタイルブックとエッセイを相次いで出版している。
- 『光子の扉を開けて』(1992年)
- 『いつも私で生きていく』(2012年、文庫版2018年)
- 『草笛光子のクローゼット』(2018年)
- 『草笛光子 90歳のクローゼット』(2023年、主婦と生活社) - 愛犬との散歩、花の買い物、デパートへのお出かけなど普段のコーディネートや、昔の服の生かし方、朝のルーティンを収めたスタイルブック
- 『きれいに生きましょうね 90歳のお茶飲み話』(2024年5月、文藝春秋) - 『週刊文春』に3年あまり連載したエッセイをまとめたもの。森繁久彌、三木のり平、勝新太郎、高峰秀子、市川崑らとの交流や、食事・健康法・装い・老いについて綴る
人物・エピソード[編集]
グレイヘアのファッションアイコン[編集]
白髪を染めずに生かした「グレイヘア」の代表格として知られる。2016年に主婦の友社が30〜81歳の女性720人に行った調査では、「美しいグレイヘアの有名人」の1位に選ばれ、2位の中尾ミエ、3位の樹木希林を抑えた。2021年の『その女、ジルバ』出演時にもグレイヘアの象徴的存在として改めて注目を浴びている。
普段着から昔の服の着回しまでを紹介した『草笛光子のクローゼット』シリーズは、その着こなしをまとめたスタイルブックである。「年齢を重ねてもおしゃれは楽しめる」という実例として、ファッション面での影響力は同世代の女優の中でも抜きん出ている。
「あるのは人柄だけ」[編集]
75年の芸能生活で最も心に残っている言葉として、俳優の小林桂樹から言われた「君はそんなに綺麗でもないし、そんなに上手くもない、あるのは人柄だけ」を挙げている。腹は立たず妙に納得したといい、これをきっかけに文学座、俳優座、民藝などの舞台を見て回り、各分野の師匠に教えを請うようになったという。
人生観について問われると、明日を迎えたくないほど苦しかった時期でも喉は渇き、お腹は空いたと振り返り、「食べて眠ると気持ちが少し和らぎ、一晩越えられた」と語っている。悩んでいるときこそ人に会い、自分の門を開いてみるのも一つの方法だという。
若手を家に迎えた「寺尾聰の一晩中ギター」[編集]
1974年のドラマ『天下のおやじ』では、寺尾聰と水谷豊が草笛の息子役だった。大ヒット曲が生まれる前の寺尾はギターを抱えて毎日のように草笛の家に通い、一晩中弾いていたという。仕事の日には見送り、帰宅すると出迎えてくれたほどで、寺尾の父・宇野重吉から「息子が毎日ご馳走になっている」と電話がかかってきたというエピソードを明かしている。
有吉佐和子との友情[編集]
作家の有吉佐和子とは2歳違いの親友で、食事や麻雀を共にした仲だった。一時ゴルフにはまったのも有吉に誘われたのがきっかけである。草笛は自身を「二つ年上の有吉さんにくっついている存在だった」と振り返っており、2024年末には『文藝春秋』に有吉との思い出を寄稿している。
愛犬家[編集]
大の愛犬家で、黒のラブラドール・レトリバー「まろ」と一緒にテレビ番組に出演したこともある。スタイルブック『90歳のクローゼット』にも、愛犬との散歩のためのコーディネートが収められている。
「90歳をよろしく」[編集]
『九十歳。何がめでたい』の舞台挨拶では、唐沢寿明と真矢ミキにエスコートされて登場。唐沢が「90歳での主演は初めてで偉業」と讃えると、とぼけて驚いてみせて会場を沸かせた。原作者の佐藤愛子とは作中で「本人役」として向き合った関係で、佐藤の死去に際しての追悼は、二人の関係を知るファンの間で大きく取り上げられた。
受賞歴[編集]
- 芸術祭賞(3回、ミュージカル出演作)
- 1980年度 菊田一夫演劇賞(『和宮様御留』『女たちの忠臣蔵』)
- 1998年 第7回日本映画批評家大賞 ゴールデングローリー賞
- 1999年 紫綬褒章
- 2005年 旭日小綬章
- 2008年 第29回松尾芸能賞 大賞
- 2009年 第58回横浜文化賞
- 2013年 第62回神奈川文化賞、第48回紀伊國屋演劇賞 個人賞
- 2014年 第39回菊田一夫演劇賞 特別賞
- 2018年 第42回山路ふみ子映画賞 山路ふみ子文化財団特別賞
- 2020年 毎日芸術賞
- 2022年 第45回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(『老後の資金がありません!』)
- 2023年 第30回読売演劇大賞 芸術栄誉賞、第31回橋田賞 特別賞
- 2024年 文化功労者
- 2024年 第37回日刊スポーツ映画大賞 石原裕次郎賞(主演女優賞)、第49回報知映画賞 特別賞、第34回日本映画批評家大賞 ダイヤモンド大賞、第46回ヨコハマ映画祭 特別大賞
- 2025年 第48回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『九十歳。何がめでたい』)
- 2025年 東京都名誉都民
余談[編集]
- 『光子の窓』の構成作家は若き日の永六輔で、草笛はテレビバラエティの最初期のスターの一人だった。
- 映画デビューは松竹だが、映画俳優として最も多く仕事をしたのは東宝。最晩年の大ヒット作『九十歳。何がめでたい』は松竹映画であり、70年越しに古巣に戻った形になった。
- 『真田丸』『鎌倉殿の13人』と、三谷幸喜脚本の大河ドラマに2作連続で起用されている。『鎌倉殿の13人』の主演は小栗旬。
- 自宅には昭和の台本や衣装が大量に残っているとされ、スタッフはInstagramで冗談まじりに「草笛光子記念館」と呼んでいた。
- 名誉都民に選ばれた2025年度の同期は、字幕翻訳者の戸田奈津子と経済人の三村明夫だった。
- 天願大介とは『デンデラ』『アンジーのBARで逢いましょう』の2作で組んでいる。草笛は『アンジー』の脚本を読んで「西部劇のよう」だと感じたといい、初めての詐欺師役について「こういう“訳アリ”の役はやってみたかった」と語った。
