| 株式会社白夜書房 Byakuya-Shobo Co., Ltd. | |
|---|---|
| 国家 | 日本 |
| 種類 | 株式会社 |
| 業種 | 出版業 |
| 本社所在地 | 東京都 |
| 設立日 | 1975年 |
| 主要部門 | 雑誌、書籍 |
| 代表作品 | 写真時代、パチンコ必勝ガイド |
| 別名 | 旧・セルフ出版 |
概要[編集]
白夜書房(びゃくやしょぼう)は、日本の出版社。前身は1975年設立のセルフ出版で、アダルト誌からサブカルチャー誌、パチンコ専門誌まで、ジャンルを横断する雑多なラインナップで知られる。
「エロ本とサブカルが地続き」だった時代を象徴する版元のひとつで、末井昭という名物編集者を擁し、伝説のアダルトカルチャー誌『写真時代』を生み出した。アングラ自販機本の明石賢生の群雄社系とも人脈的に近く、80年代日本のカウンターカルチャーを支えた出版社といえる。
歴史[編集]
1975年、セルフ出版として設立。末井昭が雑誌部門を担い、『ウィークエンドスーパー』(1977年)、そして出世作『写真時代』(1981年)を世に送り出した。のちに社名を白夜書房へと改める。
セルフ出版には1976年に池田俊秀が入社しているが、退社後は明石賢生に誘われ群雄社へ移っており、白夜書房系と群雄社系というアングラ出版の二大潮流は、人脈の面でも深く絡み合っていた。
雑誌の幅広さ[編集]
白夜書房の真骨頂は、その節操のない(褒め言葉)ラインナップにある。アダルト誌で名を上げる一方、写真・サブカル文化人が集った『写真時代』、さらに1988年には『パチンコ必勝ガイド』を創刊し、パチンコ攻略誌という新ジャンルを開拓した。エロもサブカルもギャンブルも、需要があるなら何でもやる。この雑食性こそが白夜書房のDNAである。
余談[編集]
- 末井昭は2012年に取締役を辞任、同年に同社を退社してフリーの作家・エッセイストへ。『自殺』で講談社エッセイ賞を受賞している。
- 同じくサブカル×エロスの土壌からは、高杉弾・山崎春美ら『Jam』『HEAVEN』の編集陣も育っており、白夜書房はその震源のひとつだった。